第2回 台北37時間マラソンの旅
<10/2003>


 夏の終わりから精神に異常をきたしまくりな出来事が続き、身も心もボロボロになりつつあった10月のある火曜日の午前中のこと。 仕事中、ふとしたはずみで「あぁ 今週末に台湾行っちゃいたい」と思い、なんとなくUAのHPでマイル特典旅行枠の空き状況を見ところ、 ちょっとー うまい具合に金曜成田発の日曜台北発で往復ともに空いてるじゃん!! こんなときのために去年2万マイル残しておいて よかったよ!! しかも金曜は歯医者で半休することにしてるし!! とその足で同じく心身ともにボロボロ気味の友人と台湾行き メイルを交わし、お昼休みにはUAの予約完了。
 その後ホテルリサーチを始めたものの、日にちが迫っているためホテル卸し関係のHP予約は全滅。残る道はチョク予約しか ないかも、とすがる思いで見たUCカードのHPからだとまだギリで予約可能な上になかなかおトクっぽく。その中から値段と場所などを 考慮した上でランディス タイペイというホテルをネット予約。一気にテンションが上がり、水・木曜で仕事を片付け、金曜当日。 かなり慌しかった前回の37時間マラソンの反省をふまえ、1日休みをとって午前中に歯医者へ行き 午後からゆっくり成田へ向かうことに。

UA機内食  時間がなかったかせいなのか、ただ浮かれていただけなのか、わざわざ有楽町のUA窓口まで行って発券してきた チケットを持参するのを忘れ、しかも成田に着いてからその事実に気づくという、顔面蒼白な事態に陥る。情けないこの事実を 係の人に青い顔のまま訴えると(薄笑い>係の人)、E−チケットだから大丈夫ということで航空券を再発券して頂き、無事に チェックイン。あぶねえ。 その後はトラブルもなく(それがだいたい普通)、無事に出国→搭乗→離陸と相成りました。
 機内食タイム。左写真です。似てるよなー前回の台北行きと。ていうか一緒だよね!? でもいいんです。パクパク食べる。そして またも短い台北滞在の予定を練っている間に、中正空港到着!! 入国後、バイトっぽいけど白衣&マスクを身に着けてるだけで 偉そうに見える方々の体温チェックなどを潜り抜け、両替をし、そして犬の絵が描かれたバスに乗って台北市内へ。ホテルに最寄の 行天宮のバス停で下車し、5分ほど歩いてホテル到着!!

 このランディス タイペイ、ちょっと前までリッツ ランディスという名で「リッツ」の冠がついていた。実際ガイドブック もまだリッツがついたままで載っているものもあるし。どういういきさつでこうなったのかはわからないけれど、その名残はまだ残って いるようで、建物自体も新しくはなさそうだけどオサレな感じが漂い、ドアマンやフロントのニイサン達もすごく感じがよく。 前回泊まったヒルトンの若干名前負けな雰囲気とは明らかに違う(その台北ヒルトンも「ヒルトン」がとれたもよう)。 でもお値段は手の届く範疇なのが素晴らしい。フロントも仰々しく設けておらず、おもむろに置かれていたテーブル&椅子で チェックイン。ここでリサーチ時にウワサに聞いていた「名前の入った名刺カード」と「名前入りの便箋」を頂く。カードはホテル名 とホテルの住所や電話&FAX番号が入ったものに、私の名前がプリントされている。ちょっとだけホテルの位置が中心地から離れて いるので「タクシーに乗ったときにこのカードを出してね」という心遣いらしい。便箋もホテルロゴなどがとともに私の名前が。 どちらもちょっとタイピングするだけなんだろうけど、このオンリイワン(←一応ダブルミリオンてことで)な感じが いいじゃなーい。
ホテル・くつろぎルーム ホテル・ベッドルーム ホテル・バスルーム

 いきなりこのホテルにやられまくりのわたしたち。が、これだけでは済まなかった。部屋に入ると、いきなり執務机っぽいのが 現れ、その向こうに広がる空間には観葉植物バーン、ソファドーン、ウェルカムフルーツが用意され、そして次の間には ゆったりベッドルーム、そのまた次の間には広いバスルーム!!洗面台にはブルガリのセット!!もちろんバスローブ完備!!  ・・・明らかにアップグレードしてる。予約してたのは一番安い部屋なのに。フロントではそんなそぶり微塵も見せなかったのに 憎いねニイサン!!もうすっかりランディスのトリコになったのは言うまでもありません。そして小1時間シチュエーション別撮影 大会開催(画像は自主規制)。

 至福の時を経て朝。朝ゴハンのため、ホテル内レストランへ。これまたラインナップが派手じゃないけど和洋中と充実していて 素晴らしい。私の中でホテル朝ゴハンには欠かせぬデニッシュ類もほどよいラインナップの上にサクサクでうまうまー。ああまた ひとつこのホテルのトリコに。
台湾キル・ビル@行天宮  朝からテンションが上がったところで、行動開始。まずはホテル近くの行天宮へ。朝8:00過ぎですでに多くの人が。 とくに左写真のようなキル・ビル仕様の人達がたくさん。あちこち見学&お参りしつつ、ある意味 行天宮でのメーンイベント、地下へ。 「どうせまた占いだろ」と思ったアナタ、甘いです。もう運を天にまかせるのはやめやめ。自力で幸せをつかみとるためにもう一つの 地下名物・挽面で美を追求です。挽面とは、ソウルでもやりましたが糸を自由自在に操り、顔の産毛や吹き出物なんかを 一掃しようというもの。この地下エリアに数名いる挽面オカンの中で、いちばんニコニコでかわいいおばちゃんにやってもらうことに。 普通に人が行き交う地下道でおもむろに椅子に腰掛け、周りを全く気にすることなく挽面スタート。無防備なことこの上なし。 まずは化粧を落とし、ベビーパウダーを顔中に塗りたくりバカ殿状態に。そこからおばちゃんの糸ワザスタート。ちょっと チクチクするものの、「汚れ一掃」という野望があるせいかまったく苦にならず。ひととおり終えると、顔に残った粉を落とし、 取り出したるはおばちゃんの家から持参してきたと思われるアロエ。このアロエの果肉部分を顔中になすりつける。 最後に真珠クリームを塗って一応人前に出てもいい状態にしてくれて終了。全部で15分くらいかかったか。これで200元。 さて、真珠クリームを塗ってもらったとはいえ、とうていこんな状態で街をうろつくことは自分が許さない。よって、再びすぐそばの ホテルに戻り、再び顔をつくり直して再出発。その意味でもここのホテルを選んだことは正解といえまっす。そして翌朝は化粧のノリ もよく。あなどれぬ挽面。肌が弱い人などにはこのメニウはちょっと辛いかもしれないけど、ニコニコなおばちゃんに会うだけでも きっと癒し効果抜群ヨ。

 ホテル再出発後、MRTに乗って中正紀念堂へ。前回もその前も来たけど、また来てしまった。建物の外側を工事をしていたため 真っ青な屋根が見えないのが残念。中で蒋介石の服装やら手紙やら写真やらをじっくり観察。

鼎泰豊・エビ餃子  その後は 鼎泰豊〜冰館 台北黄金ルートへ。鼎泰豊では左写真のエビ餃子の他、もちろんはずせない小龍包、そして前回感動した アン入り小龍包も。そしてそのまま冰館へ移動。微妙な時期だけにマンゴーかき氷がなかったらシソとパイナップルのかき氷を 食べてみようと思っていたけど、まだやってましたマンゴー。10月だけどまだかき氷イケます。朝晩はまだしも、昼間などは 半袖でもちょうどいいくらいの気温なのに、やたら台湾の人達は厚着をしていて、中には真冬に着るような厚手のコートを着ていた おばちゃんもいてビックリ。まだまだ暖かいと思っていた私達が持参していた服は半袖やノースリーブに上に羽織るもの、と いった程度で、完全に観光地のアメリカ人状態。いやでもかき氷がまだおいしく食べられるくらいなのに台湾の人着すぎ ですよ 暑くないのかな?

 お腹がいっぱいになったところでリージェントホテル界隈へ。なぜここへきたかといいますと、唐突だけどこの日キックザカンクルーの 台北でのライブが行われることに(台湾親善大使になったらしい>キック)なっており、そして事前にそのネタを知っていた私は どうせ日程が重なるなら見に行くしかないでしょう!!ってことで台湾行きが決定した日からリサーチした結果 台北ナビで無料でチケットがもらえる ことをつきとめ、あらかじめメイルでチケットを申し込んでおいたわけです。そしてそのチケットを頂きにきたわけです。ちなみに このライブを見に行くツアーというのがあり、調べたところ2泊3日(午後成田発/午前台北発)でキリンホテルクラスで7万くらい していた。まあいろいろ付加価値はあったみたいだけどこんなボッタクリ内容に地球プレイヤーは7万も払ってはいけないわ。同じ 内容でもちょっとの手間をかけるだけで安く&グレイドアップよ!! ってなんだかマーサ・スチュワートぽくなってきたので、 とっとと台北ナビでチケットを頂いたらDFSへ移動。雑貨などを物色。結構DFSは蒋介石グッズやらベタなチャイニーズ土産っぽいものが 充実してるのね。

 台北でもっともオサレな街だと言われている忠孝東路&敦化南路界隈へ。目的は誠品書店という巨大本屋。ここでしばし 土曜で賑わうジモティにまぎれ、片っぱしからいろんな本や雑誌を見てみる。その日は誰かのサイン会みたいなのがあったらしく、 ものすごい行列もできていた。
 大分歩き疲れてきたので、急遽足ツボマッサーをやることに決定。地図を見てこのへんで一番近そうな呉神父健康中心へ。 予約なしで行ったけど、空いていて待たずにやってもらえることに。まずはフットバスからスタート。フットバスに漬かりながら 室内を見回してみると、金城武&マッサー師の写真発見。日本アジア航空がらみか?私達はいきなりだったので手ぶらで来てしまった けど、きっとクーポンとかを使えばおトクになるのでしょう。そしていよいよマッサージ台へ。私の足をやってくれるのは なんと金城武と一緒に写真に映ってた人!!ちょっとー 間接 金城武じゃん!!(←バカ) ヤバいねー 実際にマッサージしたかどうかは ナゾですが、良いほうに受けとめることにする。が、こんなことで浮かれてる場合ではない。足ツボに関してかなりウザウザな私は 今回ある実験を試みることに。それは、<「ベテランマッサー師は足をさわっただけでどこが悪いかわかるらしい」というけど、 よく痛くて「いたーっ」とか反応してしまうと、それはどこが悪いのかを相手に教えてしまうことになるから、痛くても騒がず我慢。 それでも痛いことを見抜けばその人はホンモノに違いない>という仮定のもとに実験スタート。足裏チャート表を渡され、足指から 順にマッサージ。「イタキモ」はあっても激痛はナシ。ああやっぱり私って健康なんだわ、と思っていたらきたーーー激痛が!!でも 顔にはそれを出さず、平静を装う。チャート表を見ると痛い部分が指すのは「胃」。ちっ 食べ過ぎってことか?などと考えている間 にも激痛は続く。でも表向きは何事もないフリ(イヤな客だよ我ながら)。他の場所より入念にやってる感じだけどもしや気づいたか? と思い始めた頃、「イ ガワルイネ」とマッサー師。おおおおお。アンタすごいよホンモノだよ。ダテに金城武と写真撮ってたわけじゃ ないんだね!!その後は心を開いてマッサージを受ける。が、このマッサー師ホンモノなのはいいんだけど、携帯をそばに置いていて、 何回も電話が鳴るたびにマッサージを中断して電話応対するのはどうなのか?明らかに私用っぽいし、とちょっと不満もありつつ。

度小月・担仔麺&青菜  マッサージで足も軽くなったところで小腹も空いたので度小月へ元祖担仔麺を食べに向かう。テーブルに置いてある メニウ一覧の中から食べたいものに○をつけて提出するしくみ。いろいろ食べてみたいモノはあるものの、まずは看板メニウの 担仔麺に煮卵トッピング、青菜を注文。担仔麺は本家の濃厚な 台南風 指定にするともできるけど、まずは基本の方からいってみる ことに。店内に入ってすぐのところに一畳分くらいのプチ厨房スペースがあり、麺を茹でる鍋から調味料のそろった引出し、そして 食材などが準備され、ほとんどのメニウがこの空間で作られているのです。一見ママゴト風なんだけど実に機能的。麺を茹でる鍋で 一方では青菜を湯通しし、お皿に盛りつけるとその上に煮卵のタレをたらっとかける、といった具合でずっと見ていても飽きないん だわこれが。そうこうするうちに私達の注文したものも完成。担仔麺は基本のものでもかなり濃厚でおツユもダシが 効きまくり。濃厚だけども量は日本のラーメンの半分〜2/3くらいなのでするっと食べられる。煮卵も味が染みていて、ほのかに八角 が香るもののそれを感じさせぬおいしさ。その煮卵のタレがかかった青菜は言うまでもなく。お土産用に担仔麺の上にのっている 肉味噌も購入可能。ゴハンの上にのせて食べてもおいしそう。
 その後、近くのデパート・明曜百貨で恒例の食材などを買いこみ。

 一旦ホテルに戻って一休みした後、タクシーで世界貿易中心そばの国際会議中心へ。ここでキックのライブが行われるの でっす。わりと開演ギリギリに到着。B系チックな台湾若者もけっこう見受けられる。少しして観光局の人からご挨拶があり、 地元ラッパー達が数組前座をつとめた後、キック登場!!曲が進むにつれて場内もアゲアゲ状態に。 タオルぐるぐる回して、跳んで&踊って、上がってんの下がってんの、とやってまいりました。ちなみにこの後発売されたキックの曲 「脳内VACATION」のPVにはこの時の台湾での観光風景に加え、ライブの模様もチラチラ映っており、その中に自分の姿を微かに発見。 ああぁ。
 
士林夜市・豪大大鶏排  ライブ終了後、タクシーで士林夜市へ繰り出し。今回いちばん食べたいと思っていたのが、チキンをまるまる揚げた代物 すなわち巨大フライドチキン。これを売る店は数軒あれど、その中でも一番人気はこの巨大フライドチキンの創始店・ 豪大大鶏排ということで、到着するやいなや、真っ先にこの屋台を目指す。リサーチによると食べ物屋台が集中するエリアに あるらしいけど、と近づいてゆくと行列発見。そしてその先には豪大(勝手に略した)が!!はやる気持ちをおさえて列に加わる。 次から次へとチキンは揚がってゆくのでそれほど待つこともなく念願のチキンゲット。「カライ カケル?」と聞かれ、咄嗟に 「かける!」と答えるとカラムーチョを彷彿とさせる赤いスパイスをだーっとかけて渡してくれたのが左写真の代物。これで40元。 150円くらい、ってところ?安すぎですこのボリウムで。アツアツのところをほおばるともーぅカリカリクリスピイ。 うまーーーーーーいー!!そして中はジュウシイ。でもスパイスはかなり辛い。ウマ辛、って感じだけど。コーラプリーズ!!

バチもんピカチュウ  あちこち屋台をのぞいた後、ゲーム屋台が集まるエリアへ。ミニボウリングやらミニバスケ、ビン立て、輪投げなどいろいろ 揃ってます。あれこれ挑戦し、その中で参加賞でもらったのが←写真(光の具合とか全く考慮してなくてスミマセン)の代物。 ええと、ピカチュウのおともだちなのかな?ゲームエリアに来たのは初めてだったけど楽しいね〜 気づけばあっという間に 1時間くらい過ぎていた。ちなみにビン立てはボられる恐れあり(ていうかやられたのねー)。オヤジにつられて表示された回数以上 やると、ビン立てごときにありえない料金をとられるぞ 気をつけろ!!
 
 3日目朝。ホテルで充実の朝ゴハンを食べ、日常を忘れさせてくれた部屋に別れを告げ、チェックアウト。その際も空港への足など を気遣ってくれ、最後まで心地よい滞在でしたランディス タイペイ。台北に来たときは予算に合えば定宿にしたいですマジで。 「滞在はどうでした?」と聞かれ、言いたいことはいっぱいあったけどそれが全て伝えられなかったのが悔やまれる。空港へは 再び行店宮まで少々歩き、空港行きのバスに乗りこんでチープに。そして成田行きUA便に乗りこみ、37時間マラソン終了。 またも短い滞在だったけど、日頃の鬱憤を忘れて リリリフレッシュ((C)キック)できたことは間違いない!!(←長井)
 台北も大分慣れてきたので、要所(=鼎泰豊&冰館のことだ)を押さえたゆとりある行動ができるようになってきたかな?