平穏な或る日のお話 〜就寝篇〜

N星人様     



 寝物語と言うものは、えてして秘密の会話である。
 だからこれは、聞いた端から忘れていって欲しいのだ。


「今日はアリガトね、きーる」
「・・・・・・別に、礼なんかいらないだろ」
「だって、ホントに嬉しかったもん・・・キールがあたしのために、いろいろやってくれたこと」
「・・・・・・・・・」
「嬉しかったの、何回お礼を言っても足りないよ」
「・・・俺は、誓いを守ってるだけだ。女神の前で約束したろ?
『病めるときも健やかなる時も』って」
「・・・・・・きーる」
「ほら、さっさと寝ろ。明日も早いぞ」
「んっ・・・おやすみなさい・・・」


 1日が終わる。
 今日も2人いっしょにいられたから、彼らは平らかな気持ちで眠りについた。


 明日も幸せでありますように。



                (終焉)



【御崎より】
これは、99年冬に行われた「山口オフ」に、N星人さんが
参加メンバーへのお土産として、コピー本にしてお持ち
くださった創作です。
あんまり素敵なので、オフ会参加メンバーだけで拝見する
のはもったいなくって、おねだりしてここに載せさせていた
だきました(^_^)。
もう、何度読み返しても頬が緩んで、うっとりと幸せな気持ち
になれます…ああ、幸せってこういう事を言うのね…(^_^)。
N星人さん、ほんとうにどうもありがとうございましたm(_ _)m。

ところで、第5話が飛んでいるのはミスではありません。
お心当たりがおありの方は、どうぞそちらへ(笑)。