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| ピルといえども、誰しもが服用できるものではなく、服用できない女性もいます。また、服用に際しては、医師の管理下で慎重に服用しなければならない女性もいます。ピル服用の絶対的禁忌(ピルの服用できないもの)と相対的禁忌(ピル服用に際して、医師の管理下に行うもの)を下表に示します。 |
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| 服用にあたり慎重な判断を要する場合 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 乳癌、子宮体癌、子宮頸癌、子宮筋腫およびその疑いのある人とは? | 乳癌、子宮体癌、子宮頚癌や子宮筋腫は女性ホルモンの1種である卵胞ホルモン(エストロゲン)によってその発症や増殖が促されるといわれています。従って、乳癌、子宮体癌、子宮頚癌や子宮筋腫およぴその疑いのある人がピルを服用すると、ビルに含まれている卵胞ホルモンにより症状が悪化するおそれがあるため、これらにあてはまる人はピルをのまないようにしてください。 |
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| 血栓性素因のある人とは? | 生まれつき血栓が生じやすい体質(たとえば、血液が体の中で固まらないようにする成分が少ない人)を持っている人を先天性血栓素因のある人といいます。 一方、糖尿病、高脂血症、重症感染症にかかっている人や、血液凝固因子製剤の投与を受けている人を後天性血栓性素因のある人といいます。このような体質の人がピルを服用すると、血栓が生じやすくなることが知られています。血栓が生じる危険を回避するためには、ピルの処方を受ける前に、医師に申し出てください。 また、治療を要するほどの脱水症状や長期間体を動かせない状態の人、著しい血圧の上昇が生じた場合などには、血栓を起こしやすくなりますので、注意が必要です。 |
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| 抗リン脂質抗体症候群とは? | 抗リン脂質抗体症候群は、血栓性素因の一つとして考えられています。全身性エリテマトーデスの患者で抗リン脂質抗体症候群が検出されたとの報告があります。抗リン脂質抗体が陽性の患者では動・静脈血栓症、血小板減少症、習慣性流産などの合併症が多いといわれています。 |
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| 脂質代謝異常のある人とは? | 摂取した栄養物質を変化させて体の一部を作ったり、活動のエネルギー源とし、不必要な生成物を排出するために起こる生体内の複雑な化学反応を代謝といいますが、脂質に関係する代謝が正常に出来なくなることを脂質代謝異常といいます。脂質代謝異常によって起こる病気には、糖尿病や高脂血症などがあります。 |
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| 耳硬化症とは? | 耳の中の骨のひとつ(アブミ骨)の周辺に骨の異常な増殖が起こり、難聴となる病気です。白色人種や女性に多く、遺伝することもあり、同一家系に多発することもあります。 |
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| 妊娠ヘルペスとは? | 通常、妊娠3〜4カ月以降に発病し、激しいかゆみや痛みをともなう多数の水ぶくれができます。同時に膿を含んだ水ぶくれ・びらん・かさぶたなどもできます。分娩後はすみやかに治りますが、妊娠ごとに繰り返すこともあります。 |
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| テタ二一とは? | 主に手足の筋肉が部分的に強い痙れんを起こし、ひじやひざが曲がったまま動かなくなる状態をいいます。 症状が重い場合には鼻から喉にかけての筋肉や、呼吸するときに必要な筋肉、さらには全身の筋肉に痙れん症状が起こる場合もあり、喘鳴(呼吸とともに「ゼイゼイ」または「ヒユーヒユー」という音がする)をともなうこともあります。 代表的なものに副甲状腺機能低下症、他にビタミンD欠乏症や低カルシウム血症、アルカローシス(血液がアルカリ性になる)などでもおきることがあります。 |
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| このようにピルを服用するに際して、様々な禁忌や慎重投与の項目があります。安易な気持ちでピルを手にするのではなく、自分の身体の健康と妊娠するリスクなども考えて医師のもとを訪れるようにしましょう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
さらに、ピルは要指示薬に指定されているため、医師の処方箋(ピルは健康な女性が飲むため保険の対象となりません)が必要となります。処方箋なしで一般の薬店・薬局で手にすることはできません。ピルが認可されている世界の殆どの国でこのシステムが取られています。 |
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| ピル服用に際し、医師のもとを訪れる前にしなければならないことがあります。それは基礎体温(BBT)をつけておくことです。そしてそれを医師にみてもらうことです。そうすることにより、あなたのホルモン環境を把握することができるので、とても大切なことです。 |
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| ピル処方に際し、下段に示すような手順で、問診、身長・体重、血圧や血液生化学検査が行なわれ処方されることになるでしょう。性感染症や癌検診も加え、女性の健康管理を含め行なうことがとても大切なことといえます。 |
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ピル服用中の検査項目と時期について下段に示すよう行なわれるでしょう。 |
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服用中の 主な検査項目 |
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| 特に、服用前の検診の中で、子宮頚がん、乳がん検診およびSTD(性感染症)の検査は、女性の健康管理に繋がりますので、ことの大切さを考え、積極的に受診するよう心がけるようにしましょう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ピルを始めて服用する場合は、通常、月経周期の初日から飲むようになっています。これは、飲み始めた時から確実な避妊効果を得るための理由ですが、その出血が通常の月経と違って中間期出血と間違えると大変です。このような心配があるときは、ピルを飲み始めてから7日間他の避妊法を併用するとより安心です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ピルを21日間服用して、7日間の休薬をとり、再び、8日目より新しいシートのピルを飲み始めます。これがピル服用の基本パターンです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 変わった服用開始法として、月経開始後の最初の日曜日に飲み始める方法があります。これをサンデーピル(サンデーメソッド)と呼び、ウィークエンドには出血が起きないようにするために考えられた方法です。したがって、この方法を取る場合、飲み始めの最初は、排卵が起きる可能性があるため、ピルを飲み始めて、最初の7日間は他の避妊法を併用しなければなりません。必ずしも、日曜日から始めるのでなく、土曜日からでもよいのです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分娩後に飲み始めるとき | 分娩後、少なくとも4週間以上過ぎてから飲み始めるようにします。その時、授乳していると母乳の量的、質的低下が起きるためピルの服用は勧められません。できれば、授乳を止めて最初の月経が起きてから飲むようにしましょう。それまではいつ排卵が起きるかわかりませんので、ピル以外の避妊法をしっかりと行うようにしましょう。また、授乳を止めて、任意の日から飲み始めることもできます。この場合、飲み初めの最初から7日間は、他の避妊法を併用しなければなりません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 中絶後に飲み始めるとき | 中絶後直ちに飲むことはできますが、止血剤などを使用している場合は飲めません。また、「直ぐに避妊のことを考えなければならない」というのは、女性にとって大変なことですね。できればしばらく、時間をあけるよう努めるのが男性の思いやりといえます。次回の月経の開始日からか、または、任意の日から飲むこともできます。但し、この場合、飲み始めの最初の7日間は他の避妊法と併用しなければなりません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||