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Index ●2004. 5. 8. 宮城県北部 ブナ帯散策 ●2004. 6.18. 宮城県中央部 灯下巡り ●2004. 7. 9. 宮城県北部 灯下巡り ●2004. 7.18. 宮城県中央部 番外編 ●2004. 7.19. 宮城県南部 灯下巡り(スカ) ●2004. 7.21. 宮城県北部 灯下巡り ●2004. 7.23. 山形県 灯下巡り ●2004. 9.18. 宮城県中央部 ヒメオオクワガタ採集行 |
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GWに予定していたブナ帯散策が一週間遅れ、ようやく行く機会に恵まれた。今回の目的は「ルリクワ産卵痕の撮影」と、「何かのクワガタ幼虫を採集する」ということにした。ルリクワの産卵痕は数年前に確認している(同時に新成虫も得られた)が、写真を残していないことが残念賞のままだったのだ。
「厳密に言うとクワガタムシのオジサンだヨ」とささやかな訂正を入れ(オジサンという部分はささやかな自虐)、後日仕事で使うものを行きがけに購入しつつ、やっと出発になったのである。 東北道を飛ばし、国道に降りて、奥羽山系方面にクルマを向ける。そこは昨年ursid氏と行った場所。つまり当会の第3回活動(2000年10月)で行った場所でもある。 ここに来て、私のイケナイ誘惑負けが表面化。「旅打ち」ではないものの、遠出の際には気になってしまう「古いパチンコ店」を確認したくなってしまうのである。昔ハマッていた旧台が現役で稼動しているかもしれない…。そう思い、ついつい立ち寄ってしまう。 1件目(やはり寄った)。小さいホール。客3人(ヤバ)。旧台というほどではないが、最近ではお目にかかれない台がチラホラ…。30分くらい楽しむも全く当たらずスタコラサッサ。 2件目(コリない)。中規模ホール。客20人。旧台なし。現役機ばかり。ただスルーしてしまうのも気が引けるのでパチスロ「北斗の○」を打つ。打つ。打つ。あたたたた…。オラ何しに来てるんだ?お金を捨てに来ているのか?と思った途端に2枚チェリー。アミバが「俺は天才だーっ!」と登場して「覚悟はいいか?」でケンシロウとバトルに発展!(この時点でアタリ確定)連チャンして、クリキンの歌も流れて、1件目の負け分も取り戻して再出発。 3件目(爆)。倒産(笑)。スルー以外に何もない。これでこの地域のホールの状況が全て判明した。結論は「もう次は入る必要なし」というもの。珍しい台は無かった。
目的地に到達直前、道路情報が表示されている電光掲示に「冬季封鎖中」の文字が…。え?まだ封鎖中?そんなバカな!そんな峠道じゃねぇだろよ! 案の定、目的地の道は開通しておりました。しっかり表示してくれよ国土交○省。
仕事の大きなヤマ場を片付けた勢いを残し、今年初めての灯下巡りに出発することにした。時期的には昨年より1週間遅れのスタートとなった。 出発したのは、なんやかんや遅れに遅れ午後9時半。ライトにケース、網と最小限の装備を持ち、クルマに乗り込んだ。頭の中には本日の予定コースを巡らしながら、いつもより軽い足取りというか、やや速いペースでのドライブが始まる。何と言っても今年初の灯下巡りなのだから仕方が無い。逸る気持ちと言えばそうだろう。 途中、ドリンクの調達のためにコンビニへ立ち寄る。ハネアリが多く飛来している。大型の甲虫類を探してみたが、オオゾウムシ1頭だけが確認できた。う〜ん、なんとなく不安感を抱かせる状況。果たして本命の地域では昆虫が多く集まっているだろうか? 本日の第1ポイントとして睨んでいた某湖畔の公園内の水銀灯へ向かう。昨年はノコとコクワの♂を得られた場所で、他にもカミキリなどの様々な昆虫が飛来していた場所である。しかしながら、何故か現地では水銀灯が全て消灯されている。真っ暗闇。これでは話にならない。ちょっと残念ではあるが、次のポイントへ向かうほかない。 第2ポイントへ向かう途中、昨年はパラパラとカブトが落ちていた灯下をクルマに乗りながらチェックを入れる。しかし、何も落ちていない。まぁ、時期的には始まったばかりだから、それでも不思議ではない。 第2ポイントへ到着する。ここは通称「カブトポイント」であり、深夜以降は「ミヤマポイント」に変化する傾向があった。到着するといつも、黒いものがバラバラと散乱しており、それが全てカブトだったりする場所であるが…。今回は何も居ないようである。オオミズアオ(大型の蛾)が1頭、ポツンと路肩に落ちていた。
第2ポイントでは、カブトの脚しか確認できず、今後の道中の不安を増大させる。次のポイントはダム湖畔の灯下だ。水田地帯の暗い道を突っ走る。…っと!!! 「うぁっ!!!」 『キキーッ!!』 『コン!ゴットン…』 あ〜、やっちまった…。とっさの急ハンドル&急ブレーキ操作で、誤って消したヘッドライトを点け直し、同じく誤って点けてしまったウィンカーを消し、走り出す…。 生涯、3度目の「猫轢き」である。右直前から飛び出してきた赤トラ猫は、左に急ハンドルを切った車の左前輪の内側(だと思う)側面にヒットし、次に左後輪で車重を喰らう。猫の大きさの割には衝撃が小さかったので、命に関わらない程度の怪我であってほしいが…。完全に「飛び込み自殺のタイミング」で飛び込まれたために、避けようが無く、道幅の狭い農道では更に回避行動の自由度が低いためにどうしようもなかった。
この場所では、これら以外に追加個体は無かった。真夏のときとは違い、蛾の数などはかなり少なく、比例して他の昆虫類も少なかった。 ダム湖畔の入口にある水銀灯で、コクワ♂を1頭追加して、峠方面へ向かう。
結局、峠ではミヤマ♀だけが収穫だった。毎年ミヤマを採集できるポイントであるだけに、楽しみな場所でもあるが、走り屋さんが大勢居る場合もあるので、タイミング的な要素もあるだろう。今回は通過するクルマの数は意外に少なかった。 この後、近隣町村まで移動するか迷ったのだが、仕事の疲れなどもあるため帰路へ就くことを選択した。今年1発目の灯下巡りは、ボチボチの内容で楽しめるスタートとなった。
昼休み無しで働き、残業を終えて、少々用事を済ませてから帰宅したのは午後9時過ぎ。朝一番に雷雨となった仙台は真夏のような蒸し暑さとなり、夜は絶好の灯下日和になりそうな雰囲気だった。明日の天気予報は曇りであるし、夜半前から顔を出すであろう半月を雲が覆い隠してくれさえすれば好条件間違いなし!しかし、帰宅したのは午後9時過ぎなのだ…。 出発するには遅い時間となったものの、行かねば成果は上がらない。いざ、午後10時半に仙台を出発、高速を飛ばして県北部へ。 現地のコンビニに立ち寄ると、途方も無い数のハネアリがガラス面に付着していた。そしてカメムシも…。そう言えば、山形や福島では、灯下でオオクワを拾う時は、ハネアリやカメムシも多く飛来しているという話を聞いたことがある。今日はやっぱりクワガタ日和でもあるのだろう。 北部のオオクワの名所(?)に到着。去年は灯下に必ず人が居た。つまり「張り込み採集人」が居た。今年は…。いや、今年もいっぱい居ました…。こりゃー、張り込みされてない灯火や自販機のチェックしかないなー。
左フロント回りは完全大破。ボンネットはフェンスの支柱に貫通した状態でもげ、左ドアももげ、約300度スピンして傾いて停車していた。4月に買ったばかりのクルマだったらしいが、事故後に駆けつけた男性の母親らしき人が「クルマが新しいことなんてどうだっていい。生きているって素晴らしい!」と笑顔で話していた。男性の父親も1BOXカーで後から駆けつけ、牽引ワイヤーで事故車を道路から引きずり出していた。 私も含め、皆さんも灯下巡り後の運転には注意しましょう。アクビ出るでしょ?
この日、職場の同僚2家族と共に、子供たちの昆虫採集などをメインに考えた「お出かけイベント」を企画、昼間はアスレチックなどある広場で自由に遊ばせ、夜は灯下でクワガタ拾い、という内容だった。
結局、一気に飛来したあとはボチボチの追加状態ではあったが、やはり風が強くなり、大物の飛来は無かった。子供たちより父親方が残念?な結果となってしまった。帰り道に寄ろうとした別のポイントでも、先行者が居たりして成果なし。そのまま出発点の仙台市内のコンビニまで戻ってきて、解散となった。 解散後、ちょっとコンビニの周囲を1周すると、小型ノコ♂を発見!コンビニで買い物をしていたC家のご亭主に渡し、本当の幕引きとなった。
昨日のご家族ツアーの名残である派手な虫刺され跡(というか現在進行形で腫れ上がっている)を両足に引きずりながら、夕方より県南へドライブ。途中、土砂崩れの通行止めを忘れていてルート変更しながら、目的地に到着したのは午後6時半。まだまだ明るい。 やや小雨が降ってきているが、この程度なら問題なし。とりあえず時間を潰して日没を待つことに。そういえば、近くのパチンコ屋には旧台「Fアラビアンクィーン」が昨年まであったはず、ということで入店するも、無い…。引退させられてしまったらしい。しかしパチスロコーナーから「あたっ!」とケンシロウの叫び声が…。どうやらこの田舎にまで救世主は来ているらしい(笑)。 午後8時頃まで打ち、満足の+収支で退店。いざ灯下へ! この地域を巡る際に基点としているコンビニへ到着。周囲を探索するも、コクワ♀の死骸だけ。しかも数日前のものだった。この小雨が影響しているのか?虫の集まりが悪い。
その後、樹液ポイントを見るもゴキブリばかり。第2の樹液ポイントは枯渇してしまっていた。そして何より、風が台風のような強さになっている!こりゃ〜退散です…。 帰り道の別灯下ポイントも、思いのほか集まっている虫の数が少ない。日没直前からの雨と、強風によるボウズ出動に終わってしまった…。しばらくぶりの県南だったが、残念賞。
翌日(22日)は半ば無理矢理に(?)一足早い夏休みをもらい、21日夜から灯下巡りへ行くことにした。しかし、残業が終わったのが20時過ぎ。これではオイシイ時間を既に無駄にしている状態である。 されど今日は平日。週末と違い採集者は少ないだろうから「おこぼれ」頂戴で行ってみようかな、ということで21時半、仙台を出発する。 借りた愛車?にガソリンを入れ、東北道へ乗り、県北部地域へ。可能であれば、3つくらいの地域を巡りたい。夜明けまでが勝負、あとは時間的な問題のみ。 22時半、まだまだ目的地前ではあるが、コンビニでドリンクを補給しながら店先のチェックをする。するとノコ♀が1頭落ちていた。本日最初の獲物。 次は、病院敷地に面した道路脇の灯下をチェック。小型アカアシ♂をゲット。画像を撮りたかったが、病室にフラッシュの光が届いてしまいそうなので撮影はナシ。 どうせなら、またコンビニに寄ってみよう、ということでコンビニ2軒目。ミヤマ♀轢死。一歩遅かったか…。 そんな感じでボチボチ拾い集めながら、目的の地域へとクルマは突入する。しかし、意外と風が強い…。WEBで調べた天気予報では、風速的にはそんなに強くなかったのになあ。道路脇の水銀灯などの下には、何も目立つ昆虫は落ちていない。クルマから降車しては溜め息、の繰り返し。また、道中のダム湖畔の公園に点在する灯下には、平日夜だというのに張り込み採集者の姿がチラホラ。仕方なくスルーして、結局この地域の採集最終ポイントまで来てしまった。時間は日付が変わる0時前。
結局、第1の地域ではここまで。もう1つ電話BOXがやや近くにあるのだが、何者かに破壊されており、灯下ポイントとしては機能していなかった。 また、風が寒いので、坊主頭に白手ぬぐいを覆うように巻く。さて、隣の地域へ移動となるが、なんか今回も不発になりそうな気候だな…。 隣の地域へ移動するルートは、今回2回目の通行となる。あまり派手な街路灯は無く、走っていても楽しくない、というのが前回の感想。農道ではあるが、途中からは舗装されているが林道のような狭い道幅になり、かなり曲がりくねり、森に囲まれ視界不良となる。タヌキやイタチが道路を横切る。トリッキーな直角コーナーもあって、少し通行注意である。 しばらく街灯の無い区間を通行した後、民家がチラホラ見えてくる。やっと第2地域へ突入だ。でも、相変わらず道路脇の灯火と言えば、電球タイプや蛍光管タイプの暗いヤツばっかり。それでも、ちょっと照度が高めだな、と思えば、クルマをスロー走行させて軽くチェックを入れる。
この薄暗い灯下で、思いがけずに成果があった。少し前に不安に感じた不発感よりも、期待感のほうが大きくなった。よ〜し、次は、週末は必ず張り込み採集者が居るポイントだ!誰も居ないことを祈って移動。 午前2時過ぎ、張り込まれポイント?に到着。誰も居ない。今回は遠慮なく調べさせてもらえそうだ。
こういう大物が隠れてないか、道路脇の植え込みなどを詳しくチェックする。そうこうしているうちに午前3時を過ぎてしまう。これでは第3の地域へは行けない。とりあえず、前回この地域に来た際にヒゲコメツキを見つけた(ノコ♂なども見つけた)ポイントまで行っとくか?クルマに乗り込み、急いで移動開始。
帰りの東北道、50Km強の道のりで、抜いたり抜かされたりしたクルマは僅か4台だけ。ほぼ単独での高速クルーズだけは妙に気持ちよかった。
先日の宮城県北部を灯下巡りをしていた最中、山形県在住(元仙台市在住)のF−CAT氏にメールをしようと思っていた。「山形で灯下巡りをしましょう」という話を以前していたのである。朝帰りをし、メールチェックをしていると、偶然にもF−CAT氏からのメールが入っていた。早速返事を出し、23日夜に山形県某所の灯下巡りへと旅立つことになるのである。 ほんの少し残業をし、急いで帰宅して身支度を整え、仙台を発ったのは19時半。途中、クルマに給油をしながら現地近くの待ち合わせ場所に到着したのは21時過ぎだった。西の空には低くなった三日月が出ているが、支障は無さそうだった。 久々の再会に簡単な近況報告もそこそこに、早速今回の目的地へと出発した。私は詳しい場所は教えられていなかったが、意外にも待ち合わせ場所から遠くもなく、早くも灯下ルートの入口付近に差し掛かった。 「あ、やってるよ〜」とF−CAT氏が言う。なるほど、灯下巡りをしている親子?などなど多数。水銀灯の下には停車している車だらけ。スロー走行する車両が多数。 やはりこの時期になるとライバルが多いらしい。このルートの前半区間は、時期になると採集者で溢れるらしく、F−CAT氏は後半区間に重点を置いて採集することが多いらしい。後半区間は、山に近づきさすがに街路灯の数が減るため、採集者も減るらしいのだ。
ここで、気が付いたことがある。 1つは、今回のF−CAT氏にお誘いいただいたこの山形ルートには、宮城県内では珍しいくらい?の「白い水銀灯」が街路灯として健在であることだ。宮城県内では、かなりの山際でもオレンジ水銀灯が目立って仕方ないのだが、このルートはほとんどが白水銀灯。羨ましい感じもする。 もう1つは、灯下採集者の多くが「灯下減速スルーチェック法」であることだ。車から降りて探して、という行為まで結びつく採集者が少ない。F−CAT氏の話としては、数が多い水銀灯をとにかく数をこなしてチェックする人が多いこと、大物個体(カブト・ノコ♂やミヤマ♂など)を優先する採集者(主に親子?)が多いこと、などが理由ではないか、という。なるほど〜。ライバルが多い場所だけに、そうかもしれないね〜。
このルートの突き当たり(T字路)ポイントまで来て、ミヤマ♀を追加して、しばらく路上クワ話。この地域での近況、過去、思い出話など、F−CAT氏から聞かされ、どこの地域でも、何となくではあるが個体数が減っているような感じを受ける。いや、個体数というより、環境が減っているのだろう。
山を降りた集落まで来るも、やはり路上を歩いているのは♀ばかり。おまけにデカいオサムシをクワガタと見間違えたりする。 結局、来た道を引き返すことになる。オオクワポイントやゲンゴロウポイントでは再び降車して調べるものの、追加できるのは♀ばかりだ。
工業団地内の駐車場に、かなり明るい投光器が輝いている。F−CAT氏によると、いつも張り付いている人が居るというが、今晩は無し。それじゃあ見てみよう、ということで車から降りてみるが、カブトの死骸だけで、あんまり虫が飛来していないようである。
という感じで、F−CAT氏の灯下ルートを巡ることができた。残念ながら大物珍品などには巡り会えなかったが、宮城とは違った雰囲気、環境での採集行に満足。いろいろ勉強にもなることがあった。F−CAT氏ともお話したが、スルーチェック派が多い地域なだけに、綿密な捜索採集をすれば意外な面白さがあるかもしれない。山形はオオクワが広域に生息している(濃い薄いは別)ので、昨年のF−CAT氏のように「思わぬ宝物」に出会う可能性もありそうだ。 しばらくF−CAT氏と公私にわたる雑談をし、午前2時前、お別れとなった。今度は一緒に宮城のポイントを巡りましょうね…。 そして私は、ただ帰るのも勿体ないので、山形帰りには高い確率でチェックしてしまう峠へと向かうことにした。今からなら、麓のダム湖畔チェックが夜明け前にできるだろう。 車を飛ばし、いつものルートへ差し掛かる。山形側集落の灯下には、ボロボロとカブトが落ちている。とりあえず拾ってみるものの、みんな♀。たまには♂を拾って、職場の同僚のお子様にでも持って帰ってやりたいが。
そんな構想を考えながら、帰路の田舎道を走る。宮城県北部の薄暗い街路灯でも、集まる場所には集まるもの。要は「場所」なのだ。今度、実験的な試みとして「簡易ライトトラップ」を課題にしてみようと志す?のであった。 Thanks! Mr.F−CAT.
約2ヶ月ぶりの採集行。これまでの期間は尋常じゃない仕事量により、休みという休みが無く、今回の敬老の日を含めた3連休のうち1日くらいは完全に休んでもなんとかなるだろう、という理屈を付けて、あえて仕事を放棄して山へ出掛けることにした。 とは言えど、吹く風は秋の色。夜の灯下巡り採集では、気温の低下に遭遇してしまったらボウズになりかねない。ただひたすらナイトドライブに終わってしまっても仕方がない。どうしようか悩んだ挙句、以前よりメールで情報交換などをしていたkamonegi@氏のヒメオオ採集情報を頼りに、県中央部の某林道へと行くことに決めたのだった。 今回は私自身、初めて「完全ヒメオオ目当て」の出動であり、ノウハウなども記事や画像でしか得られていないヒヨッコである。こんなんでヒメオオを見ることができるのだろうか?
第一ヒメオオ発見ポイントを後にし、しばらく林道を進む。緩い左カーブの先から、先程スロー走行で通過していったRVが戻ってきて、すれ違うことができず、RVが戻ってくれた。待避所があったので、そこで回避。何気なく私は待避所に停車して降車すると、RVの人も降りてきた。 (やっぱりクワガタの人なんだろうなぁ…) とか思ったのも束の間、こういう現場では私も使うお決まりの台詞が聞こえた。 RVの人:「何か採れましたか?」 盃:「ええ、まあ♀ですけど。ヒメオオの♀です。」 RVの人:「私も今♀が採れて。この前この辺りで♂2匹採ったんですよ…。」 盃:「あれ?もしかしてkamonegi@さん!?」 RVの人:「え?ええ?」 盃:「私、盃です!」 kamonegi@氏:「おぉーっ!」 思わず両手で握手した2人…。メールでしか交流の無かった両者が、ブナ帯奥地で偶発的に初対面する。何たる奇遇。いや、kamonegi@氏の情報を頼りに来た身である私としては、この地の主にでも招き入れられたような錯覚さえあるが(笑)。 先程の採集をしている私の姿を見て、もしかして盃@M−TSB−CLUBではないか、という疑念は持ったらしいが、もうちょっとガッシリした体格をしている人なんじゃないかと思って、違うかもしれないとも思っていたらしく、帰り道で逢えば声を掛けてみようとは思っていたそうである。私こと盃は、この1年半で14kg減いたしております故…。 この地に赴く気力を与えてくれたkamonegi@氏に感謝の意を込め、自身初採集のヒメオオ♀を差し上げることとする。実際、採集直後は「kamonegi氏は♂だけ採れてるから、報告するときに♀が欲しいかどうか聞いてみよう」と、同乗していた彼女さんと話をしていたのである。 あれこれ話をして、kamonegi@氏が2♂を採集した場所に行って見ますか?ということになり、移動する。
林道がRし、開けた場所まで来る。ここまではなんとなく鬱蒼としていて、ヒメオオのような個体は見られなかった。結構開けた周辺をウロつきながら、遅い昼食のサンドイッチを食べ歩く。Rのピークより進行方向手前側にはヒメオオの姿は無し。じゃあ、向こう側まで歩くのは億劫、クルマで移動…。 ピークの向こう側は登り坂。上り切る尾根の手前でクルマを停め、周囲を見渡す。林道脇のヤブみたいな若木の密生地に近寄り、左から右に視線を移していく。何も居ないようなので、枝を下から見上げるように頭を突っ込んでみたら…!
案の定、あまり開けていない下り坂の林道周辺。スロー走行して木々にチェックを入れるも、有望そうな感じじゃない。たまに降車してみても、全然クワガタの姿は無い。 しばら〜く林道を下ってしまい、これ以上標高を下げてしまうとヒメオオって感じじゃなくなるかもなぁ…、というところに結構高いヤナギが生えている。一応降車して確認するも、何も居ないような感じ。幹の直径は20cmくらい。 ここが最後かも知れぬ、という気がして、日頃の様々な鬱憤を晴らすかのような一蹴を幹に浴びせる! バシィ!!! ボタッ! 「なんか落ちたなんか落ちたなんか落ちた!!!」 慌てながら足元を見ると、なんと中型のヒメオオ♂が落ちているのである。う〜ん、ツイてるかも…。もう1発軽めにケリを幹に入れて、再び「ポタッ」と音がする。 「またなんか落ちたまたなんか落ちたまたなんか落ちた!!!」 と再び足元を見ると、なんと小型のヒメオオ♂が落ちているのである。う〜ん、ツイてる…。じゃあ、もう1発ケリを入れて…、もダメでした。もう枯葉しか落ちません。
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