盃的クワ採り車

〜 初号機 〜
スズキ・ジムニーJB23・5型(ランドベンチャー)

SUZUKI ABA-JB23W JXCU-SAD5
- JIMNY LAND VENTURE -


機種名: ジムニー ランドベンチャー 車名・形式: スズキABA・JB23W
機種記号: JXCU−SAD5 車両重量: 990kg
ミッション: 5MT 駆動方式: FR/4WD ※Part-Time
全長: 3,395mm ホイールベース: 2,250mm
全幅: 1,475mm トレッド: F/1,265mm R/1,275mm
全高: 1,715mm 最低地上高: 200mm
ドア: 3ドア 乗車定員: 4人
エンジン: 水冷直列3気筒ICターボ 排気量: 658cc
最高出力: 47kW(64ps)/6,500rpm 最大トルク: 103N・m(10.5kg・m)/3,500rpm
タンク容量: 40L 使用燃料: 無鉛レギュラーガソリン
燃費: 16.4km/L(10・15モード) 実質燃費: 9.4〜16.0km/L(個人値)
タイヤサイズ: 175/80R16 懸架方式: 3リンクリジッドアクスル式コイルスプリング
標準装備等: 4輪ABS/前席SRSエアバッグ/AC/PS/PW/AW/ヒーテッドドアミラー(電動格納)
キーレスエントリー/ルーフレール/ハロゲンフォグランプ/ほか ※ベース車XCの標準装備
特別装備等: MD・CDプレーヤー/本革巻ステアリング/本革シート(一部ファブリック)/前席シートヒーター
専用アルミ製スペアタイヤハウジング/本革シフトノブほか
OP装備等: SSスキッドプレート/SSマッドフラップ/SSアルミペダル/メッキドアインサイドハンドル
メッキドアロックノブ/サイドシルスカッフ/イグニッションキー照明&フロアイルミネーション
任意装備等: 4×4ESアルミホイールRT−5(ガンメタ)/アクロス製リアマフラー(メイン50mmエンド80mm)
Remix汎用アースキットAX-25G(2セット)/クーラント添加剤・起爆水/室内外温度計
高効率ハロゲンバルブ(4300K)/LEDポジションランプ(車検対応)/インバーター(300W)
エンジンオイル添加剤各種(試行錯誤中)/各種エンジンオイル(試行錯誤中)
トツゲキパワーエアフィルター/ホットイナズマ(ECO)/R−VIT/ネオソケット

Impression

●オンロード走行
 オフロード走行を基本として構成された車体、ラダーフレームなどの影響だと思うが、乗り心地にはゴツゴツ感が存在する。だが、先代JA22より向上した感があり、体験歴は無いがリーフリジッドに比べれば更に良くなったものと思われる。少し固めの足回りが好みの人であれば気になるほどではない。個人的には固過ぎず柔らか過ぎずで安心感があるように感じる。街乗りからオフロードまで充分な乗り心地と思われる。

●オフロード走行
 JA22体験はAT車だったからなのか、MTのJB23ではオフロードで2WDで走行するとテールスライドし易いと感じる。MTなのでダイレクトに駆動力がタイヤに伝わっている感覚がするということ。フラットダートを疾走する爽快感は安定感を増した分良い感じ。振り回す爽快感は重くなった分若干鈍ったかもしれないが、全然許せる範囲に思える。低速走行を余儀なくされる悪路でも、地道ながらラクに突破してくれる走破性は魅力。突き上げ感も減少し良い。

●操舵性・旋回性
 ステアリング操作には、特に難点はなく、特筆すべきことは無い。旋回性も小型ボディ所以の小回りが利き、申し分ない。車高の高さの割にはコーナーリングも安定感があるように感じている。ただ、直角コーナー後や、Uターン後の低速直進時にステアリングが完全に戻り切らないように感じ、その時だけなんとなくフニャフニャ感を味わってしまう。

●加速性・巡航性・登坂性
 JB23Wは5型以降、ギア比変更という大英断が行われたが、4型以前を知らないので比較はできない。とりあえずMTであるが、加速でストレスを感じることは無い。運転する人間が変に引っ張らずに小気味良くシフトアップしていけば、サクサクと加速してくれる。一般道では5速巡航が気持ち良い。高速道では軽自動車特有の辛さは滲み出てくるが、制限速度の80km程度では問題ない。登坂するときも、1300ccターボのEP82では5速では辛かった坂も、ローギアードで軽量なJB23Wでは5速で登り切ることができた。高速巡航やオンロードスポーツ走行と決別できるなら、使い勝手は実に良い感じである。

●制動性
 減速時などに不安定感を覚えることは基本的に少ない。スリッピーやバンピーな路面では、純正タイヤのグリップが低いためにABS作動ということも有り得るが、通常走行において気になる点はない。安全運転の範囲内であれば申し分ない。

●視認性
 右斜め前の視界がピラーにより比較的大きく妨げられている感がある以外は問題なく感じる。この「右斜め前」の不良視界が命取りになるようなことは無いと思うが、やや見通しの悪い緩い右コーナーなどでは、常に対向車の登場に気を遣う。運転席前に空間が少し広がったことと、ピラーが少し太くなったことなどが、JA22との違いとして「右斜め前」の視界不良を際立たせている(気になってしまう)のかもしれない。それも数ヶ月間を経過してしまえば慣れてしまうだろう。

●スイッチ類の操作性
 問題なし。トランスファー切り替えは、スイッチではなくレバーのほうが個人的には好みだったので、そこが少々残念か…。駆動系統が機械的に入っているかどうか?の確認が直接感触として確認できないのは不安、というアナログ世代的な感覚を持つに至ってしまう。

●燃費
 そこそこ充分なレベル。現代の燃費至上主義的な車種と比べてしまえば良いとは言えないが、悪過ぎる感じはしない。冬季の降雪時などは4WD走行する機会が増え、著しく燃費は低下する。その代わり、2WDで長距離走行(高速走行ではない)すると著しく燃費は上昇する。9.4〜16.0km/Lが2007年10月1日時点での範囲。平均では12.17km/L。

●内装
 特別装備車ということで黒基調の内装は個人的に好みで良い。ピラーが白いことは残念賞。左右のエアコンルーバーリングだけがメッキ調という半端な初期設定特別装備で、ドアインサイドハンドルやドアロックノブをオプションでメッキモノに交換。まるで販売戦略にハマッた感すらある。フロアイルミネーションを追加したのはクワ採りの為。夜間において車内でガサゴソ作業をするときに、何かの拍子でクワガタや小物を落とすときもあるだろう、という過剰予測に基づいている(笑)。

●エンジンオイル
 各種比較検討中。基本的に5W−30の粘度を使用。ディーラーが入れた銘柄不明オイルから、以下の様々な銘柄を経て、とりあえず現在の銘柄に落ち着いている。
◆BP製「Vervis−Move」5W−30/SM/全合成油
 ディーラーが入れた不明オイルから自主的に切り替えた最初のオイル。動機は黄色帽子で安売りしていたから。全合成油ということもあり、最初のオイルだし安売りだし奮発、というのが当時の気持ち。交換前の不明オイルが比較的劣化していなかったこともあり、体感向上部分はナシ(笑)。ただしエンジンの高回転域での音は心地良い感じ(キュィーンっとね)はした。価格としては1200円/L程度。
◆アピオ製「ROADWIN」5W−30/SM/GF−4/全合成油
 ショップのフレコミにつられて?2缶購入。しかし体感的にBP製VMと遜色なし。交換サイクルが4000kmに達したことがあったがヘタりが少なく感じたことは評価できるか?色が最初から美しくないところは好みの点で×(笑)。価格としては当時1300円/L程度だったが、現在は価格そのままに4L缶→3L缶となったことで1700円/L程度とコストパフォーマンス悪。このままだったらきっともう買わない。高すぎ。セット購入で付いてきたオイルフィルターレンチだけは今も活躍。
◆某HC製「ワンランク上の…」5W−30/SL/鉱物油
 物は試しとばかりに血迷って購入(笑)。投入後はまずまずか?と思ったものの、数日後にはノイズが発生、約800km走行後には一気にレスポンス低下。エンジンがガタガタ騒ぎ始めた。これは年間走行距離の少ない車両用には良いか。走行距離より使用日数(半年交換とか)を目安に交換している人向けかな。価格として400円弱/Lとコストパフォーマンスは抜群。だけど私は定期交換サイクル前に交換してしまった…。もう使わない。
◆BP製「mini−Rouge」5W−30/SM/GF−4/部分合成油
 先の鉱物油でコリてから最低ラインを部分合成油としてからの最初のオイル。メーカーHP上から消えた銘柄(絶版?)。例の鉱物油からの切替だったので劇的な体感UPはしたが、走行フィーリングは全合成油と遜色なく満足。2000km走行後からジワリジワリと劣化しているような緩やかなレスポンス低下を感じたが、交換サイクルとしている3000kmまでは問題なく使用することができた。自動後退達での価格としては1000円/L程度。
◆ルート産業製「MORI DRIVE Plus」5W−30/SM/GF−4/部分合成油
 部分合成油を最低ラインとして、コストパフォーマンスに優れるものを物色していて某HCで見つけた銘柄。カー用品店には置いていない銘柄だったのでネット検索で調べてみたが、そんなにメジャーな銘柄ではないようで、少しのレビューを見れるくらいであんまり参考にならない。しかし添加剤などに使われる特殊モリブデンという成分を実用化した最初のメーカーであるということや、このオイルにも配合されているということなどから、不安は少なく試用へ至った。特殊モリブデンの影響らしい緑色したオイルだが、使用フィーリングは前出のBPオイルと遜色ない。劣化具合はBPオイルと比べて少し劣る感じではあったが、3000km定期交換では問題ない程度。価格も500円/L程度と申し分なく、2007年10月現在、常用オイルとして固定化する考えである。

●エンジンオイル添加剤
 各種比較検討中。あまり著しい効果を体感してはいない。これまではKURE製「MOTOR REV」を中心に使用してきたが、エンジンオイルをMORI DRIVEにしたことで、MORI銘柄を試行していくかもしれない。

●ガソリン添加剤
 各種適時使用(右端はエンジンオイル用)。単なる水抜き剤を投入したらエンジン不調(始動性悪化、アイドリング不調)になり、今はトリートメント系を主体にしている。主に一番廉価なトリートメントを1/2本ずつ使用している。使用しないときは若干のエンジンレスポンスの低下を感じることがあるので、効果はあるものと思っている。燃費向上にも少し効果がある。

●アースキット
 体感効果はほとんどなし。気持ちの問題?見た目の問題?見えない所だけど。(笑)

●ホットイナズマ(ECO)
 純粋なホットイナズマではないが、同メーカー製で同銘柄を廃しただけの代物のようである。装着後、低回転域のノッキングが減少し、実用回転域下限が若干下がった感じである。燃費関係の効果は他の装着物との兼ね合いもあるのだが、ホットイナズマ取付前の1年間平均値と取付後の1年間平均値を比較すると1km弱/Lほど伸びてはいる。。

●クーラント添加剤
 体感効果あり。正直驚いた。専用クーラントへの交換も考えていたが、それは車検のときに頼もうと思って添加剤にした。クーラントの質を変えるだけで、走りに違いが出るというところが驚きに値する。

●スポーツマフラー
 アクロスマフラー。あまり高価なマフラーではないと思うのだが、純正より多少の音質&音量アップで、控えめな感じが良い。また、中低速におけるレスポンスアップも体感できた。純正タイプの形なので簡単に交換できるのも良い。
 ♪ノーマルマフラー音
 ♪アクロスマフラー音  ※共に空ぶかし状態の音

●パワーエアフィルター(エアクリーナー)
 純正交換タイプで、赤色のものは純正比25%の吸気効率アップと謳われているJB23専用の代物。レスポンスアップが体感でき、交換も容易。給排気系を合わせても3万円程度で済むのだからオススメチューンの部類。スポンジタイプや、剥き出し筒状ファンネルタイプも試したいところだが、何かを極めるわけではないのでこれで充分か。
 2007年10月現在は下の青色の汎用モノを使用している。BLITZ製のSUS POWER AIR FILTER LM。こちらのほうはフィルターBOXに完全にピッタリ納まる感じではないのが気掛かりだが、フィルター内側への砂塵の浸入等は確認されていないので問題ないと思われる。こちらのほうが吸気音は大きい。自動後退で4000円程度。

●DIYメカテクター
 エンジン下からの砂利や泥の巻き上がりを抑止するためのシート。自作品。現物合わせの採寸にて製作。EVAシート使用。林道走行などをする前に取り付けてしまったため、非装着時との差(効果)は不明。納車後1年を経過、装着後半年を経過したが、エンジンルーム内は綺麗な方だと人からは言われる。密かな自慢の一品(自作なだけに)。

●高効率ハロゲンバルブ(ヘッドライト)
 視界確保のために導入。荷台に重い荷物を積んでフロントが浮いているときは、車高の低い対向車では眩しいかもしれない。ちょっとの加重で車体が傾きやすい軽自動車の泣き所ではあるが、6型では運転席から光軸を調整できるようになった。我が5型では不可能…。4300kの色温度は、ライト周りがスッキリとした白色で良い。ただし照射される光には若干青味が入っているようにも思える。(点灯しているのはLEDポジション球)

●高効率ハロゲンバルブ(フォグランプ)
 純正バルブが切れたために導入。純正は普通の電球色だったので、霧や雪対策のためにイエローバルブを購入した。JB23は型式でバルブ形状も異なるが、5型はH8バルブ。FET製CATZ BULBのライジングイエロー。35W→55W相当の2800K。イエロートップが可愛らしい?

●室内外温度計
 クワ採りモチベーション乱高下アイテム。野外環境温度の測定をしながら移動できる。気温の高低に呼応するかのように、その晩の成果に対する期待感、採集行動そのものへのモチベーションまでもが上下する。取扱説明書ではドアの隙間など外気が当たるところに外気温センサーを付けるようになっていたが、JB23Wではエンジン熱の影響があり不適。エンジンルームを介してフロントナンバープレートの裏へセンサーを取り付け、とりあえず走行中はエンジン熱の影響を受けなくなった。センサーコードの長さは3mくらいあると良いだろう。

●R−VIT
 車載自己診断カプラーにカチッとつなぐだけで様々な情報をモニタリングできる代物。アラーム機能もあり、タコ上限5000回転に設定しシフトインジケーター代わりに、タコ下限700回転に設定しエンストアラームとしても利用できている。常に表示させているのは、「タコ」「インマニ圧」「吸気温度」の3つ。過酷条件での走行時は、これに加え「水温」「電圧」なども追加表示させている。

●シフトパターンプレート
 単なる飾り。トランスファーレバーが消えたフロアが寂しかったので、その場所にマジックテープで着脱可能状態で取り付けてある。トランスファーレバーのパターンも記されているところが無意味(笑)。

●貧乏チューン@ トルマリン&結束バンド
 インタークーラー両横のインテークパイプに、結束バンドをコレデモカ!と巻きまくり、加給圧の圧損を抑制させた措置。圧損抑制は効果があり、加速感にメリハリが付いた。そして不要なアクセルの踏み込みも無くなることからか燃費向上も果たしていると感じている。一部にはトルマリンシートを併せて巻いており、吸気効率を高めようという意図はあるが効果は不明。ただし、巻いた直後にはエンジンが落ち着いてアイドリングしている状態(音と振動の少なさ)を感じてはいる。

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