mikimamiさん、こんばんは。
>5249 返信 Re:日本軍性奴隷制度の被害者数 URL mikimami 2001/01/29 02:14
>> かなりばらつきがありますが、「慰安婦」数の割合としては、だいたい兵30
>> 名に1名程度から兵100名に1名程度と考えられる、ということになります。
>> ただし、100名に1名、というのは軍が上から直接配属する分だけであり、
>> 各部隊が現地で直接「調達」する分などは含んでいないので、兵100名に1名、
>> というのは現実的ではないでしょう。
>
>100人に一人というのは考えられなくは無いですが、30名に1名という
>のは、いったい兵隊が月に何回、慰安所に行き、慰安婦が月に何回、兵隊の
>相手をすると見込んでいるのでしょう?
mikimamiさんの、兵300万人に対して「慰安婦」実働数1万人(つまり、
兵300人あたり「慰安婦」1名)という計算は「平均需要」に基いている
ようですが、私はまずその前提が成立しないと思います。考慮しなければな
らないのは「平均需要」ではなく「ピーク需要」です。
「慰安所」を利用する兵の数には、日によって大きな波がありました。生き
て帰れるかどうかも分からない作戦に出掛ける前、また地獄の戦場から生き
延びて駐屯地に戻ってきた直後には、兵隊はそれこそ「慰安所」に「殺到」
したからです。
仮に、兵300人あたり1名の「慰安婦」しかいなかったとしたら、たとえ
「慰安所」に殺到するのが兵の半数だけだったとしても、その「慰安婦」は
わずかの間に150人の相手をしなければならないことになります。これで
は作戦1回ごとに「慰安婦」は「全数損耗」、総入替えが必要になるでしょ
う。
兵100人あたり1名でもほとんど「生理的限界」で、現実的には少なくと
も兵50人に1名くらいの「慰安婦」がいなければ、「慰安所」経営そのも
のが成り立たなかったのではないかと思います。
in 5191, mikimamiさんwrote:
| 兵隊の数が300万人で、月に平均一人当たり1回、慰安所に行くと仮定す
| ると(兵隊の給料から見てそれ以上、行くとも思えない)、1ヶ月に300万
| 回、1日当たり10万回です。
それから、この「平均需要」に関する計算も、いささか過小ではないか、と
いうのが私の印象です。
確かに兵の給料はわずかなものでしたが、兵隊は衣食住すべてを軍から支給
されるわけですから、極端な話、給料全部を「慰安所」につぎ込んでしまっ
ても生きていくのに支障はなかったからです。
>> このような状況から、仮に交代率を1.5交代とすると、被害者総数は4.5万〜
>> 15万人、2.0交代として6万人〜20万人となります。
>
>だいたい1.5倍から2倍というのは無理の無い数字ですね。
>
>> ただし、このような計算が成り立つのは植民地(朝鮮および台湾)から連行
>> されて性奴隷にされた「典型的」ケースだけであって、占領地域ではまった
>> く事情が違います。占領地域では日本軍部隊が現地の少女・女性を拉致して
>> 一定期間監禁・輪姦したり、短期間の徴集を行うケースがほとんどだったか
>> らです。実際、補償を求めて提訴しているフィリピン人元「慰安婦」46名の
>> 場合、被害期間は最短数日から最長2年までで、6ヵ月以下というのが大半を
>> 占めています。
>
>これは慰安所というより強姦に近いものですね。
もちろんそのとおり。そして、植民地から連行され、「慰安所」で働かされ
るという典型的ケースも、強姦だったことに変わりはありません。
植民地出身の元「慰安婦」たちの多くは就業詐欺等で騙されて徴集され、ま
たその多くが未成年でした。ほとんど性的経験もない少女たちが、逃げよう
にも言葉も通じず西も東も分からない異国に連行され、「慰安所」という名
のレイプセンターに閉じ込められて連日多数の軍人から強姦され続けた、と
いうのが実態です。そこでの生活の悲惨さは、想像を絶する、としか言いよ
うがありません。
マクドゥーガル報告書が指摘するとおり、「慰安所」「慰安婦」などという
のは許し難い婉曲表現で、「強姦所」「性奴隷」というのが実態に即した表
現でしょう。
>> 中国・東南アジア・太平洋地域での交代率は何倍にもなったはずで、これを
>> 考慮すると被害者総数20万人というのは決して過大な数字ではない、と思い
>> ます。
>
>つまり行く先々で強姦した後、開放したということでしょうか。それなら2
>0万人をはるかに超えても不思議は有りません。
>慰安所に入れたものは、簡単に開放するとは思えないんですけど。
占領地域、とりわけ不安定な地域では、内地や植民地から徴集された「慰安
婦」がいる通常の「慰安所」を利用する以外に、個々の部隊が現地の少女・
女性を拉致して監禁・強姦することで「需要」を満たし、部隊が他地域に移
動する時には捨てていく、という事例が非常に多く発生したようです。(当
然、移動先ではまた拉致・監禁・強姦を繰り返すわけです。)
被害実態として、こうした事例と典型的「慰安婦」との間に本質的違いはな
く、全体としての日本軍「慰安所」制度の被害者総数は見当も付かない、し
かし、少なくとも20万人という総数が過大とは言えない、というのが現時
点での私の結論です。
|