| タイトル | 投稿日 |
| 産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | 2003.05.13 |
| Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | 2003.05.14 |
| Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | 2003.05.14 |
| Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | 2003.05.15 |
| Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | 2003.05.15 |
| 20431 | 返信 | 産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | URL | 高橋 亨 | 2003/05/13 23:26 | |
| 今から数十年前の一時期には、日本全国右から左までみ〜んな北朝鮮を賛 美してたものなんだけど、そういう都合の悪いことは皆さんもう忘れてしま ったんですかねぇ。 今じゃ生まれたときから北朝鮮の非道を糾弾してきたみたいな顔をしてい る産経や読売だって当時の論調はこんなもの。↓ 産経新聞 1959年12月24日夕刊 | 「暖かい宿舎や出迎え/第二次帰国船雪の清津入港/細かい心づかいの受 | け入れ」【清津で坂本記者】 | …出迎えた人は人口二十万のこの市で五万人。手に手に、もも色の造花、 | 国旗を持って港一帯から沿道は歓呼の列で埋められた。…岸壁に着くと「マ | ンセイ(万歳)」の爆発。五色の紙吹雪を浴びながら帰国者はすぐ前の休憩 | 所に入った。一階建てだが、日比谷公会堂以上の大きさ。ソファーが五、六 | 〇あり、あとは清潔なベンチが並んでいた。 | 熱風を送る装置がたくさんあって部屋は暖かく、千人近い帰国者をすっぽ | り収容してまだおつりのくる広さだ。こういうことのできる母国の経済力に | 帰国者は驚き、安心したに違いない。 | 宿舎は6キロ離れた市内に別につくってある。帰国者のためにこの夏、わ | ずか四〇日間の超スピードで完成した五階建ての長さ百メートルもある大ア | パート、これも千人すっぽりはいれる。六畳くらいの部屋にはタンス、家具 | はもちろん小型ラジオまでついて至れりつくせりだ。私たちがみて感銘を受 | けたのは五万人の人が押し合いへし合いの混乱もなく秩序が整然としている | ことだ。それでいてみんなが同胞を迎える喜びにあふれていたこと。迎える | 準備が実に行き届いて、たとえば料理でも日本から帰った人にいきなり辛す | ぎるものは刺激が強すぎるだろうと甘くしてあったり万事に細かい心づかい | があらわれている点だった。 | 帰国者の一人…は「この歓迎のありがたさはなんともいえません。肉親で | もこんなにあたたかく迎えてくれるとは思えませんでした。私には手に職が | ありませんので何でもやって働きます」と語っていた。 読売新聞 1960年1月9日朝刊 | 「北朝鮮へ帰った日本人妻たち」 | はじめてみる夫の祖国、朝鮮民主主義人民共和国に帰った日本人妻たちは | どんなお正月を迎えたでしょうか。平壌でともに新春をすごした島元読売新 | 聞特派員から、第一船と第二船の帰国者や日本人妻たちの帰国後の模様、と | くに北朝鮮で迎えたその日本人妻たちのはじめてのお正月の感想などを伝え | てきました。 | ★「夢のような正月」ほんとうに来てよかった | 夫の祖国に帰った日本人妻たちはみんな喜びと幸福にひたっています。新 | 潟を出港するまでの不安や心配は、国をあげての大歓迎にすっかり消しとん | でしまったようです。まだ言葉は通じないし習慣にもなじんでいませんが、 | 日本人妻の代表が金日成首相に招かれて新年宴会に出席したり希望の職場に | つくなど日本で貧困と、ときには屈辱の生活をおくっていたその妻たちには | 夢のようなお正月。まだ日本で帰国をためらっている同じ境遇の人たちに | 「早く来るように伝えてほしい」と口をそろえて語っているのです。 | ★おモチも特配 | 第一船で夫の…さんと帰国した…さんは、まず平壌スターリン通りのアパ | ートに入っておどろきました。机からイス、食卓の家具はもちろん、台所に | はじゅう器一切、一か月分のお米、三か月分の燃料、ミソ、しょう油、マッ | チ、ゾウキン、買い物カゴまですぐ生活できるように揃っていたからです。 | …さんは、夫が朝鮮人で何度も失業し、そのうえ四人の子どもをかかえてい | たため、これまで満足なお正月を迎えたことがなく、雑煮、菓子、くだもの、 | 酒、しることそろったお正月ははじめてでした。「かあちゃんこれからもこ | こでお正月をしようや」と日本語で喜ぶ子どもたちの姿を見て、本当に来て | よかったと安心したそうです。 | ★どっちが祖国か | …女性同盟から日本語のわかる人が来て、手をとって朝鮮語や料理を教え | てくれたばかりか、大みそかなどは日本式の雑煮を作ってくれたほどの気の | くばりようです。町でバスに乗っても「どうぞ、どうぞ」と座らされ、かえ | って恥ずかしいくらいだそうです。日本での冷たい目を思うと、どちらが本 | 当の祖国なのかわからなくなることもあるほどで、純粋の日本人である自分 | でさえそう思っているのですから、朝鮮籍の子どもたちはどんなに喜んでい | るでしょうと目をうるませるのです。 | ★決まる夫の勤め | … | ★金首相が招待 | こんなに感激しているのは何も…さんだけではありません。記者の見たす | べての日本人妻が、朝鮮に来てほっと解放されたような安らぎをみせている | のです。肉親とわかれた感傷やノスタルジアなんかはみじんもなく、みんな | が希望にあふれて前方を見つめているのです。…さんの妻…さんは、大みそ | かに突然金首相から新年宴会の招待状を受けました。…東京から着たきりス | ズメのピンクのセーターに茶色のズボンで出席した…さんに、金首相はみず | から「乾杯しようか」とサカズキをしたそうです。 | ★裏切らぬ期待 | …さんは、六歳のとき父を失い母が女一人で六人の子どもを育ててくれた | 環境に育ち、結婚後もオカラばかり一か月食べたこともあるそうですが「こ | んな私まで招いてくださって」と感泣していました。… | ★朝鮮人への自信 | 最後に、日本人妻の就職問題について述べてみましょう。言葉のわかる人 | が少ないため、まだはっきり職場の決まっていない人も多いようですが、い | つでも希望通りにするという確約があるそうです。帰国者たちの就職状況か | らみても、額面通りに受けとってよいでしょう。日本人妻たちは、「私たち | は、この国に来て日本人妻ではなく本当に朝鮮人になりきることができ、ま | たなりうる自信がわきました」と語っていました。 当時、こういう北朝鮮ヨイショ記事を書きまくってたのはどこも似たよう なものなんだから、自分の過去を棚に上げて他人様のことばかり非難するの はどうかと思うよ。>産経さん&読売さん それに、この読売記事なんか数あるヨイショ記事の中でも相当に罪深い。 在日朝鮮人だの日本人のくせに在日とくっついた女なんぞは日本にいる限り 貧困と屈辱の中で生きねばならないことを「当然の前提」とした上で、北朝 鮮に行きさえすればこんなに素晴らしい生活が待ってるんですよ、と事細か に描き出している。この記事を食い入るように読んで「帰国」を決意した 「日本人妻」たちの姿がつい目に浮かぶくらい。 難民となって逃れてきた元帰国者やその子どもたちの口から語られるのは、 「港が見えてきたとき、あまりのみすぼらしさに何かの間違いだと思った」 とか、「(歓迎の席で出された食事は)まずくて食えなかった」とか、「日 本生まれの子どもを連れて北に渡った母親は船を降りた瞬間から死ぬまで子 どもに謝り続ける」とか、そういう話ばかりなのに、この「記者」たちはい ったい何を見てきたのか。(だいたい、行ったのがどんな国だろうが肉親と 別れた感傷すらないなんて、そんなはずあるわけないだろ。) ついでに言えば、当時日本人がみ〜んな北朝鮮を賛美してたのは、それが 「厄介者の朝鮮人」をタダで引き取ってくれるとっても都合のいい存在だっ たから。北朝鮮がボロボロの貧乏国では在日が行きたがらないから、そうい う現実は見なかったし見せなかった。 そして今、まるで悪魔の国みたいに北朝鮮を非難罵倒しているのは、崩壊 寸前の国内経済から貧乏人どもの目をそらし、アメリカのやらかす戦争に便 乗して自分のちっぽけなプライドやフトコロを満たしたい人たち。彼らにと っては再び北朝鮮が実に都合のいい道具になってくれてるわけ。かつても今 も、現実を見るんじゃなく見たいイメージを投影して見てるだけなのは同じ こと。 それにしてもこの国で一番情けないのは、「『構造改革』の痛みを一方的 に負わされる側」、「税金はむしられ年金は減らされる側」、「リストラさ れる側」、「ホームレス状態に追い落とされる側」、そして「戦争になった ら自国軍の戦車に踏み潰される側」(#20343)にいるくせに、安全な反対側 にいる連中の口車にあっさり乗せられて国家権力様とその駒に過ぎない自分 の区別すらつかなくなってる究極的平和ボケの「一般国民」だよなぁ。 | ||||||
| 20434 | 返信 | Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | URL | 高橋 亨 | 2003/05/14 00:22 | |
| おっちゃん、
> > ついでに言えば、当時日本人がみ〜んな北朝鮮を賛美してたのは、それが > >「厄介者の朝鮮人」をタダで引き取ってくれるとっても都合のいい存在だっ > >たから。 > > 本当に「日本人がみ〜んな」そうだったのですか? > (これでは石原慎太郎の「凶悪犯罪はみ〜んな・・・」云々を責められないでしょう) 比喩的表現にこんなベタな突っ込みされても。。 ま、確かに行動右翼の中には「北送反対」を叫んでいたグループもいましたが。 > >ら自国軍の戦車に踏み潰される側」(#20343)にいるくせに、安全な反対側 > >にいる連中の口車にあっさり乗せられて国家権力様とその駒に過ぎない自分 > >の区別すらつかなくなってる究極的平和ボケの「一般国民」だよなぁ。 > > これも、いわゆる『日本国民=愚民論』ですね。 いいえ。戦時に果たして自分はどういう立場に置かれるのか、冷静に考え れば日本国民はちゃんと理解できるはずだと思うからこそ書いております。 > 今日のニュースでもやってるけれども、世の中(政治)は動き始めているのですよ。 ぐずぐずの現状追認で済むなら議論などする必要はありません。 | ||||||
| 20438 | 返信 | Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | URL | 高橋 亨 | 2003/05/14 00:49 | |
| 帽子屋さん、はじめまして(かな?) ▼20436 >> 本当に「日本人がみ〜んな」そうだったのですか? >> (これでは石原慎太郎の「凶悪犯罪はみ〜んな・・・」云々を責められないでしょう) > >北朝鮮問題において > >保守系:厄介者の朝鮮人をひきとってくれるんだから、ありがたいもんだ→「在日」帰国事業支援 >革新系:厄介者あつかいされる朝鮮人はかわいそうだから、援助しようじゃないか→「在日」帰国事業支援 > >特徴:保革双方が朝鮮人を「厄介者」であることを認定している >結論:「日本人みんな」で正しい > >戦後55年体制という【保革対決】が対立といえる代物ではなく、機能的に補完性をもつ構造であることのひとつの証であると同時に、保革対立自体が差別構造の安定的再生産でしかないことの証明でしょう。 ああ、そういえばこんな記事もありました。 毎日新聞 1959年10月28日朝刊 | 「「帰国」に実った超党派の友情/願いは一つ・人類愛/はればれ あっせ | ん二人男」 | ただならぬ雲行きだった北朝鮮帰還問題も二十七日、すみきった秋空のよ | うに笑顔の解決≠ノゴールインした。「帰還案内」をめぐる日本側と北朝 | 鮮側のはげしい対立を思うと、鮮やかな逆転劇でもあった。だがそのうらに | は自民、社会という与、野党の立場を捨てて、在日朝鮮人の帰国という人 | 道主義≠フ旗じるしのもとにしっかりと手を結び合った二人の政治家―自民 | 党の…代議士(帰国協力会代表委員)と社会党…代議士(同幹事長)の超 | 党派友情≠ェあった。… 「厄介払い」を「人道主義」だと解釈するという自己欺瞞もオマケでつい てたわけです。 | ||||||
| 20462 | 返信 | Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | URL | 高橋 亨 | 2003/05/15 02:04 | |
| ▼おっちゃん(20440)
>> 「厄介払い」を「人道主義」だと解釈するという自己欺瞞もオマケでつい >>てたわけです。(高橋さん) > >ちょっとちょっと、と制止したいですね。 > >生まれた国に帰りたい人たちの帰国を支援するのは人道主義ですよ。 >それは何も厄介払いではなく、人が生まれた国に帰国するのが自然なことだからです。 生まれた国? はて、私は「帰国事業」で海を渡った10万人近い在日の中に、一人でも北 朝鮮生まれの人がいたなどという話は聞いたことがありませんが、おっちゃ んはそんな人を知っているのですか? それとも、故郷という意味ですか? 在日のほぼすべて(当時の割合で97%)は、今で言う韓国の出身です。 しかし、李承晩独裁政権下の当時の韓国は在日をスパイ扱いし、受け入れ ようとしませんでした。 だから、日本での差別から逃れて同じ朝鮮人の国で暮らそうとしたら、故 郷でもない、親戚も知人もいない、見知らぬ北の大地に渡るしかなかったの です。 ましてや、日本で生まれ、日本語しか話せない二世三世や「日本人妻」た ちにとっては、北朝鮮はまったくの異国です。 あれは「生まれた国に帰国する」ことなどではなかったのですよ。 >大事なのは今なにをするか、ですね。「歴史」にするには早すぎる。 まったくそのとおりです。 今なすべきことは、もはやちっぽけなメンツ以外何も残されていないあの 哀れな国を威嚇して更に追い詰めることでもなければ、帰国者たちの命をか ろうじてつないでいる、日本に残った親類縁者たちからの送金という最後の 命綱を断ち切ることでもないはずです。 | ||||||
| 20463 | 返信 | Re:産経・読売の北朝鮮礼賛記事 | URL | 高橋 亨 | 2003/05/15 02:07 | |
| 毒芋虫さん、はじめまして。 ▼20442 >> そして今、まるで悪魔の国みたいに北朝鮮を非難罵倒しているのは、崩壊 >> 寸前の国内経済から貧乏人どもの目をそらし、アメリカのやらかす戦争に便 >> 乗して自分のちっぽけなプライドやフトコロを満たしたい人たち。 > >毒芋虫は北朝鮮を非難罵倒してますけど、別にプライドやフトコロを満たそうなんてこれっぽっちも考えてませんねえ。 そりゃそうでしょう。あなたはそんなことができる地位にも立場にもいな いんですから。あなたは明らかに平和ボケした「一般国民」の一人であり、 実際に戦争となれば金も、人権も、場合によっては命も、一方的に奪われる だけの側にいる人です。 >でも高橋さんだって人さらいをしたり、にせ金を作ったり、国ぐるみで麻薬の密売をしたり、自国民を何百万人も餓死させたりすることは非難に値すると思うでしょ。 はあ。そう思いますし、非難してますよ。 それが何か? >> 彼らにとっては再び北朝鮮が実に都合のいい道具になってくれてるわけ。か >> つても今も、現実を見るんじゃなく見たいイメージを投影して見てるだけな >> のは同じこと。 > >↑人さらい、麻薬、にせ金、全部現実なんですけど。200発のテポドンが日本を狙っているというのも現実。 現実というのは、日本の中の、千葉県の中の、船橋市ひとつと同程度の国 力しかない北朝鮮(某シンクタンクの調査による)が、世界第一位と第二位 の国力を持つアメリカと日本に戦争を仕掛けてくるなどという事態は自殺覚 悟の破れかぶれ状態にまで追い詰められない限りあり得ないということであ り、またテポドンなどとは比較にもならない旧ソ連のICBMが日本を狙ってい たときも、中国が核実験を行ったときも、日本は有事法制に突進するような パニック状態にはならなかったということであり、また日本は北朝鮮の何十 倍もの国家犯罪に手を染めてきたアメリカと平気で付き合っているという事 実のことを言うんです。 >北朝鮮を非難することが何でそんなにイカンのか訳がわからんのう・・・ 北朝鮮を「非難すること」が悪いと言われてる、なんて思ってるようでは そりゃ分からんでしょうね。 | ||||||