天皇・皇族にも人権を

投稿先: 問答有用
タイトル投稿日
Re:歴史における君主制廃止2003.08.27

タイトル投稿日
Re:「元号拒絶」を嗤うを嗤えない時(訂正)2003.08.28


  
22911 返信 Re:歴史における君主制廃止 URL 高橋 亨 2003/08/27 01:33

▼森永和彦さん(22879)
>> 過去の歴史上において、革命に際して皇帝・国王が処刑された例がままあることは、森永氏の言うとおりなのですが、それが現在の日本国憲法が天皇の処刑を許していることを意味するわけではありません。
>
>日本国憲法では、96条で改正手続きが定められているだけで、天皇制廃止時の天皇・皇族の処遇について具体的に定めていません。


 そりゃ当たり前です。日本国憲法は議院内閣制をとっていますが、これを
廃止して直接民主制にする場合に旧国会議員の処遇をどうするか、なんてこ
とはいちいち憲法には書きません。それと同じこと。
 まあ、処遇を規定する特別立法でも行われない限り、議院内閣制が廃止さ
れたら議員はその特権・地位を失ってただの人になる、天皇制が廃止された
ら天皇・皇族もまたその特権・地位を失い、がんじがらめの束縛からも解放
されてただの人になれる、それだけでしょう。

>従って天皇制廃止に伴って天皇・皇族を処刑することは禁止されていないと考えられます。

 その手の論法に従うなら、基本的人権保障を廃止して国民をミナゴロシに
することも「禁止」はされてませんけど。

>なお、私が「憲法と刑法の区別がつかない」などという投稿がありましたが、もちろん天皇・皇族を公式の手続きによらずに殺害することは殺人罪になります。ここで言及しているのは、天皇制廃止の憲法改正に伴って天皇・皇族を法的手続きに則って処刑することです。

 憲法を「改正」し、人権・人道の原則も無視して勝手な「立法」をしてそ
の「法的手続き」に則ってやる、というならおよそ何だってできますが、そ
んなのはただの空論です。

 て言うか、やりたいことがあるんなら、こんなところで憲法「改正」なん
てみみっちいこと言ってないで、革命でも何でもやってくださいよ。
 もちろん、自己責任でね。(笑)



  
22918 返信 Re:「元号拒絶」を嗤うを嗤えない時(訂正) URL 高橋 亨 2003/08/28 00:00

建築屋さん、上海さん、こんばんは。

▼建築屋さん(22912)
>> そういう意味から、天皇制を廃止する目的は、特権的なものや「神」を廃止する事ではなく、
>> 僕たち自身が自分らの生き方を自分で選んでいく為に、根本的にそれに反するシステムとして
>> 天皇制を拒否していくのであるという事です。

>
>上の文章は意味不明です。直接の社会問題、戦争責任とか人権(身分制)の問題であれば、<特権的なものや「神」を廃止する事>であるはずでは?
>「僕たち自身が自分らの生き方を自分で選んでいく」ことが万人に必要なものであり、それが人間社会の公正さに関わるのならば。


 「僕たち自身が自分らの生き方を自分で選んでいく」
 確かにこれは万人に必要なことです。そしてその「万人」には、当然天皇・
皇族も含まれます。
 天皇・皇族に「自分らの生き方を自分で選んでいく」ことを許さない天皇
制は、この国の人間社会の公正さを大いに損なっています。

>また「天皇制」とは「天皇に特権を認める」制度ですよね。そしてその「特権」は或意味「神」的な、天与のものとしてしか説明のつかないものですよね。

 天皇には確かに一定の特権が与えられますが、それは職業選択の自由も居
住地選択の自由も結婚の自由もなく、四六時中他人の監視下に置かれる、と
いう不自由極まりない束縛を課された上でのことです。しかも最悪なのは、
それらの束縛が当人には選びようもない「生まれ」によって運命付けられ、
死ぬまで(ある意味では死んでも)解放されることがない、ということ。

 このような人権侵害を生み出す天皇制は廃止されるべきです。



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