高橋亨です。
in [aml 11205] 木村さん wrote:
> 地面が平らで、死体の間を人が歩いていて、白い煙が立ち上ぼっている状態は、
>誰が見ても否定しないでしょう。これが穴の中で燃える薪の上を歩いているのだと
>考える人は、UFOどころか、オウム真理教の空中遊泳、「ト学会」顔負け、いや、本
>当は、その場凌ぎのmail口喧嘩マニアの年貢の収め時の最後の捨て台詞なのでしょ
>うか。
まったくその通りですね。そんな主張をする人がいたら、それこそ「年貢の納
め時」でしょう。で、誰がそんな馬鹿なことを言っているんですか?
あの写真[1]が、「穴の中で燃える薪の上を歩いている」図だなどという珍説
は、上で引用した木村さんご自身の文章でしか見たことないんですが。
あの写真には合計7人の作業者が写っていますが、左端の一人が穴の縁近くに
立っている以外は、全員穴よりずっと手前、地面に散乱する死体の間にいます。
焼却穴があるのは作業者たちより奥の方です。
> その写真は、私自身が、アウシュヴィッツ博物館に飾ってあるものも確かめ、ヴ
>ィデオに収録してきましたが、手近なところでは『週刊金曜日』
>(1996.8.9.&1997.2.28) にも掲載されています。
ユダヤ陰謀論の深みにはまり込んでしまうと、目の前の写真ひとつ見えなくなっ
てしまうようです。これではわざわざ現地まで行っても何の意味もありません
ね。
[1] http://www.nizkor.org/ftp.cgi/camps/auschwitz/images/burning-pit.jpg