発生日・場所 『ダ・カーポ』 2001年6月6日号 (作家 鈴木光司氏との対談)
キーワード [人命]
内容

―― 聞いているとレースって特別な気がします

石原:特別ですよ。それはとにかく無理するから。無理するといってもさ、寒い朝ジジイがジョギングしているのとは違うんだよ。下手したら死んじゃうんだから。ほかにも書いたけど、もうメッチャクチャにたたかれてさ、ジェネラルコールの時に、僚艇の事故を聞いて、「えっ、あの船で落水した!? 何度の水温? 助かりっこねーよなー」っていう話を聞くと急に元気出てくるんだよ、人間っていうのは、人が死ぬと。そういうものは、海ならではの体験ですよ。

(注:ここで言う「レース」はヨットレースのこと)

コメント

人が死んだと聞くと元気が出てくる。
生き残った自分の「強さ」を確認できるからだろう。
勝ち負け、強弱でしかものごとを計ることのできない人間なのだ。
だから虚勢を張り、吠え続ける。



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