コンサート日記


やっぱり音楽聴くなら、生が一番!
コンサートの感動は、その時、その場にいなければ味わえません。 このページは、私が聴きに行ったコンサートの感想など、勝手きままに書いてみることにします。 ど素人の私の感想ですので、そこのところよろしく・・・



●都響・第601回定期演奏会

2005年1月26日(水)19:00
サントリーホール 大ホール

ピアノ:伊藤 恵

管弦楽:東京都交響楽団

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調
デュカス:交響曲ハ長調

楽しみにしていた都響とジャン・フルネさんの演奏会。
だったのだけど、会場に着くと大きな貼り紙が・・・・。 フルネさんは、前日の夕刻、過労のため高血圧により安静を要するとの診断を受けたとのこと。 さらに「当団がフルネ氏から受けとった音楽の真髄をそのままお伝えしたいという思いが止みがたく」指揮者なしで演奏するとの告知がされていた。 指揮者なしというのは10月にN響の定期で、アシュケナージ氏が前半に怪我して、後半を指揮者なしで演奏したのを聴いたけど、まさかまたこんなことになるとは・・・。
開演に先立ち、理事長代行副理事長の山本さんが今回の事情を説明された。 代わりをどうしようかという中で、団員の中からフルネ氏の音楽をそのまま伝えたいという団員の声が沸々と沸き起こってきたのだそうだ。 暖かい拍手が団員全員を迎えて演奏会は始まった。
ピアノ協奏曲は、初めのうち多少硬さが感じられなくはなかったが、それでもとても指揮者がいないなんて思わせない演奏。 コンマスの山本さんもいつもより少し大きめの動作でリードして、とってもしっかりしたアンサンブルとピアノとの共演だった。
それにしてもすごかったのが、後半のデュカスの交響曲。聴いているとそんなに簡単に指揮なしで演奏できるとは思えない曲だけど、 とても自然な演奏。真ん中には誰もいない指揮台が置いてあるのだけど、それこそそこにフルネさんが居て指揮をしているよう!。多分、団員の誰もが集中して相当緊張もあるのじゃないかと思う。でも、そんなことは全然感じさせない素晴らしい演奏だった。都響のアンサンブルの素晴らしさとフルネ氏への想いをひしひしと感じる演奏会だった。
演奏後、オケが退場しても拍手は鳴り止まず、コンマスの山本さんが再びステージに呼び戻された。
(2階C)