<今月の言葉:2003年9月>

二流の選手は、たとえ相手が自分より弱くても、相手選手のレベルに合わせてしまう。
                      『マーフィーの法則』より

<意味も無く(^^;)今月の花:桔梗>


このページは当HPの管理者が月々徒然なるままに
他愛も無いことを書き連ねるページです。とはいっても、
どーしようもないことは普段掲示板に書き散らしているので、
古(いにしえ)の識者・賢人のお言葉を借用しながら、
少しはもっともらしいことを書くことになっとります。

ということで、市民マスターズ、町田の長距離、
千葉マスターズ、と今年の出場予定レースの日程が
ほぼ見えた今月はこの言葉です。
米国における大ベストセラー『マーフィーの法則』に
収録されている「ラビアのテニスの法則」と呼ばれるものです。


1.マーフィーの法則


この言葉、多くの皆さんがどっかで聞いたことがありますよね。
書籍としての『マーフィーの法則』は1977年に刊行された
"Murphy's Law and Other Reasons Why Things Go Wrong !"

とその続編であり、米国におけるベストセラー&ロングセラーで
いろいろなところで引用されています。
この本には、科学的な因果関係は証明できないけれど、一般世間で
なんとなく頻繁に経験される「法則」(?)をたくさん集めてあるんですわ。

そもそもの由来は、1949年に米国エドワーズ空軍基地で重量測定装置の
異常を調査していたエンジニアのエドワード・アロイシャス・マーフィーJr氏が、
原因発見時に言った言葉だそうです。
誰かが間違ったセッティングをしていることが原因であることを突き止めた彼が言ったのは、

「いくつかの方法があって、1つが悲惨な結果に終わる方法であるとき、人はそれを選ぶ」

これが業界関係雑誌の記事になり、もっとシンプルになって広まっていったのが
狭義の「マーフィーの法則」、つまり以下の言葉です。


    失敗する可能性のあるものは、失敗する。



これを第一法則として、似たような”法則”(?)が集められたのが一般にいう
『マーフィーの法則』です。

参考までに小生(のんぶれす)お気に入りのものをご紹介すると、


    1オンスの実例は、1トンの理論に値する。
              (ブッカーの法則)



    過去の会議から何も学ばぬ者は、会議を繰り返さなければならない。
              (マッカナンの格言)



    エキスパートとは、小さなミスをひとつも犯さずに、決定的な間違いを犯せる人である。
              (ワインバーグの発展形)



どうですかね?、どっかで心当たりがありませんかね。
2つ目のとか3つ目のは小生は職場で年中経験させられておりますが・・・あ〜あ(;o;)。


2.二流の選手は・・・


さて、今月の言葉、「二流の選手は、たとえ相手が自分より弱くても、
相手選手のレベルに合わせてしまう」
について考えて見ましょうか。

この言葉、マスターズスイマーの世界向けに翻訳すれば以下のようになるでしょうね。

    二流の選手は、周りの選手がのんびり泳ぐと自分ものんびり泳いでしまう。

うーん、なんとなくわかりますね(^^;;)。こんなことではイカンのですが。
さらにこれは、逆説的に展開すると以下の通りにもなります。

    二流の選手は、速い組で泳げば一生懸命泳ぐ。

あらら、、、これは心当たりのある人がたくさんいそうですね(特にうちのチーム)。
「速い選手の組で引っ張ってもらって良いタイムを出そうとしてま〜す」っていうのは
マーフィーの法則的には「ボクちゃんは二流の選手だよ〜ん」って白状しているのと
おんなじなんだそうだ・・・困ったなあ。。。(^^;;;)

しかし、そもそも速い選手と競い合ってタイムを刻むことが二流選手のやることなのか?
たしかにかの有名なイアン・ソープ氏は以下のように言っております。

     僕はほかの選手の泳ぎをどうすることもできない。
     彼らがどう泳ぐかは、僕にとってあまり関係のないことだ。
     でも、自分のことは、自分でどうにかすることができる。
     だからレースに臨むときには、もてる力をすべて発揮しようとする。
     その結果レースで勝つのは、あくまで偶然の出来事にすぎない。


「だったらライバル選手の位置を確認するための両側ブレスなんてするなよ〜」と
思わずツッコミを入れたくなる人がたくさんいそうな発言ですが(^^;;)、
一応ソープ氏はそうなんだそうです。

じゃあ、インタビューで「毎晩、夢にソープが出てくる〜(;O;)」と嘆いていた
ピーター・ファンデン・フォーヘンバンド氏は二流か?。それはありえませんね。
間違いなく一流、それも超一流の選手です。

そもそも何をもって一流のスイマー、二流のスイマーを定義するのか?
また、そもそもマスターズスイマーに一流という定義はありうるのか?

マーフィーの法則的に「一流」にこだわるなら、わざと遅いタイムで
エントリーして、遅い組でぶっちぎりで1位、それでいながら自己ベストは当然として
GRとかNRとかWRをたたき出すのが「一流選手」・・・か?
でもそれってなんだか虚しいですよね(笑)。

どうも一流・二流という論点は議論してもいまいち実りがなさそうです。
むしろ今月の言葉から拾い出すべき教訓は、

  いかなる環境・状況においてもベストをだせる克己心

このへんのようです。

とにかく本番レースで目標とするタイムが出せるよう日々きっちり練習しましょう。
そして、できうれば自分の能力を最大限引き出せるような環境もあらかじめ
作っておきましょう(つまりちょうど良い組に入るようなエントリータイムにしましょう)。
こういう戦術・戦略をきちんと踏んでおけば、何回か大会に出るうちに
一度ぐらいは良い結果がだせるでしょう・・・・きっと(^^;;)。

では、市民マスターズや千葉マスターズなど今年の残り大会、
いい結果が残せるよう日々頑張りましょうね!(^_^)/。

今月の言葉は以上です。


(今回は以下の書籍より引用しています)
●『マーフィーの法則』(アーサー・ブロック著、倉骨彰訳、アスキー出版局)
●『夢はかなう』(イアン・ソープ著、川村透訳、PHP研究所)



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