● (結果編)2003 ラフウォーター・スイム・イン・よこはま
  (2003/7/13(日)横浜港みなとみらい21地区臨海公園:オープンウォーター )



神奈中マスターズのときにギャル二人に勧誘されついつい調子にのって
エントリーする者が出てしまったMM21のオープンウォーター(OW)大会。
波のある海面、きたない水、臭い匂い、降りしきる雨、冷たそうな海中、
そんなところで朝の9:00から1600m。

どう考えてもこんな条件で泳ぐのは正気の沙汰とは思えないこのレースに
なんと咲夜の弟氏、サブT氏、そして代表の3名が出場しました。
この3名が溺れることを心配して(期待して?)、応援(見物?)に来た
アンダンテ氏、ROM専氏、のんぶれす、
さらにはOWは百戦錬磨のOpus21の方々も一緒になり
なにやらとっても楽しいイベントとなりました(^_^)。

今回は咲夜の弟氏がエピソードの原文を送ってくれましたので
まずはこれを中心に大会の様子をお伝えしましょう。
(咲夜の弟さん、どうもありがとうございます)


<さくやのおとうと氏の手記>


「1マイルくらい何とかなるだろう」と調子に乗って申し込んでしまったMM21。
その後、メンバーには、「波が高くて息が出来ない」、「クラゲが何千匹」、
「水が冷たくて、普通の水着じゃ無理」、「水中は真っ暗で何も見えない」などと
脅されまくり、びびりまくっておりました。
しかも、神奈中でも露呈したように、ここ数ヶ月体調は最悪。

とりあえずは、最善と思える装備(スピードフルレッグ&アリーナゴーグル)を
用意し、前日は早めに休んだのでした。

ところが・・・
会場についてみると、なんと砂浜があり、しかも砂浜の所に、
市役所の窓口が出ていて、「今日は天気が悪いけど、中止じゃないよね」
などという話がされていたのでした。大会の主催者の人は、お役所の人に、
「中止の話が出ていないんだったら、皆を着替えさせて、外に出しちゃうけど
いいかな?そうすれば皆勝手に泳ぐから」などとやり取りをしているのでした。
さていざ更衣室に行ってみると、すでにサブT氏は着替え終わり、クラゲローションを
体中に塗りたくり、準備万端。しかも水着は普段のホームでもはかないビキニタイプ。
私もあわてて更衣室に向かったのでした。
というところで目が覚めました。おかげですっかり疲れてしまって、
まったく寝た気がしません。

さて当日の朝、すでに一度召集の夢を見て疲れた頭で会場に到着すると、
受付のところに長蛇の列。
「中止じゃないんだ」と半ばあきらめの心境で並んでいると、
サブT氏が登場。「棄権、棄権」といって私を列から引き離すではないですか。
その後代表さんと連絡を取りながらしばし待っているところに、
MACSを本大会に引きずり込んだギャル2名が登場。
水が臭いといいつつもさくっとエントリーの列へ。
そうこうしているうちに、代表も到着。3人でとりあえずエントリーの列へ。
会場アナウンスによると水温は19度。8:15から試泳が出来るのだが、
だれも泳ぐ人がいない。この状況を見て、すぐにリタイアのことを考える。
当日参加の人が予想外に多かったようで、エントリーの手続きが遅れたためか、
スタートは5分遅れということに。場内のアナウンスでは、水温も22度程度というし、
ウェットでない人のほうが遥かに多いのを見て、すこし安心。

日焼けはまず心配なさそうだが、クラゲは万が一ということがあるので、
ローションを塗るのだが、私だけ他の人たちと色が違うなぁ。

#編集者注:代表氏・サブT氏は日焼け効果バッチリのローションを準備。
#一方、咲夜の弟氏はなんと日焼けカットのローションを用意。
#「一人で何を美白を目指しちゃってるのか」と変人扱いされていました(笑)
#まあ、あの天気だから結果的にはどっちでも良かったんだけどね・・・。
#参考までに、BBSでの咲夜の弟氏の怒りの抗議。

#  いきなり焼くとよくないといったのはどこのどいつなんだー
#  (それはドイツ人です・・・<やっちゃった)

さていよいよスタート。
マスターズとは違い100人以上の参加者が一斉にスタートするのだが、
スタート数分前から主催者側も煽る煽る。

#編集者補足:マスターズの大会とはスタートの形式がまったく違います。
#仮設桟橋から入水して立ち泳ぎで待機している選手達に主催者がマイクで
#「1分前!」「30秒前!」・・・「スタート!」とアナウンスして一斉にスタートします。
#仮設桟橋からザブンと入水するのには清水の舞台から飛び降りるぐらいの覚悟が必要かと。

サブT氏は真っ先に飛び込んで、スタートの列の先頭を陣取る。
続いて代表も飛び込んで、同じく先頭へ。
かくなる私は、水の冷たさにおびえ、ぎりぎりまで待つことに。
30秒前になっていよいよ覚悟を決めて飛び込んでみると、
思いの外あたたかい。これならウェットなしでもOK。
ただスタート時の混乱を避けるため、列の後方でスタンバイ。
#編集者注:見ている方が「心臓マヒるんじゃないの?」とマジで心配しておりました。

いよいよスタートの合図。皆いっせいにクロールで泳ぎ始める。
私も仕方なくクロールで泳いでみるが、ヘッドアップしても、
前方確認がまったく取れない。そこであきらめて、スピードを出したいとき
以外は平泳ぎの戦法に切り替える。
水中は、自分の腕の先がかろうじて見える程度だったので、透明度は1m以下でしょう。
おかげでいろんな人に乗っかられるは、乗っかるは、で大変。

一つ目のブイを周ったあたりで、後ろからすごい勢いで泳ぐスイマーに遭遇。
早くも5分遅れでスタートした女子のトップ集団に巻き込まれた模様。
#Opus21の三女さんや長女さんですね。

二つ目のブイを周ったあたりで、右足太ももの裏が少しつりそうになったため、
キックを弱めて、安全運転。
1周目のところで、応援してくれているはずのメンバーにサインを送ろうと
思っていたのだが、上を見てもどこに誰がいるのかまったくわからないため
サインはあきらめ、2周目へ。
#応援側はちゃんと咲夜の弟氏を発見していました。溺れているようにも見えましたが
#一応もう1周行けそうな感じだったのでちょっと安心しました(笑)。

少しスピードを上げなければとクロールに切り替えたところ、岸に激突。
波の影響と、水が不透明なのとで、方向感覚がゼロ。
仕方なくまた平泳ぎに切り替える。クロールのほうが早いし、姿勢も楽だから、
出来ればクロールで泳ぎたいんだけどね。
1周目に比べて、周りに泳いでる人が少なくなったためか、異様に長く感じた。
さて無事に2周を泳ぎ岸までたどりつき、さあ後は走るだけだ、と思って
岸に手をかけたところ、腕に力が入らず、体が持ち上がらない。
内心かなり焦りました。なんとか這うようにして岸に上がって、
最後のランニング。

後はリレーを観戦。
Opus21さんは、個人戦の後どうして着替えないのかと思っていたら、
なんとリレーもエントリー。
個人の時には自分が必死で他の人がどう泳いでるかわかりませんが、
リレーを見てると、早い人というのは、波に関係なく、まっすぐ
ブイの方に泳いでいるのには感心してしまいました。

すべてのレースが終わった後で、表彰式。
Opus21さんはきっちり表彰台をゲットしていたのはさすがでした。

今回のMM21の水について、長女さんと三女さんいわく、
「あんなに汚いとは思わなかった」
って、人には「最初にきれいなところで泳ぐと、
汚いところでは泳げないから、最初にMM21っていうのも
良いかも」とか言ってたのにひどいじゃないですか・・・
#編集者注:普通はああいうところで泳いでもロクなことはないと考えますが(笑)。


この後重油で(?)汚れた体を洗うため、
Opus21さまご一行をホームへご案内。
ホーム自慢のジャグジープールをご利用いただきました。
(お気に召していただけましたでしょうか?)

ちょっと軽く流してから、反省会へ。
ノンブレス氏の撮影した写真を見ながら一盛り上がりして、
次回の健闘を誓って(?)解散したのでした。

というわけで、私としては、もう少し透明度の高いところで
泳いだらどうなるのかというのは非常に興味のあるところなので、
機会があれば、沖縄とかにでも・・・

    ◆   ◆   ◆   ◆

ということで、さくやのおとうと氏もなんとか無事にヘドロの海でのOWデビュー戦を完泳し
さいわいなことにこのページの執筆時点(レース後6日経過)まで特に体調の異常も無く
無事に暮らしているようです。いやいや、よかったよかった。

さて、泳いでいた咲夜の弟氏には代表やサブT氏の様子は見えなかったので、
そのへんは応援(見物?)していた管理者のんぶれすの方で補足しておきましょう。

<サブT氏の様子>


早目に入水、代表とならんでスタート待ち集団の最前列を占位。
ここからスタートダッシュをかけせめて最初だけでも目立とうという下心が見え見え。
しかし、スタート後は皆さん猛烈なスピードで泳ぎ始めたので、結果的には
たいして目立たず。まあそれでも最初のブイの近くまでは先頭集団の近くにいたのかな。

最初のブイ近くまでいくと観客席からはもう誰が誰だかわからない。追跡不能。
「そろそろ帽子を振ってリタイアじゃないの〜」と思ってみていたが、
1周目を終えて最初に観客席前まで戻ってきたMACSメンバーはサブT氏でした。
しかし、なんかひーこらひーこら泳いでいる感じで「先行逃切」はすっかり「先行」のみに。
それでも結局MACSメンバー内では最初にゴール。

<代表の様子>


この人も「お目立ち」目的で先頭スタート。最初はスプリンターらしくかなり飛ばす。
しかし当然すぐにガス欠。最初のブイの近くに行った頃にはすっかり人ごみの中に埋もれて
行方不明。その後、だいぶたってサブT氏が2週目に入り、そのあとさらにしばらくたって
「あっ、あれ代表だよ、代表」というアンダンテ氏の声。
ようやく観客席近くまで戻ってきた代表が「発見」されたのですが、
泳ぎはすっかり別人でひらひらゆらゆら。これじゃクラゲとおんなじじゃん。
刺されずに済んだのは仲間と間違えられたからでねーの?(笑)。
まあ、ともかく代表も無事に完泳しました。

    ◆   ◆   ◆   ◆

ということで、棄権者も溺死者も出ず、無事に大会は終了。
末筆ですが、あのヘドロの海を泳がれた皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。
見ていただけの小生もモーレツに感動しました。



どんよりと曇って小雨混じりの横浜港
みなとみらい21地区臨海公園。
今日の戦いの場はここです。
鉛色の水、臭い匂い、冷たい雨、
体温を奪う風・・・いやはやすごい環境だ。
しかしそんな中で早朝から試泳を
している方々がいます。オドロキ。

これも楽しそうに試泳をしている人たち。
サーフボードに乗っている人たちは
本日のライフセーバーの方々です。
それにしてもこんな環境下で
元気に試泳をするとは、この人たちは
普段どこで練習しているんだろう。
・・・京浜運河??

会場の様子。黄色い特設ゲートがゴールとなります。
うしろは横浜名所・インターコンチネンタルホテル。
今日も外人観光客とか結婚披露宴の人達が
いたはずだから何人かはこの不思議な光景を
見ていたはず。まさか眼前のきたない海で
泳ぐとは思ってなかっただろうけど・・・。

レース直前の様子。
このばっちい海で泳ぐ奇特な方々です。
皆さん、へんな水を飲んで身体を壊さないで
くださいね・・・
ちなみに遠方にはこれも横浜名所の
赤レンガ倉庫とマリンタワー。
今日の大会は観光名所の真ん中だから
なんだか楽しい景色だなあ。

それではコースの紹介。
まずは、手前の青い仮設桟橋。
この手前の海に入水して、
ここから岸沿いに
出発します。

臨海公園沿いにずう〜〜〜〜っと泳いで
はるか彼方の黄色い三角ブイが第一コーナー。
ここを右折して港の中央水域へ向かいます。
これを見ただけで短距離線の小生は
絶望的な気持ちになります(^^;;)。

ベイブリッジの方に向かって港の中央を
ずずずっと泳ぐとそこにまたも黄色い三角ブイ。
これが第二コーナー。ここを右折して
岸の仮設桟橋へ向かって泳ぎます。
そして仮設桟橋前の黄色い三角ブイを
右折して二周目へ。なんかぞっとしますね。

そして無事に二周を終えたら仮設桟橋の脇から
岸に上がって赤いカーペットの上を走って
黄色いゲートにゴールイン。
ちなみにこの写真に写っている人は
リハーサルしているわけでも踊っている
わけでもなく、男子のトップでゴールした方です。
説明の都合で前後しちゃいましたが・・・。

ということで、皆さんスタート。
ヘドロの海を泳ぎ始めました。
いやはや、こういうところでも
人間は泳げるんだ・・・
(この写真は2周目なのですこし
 人と人の間隔が開いています)

第2コーナーを周って仮設桟橋へ向かう先頭集団。
最後までこんな感じで水しぶきをあげながら
たくましく泳ぎきるのでありました。
すごいなあ・・・

2周目を終えて仮設桟橋脇まで戻ってきたサブT氏。
こんなところでもどういうわけか競り合いとなり
スプリント力の無さを露呈。
結局、ひとりなかなか岸に上がれず
へたばっていました。

やっと岸にあがった代表。
もう完全にふらふらという感じで
立っているのがやっとという感じ。
口を押さえているのは
吐き気を我慢しているのかな?

続々と最終ストレートを泳いで戻ってくる人たち。
”人類の歴史において、かくも多数の者が
 かくもきたない海で泳いだことが
 あっただろうか”

ようやく咲夜の弟氏も戻ってきました。
もう少しで完泳だよ、がんばれ〜!

岸ですっかりへたばっている咲夜の弟氏。
なかなか立ち上がれません。
「たつんだ!、たつんだじょぉ〜!」

話しかわってこちらはリレー。
Opus21の皆さんが出場しました。
まずはこれが第一泳者の先頭集団。

戻ってきた第一泳者先頭集団。
この中に岩(^○^)さんがいるはずですが
さあどれでしょうか・・・

続いて第二泳者。
これはベイブリッジを背景に力泳する長女さん。
特徴のあるハイピッチ泳法なので
泳いでいる様子をずっと
高倍率双眼鏡(野鳥観察用(^^;;))で
追跡していました。

これも長女さん。だいぶ岸に近づいてきました。
晴れていればちょっとした絵になるのですが、
この天気・雰囲気だとなんだか
ネス湖のネッシー君のお友達みたいです。
#ごめんなさ〜い(^^;;)(_o_;)

そしてアンカーは三女さん。
颯爽と第1コーナーへ向かって進んでいきます。
個人戦で2周泳いだ後なのにスゴイなあ・・・

そして第2コーナを周ってベイブリッジを背景に
最終ストレートを力泳する三女さん。
がんばれ〜!

これは左の写真の拡大版。
偶然にもヘッドアップした瞬間の写真と
なっていました。なんかカッコいいなあ。




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