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Mamiya C220 Professional f (66版 120/220)

<左から> SEKOR 55mm F4.5 / 250mm F6.3 / 80mm F2.8 / 135mm F4.5 / 105mm F3.5

レンズ交換式二眼レフで、レンズは潔く2本セットで交換してしまうという、マミヤらしい大胆なシステムカメラである。
私には実はこれが非常に馴染めて、C2, C22, C220ときて現在使っているのが上の写真のセットである。
ここまでのめり込むにはそれなりに訳があって、C2を入手した当時の事情として、(1)雑誌のカラー写真原稿はリバーサルでブローニー以上のフィルムサイズが必須だった、(2)ブロニカやハッセルは高くて買えなかった、(3)それでもレンズ交換のできるブローニー版のカメラが欲しかった、といったことがあった。 そこでの私が買える範囲での選択肢はマミヤCかマミヤ・プレスしかなかったのである。マミヤCにはセルフコッキングのついた高級型C3系もあるが、クランク巻き上げがぎくしゃくした感じなのと特段セルフコッキングに拘らなかったので、迷わず安価なC2を買った。 使ってみるとそれなりに使いやすさや便利さが分かってきて今のC220 Pro fにたどり着いて、いまだに現役をお願いしている次第である。 2003年には廃棄寸前のC33を救出し、スペア機としてレストアした。
目高のアングルが欲しくなってポロミラーファインダーを買い、長いの欲しい、広いの欲しいでレンズも揃った。(次ページで紹介)
二眼レフのメリットは、と言うかウェストレベルファインダーのメリットとして、モデル撮影の時に初めてのモデルさんでも比較的緊張が解けるのが早いことが挙げられる。 撮ってみて感じたのだが、一眼レフのアイレベルで視線が直接ぶつかり、鉄砲で狙ってるか睨み付けてるかといった姿勢でなく、直接目を合わさないでポケットに手を入れてる感じで接するからかな、と思う。 また、C用のレンズ群は国産には珍しく軟調でしっとりした描写をするので、もはや手放せない存在となっている。
重装備で勝負に出ると、こんなスタイルになり、なかなか格好がいい。
でも、重い!

C220 + 250/6.3 + Polo Finder + Speed Light

作例はこちら
Mamiya C220 Professional f (BODY)
マミヤCシリーズの基本コンポーネントであるボディユニットである。 これにシャッター付2眼セットのレンズを取り付けて撮影体制となる。 レンズ交換は蛇腹をたたみ、、フィルム遮光板をセットしてからレンズ固定レバーのロックを外して行う。 このC220はボディ側のレリーズレバーでシャッターを切ることができる連動機構は持っているが、巻き上げに連動してシャッターをチャージする機能は持っていない。 使用フィルムの120と220の切換は、圧板を90度回転することで行う。
1982年3月発売。

下の写真はオプションのアイレベルポロミラーファインダーとハンドグリップである。 いずれも軽量で、機動性が大幅にアップする。

Mamiya C220 Professional /
        SEKOR 80mm F3.7
軽量化されたマミヤC3桁シリーズの初代普及型モデルである。 ボディ下部の繰り出し機構がシンチュウ製から軽合金製に変わって、大きさ、重さともに大幅に減った。 80mm F3.7 付で1300g強である。 繰り出し量も5mm減ったが大勢に影響はない。 巻き上げノブに折りたたみ式クランクが付いて、ちょっぴり機動性が向上した。 裏蓋交換が出来なくなったので、カットフィルムの一枚取りができなくなった代わりに、圧板の回転と、巻取り切り換えレバーにより120フィルム・220フィルムが切換使用できるようになった。 この点が一番の改善点であろう。 ただ、圧板を回転させて切り替えレバーの操作を忘れると220フィルムを使っても12枚撮ったところでグリグリ巻き取ってしまうことになる。
1968年4月発売
C220専用フォーカシングノブである。 これがあると微妙なピント調節が非常に楽になる優れたアクセサリーで、マミヤはこの様な琴線に触れる小物をきちんと揃えてくれた。
Mamiya C33 Professional /
        SEKOR 105mm F3.5
マミヤCシリーズの高級型C3系の2代目で、裏蓋交換によって220フィルムが使えるように改良されている。 しかし、交換裏蓋を持って歩くのも結構大変で、結局120か220かの専用機になってしまう。 この個体は元のままの120フィルム用モデルである。
薄汚れて廃棄寸前だったものを救い出し、清掃やモルトの貼り替え、調整などのレストア処理をして復活させた。 C2系との差違は、クランク巻き上げでセルフコッキングになっていることで、パララックスも自動補正(露出倍数も確認できる)となっているが、レンズ交換後に手動で焦点距離をセットする必要がある。
105mm F3.5付で2Kgちょうどと結構重い。
1965年4月発売。
パララックス(露出)補正板(65mm用)

C3シリーズはファインダースクリーン上でパララックスと露出補正ゲージが示されるが、65mmレンズの場合にはこの補正板を重ねて修正値を見る。

野外ルーペファインダー

3.5xと6xの切換式野外ルーペである。 ウェストレベル、左右逆像であるが、通常のピントフードで外光の侵入で苦労している身にはとてもありがたいパーツである。 3.5xでは画面全面が、6xでは中心部アップのマグニファイヤーとして機能する。 ホント、助かる。

PARAMENDER
    for MAMIYA FLEX MODEL C
マミヤCシリーズは二眼レフ故のビューレンズと撮影レンズのパララックスが発生する。 通常撮影ではさほど気にすることもない誤差であるが、近接撮影の場合には到底無視できない視差が生じてしまう。 特に蛇腹繰り出しで、超近接撮影のきくマミヤCシリーズでは致命的なことになりかねない。 そこで、ビューレンズと撮影レンズの光軸差50mmを修正して視差ゼロでの撮影をするために、このパラメンダーが用意された。 最初いっぱいに縮めた状態で構図を決め、次にノブを回していっぱいに伸ばして(カメラを持ち上げて)シャッターを切る。 当然三脚に据えて操作する。 これでファインダーで見たとおりの構図での撮影が可能となる。 接写では絶大の力を発揮するアクセサリーである。
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