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SLR MF SR SLR MF MC/MD α SYSTEM CL/CLE APS VECTICE 110, 16mm ETC. Digital CAMERA
【1】 SLR / MF CAMERA & LENS (SR Mount)
MINOLTA SR-2
AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8
ミノルタ35mm一眼レフ第1号機がこのSR-2で、1958年1月の発売である。 トップカバーの刻印は、まだ"CHIYODA KOGAKU"である。 ミノルタSRシリーズのフォルムが最早できあがっている。
当時流行のLVシステムを全面採用しており、トップカバーに”LV"の刻印があり、シャッターダイアルと絞りリングにLV値が刻まれている。また、順算自動復元のフィルムカウンターが巻き戻しクランク脇にあるのが特徴である。
レンズは半自動絞りで、フィルムを巻き上げてシャッターチャージした段階で開放となり、シャッターを切ると絞り込まれたままとなる。 ライバルのペンタックス(5月発売のK型)とは別の方法で半自動絞りを実現している。 絞りを変えるときにはロックボタンを押しながら操作する。
不等間隔ながら一軸不回転シャッターダイヤルを採用している。 ちなみにペンタックスはAP型の時代であり、ニコンFの発売は翌年なので、当時の最高水準のスペックを誇った。
MINOLTA SR-1 (初代)
AUTO ROKKOR-PF 55mm F2
ミノルタ一眼レフ第1号であるSR-2の普及型としてシャッター最高速を1/500秒とし、レンズをF2として1958年7月に発売された。
後のキャッチフレーズ「緑のレンズロッコール」を予感させるように前面の「SR-1」の刻印には緑色のカラーが流し込んである。
レンズが半自動絞りで、LVシステムを採用するなどSR-2の持つ基本機能はすべて採用した高級仕様となっている。
世間の定評どおり非常にタフなカメラで、この個体もシャッターは全速度正常作動し、メカのヘタリはまるでなく、未だに実写可能である。
初期の標準レンズ用フード
この当時カメラはまだまだお宝であった。 付属品といえども決して手抜きはしていない。 このフードも全金属製で、上質のクロームメッキと黒塗装が施されている。 多色刷りの箱の中で革ケースに収まっていて、箱の裏には定価900円と印刷されている。
SRマウント交換レンズ (ロック付半自動絞り)

AUTO TELE ROKKOR-PG 135mm F2.8

当時の流行で、一眼レフを買ったら交換レンズは先ず望遠を買うのが定説であった。 それも135mmが定番であった。 見事にそのとおりの買い方をしているのが分かる。 まさにミーハーだ。 当時のRFの世界では難しかった”超望遠”の世界を実に手軽に体験できた。
このレンズも頑なにLVシステムを採用しており、標準レンズ同様に絞り値を変更する時にはレンズのロックボタンを押してやる必要がある。 多分シャッターを切った時に設定絞りまでガシャっと一気に絞り込むため、オーバーランさせないようにロックをつけたのだろう。
懐かしい仕様であるが、クリック絞りやプリセット絞り方式に比べ格段に速写性が増して大喜びしたものである。
「完全自動絞り」の実現は次の高級機SR-3の登場を待って実現することになる。
SRマウント交換レンズ (プリセット絞り)
TELE ROKKOR-QE 200mm F5
初期には自動絞りレンズとともに安価なプリセット絞りレンズも盛んに供給された。 自動絞りレンズと同スペックのものもあったが、プリセット絞りのみの開放値が暗めでコンパクトなレンズも供給され、懐の寂しいカメラファンに喜ばれた。
このレンズもコンパクトに仕上がっており、無理なく構えて撮影できる。
KOMURA TELEMORE x2 for SR
言わずと知れた、と言っても21世紀の今では知らない人の方が多い三協光機の”コムラー・テレモア”である。 レンズの焦点距離を二倍に延ばす魔法のコンバーターレンズではケンコーがつとに有名であるが、かつてはソリゴールやコムラーなど結構選択肢があった。 そして、このコムラーはプアマンの味方、懐の寒いカメラファンに福音を与える気高いメーカーであった。 純正品の半値くらいで各種カメラマウントの交換レンズを供給してくれたのである。 その後何とか景気の度に人民の懐が豊かになり、プアマンの福音は、いつしか学割以下のメリットになってしまった。 とうとう倒産して思い出のメーカーになってしまったのである。 私もかつては相当お世話になったのであるが、恩を忘れて純正病に走ってしまっていた。 反省。
MINOLTA SR-3
AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8
ミノルタの高級型一眼レフSR−2の後継機として1960年に発売された。 開放値F1.8のレンズと1/1000秒のシャッターは継承し、完全自動絞りを実装しての登場である。 これに伴い、レンズの設定絞り値ロックボタンは廃止された。
順算式フィルムカウンターはまだ巻き戻しクランクのそばにあるが、クリップオン型のセレン光式連動露出計が用意され、その取り付け用ブラケットがシャッターダイアルの前に設けられた。 このメーターはシャッター速度に連動し適正LV値(対応絞り値)を読みとり、レンズ部の絞りを手動操作するようになっている。
MINOLTA SR-1 (二代目)
AUTO ROKKOR-PF 55mm F2
SR−3登場時にその普及型としてマイナーチェンジして登場した。 標準レンズの開放F値をF2とし、シャッター最高速度を1/500秒にして初代同様に廉価で提供された。
改良点は完全自動絞りの実装と別売の外付連動露出計(シャッター連動・LV直読)が取り付け可能になったことである。 なお、この連動メーターの受光素子はセレン板であった。
MINOLTA SR-7
1962年にミノルタが満を持して・・・かどうかは分からないが、相当リキを入れて投入した高級SLRである。 直読式CdSメーターをボディに内蔵し、ユーザーの利便性を格段に向上させた。 無骨というか、いかにもじゃまな大型外付けメーターを取り付けないで露光が決定できる快適さを堪能できた。 これでボディ重量670g。 SR-3より20g重くなっただけでまとめた技量はさすがである。 当時中学生だった私は、カメラを下に向けたり横に向けたりして露光を採っている大人を羨ましげに眺めていた。 ちなみに私は、ロンドの簡易露光表でカンピューターを働かせて露光を決めていた。
MINOLTA SR-1 (三代目)
AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8
このSR-1はSR-7の普及型として用意され、1962年に発売された3代目である。
このマイナーチェンジでフィルムカウンターは巻き上げレバーの横に配置され、上カバーのメーカー刻印もMINOLTA CAMERAになった。 露出計は内蔵せず、クリップオン型の外部連動式の露出計が用意された。 こちらの受光素子はCdSである。 SR-1伝統の最高速が1/500秒までというのは継承している。
後付のアクセサリーシューはペンタカバーと一体にフィットするようにデザインされており、はなっからついているように馴染んでいる。
MINOLTA SR-METER-2
外部連動露出計の受光素子をセレン板からCdSに変更改良し、測光範囲を低輝度側に拡げたもの。 もう直読LV目盛の刻印は省略されている。
MINOLTA New SR-7
AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4
ミノルタのベストセラーSR-7のコンパクト化をはかり、小型軽量化したモデルである。 とは言っても、後のモデルに比べれば全金属ボディはズシリと持ち重りがする。 コンパクト化で額が狭くなり、おでこにminoltaのロゴが引っ越した。 基本スペックは旧SR-7とまるで一緒といっても言い。 このモデルと同時に小型化されたNew SR-1ともどもアイピースの形状がネジを切った丸形からアクセサリー溝の付いた角形に変更され、ファインダー関係のアクセサリーも変更された。
このNew SR-7が外部測光メーターを内蔵した最後のモデルになる。
MINOLTA New SR-1
AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8
親分筋の高級機がSR-2、SR-3、SR-7と進化し、New SR-7でよりコンパクト化をはかるまで、微妙なマイナーチェンジで凌いでいたSR-1もNew SR-1へとモデルチェンジをした。 そのNew SR-7のコンパクトボディをもらい、外付cdsメーター連動可能としたのがこのモデルである。 シャッター最高速は1/500秒で押さえられている。 次機種SR-1sで1/1000秒を装備するが、このモデルが10年続いたSR-1系譜の最終型となる。
なお、装着レンズもコンパクト化され、型番同一ながらフィルター径が52mmとなっている。
この個体もよく見るとアタリや擂り傷が多く、数々の戦跡を彷彿とさせ、まさにジャンク状態であるが、なんとメカは完動である。 ファインダー内も小さな埃が入っているものの見えはクリアである。 ”完全自動絞り”もちゃんと連動する。 何ともタフなカメラである。
2001年9月ミノルタで点検とモルトの張り替えを実施し、現役続行中。
MINOLTA SR-1s
MC ROKKOR-PF 55mm F1.7
1966年にSRT-101が発売され、TTL解放測光が実現された。 それに伴いレンズも解放測光に対応したMCタイプに移行した。 しかし露光計内蔵などというヤワなカメラなど使えるか、と言う硬派のファンも多かった。 特に評価の固まっていなかったTTL測光については、内蔵してること自体が腹が立つ、というご意見も結構多かった。
そこで、あえて露光計を内蔵しないクロウト好みのカメラをリバイバルさせて発売したのがこのSR-1sであった。 基本的にはNew SR-1と同じだが、クロウト向けに1/1000秒を追加している。 MCレンズがついて正解である。
いつの世にも流れに棹さし流れに乗る人と、流れに溺れる人がいるもので、このカメラは溺れた人の浮き輪となった。 でも、不細工な外付けメーターがつくのよね。
MINOLTA-SR
  EXTENTION TUBE
接写リングのセットであるが、No.1〜No.5の5個セットで凝った化粧箱に入っている。 この当時のカメラ、そしてその関連パーツの地位を現すような丁寧な仕上げである。
本体も凝っていて、
No.1 Bf-Bm (B:バヨネット)
No.2 Bf-Sm  (S:ネジ)
No.3 Sf-Sm
No.4 Sf-Sm
No.5 Sf-Bm
でセットとなり、適当に組みあわせて接写拡大撮影をする。 仕上げ加工はメッキを含めて極めてきれいであり、当時の工業製品の丁寧な仕上げが満喫できる。
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