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| 台湾の王俊彦。本来はベースライナーだが、そのプレースタイルはまさにオールラウンド。バックボレー、ドライブボレー、スマッシュの破壊力は抜群。2003世界選手権、2004アジア選手権での台湾国別対抗優勝の立て役者だ。 |
テニスのスタイルを指すことば。(ネットプレーでもベースラインプレーでも)なんでもこなせること。
ソフトテニスはその100年の歴史のなかでダブルスのみを重視し、前衛と後衛というポジションを特化させ、専門化(スペシャリスト)させてきたが、同時にオールラウンドなスタイルへの羨望が存在したのも事実である。
80年代になって無敵を誇った日本男子が、国際大会において、韓国(1983)そして台湾(1985)に連続して敗れた。とくに名古屋での第6回世界選手権(1985)で日本を破った台湾のテニスは、衝撃そのもののオールラウンドスタイルだった。このときの台湾は強烈なアンダーカットサーブで武装しており、そのことのみが語られがちだが、(たしかに強力な武器ではあったが)実はそのスタイルこそが重要だったし、革命的だったように考えるのである。それがオールラウンドと前陣速攻ともいうべきライジング戦法だ。これがあたえた影響は極めて大きく、以後の流れをきめてしまったとさえいえる。これは単に変わったというより、進化である。
アンダーカットは新ルールにおけるポジションの制限を促したとの見方もでき、それがオールラウンドプレーが望まれるルールを生んだのは皮肉といえば皮肉といえるかも。
およそオールラウンドでなければ一流とはいえないが、またウイニングショットをもっていなければ勝者とはなれない。---ウエンディ・オーバトン---
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