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ソフトテニスではこのグリップのことをイースタンだとカンちがいしている人がおおくてややこしい。
コンチネンタルを90度握りかえるとウエスタンになるが、その左右中間が、イースタンになる(左右にといったのはイースタンにはバックとフォアの2種類が存在するから)。
つまりソフトテニスのコーチや選手がイースタンといったときはコンチネンタルグリップのことを指すことがおおいので注意すること。またそういう人は本来イースタンと呼ぶべきグリップのことをセミイースタンとよぶので参考までに。いやもっといえば、ウエスタン以外のグリップをすべてイースタンと思っている人もおおい。つまり薄めをすべてイースタンと認識しているのだ。こういう人がイースタンというと、イースタンからコンチネンタルまですべてを指すというでたらめなことになるのだが、そういうひとがまたおおいのだ。
こういった混乱は、ソフトテニス関係の書物が悪い。ほとんどの本がグリップに関していい加減な記述をしており困ったものだ。(ただ薄めのグリップをすべてイースタンですましてしまうような無神経さも問題で、そういう人のアドヴァイスなど受けないに限る) もちろん正しく使っているひともいるのでさらに注意が必要。コーチングやアドヴァイスを受ける時はそのひとがどのグリップをつたえようとしているのか、確認が必要になる。
また40才以上のひとたちにおおいのだが、イースタングリップをイングリッシュグリップと(間違えて)呼ぶ人もおおい。もちろんこれらの人がイースタンという場合には実際には(正しくは)コンチネンタルを指す(ともかぎらない。先にかいたようにうすめのグリップに対してイースタンと言う呼称しかしらないからである。イースタン気味の気味の部分を省略して呼ぶ例もおおいのだこれが。これを省略してしまうと、ただしくイースタングリップを指すというややこしい事態になる)。
一般的な傾向として、ソフトテニス界では、用語として、コンチネンタルよりイングリッシュのほうが浸透しているが、いずれにせよ正しくは使用されていないことがほとんどなので要注意。 なぜこのような混乱を招いているのか、よくわからない。イースタンやコンチネンタルといった薄いグリップを日本に広く紹介したのは福田雅之助だが、この人はコンチネンタルを縦持ち、イースタンを斜持ち、ウエスタンを横持ち、と訳しており、ニュアンスのよく伝わるなかなかの名訳であり、導入時点で間違ってなかったことがわかる。
ただ、脱線になるが、イースタンの斜もちというのはフラットなグリップであるそれにたいして無用な誤解を生んでいる。イースタングリップのことを角度をつけて握ると書いてある本もみうけられるが、実は角度がついているのはウエスタンのほうだからである。以前にも書いたがイースタンは手のひらとラケットフェースの角度が一致するグリップであり、よくいわれるラケットを手のひらのようにつかえ、というアドヴァイスは、イースタンでしか実現できないのである。(バックハンドイースタンは手のひらの甲側を使う)
ソフトテニス関係でも古い書物になると結構正しい認識だったりする(が、どういうわけかバックハンドイースタンはほとんど無視されている。多分これが用語の混乱に悪い影響をあたえているような気がする)。
極論すればソフトテニスマガジンを含めたソフトテニス関係の本で「イースタングリップ」といえば、(実際には)「コンチネンタルグリップ」を指していると考えて間違いない。イースタングリップは「セミイースタン」とか、「イースタン気味」と呼ばれることになる。ちなみに硬式テニスで「セミイースタン」という用語は余りつかわれないようだ。もし使われるすればイースタンとコンチネンタルの間の薄いグリップを指すことになるが、それは単に「イースタン」でくくってしまう。あるいは「薄めのイースタン」だ。また「セミコンチネンタル」という用語が使われることもある。また以前にはオーストラリアングリップと呼ばれたこともあったようだが、最近はあまり聞かない言葉だ。
(右回りで)ウエスタン→セミウエスタンフォアハンド→イースタンフォアハンド(45)→セミコンチネンタル(オーストラリアン)→コンチネンタル(90)→イースタンバックハンド--エクストリームウエスタン--(135)→セミウエスタンバックハンド(フルウエスタン)→ウエスタン
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