管理者の独り言40
2004.11.14 金銭感覚
私は極端な浪費家でも倹約家でもない。遊んで暮らせるような莫大な資産を持たない代わりに、日々の生活を圧迫するような負債も持たない。最先端の電化製品や高級品に囲まれた生活ではなく、節約を基本とした生活であるが、生きるだけで精一杯というわけではない。多少の金銭的ゆとりはある。大半の日本人が同様ではなかろうか。
私の場合、「多少の金銭的ゆとり」は、模型作りなどの娯楽や酒・タバコなどの堕落に費やされる。本人としては有意義な投資であると思っている。趣味を共有できない人から見れば無駄遣いかもしれないが、価値観が違うのだから仕方がない。お互い様である。
そもそも趣味とは道楽であり、贅沢なものである。無駄遣いと贅沢との境界線の引き方は人によって異なるが、私の場合の境界線は下記の通りである。、
- 浪費家=無駄遣い
ずばり「ストック・モデラー、在庫の山」を指す。
入手困難な外国製品や、絶版品、限定品は勿論、例え流通品でも金型の劣化を考えれば初期生産品を手に入れておきたいのがモデラーの性である。他人にとやかく言われる筋合いはない。
しかし、「本当に将来作るのか」と問われると返答に窮する物品もあることは事実である。
- 浪費家=贅沢
エッチングパーツなどの精密なパーツや利用頻度が低い専用工具を欲しがる、すなわち自分の技量では使用効果を発揮できないレベルの物品を使いたがることである。「素人」の癖にと思うのだが、寧ろ採算性を意識する「プロ」ではないからこそ許される特権であり、素人の趣味が「道楽」と言われる所以(ゆえん と読むらしい)である。
尚、量販店で子供に混じって格安品を購入するのを良しとせず、「行きつけの」個人模型店で「常連」のふりをするのも、無駄遣いではなく道楽ゆえの贅沢と判断したい。
もっとも、限られた予算の範囲内での道楽であるから、節約も必要である。手間をかけることにより補完出来たり、仕上がりに差がないと判断すれば、安価な代替品を使用するように心がけているつもりである。しかし、安価だからといって成果品の完成度を損なうような劣悪品を使用するのは倹約ではなく、ただのケチである。
中板製作(その2)製作回想録(その2)
前回苦労して切断したアルミ製C型鋼に、約1.5mmの隙間の開くように3mm厚のゴム板を接着して受け金具の完成。
見栄えよりも実用性重視と自分に言い聞かせる。
次に中板の製作ではあるが、基本的には前作と同じ構造とするが、今回は枠をケース本体と同じ銀色(アルミ色)にしたい。
そこで問題、材料は何にしようか?
- 1.木製
- 前回と同じ2mmの溝付き角材。安価で加工しやすいが、如何にして「銀色」にするかが問題。
- 2.アクリル製
- 透明アクリル製2mm溝付き角棒10mm×10mm。クリアのままでも良し、銀色に塗装しても良し、ただし価格が...木製の8倍強!
- 3.アルミ製
- アルミ製C型鋼+間詰のゴム板。色調及び質感は抜群、価格も木製の2倍程度、ただし加工性に問題があるのは前回の「管理者の独り言」のとおり。
金で解決できる「アクリル製」がベストと思われるが、経済性により「木製」を選択した私は倹約家?選択を誤ったか?
次の問題、どうやって銀色にしようか?
- 1.塗料による着色
- 塗料の種類以前の問題として、目止めの下地処理等極めて難易度が高い。
- 2.シール材
- シール材で巻く。
さすがに「シール材」を選択した。
さて最後の問題、何を巻くか
ホームセンターで物色した中でベストと思った商品は、「0.1mm厚アルミ板シール」であった。ただし、少々高価であること以外に問題が。どうやって折り目を綺麗に出しながら角材に巻くか。もっと薄い材質の商品はないのか。
レンジ回り用のアルミシートが案外具合が良いかもしれない。でもこれなら100円ショップ(最近感化されている)で安く入手と思った私は倹約家??
近所の「ダイソー」に急行して物色するが、お目当ての商品が見つからない。
その代わりに、装飾用テープ(銀色)、4m巻105円也を発見した。
この光沢、チープな質感、絶対にイメージとは異なる紛い物と判りつつも購入してしまった。
冴えない...おまけに製作後3週間経過にしてテープが浮き上がってきた。
私はケチである。
禁断のムフフ・アングル