あおり9 は、青森県りんご試験場(現・地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所)が育成したもので、1977(昭和52)年、あかね王林を交配。食味がよく、省力性、病害抵抗性を備えた早生品種として選抜され、2001(平成13)年に登録されました。
 側花からできた幼い果実が自然に落ちる「自己摘果性」があるため、摘果作業が楽で、斑点落葉病、赤星病、黒星病などの病害に強い品種とのことです。収穫期は9月下旬です。
 果皮は鮮紅色で全面によく着色します。果形は円形〜長円形です。小形の果実はそれほどでありませんが、大形のものは、特徴ある形をしています。果梗側は少し肩を怒らした感じで、萼側から見ると三角形の握り飯を連想します。果実の萼側の窪みにはサビが少しみられます。果実の大きさは300g前後です。三倍体品種ですから花粉は授粉には使えません。 
 果肉は白く、糖度14%前後、甘酸適和で、蜜を含み、肉質はやや緻密で多汁なりんごです。

 あおり9 の果実には商標登録名の
彩香(さいか)を使用しますが、彩香は生果実の販売に限って使用を認められており、苗木及びジュース、ジャムなどの加工品についてはあおり9 を使用することになっています。

質問 「上の写真の葉は、彩香の葉ですか?」
答   「いいえ、あおり9 の葉です。彩香の葉ではありません」