大紅栄は、弘前市の工藤清一氏が1992(平成4)年に未希ライフの自由交雑種子を播種し、その実生の中から丈夫で省力栽培できるうまいりんごを選抜・育成したものです。
 2001(平成13)年にその特性が安定していることを確認して育成を完了しています。なお、出願時の名称は大紅でした。花粉親は不明です。収穫期は10月下旬で、2005(平成17)年の品種登録です。
 果実は約400〜600gの大形、濃紅色、円形のりんご。無袋で高温でもよく全面に着色し、果梗が短く丈夫なので台風がきても落ちにくいとのことです。糖度は13〜14%程度ですが、酸味が少ないせいでしょうか、非常に甘く感じます。いかにもりんごらしいふっくらとした感じの、とげとげしい個性がなくて誰からも好かれる味で、果肉の舌触りの良い、保存のきく、多汁なりんごです。

 2003年11月17日に弘前市の店頭で、2006年11月4日に弘前市の店から通信販売で購入しました。
 2006年1月22日から2月2日にかけて、中国大連デパート「大連マイカル」で春節(旧正月)用りんごとして、陸奥金星世界一サンふじ(無袋ふじ)と、この大紅栄の5品種が販売され、日本円にして1個 2600円と高値で売買されました
文献。中国では春節にりんごをたべると、その年健康に過ごせるという、健康への願掛けの意味があるそうです文献

 この品種は弘前中央青果が、「つがりあんアップル」として、専用利用権を設定している六つの新品種のうちの一つです。

  〈文献〉  大光栄について(商品説明パンフレット) 片山りんご園