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育成地(青森県弘前市)では10月上旬に成熟する中生種です。果形は円形で、王冠は弱く、萼は閉じています。果皮の地色は黄色ですが、表面は赤い色で被われて、不明瞭な縞模様がある、真っ赤なりんごです。萼側のくぼみにさびがみられ、果点の大きさや密度、スカーフスキン、果皮のろう質物及び粗滑の程度は中位です。果梗は長く太く、果梗に膨らみがある果実も見られます。果肉の色は黄白色で、切断して空気にさらすと褐変化します。蜜はあまり見られません。果実の大きさは290〜300gほどです。 糖度を測定してみましたら15%程度で、甘味は強いのですが、酸味も強いので、甘酸っぱく濃厚な味です。渋味はなく、香気及び果汁は中ぐらいです。果肉はしっかりしたサクサクで歯ごたえがあり、料理用に使ってみましたが、なかなかいい感じです。いい意味での個性をもったりんごです。 味は欧米の方々にも好まれると思います。貯蔵はやや長い方だそうですから、小粒に仕上げて欧米向きに輸出すれば好評だと思います。中国の趙 雋欣氏から「中国では赤いりんごが好まれ、黄色や緑のものはあまり好まれない」とメールを頂きました。真っ赤な、丸い、立派なりんごですから、大きく仕上げると中国にも進出できそうです。 弘前中央青果が、「つがりあんアップル」として、専用利用権を設定している六つの新品種のうちの一つです。 |