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ただし、青森県りんご試験場〈文献〉によると、来歴のよくわかっていなかった涼香の季節の遺伝子診断の結果、ふじの枝変わりか、あるいはアポミクシス(単為生殖など、受精や減数分裂をおこなわずに生殖が行われる場合の総称)によって生じた可能性が高いといういうことです。 果実の大きさは350〜400gと大玉で、500gのものもあります。果形は長円形、果皮は全面に赤色に着色しやすく、果肉は淡黄色で蜜入りが多く、甘酸適和です。果汁が多く、ナイフで皮を剥いていると、切り口から果汁がしみ出してくる感じです。 青森市(旧浪岡町)で2001(平成13)年に市販され始め、翌2002年には相当量が出回りました。店頭で見かけたら試食をお勧めします。 成熟すると花梗部付け根付近の凹部(こうあ=梗窪)に、上図のように割れ目(ツルワレ)ができることがありますが、味が悪いということではありません。品種によってツルワレができにくいものもありますが、大型の果実に現れやすく、樹上で十分充実した証拠であり、むしろ、うまい果実でもあります。 |
| 〈文献〉 | 遺伝子診断(DNAマーカー)で判るリンゴの親子鑑定・交雑和合性 赤田朝子 青森県りんご試験場平成15年度試験成果・情報発表会資料2004年2月13日 |