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日本には1960(昭和35)年に青森県りんご試験場が米国から導入しました。 品種の英名はStarkrimson deliciousで、Star crimson deliciousではありません。Stark兄弟商会のクリムソン色のスターキングデリシャスから Starking Crimson delicious →Starkrimson delicious になったのでしょうか。 インターネットを通じて、弘前市内のりんご園から、2003年11月23日に購入しました。机上に置くと、うまそうに見えますが、甘味・酸味が薄い品種です。糖度を測定してみると13.5〜14.0%と結構高い値を示すのですが、なぜか甘い味がしません。香りもありません。酸味も少ないと思いました。果汁は多く、まれに蜜が入ったものもありますが、淡白な味のする硬いりんごです。 このような淡白な味を好む人もあるのでしょうが、濃厚な味のりんごがお好きな方、特に色や形がよく似ているスターキングデリシャスの完熟したときの味をご存知の方は、物足りなさを感じてしまうかもしれません。好みにより評価の分かれるところでしょう。(2003年11月22日記載) 収穫期は10月下旬です。 購入してすぐ食べてみたときは、あまり感心した味ではありませんでした。しかし、未熟なデリシャスと似た味と舌触りがあり、しかも硬かったので、残り一個を北側の廊下に放置しておいてみました。
2004年1月7日に取り出しましたら、デリシャス特有の良い匂いがしましたので食べてみました。果実は崩れることもなく、褐変もせず、しかも適当に軟らかく、食味もよく、香り高い、甘酸適和のうまいデリシャスに変身していました。 収穫してから熟させなければ食べられないナシがありますが、スタークリムソンデリシャスも貯蔵しておいて適当に熟してから食べる保存用のデリシャスなのでしょうか。
「洋ナシ」のスタークリムソンは、アメリカ・ミシガン州で発見された、右図のような濃赤色の品種で、8月中旬になると、青森県三戸郡内の農産物直売所その他にたくさん顔を出します。 一般的に、果樹栽培農家でスタークリムソンといえば、この「洋ナシ」のことで、「りんご」のことではありません。英名では、りんごがStarkrimson delicious、ナシがStar crimson pear で、違います。日本語にすると煩わしいですね。 全国的に広く販売されており、通信販売のカタログにはスタークリムソン・ペアとも書かれている場合もあります。 通信販売の説明書には、次のように書かれています。 「洋ナシは全般に収穫後すぐには食べられません。手のひらに乗せてそっと包み込むように触って匂いを確認します。熟すと硬かった果肉がふんわりと柔らかさを持って良い香りを発するようになってきます。ただ、食べごろを過ぎるとフカフカの溶けた果肉になり味も無くなってしまいます」 |