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| イギリスWorcester近くのSwan PoolのHale氏が育成した品種で、1874(明治7)年に発表されました。はっきりしたことはわかりませんが、イギリスの古い品種
Devonshire Quarrenden の実生ではないかという考えもあります。日本には、大正時代に導入されています。 あかね の花粉親です。 果重200g前後の円錐形で、緑の地色で陽光面が縞状に赤くなります。果実の果梗付近には緑褐色のさびが出やすく、色の濃い部分を指で触るとザラザラします。果梗付着部付近から下方に伸びる五条の凹凸が、途中まであり、萼側の窪みは小さくて浅いりんごです。 果肉は熟するとやわらかく、舌触りも悪くありませんが、何となく素直に噛み砕かれない感じがして、違和感が少しあります。机上におくとよい香りがします。糖度13度程度で、甘酸適和で飽きのこない上品な味がするりんごです。イチゴの風味がするという人もありますが、私にはよく分かりません。収穫期は9月上旬ですが、樹の周りに落ち実がたくさんあるそうですから、熟した実は落下するのでしょうか。病気には強いということです。 イギリスなどでは、大変よく知られた有名な品種のようで、スーパーや直売所でよく見られるそうです。また、「Worcester Pearmain」とパソコンで検索すると、販売広告や品種解説がしきりに出てきます。しかし、日本では市販されているのを見たことはありません。 Worcester Pearmain の日本語風読み方にウェスターペアメイン、ウオルセスターペアメインなどいろいろありますが、辞書で調べると、Worcester の発音は また、 Pearmain とは、ナシ(西洋梨を逆さまにした) 形のりんごの、欧米における総称です。 Adams Pearmain、Baxters Pearmain 、Blue Pearmain、Christmas Pearmain、Claygate Pearmain、Foulden Pearmain、Grange's Pearmain、Hormead Pearmain 、Hubbard's Pearmain 、King Charles Pearmain 、Lamb Abbey Pearmain 、Laxton's Pearmain 、London Pearmain、Mannington's Pearmain などいろいろあるようですが、私は見たことも味わったこともありません。White Winter Pearmain は印度の親ではないかと思われている品種です。 果実は、青森県りんご試験場からいただきました。 〈文献〉http://www.orangepippin.com/apples/worcester-pearmain.htm |