かねてからカナダは紅葉の美しい国だと聞いていました。またナイアガラの滝も一度は見てみたいと思っていましたので、カナダ東部6日間のツアーに参加してメープル街道の紅葉狩りに出かけました。
カナダは国土の面積が世界で二番目に広い国。南の端が北緯45°で札幌とほぼ同じ、日本との時差はマイナス13時間です。
2011年10月5日小雨模様の成田を16時に出発。約12時間55分飛行の後、ニューヨークのニューアーク空港着(気温は摂氏21度の予報で、思っていたより暖かでした)ここでナイアガラフォールズに最も近いバッファロー空港行きに1時間24分の待ち時間で乗り継ぐ手はずになっておりましたが、悪天候とかでなかなか飛び立たず2時間以上も遅れ、無事着いてほっとしたのは翌日の午前1時5分でした。 |
カナダ旅行地域地図
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空港には日本人のガイドさんが出迎えて下さってバスに案内され、車中でカナダドルのこと、消費税が外税で13%であること。(高いのに驚きました)治安はよいが置き引きに注意するようになど教えて下さいました。
途中夜景を楽しみながら35分ほど走り、国境のレインボウブリッジを渡ってカナダの税関で入国手続きをして、2時20分にホテルに着きました。 |
| 車窓から眺めた夜景 |
翌朝8時半にホテルを出発。行く手に噴煙のように滝の水煙が舞い上がっているのが見えました。
北米とカナダの国境には有名な5つの湖「五大湖」があり、西から順にスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖で面積はほぼ日本と同じ、世界中の淡水の五分の一がここにあります。
ナイアガラ瀑布はエリー湖とオンタリオ湖の間にあり、川の中にあるゴート島(ヤギgoatの群が、ある年の冬この島で寒さのため凍死したことから名付けられたそうです)によって二つに分かれています。
川の水量の90%が流れ落ちる北側のカナダ滝は落差54m、幅670m、滝壺の深さ56m。滝口が馬蹄形をしているので「ホースシュー」と呼ばれています。南側のアメリカ滝はルナ島によって二つに分かれ大きい方は落差56m、幅320m。小さい方はブライダルベール滝で落差55m、幅15mです。
ナイアガラ川の下流には水門が造られていて夜中に水を引いて発電しています。その規模は、日本の黒部峡谷の4倍くらいもあるそうです。
ナイアガラの滝が出来たのは約12,000年前の氷河期といわれています。窪地にたまった水が湖となり、湖と湖の間が砂岩だったところが11kmも削られて現在の姿になりました。浸食は今もなお一年に3cmほど上流へと移動しており、1,5000年後には落差が0となり、滝は無くなるのではないかと考えられています。
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| ナイアガラで泊まったホテル |
ナイアガラ瀑布への道 |
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| 水煙で太陽が月のようにかすんで見えた |
流れる水に圧倒され滝壺に吸い込まれそう |
| カナダ滝の滝壺に向かって突き出たテーブルロック。その側近くにある建物に入り二階から眺めた風景は迫力がありました。ただ残念なことに窓ガラスが汚れていたので、写真に斑模様がつきました。 |
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| 手前がアメリカ滝、細い筋状のブライダルベール滝、奥に見えるのがカナダ滝 |
次にアメリカ滝の正面に移動して眺めました。滝は二つに分かれていました。右に見える幅15mの細い滝がブライダルベール滝です。(以前はルナ滝、アイリス滝等と呼ばれました)
滝を上から眺める場所として有名な二つの展望タワーがありますが、先を急ぐ私たちはタワーに登る時間がなく、エレベーターで降りて、青いレインコートを頭から被り霧の乙女号に乗り込みました。(水面に漂っている白い泡はなぜ出来たのか少々気にならないわけではありませんが……) |
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| 二つの展望タワー |
霧の乙女号 |
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| 青いレインコートを頭から被って |
滝のしぶきでできた虹 |
滝のそばに広がるクイーン・ビクトリア公園は四季を通じて美しい花が咲いているとのこと、今は秋なのでベゴニアやサルビアの赤が目を楽しませてくれました。また、ナイアガラ川沿いには長さ約60kmの美しいナイアガラパークウェイと呼ばれる遊歩道があり散策している人たちもいました。
カナダとアメリカを結ぶ鉄製のレインボウブリッジは長さが300mあります。こ橋の中央地点まで歩いて行くと金属製のプレートがあり「INTERNATIONAL BOUNDARY LINE」(国境)と表示されていました。
滝の方を眺めると霧の乙女号が今まさにしぶきに包まれているのが見え、乗客の歓声?悲鳴?が聞こえるような気がしました。 |
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| レインボウブリッジ |
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| カナダとアメリカの国境 |
滝の下を航行中の霧の乙女号 |
| ナイアガラパークウェイを3kmほど北に進むと、ナイアガラ川が流れを変える地点があります。そこでは川の水が渦をまいているので、ワールプールと呼ばれ、川幅は76mあるそうです。その上を1910年スペイン人のエンジニアレオナルド・トーレス・クエベドの製作したという40人乗りの電車エアロ・カーが対岸に向かって15分間隔で渡っています。 |
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| 渦の上を渡るワールプール・エアロ・カー |
| 次の目的地はナイアガラ・オン・ザ・レイク街です。途中庭師を養成するナイアガラ園芸学校の生徒が手入れしている庭や、水力発電所によって造られたという花時計。(バスで回ってくれたのですがうまく撮れませんでした)また、休日を過ごすため大勢の人が訪れるという公園を通りました。広い芝生はきれいに保つために近所の人が月に2回も刈り込んで手入れをしているとか、ゴルフ場は20〜30位もあり、世界最大級のコースもあるそうです。 |
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| 花時計 |
手入れの行き届いた芝生 |
| ナイアガラ・オン・ザ・レイク Niagara on the Lake |
ワールプールからバスで約25分ほど北上、ナイアガラ川がオンタリオ湖に注ぎこむところにあるこじんまりとした街です。東京の4月から5月頃の気候に相当し10月中旬が紅葉の美しい季節です。
19世紀(1840年頃)カナダの首都として栄えました。街は歴史的な建物を残すため勝手に家を建てることができず、観光客の車の乗り入れも10年ほど前に禁止されたので、信号機はありません。駐車場から街の中まで徒歩で10分ほど、メインストリートのクイーン通りに時計塔があります。街に入ってすぐに交差するキング通りの左角には馬車の乗り場、右折して300mほど行くとオンタリオ湖の湖畔にでます。
クイーン通りのお店を覘いてしばらくぶらついた後、バスに乗りトロントに行く途中、1軒のワイナリーに寄りました。この周辺には数多くのワイナリーがあり、原料のブドウの90%がこの付近で採れるそうです。赤ワインは樫の木の樽。白ワインはアルミ缶で熟成させて造ります。アイスワインはブドウの実を収穫せず、畑で凍らせ1月末に凍ったまま絞って10分の1に濃縮して造ったもので品評会で評判になったのだと言うことでした。 |
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| オンタリオ湖を望む |
東屋の上の風見鶏 |
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| 観光用の馬車 |
時計塔 |
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| クイーン通りのお店 |
ワイナリー |
今夜の宿泊はハンツビル近郊のホテルです。夕食をトロント市内ですませ夜の街並みを眺めながら国道400号を北に進みました。
トロントはオンタリオ州の州都なのでとても美しい賑やかな街のようでした。車窓から夜目にもはっきりそれとわかるのは、トロントのランドマークと言われる「CNタワー」で、国鉄(Canadian National Railway)が1976年に電波塔として建てた高さ550mの塔です。すぐそばにロジャース・センターと呼ばれるドーム球場の自動開閉式の屋根が見えました。 |
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| トロント市内 |
CNタワー |
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