☆突発的に行くことにした
私の勤務する会社には、20年勤続すると長期休暇が取れるというありがたい制度があります。今年は自分にもその順番が回ってきました。イギリスのドルメッチ・リコーダーのホームページをながめていると、7月にリコーダーのサマースクールが開かれると書いてあるじゃないですか。イギリスで笛を吹くなんて非日常な休暇もいいんじゃないかと、深く考えないですぐ行動に起こすバカな私は、すぐ申込みのメールを書きました。

案内には、テクニック別にクラスが設けられていて、事前に楽譜を取り寄せて練習してくるように書いてあります。早速イギリスの楽譜屋さんに注文して課題曲を届けてもらうと、結構難しい曲でした。本当に大丈夫かなあと不安になりながらも、あまり練習もしないまま日々がすぎていきました。
☆いよいよサマースクール
着いてみれば異常高温で暑い夏のイギリス。ロンドンで久しぶりの友達に会ったりミュージカルを観たりして数日のんびり過ごしてから、いよいよサマースクールに出発しました。
このサマースクールは、リコーダーの製作や演奏を家業としているドルメッチファミリーが主催して、26年も前から毎年開催されているものです。昨年までは他の街で開かれていたのですが、今回から他の団体が主催する音楽祭の一部として、今回の会場フレンシャムハイツに移ってきました。

会場は、ロンドン・ウォータールー駅から1時間ほど南西に向けて汽車に乗った郊外にある全寮制の私立学校です。ここは、貴族の館のような本館、オールドスタイルの寄宿舎から、すごく現代的な音楽ホールまで立派な施設がそろう、広い敷地の学校です。芝生のグランドには野生のウサギやリスや鹿が遊んでいて、ロンドンからは想像もできないすばらしいカントリーサイドです。ちょうどハリーポッターの映画みたいな世界でした。

リコーダーコースの参加者はおよそ35名。多くはイギリス人ですが、ドイツ・アイルランド・オランダ・イタリア・フランスなど欧州各国からの人たちもいました。日本人は私一人ですが、これまでは日本からの参加者もいたということです。
学校の本館はこんな建物 イギリスの田舎な風景



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