リコーダーの妖精 ミカラ・ペトリ

ミカラ・ペトリさんは神さまがこの世に贈って下さったリコーダーの天才でしょう。

彼女は1958年7月デンマーク・コペンハーゲンに音楽家の一家に生まれ、5歳のときにリコーダーを始め、8歳のときにはもうプロ・デビュー、11歳のときにはコペンハーゲン・ティボリ管弦楽団と共演したということです。
その後、ドイツのハノーバー音楽大学を卒業して、数多くのコンサートと録音を積み重ねてきました。
私と同じ年代で「天才少女」と呼ぶにはもうふさわしくないかも知れませんが、やはり永遠のリコーダーの妖精です。

それまではリコーダー奏者というとオランダのブリュッヘンだったのですが、はじめてCDで彼女の演奏を聞き、その驚異的なテクニックと音色の美しさにあっという間に心変わりしてしまいました。ジャケットの写真がすごいかわいこちゃんだったから、という理由もありますが。(笑)

1988年の3度目の日本公演以降、何度も来日公演に出かけています。
忘れられないのは、88年に自宅の近所の浦安市民会館で演奏会が開かれたことがあって、いそいそと出かけていったら、あまりの観客の少なさに「世界一のリコーダー奏者を呼んでおいてこれは何だ!」と怒ったこととか、94年に職場の近所で演奏会があったときに握手してもらって、CDのジャケットにサインをもらったことでしょうか。
2000年には海外出張から帰ってきたその足で演奏会に行き、時差ボケで大爆睡してしまいました。

今でも彼女の吹くリコーダーと、自分の吹くそれが、同じ種類のものだなんてとても信じられません。
ほんとにすばらしいリコーダー奏者です。

私が所有している彼女のCDを紹介します。
RECORDER CONCERTOS
(Philips 1980録音)

ビバルディ、サマルティーニ、テ
レマン、ヘンデルの協奏曲
Works for Recorder
(Philips 1981-1982録音)

グリーンスリーブスとかのリコー
ダー名曲集
RECORDER CONCERTOS
(Philips 1982録音)

バーペル、ヘンデル、バストンの
協奏曲。英国の現代作曲家ジェ
イコブの組曲はすごい熱演。
RECORDER SONATAS
(Philips 1985録音)

バッハ、シックハルト、テレマン、
ヘンデルのソナタ集
TELEMANN 6 Sonatas
(RCA 1987録音)

エリザベス・セリンとの共演
The MODERN RECORDER
(RCA 1987録音)

彼女のために現代作曲家が書
いた作品のアルバム
GRIEG Holberg Suite
(RCA 1987録音)

ノルウェーの作曲家グリーグの曲
集。
このジャケットには演奏会に行っ
たときに本人にしてもらったサイ
ンがあるでしょう。一生の宝物で
す。



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