ダ・ヴィンチ・コードのブックガイド@アーサー王物語



「聖杯の物語はどこにでもあるが、隠されてるんだ。教会がマグダラのマリアを歴史から締め出し、話題にするのを禁じたために、彼女の話や重要性を伝える際は用心深い方法をとらざるをえなくなった。隠喩や象徴を用いた方法だよ 。」

「『ガウェイン卿と緑の騎士』、『アーサー王伝説』、『眠り姫』といった名高い作品は聖杯の寓意物語だ。」


ダ・ヴィンチ・コードの中で、間違いなく一つの柱は、「聖杯伝説」である。

これは、小説でも紹介されているように、最後の晩餐で使われ、キリストの処刑後、その血を受けた杯である。

この聖杯が、どれほど美しく、幻想的な物語を産み出してきたか、日本のダ・ヴィンチ・コードの読者のほとんどは、実は知らないのではないだろうか?

そして、聖杯物語を知らないと、ダ・ヴィンチ・コードの面白みもかなり減ってしまうと思われる。

そこで、聖杯物語を知らない方にお薦めしたいのが、このアーサー王物語である。

これは、岩波少年文庫なので、安いし、短いし、読みやすい。

しかも内容が素晴らしい。

私は小学校の時読んで心を奪われ、後に、大人になってからも買いなおしたほどである。

聖杯の由来から始まり、ダ・ヴィンチ・コードの中でも紹介されている「ガウェイン卿の物語」も、「パルジファルの物語」も、どちらも収録されている。

聖杯物語をよく知らない方には、是非読んで欲しい作品である。


(参考)お手軽に読めるアーサー王物語というコンセプトで紹介するつもりだったが・・よく見ると売り切れでプレミア価格となってしまいっているようです・・


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