映画版「ダ・ヴィンチ・コード」の関係者の声(インタビューなど)


ここでは、映画関係者の言葉を集めてみました。現在は「プレミアムガイド」からの抜粋のみであり、とりあえず主演3人だけですが、今後は追加したいと思います。


トム・ハンクス
歴史、宝探し、殺人ミステリー。そんな要素がごっそり詰まっているこの小説は、優れたフィクションだ。
読んでいるうちに、僕も止まらなくなったものだよ。
こんなにレベルの高い原作を映画化するのは、容易ではなかった。
本なら自分のペースで読めるけれど、映画はそうじゃない。
章によってはぎっしり情報が詰まっているし、僕らはまるで難しい手術をするような気持ちで挑んだ。

ルーヴル美術館での撮影はマジカルな経験だった。モナ・リザやジャンヌ・ダルクや、その他、世界中の人が誰でも知っているような名作に常に囲まれているんだから。
トレーラーから撮影現場に向う途中にもそれらの名画の前を毎回通り過ぎるんだよ。僕らは何も壊しはしなかったけど、時にはここで撮影を許すなんて、信じられないと思ったな。
そもそも今日、映画の撮影は何もないところに作ったセットで行なわれることのほうが多いから、本物の場所で撮影すること自体、稀なんだよね。

この本は出版当時から何かと物議をかもした。フィクションなんだし、どうして一部の人が騒ぐのか僕にはよくわからないが、自由の国なんだから、言いたいことがある人は言えばいい。反感をもつなら、映画を見にこなきゃいいんだ。僕らはその人たちの視線を意識して、原作から変えるようなことはしなかったよ。


オドレイ・トトゥ
原作はメキシコでのバカンスのときに持って行った。分厚いから2週間はもつだろうと思って選んだの。ところが読み始めたらもう止まらない!どうにかスピードをセーブしたんだけど、それでも3日で読んじゃった(笑)。もちろん、そのときは私がソフィーを演じることになるなんて考えもしなかったけど。

ロン(・ハワード)からこのお話をいただいたときは正直、違う感じがしたわ。
だって、ソフィーは私より大分年上だと感じたし、そもそも原作の描写がまったく私と違っている。
ダメモトでオーディションを受けたわけだけど、そのときロンもトム(・ハンクス)も凄く優しくしてくれて。
私は彼らの写真を記念に撮ったのよ。
もう会うことはないだろうって思ったから。

ところが演じることになって・・・でも、とても楽しかった。
夜のルーヴル美術館の撮影は美しくて興奮したし、ふたりは本当に親切だったし、ハリウッドの映画作りがとても大きな産業だということもわかった。
自分なりにソフィーに”らしさ”を付け加えることも出来たと思っている。
強さと勇気だけじゃなく、自分の人生に蓋をしてきたこととのせめぎ合いを表現したつもりなの。ま、トムとはロマンチックなシーンがなくて残念だったけど!

あ、これは冗談って書いてね(笑)。


ジャン・レノ
(この映画のオファーには)イエスというほかはなかった。(製作会社である)ソニー・ピクチャーズの人は私が初めてアメリカに来たときからの知り合いだから。
キャラクターもミステリーも、物議をかもしていることも含めて、すべて受け入れたよ(笑)。

ただ、私にとってこの原作は、宗教とはまったく関係のないものだ。
ダ・ヴィンチの遺した暗号や疑問、そしてサイン・・・雰囲気とミステリーがとてもスマートな優れたスリラー作品であり、よく書かれた本。最初はゆっくりした展開だが、すぐにどんどん引き込まれていくしね。

原作者のダン・ブラウンがファーシュ警部を創造するとき、私をモデルにしたと聞いたのは随分経ってからだった。
ルーヴル美術館で撮影していたとき、彼は毎晩来ていたんだが、ある夜、ダンと奥さん、そして私の3人は一緒にピラミッドの側に立っていた。そのとき彼に「あの役は君のために書いたんだ」と言われて驚いたよ。
いや、もう感動したと言っていい。自分と遠く離れたところにいる人が、自分のために何かを書いてくれるというのは・・・そうだな、まるで人生がふたつあるような感じがしてしまう。素晴らしいことだよ。

そのピラミッドが原作では「パリの顔の傷」と書かれているのには驚いた。まあ、私も奇妙な感じを覚えて、あまり好きではないけどね(笑)。



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