ボトムズ雑感2
2.ボトムズなどの高橋良輔監督作品の思い出
ガンダムシリーズの富野監督に比べると、不当に軽視されていると言えるだろう。
ここでは、ダグラム、ボトムズ以外の作品について補足する。
ボトムズの後、ガリアンという作品があったが、これは、ダグラム、ボトムズというリアル路線を変更し、ややファンタジックな路線だったこともあり、あまり見なかった。
そして、ガリアンを最後に、高橋監督を応援し続けていたデュアル・マガジンが休刊したのが、大変残念であった。
その次にはレイズナーが始まる。
これは、私の周囲でいまだにロボットものを見ていた人間(ごく少数であるが)は、全員が注目し、話題にした。
ロボットの造形はむしろ古くなったのだが、テーマが、戦闘ではなく、心の交流におかれていたためだろう。
私もずっと真面目に見ていた。とくに前半は素晴らしかった。
戦闘での無敵モードも含めてかっこよかったのだが・・いきなり最終回。打ち切りになってしまった。
新聞にどこかの高校生が、なぜあれほどの質が高くテーマも良心的な作品を、視聴率が低いからといって打ち切るのか、という怒りの投書をしていて、同感であった。
これにより、ダグラム以降続いていた高橋監督作品は終わりを告げた。
同時に、私がロボットアニメを見ることもなくなった。
高橋監督作品がなくなった以上、もはやいい年齢(高校〜大学)となった私にとって、ロボットアニメなど見る意味はなかったのである。
さて、時は流れ、エヴァンゲリオンが大ブームとなった。
この時、エヴァにはまった大人(私も含む)の中には、ロボットアニメへの情熱を呼び覚まされた人がかなりいたようで、特に私のホームページで話題になっていたのは、ガオガイガーであった。
気づいてみれば、高橋良輔監督ではないか!
本当に熱狂的に評価する人も多かったガオガイガーであったが、勇者シリーズという位置づけでもあり、私には、どう見ても小学校低学年をターゲットにした作品としか思えず、ビデオを全巻借りたものの、挫折してろくに見ないで返却してしまった。
主題歌の「ガガガ・ガガガ・ガオガイガー」の連呼の段階で苦しかった・・
その後、たまたまテレビをつけ、随分独特なロボットアニメがやっているなーと思っていたら、高橋良輔監督の「ガサラギ」であった。
これは、数話見ただけだが、超面白いと思った。ボトムズ並みの興奮を覚えた。
しかし、日曜の朝、毎回見たりビデオとったりするのは難しく、面白そうであっただけに、あえて、一切見ないことにして、DVDやビデオで出るのを待つことにした。
第一話から、きっちり全話続けて見たいと思ったのである。
ここまで気合を入れたアプローチは私にはめずらしい。
もっとも、今書いていて思い出したが、そのまま見るのを忘れていて、いまだに見ていない。
今度是非じっくり見たいと思う。
私が見たのは、ほんの数話だが、たぶん、間違いなく(ボトムズ並みの?)傑作だろうと信じている。
それから、随分前から、ボトムズをやる噂は何度もあり、何度もがっかりしたことを付け加えておこう。
今回こそはと期待である。
ついでに言うと、私は今でも高橋監督作品専門誌(?)「デュアル・マガジン」の復刊を熱烈に願っている。
ボトムズ復活(?)にあわせ、復刊し、高橋監督の他の作品群も合わせて紹介してくれたら言うことない。