新聞作文の優秀作品を掲載しました



虫とり会の思い出   PN ゴメス

 毎年、秋になると、祖母の家の近くの草むらで、「虫とり会」が行われます。虫 とり会は単なる虫とりではありません。秋とくゆうの、「コオロギ」や「スズムシ」などといったきれいな声を出す虫をつかまえる会です。今からいうのは、去年の秋の話です。

 その日は、虫とり会は六時三十分からだというのに、楽しみで、四十分も早くその場所へついてしまいました。周りはまだ明るく、秋の夕日と、きれいな落ち葉が、とてもあざやかだったのをおぼえています。そして、開さい時間に近づいてくるにつれて、あたりは、だんだん暗くなってきました。じょじょに虫もなきはじめ、月は満月で、とてもきれいでした。  そして、いよいよ、開さい式が開かれました。開さい式では、近くの青年会の人が話しをしていましたが、ぼくは、その間、早く虫とりをしたくてうずうずしていました。そして、ついにはじまりの合図が出たので、ぼくは、さっそく近くの草むらへとびだしました。

 ぼくは、草むらの中で虫を探していましたが、あまりうるさいと虫がにげてしまうのです。その場で耳をすましてみると、「キリキリ、コロコロ」などのきれいな音が聞こえました。さっそく草むらをさがしてみると、いきなり、コオロギとスズムシをつかまえられました。もっとつかまえたかったので、さらにススキ畑のおくへと進んでいきました。

 そして、楽しかった虫とり会もついに終わってしまいました。ぼくのつかまえたのは、スズムシ五匹、クツワムシ二匹、コオロギ多数です。気がつくともう、八時五十分になっていました。




梅雨時期をあじさいと共に   PN スイカ

 ぼくの誕生日は六月一日です。雨の多い梅雨時期に生まれました。その分、家の中で、楽しく家族と話すことができる季節です。

 誕生日ディナーの中心は夏野菜カレーです。六月はこよみの上では夏なので、夏にとれる野菜を食べて、スタミナをつけて元気にがんばろうという意味をこめています。また、カレーの熱く、からいところに明るいイメージがあるため、ふさわしいと思いました。

 付けあわせの春雨としそのサラダは、ポン酢をかけて食べます。春雨には、六月の梅雨時期の大雨を、しその葉には、あじさいの葉をイメージしています。さらに、そのふん囲気を出すために、食卓の中心には、季節のあじさいをそえてディナーを食べたいです。

 デザートには、夏なので、スイカを用意します。その理由は、二つあります。一つは、スイカに多く水分が含まれているので、雨に似ていることで、もう一つは、六月初めごろのスイカは高価なので、そこにお祝いらしさがあるからです。

 お父さん、お母さん、どうか季節のあじさい、スイカ、夏野菜を使ったこのメニューで、ぼくの誕生日を祝いましょう。

 そして、この梅雨独特の感じを表した食卓で、その季節を味わいましょう。その中で、昔の事を思い出し、楽しくお話をしながら、このディナーを一しょにいただきましょう。

 お願いします。




日本の伝統は生きている   PN あお

 日本は、時代が変わるにつれて、生活や好みが変化してきました。世界でも、近代化につれて国が発展してきています。そんな今の世の中になっても、日本は古くからの歴史や伝統を大切にしていて、今の暮らしに役立てています。わたしは、その伝統を必死で守り、未来に残していこうとしていることが日本の誇りだと考えています。

 わたしが特にそう思うのは、家の造りです。室町時代から、日本には書院造りという家の造りの歴史があります。他の国にはない、畳や、障子のある、日本ならではの部屋、和室は、今の家や施設にも使用され、多くの人の役に立っています。多くの人々に親しまれ、守られてきてこそ、今も忘れられずにいるのです。

 わたしは、そのような、後に役立つように残そう、伝統を守ろうと思う強い気持ちが日本人の誇りだと思います。古くからあるから、日本らしさとして親しまれてきたと思います。

 世界中で、多くの古い文明や伝統が存在しています。けれど、忘れられ、はっきりしたことが分かっていない文明もあります。ギリシア・ミケーネ文明もその一つです。人々に注目されていても、今の生活にあまり関わっていません。

 世界と日本がちがうところは、日本は古い文明や伝統を守るだけでなく、今の生活に役立っているところです。今も生きているようにしてきたことが、一番の誇りだと思います。




まなび研究所


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