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防犯設備

エレベーターへの防犯カメラ設置
| 数年前のエレベーター内は消しても消してもマジックで卑猥な落書きが繰り返される状態でした。老婦人を狙ったひったくり事件も起きました。防犯カメラの設置は緊急の必要がありましたが、一階の人などから不要という意見まで飛び出して、設置が難航しました。 しかし、実際に設置を検討してみると、メンテナンス内容を削減して予算を変えずに設置できることがわかりました。さらに実際には、メンテナンス内容もあまり変わらなかったので、ほとんど設置費用は無料でした。それだけ高めの保守料を支払っていたのかも知れません。 防犯カメラ設置後は、落書きが全くなくなり、大規模修繕で内装を変えてからは、見違えるほどきれいな状態が保たれています。エレベーター内での汚損や、犯罪の発生もありません。防犯カメラの効果は絶大なものがあるといえます。 犯罪心理で窓ガラスの法則というのを聞いたことがあります。割れた窓ガラスを放置していると管理が悪いと判断され、さらにいたずらなどの犯罪を呼び込み、しまいには人が住めなくなるほど治安が悪化するというものです。 管理良好な状態が犯罪を寄せつけない、反対に管理不良は犯罪を呼び込むという法則は、マンション管理の大切さを考える上で大事な原則です。 |
最大の防犯対策は、見通しの良さ?
| 寡聞にしてか、これまで空き巣被害の発生を聞いたことがありません。近隣のマンションでは、必ず一つ二つは発生しているにも関わらずです。原因を考えたのですが、南面の専用庭は低木で仕切られているだけなので、進入しにくいわりには、3軒両隣と言わず、10軒先からも丸見えになります。侵入者からしてみれば、大変なリスクです。北面の階段と廊下は、鉄の柵が設置されていて、外部から見通される状態です。上階に侵入したとしても、逃走しているところが、隣接の棟やマンションのベランダから丸見えになります。プライバシーに配慮がなく、上階では高所で怖い感じがするというデメリットがありますが、防犯上は効果が大きいのかもしれない、というのが私の推測です。 |
マンションに本当に必要な防犯設備とは
| 築20年以上で、どこのマンションにも緊急警報設備などは設置されていない時代の建物です。これからエントランスに扉をつけたり、配線をしたりというのは、大変難しい開放的な構造です。 しかし、マンションは一戸建てにくらべて、窓などの開放部が少なく、もともと侵入しづらい構造物です。これにさらにオートロックをつけたりしても、一旦内部廊下に侵入されれば警戒感が薄れているだけに、かえって危険になることも考えられます。近所の人の顔がわからないという話も、オートロックのマンションではよく聞きました。 都市部などで非常に危険な場合はともかく、通常のセキューリティーは近隣の一戸建てと同水準でもおかしくないのでないでしょうか。 古い建物であっても、ドアの鍵は新式のものに取替られます。室内でインターホンを取って、ドアスコープを覗けば、外部からの侵入者であっても安全に対応できます。 10年くらい前は、宗教の勧誘やセールスが多かったのですが、最近では1ヶ月に一件あるかないかです。そのために顔の見えるインターホンが本当に必要なのか、一度検討してみてもいいのではないでしょうか。 |