![]() |
Frantisek Kmoch〜"To byl cesky muzikant" 〜フランティシェク・クモホ、歌と行進曲集 演奏:スプラフォン吹奏楽団(ウルバネッツ指揮)、プラハ城警備隊音楽隊、他 (輸入CD:Supraphon SU 5463-2-411 STEREO) Muj konicek / Muziky, muziky / Ceska muzika / Vzdy mila / Andulko safarova / Jaravacek / Mesicek / Po starodavnu / Zeleny hajove / Na stribropennem Labi / Pode mlejnem / Sokolsky den / Na motoru / Vrany kone / Rozmarna / Za sokolskym praporem / Posumavske strane / Jara mladi / Romance pro kridlovku / Hoj, Marenko / Koline, Koline / Ceska muzika /(全22曲) |
![]() |
Vivat Kmoch 〜クモホ万歳(フランティシェク・クモホ名曲集) ミロスラフ・ハンザル指揮/プラハ城警備隊音楽隊 (輸入CD:Panton 81 1332-2 431 STEREO) マーチ・メドレー「クモホ万歳!」/マズルカ「昔流儀で」/エディション・マーチ/ワルツ「銀色のエルベ」/行進曲「ボヘミアの森」/ビューグルのためのロマンス/祝祭行進曲/行進曲「エルベ河に」/トランペットのための二重奏曲/行進曲「我らの黄金のプラハ」/マズルカ/舞曲「田舎で」/ギャロップ「モーターのそばで」/体育協会ソコル・マーチのメドレー/(全14曲) |
| ウルバネッツ指揮の名演を中心とした「クモホ作品集」。おなじみの行進曲「ボヘミア音楽」「ヤラバーチェク」「コリーン・マーチ」等を収録、大半の曲は楽しい合唱を伴っています。(全盤の曲目はチェコ語による原語表記です) |
![]() |
Vivat Praga, Famous Czech Marches (プラハ万歳!チェコ名行進曲集) ルドルフ・ウルバネッツ指揮/チェコ・スロヴァキア・ミリタリー・バンド プラハ万歳(シュトルツ)/バラエティ・アーティスト(ペチュケ)/騎兵ラッパ手(ファドルホンス)/平和に万歳(ジタ)/ギースリンゲン行進曲(ドベシュ)/勇敢に前へ(ラプスキー)/ファンファーレの響き(フチーク)/宇宙飛行士(ウルリヒ)/ホツコ万歳(フレグル)/アヴィア(レオポルト)/映画スター(アウスト)/ファンファーレ・マーチ「馬に」(パスコフスキー)/ラジオ行進曲(チェルニック)/織物労働者のマーチ(パディヴィ)/(全14曲)廃盤 |
| 輸入LP Supraphon 1 14 2014 STEREO |
数々のマーチ・アルバムの傑作を残した名指揮者・ウルバネッツによる、チェコ名行進曲集です。チェコのマーチは、スラヴ舞曲風の「明るく人懐こい」イメージで、何度聴いても飽きません。行進曲「ホツコ万歳」など名演! |
![]() |
Eyes Front! Compositions by Vaclav Vackar 〜ヴァーツラフ・ヴァチュカールシュ行進曲集 E・クーデラセック指揮/チェコ・スロヴァキア陸軍中央軍楽隊 リヴィエラ・マーチ/行進曲「起床の合図」/行進曲「求婚者」/リベレーション・マーチ/凱旋行進曲/テンポ「今日か明日か」/行進曲「頭中(かしらなか)!」/南モラヴィア舞曲第1番/ワルツ「海辺の夕」/ジビローの思い出/ドブレジョヴィス・ポルカ/(全11曲)廃盤 |
| 輸入LP Supraphon 1 14 0745 STEREO |
ハプスブルク帝国時代のチェコは、ユリウス・フチークを筆頭に、優秀なマーチ作曲家、軍楽隊長を輩出しました。本LPは、300曲以上の作品を残したヴァーツラフ・ヴァチュカールシュ(1881-1954)のマーチ集です。 |
| “チェコのマーチ王” ユリウス・フチーク The Music of Julius Fucik, “Czech March King” |
|
![]() |
Julius Fucik Marches 〜ユリウス・フチーク名行進曲集 ルドルフ・ウルバネッツ指揮/チェコ・スロヴァキア・ミリタリー・バンド (輸入LP:Supraphon 1413 1714H STEREO) 皇帝万歳/ホルシュタイン/サライェヴォ/ドナウ川/ドラッハゼル/キニツィ/堅実に、忠実に/提督の旗の下に/連隊の子供/ミシシッピ川/勇敢に前へ/勝利の剣/エルベの谷に挨拶/トレントの思い出/(全14曲)廃盤 |
![]() |
Die schonsten Julius Fucik Marsche〜フチーク名行進曲集 ジギスムント・ザイドル中佐指揮/オーストリア連邦軍ケルンテン軍楽隊 (輸入CD:Koch 323 764 STEREO) 1996 剣士の入場/ドナウ川/勝利の剣/皇帝万歳/ファンファーレの響き/連隊の子供/堅実に、忠実に/エルベの谷に挨拶/ドラッハゼル行進曲/大胆に、忠実に/ヘルツェゴヴィーナ行進曲/サライェヴォ行進曲/陽気な村の鍛冶屋/提督の旗の下に/ホルシュタイン行進曲/アッティラ/ライトメリッツ射撃兵団/勇敢に前へ/フローレンス行進曲/(全19曲) |
![]() |
Vivat Fucik 〜フチーク万歳! ミロスラフ・ハンザル指揮/プラハ城警備隊音楽隊 (輸入CD:Edit 41 0107-2 421 STEREO) 1996 フローレンス行進曲/序曲「マリナレーラ」/行進曲「ボヘミアン・ゾラ」/ワルツ「冬の嵐」/行進曲「キニツィ」/序曲「聖フーベルト」/行進曲「センプレ・アヴァンティ」/喜歌劇「宮廷長官」序曲/行進曲「ファンファーレの響き」/ファゴット独奏「年老いた熊」/行進曲「剣士の入場」/(全11曲) |
![]() |
Julius Fucik Unknown 〜知られざるフチーク作品集 カレル・ベーロホウベク指揮/チェコ陸軍中央軍楽隊 (輸入CD:Rundel CQ0043-2 231 STEREO) 1999 行進曲「勝利の杯」/ファゴット協奏曲/バレエ序曲/星明りの夜/スキャンダラス交響曲/おどけたセレナーデ/最後の銃声/愛の告白/行進曲「ジャイジャンティック」/(全9曲) |
![]() |
Julius Fucik: Einzug der Gladiatoren u.a.〜フチーク管弦楽曲集 ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (輸入CD:Teldec 8.42337 STEREO) 1973 フローレンス行進曲/序曲「マリナレーラ」/ワルツ「ドナウの歌」/行進曲「剣士の入場」/年老いた熊/ワルツ「冬の嵐」/行進曲「ヘルツェゴヴィーナ」/(全7曲)(ワーナーミュージックより、再発売中:WPCS-22055) |
![]() |
K.u.K. Festkonzert: Julius Fucik 〜ユリウス・フチーク作品集 ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (輸入CD:Orfeo C147 861A STEREO) 1983 行進曲「剣士の入場」/ワルツ「冬の嵐」/行進曲「ミシシッピ川」/ワルツ「ドナウの歌」/ハンガリー行進曲「アッティラ」/ワルツ「夢幻」/スロヴェニア行進曲「トリグラフ」/序曲「マリナレーラ」/(全8曲) |
![]() |
Musique Scandaleuse 〜ユリウス・フチーク室内楽曲集 演奏:シュタットラー弦楽四重奏団、ヴェラ・ミュラーロヴァ(Pf)、他 (輸入CD:Nesl 0002-2131 STEREO) 1998 2本のクラリネットとファゴットのためのセレナード ロ長調/ヴァイオリンとピアノのための「愛の有頂天」/2本のクラリネットとファゴットのためのスケルツォ ハ短調/ヴァイオリンとピアノのための「憧れ」/2本のクラリネットとファゴットのためのロンド 変ロ長調/ピアノのための「午前8時から午後11時まで:世界博覧会の印象」/声楽とピアノのための「静かなる愛」/声楽とピアノのための「おもかげ」/声楽とピアノのための「年老いて」/クラリネット、ファゴット、ピアノのためのバーレスク/ピアノ四重奏のための「夜」/スキャンダラス交響曲/(全31曲) |
![]() ▲ユリウス・フチーク ![]() ▲フチーク作品集 (ATP盤:5枚組CD) |
ハプスブルク王朝期、チェコは数多くの優れた軍楽隊長を輩出した土地柄であった。コムツァーク、ヴァチュカールシュ、クモホ、ノヴァーチェク、枚挙の暇がないほどキラ星の如く並んでいる。中でも、ドヴォルザーク、スメタナらの大作曲家とともに、プラハっ子が親しみ愛してやまないのがユリウス・フチーク(1872-1916)である。その珠玉の旋律によって、しばしば「プラハのモーツァルト」と称される。 1872年、フチークはプラハの生まれ。 音楽院でファゴットを学び、作曲をドヴォルザークに師事した。19歳、オーストリア=ハンガリー帝国陸軍の歩兵第49連隊軍楽隊に入隊、その楽長は“双頭の鷲”のJ・F・ヴァーグナーであった!数年後、故郷のプラハに戻り、国民歌劇場管弦楽団等のメンバーになった。ファゴットや木管楽器のための作品を書き始めたのもこの頃である。 その後、小さなオーケストラや合唱団の指揮者を務めていたが、1897年にサライェヴォ駐屯の歩兵第86連隊軍楽隊長に就任、再び軍務に返り咲いた。この頃書かれた「剣士の入場」はフチークを一躍有名にしてしまった。その後、ハンガリーの小さな町へ転任したが、都会っ子のフチークは単調な田舎暮らしに嫌気がさして軍楽隊を辞めてしまう。慌てた当局は故郷ボヘミアでの軍楽隊長のポストを用意、三度フチークは返り咲いた。 歩兵第92連隊軍楽隊を引き連れて、日曜日毎にプラハでコンサート、演奏旅行先のベルリンでは1万人の聴衆が詰めかけた。1913年、フチークは軍楽隊を離れ、ベルリンでオーケストラを結成、作曲家、指揮者として独立する。このオーケストラはベルリンっ子の人気を博したが、第一次大戦によって活動もままならず、フチーク自身も病に冒される。1916年、祖国の独立を目前にして、戦時下のドイツで没した(故郷のプラハに埋葬)。300曲ほどの作品が残された。 フチークの全ての魅力は「フローレンス行進曲」に凝縮されていると言っていい。ゲーテやチャイコフスキーも憧れたイタリアであったが、フチークの行進曲はフィレンツェの陽光と旅情を余すところなく描き出しており、むしろ交響詩的な構成である。作曲当時の原題は「トスカーナのバラ」であったが、かぐわしい旋律が随所に散りばめられており、前衛的なコンサート・マーチとは完全に一線を画したコンツェルトマルシュの傑作である。 「フローレンス行進曲」を楽しむなら、大指揮者ヴァーツラフ・ノイマンのテルデック盤(1973年)がベストだろう。 このアルバムは「剣士の入場」の快演もさることながら、ワルツ「冬の嵐」等のマーチ以外の作品にも耳を傾けて欲しい。 また、フチークの主要な行進曲集であれば、ルドルフ・ウルバネッツの不朽の名盤LPをお薦めしたい。ボヘミア色は薄いが、オーストリア連邦軍ケルンテン軍楽隊のCDも好感が持てる演奏だ。 でっぷり太ったフチークの容貌は、チェコの児童文学「かじ屋横丁事件」(ジェザーチ著)の「ボチャンさん」(J・チャペック画)に似ている。だが、その曲想は汲めども尽きぬ旋律の泉を思わせる。軽妙洒脱な「連隊の子供」、奥深い短調の「アッティラ」、ご当地マーチの「ヘルツェゴヴィーナ」、旅情的な「ミシシッピ川」。ショパンが“ピアノの詩人”であれば、フチークは“マーチの詩人”である。 なお、ナチス抵抗運動を記録した獄中書簡「絞首台からのレポート」(岩波文庫)の著者ユリウス・フチークは“同姓同名”の別人である。 (以下、このページは書きかけ中です。近日中に内容更新いたします) |
| ヴァーツラフ・ノイマン、チェコ・マーチ名演集 Vaclav Neuman conducts Czech Marches |
|
![]() |
チェコのマーチとワルツ 第1集 ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (国内CD:日本コロムビア 33CD-2112 STEREO) 1983-85 ギャロップ「突撃!」(コムツァーク)/ワルツ「夢のワルツ」(プロハスカ)/行進曲「バイ・カイ・ライ」(ポスピーシル)/行進曲「ヤラバーチェク」(クモホ)/ワルツ「銀色のエルベ」(クモホ)/コリーン・マーチ(クモホ)/行進曲「ファンファーレの響き」(フチーク)/行進曲「テディおじさん」(フチーク)/ワルツ「バレリーナ」(フチーク)/行進曲「提督の旗の下に」(フチーク)/行進曲「ヘルツェゴヴィーナ」(フチーク)/(全11曲)廃盤 |
![]() |
チェコのマーチとワルツ 第2集 ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (国内CD:日本コロムビア CD-4171 STEREO) 1985-87 行進曲「ヴィシェフラトを巡って」(コヴァールジーク)/ワルツ「愛の夢」(ヴァチュカールシュ)/リヴィエラ・マーチ(ヴァチュカールシュ)/セレナード「ジビローの思い出」(ヴァチュカールシュ)/ファンファーレ・マーチ(ジタ)/ワルツ「花のささやき」(シュトルツ)/行進曲「ルメジク大尉」(ニーヴル)/ビア樽ポルカ(ヴェイヴォダ)/行進曲「ホツコ万歳!」(フレグル)/ワルツ「ヒヤシンスの花束」(シュトルツ)/行進曲「ライヴァル」(ウフリールシュ)/ヴァイオリン弾きのポルカ(ヴァツェック)/行進曲「永遠に」(ヴァツェック)/(全13曲)廃盤 |
![]() |
K.u.K Festkonzert Vol.1〜ボヘミアのマーチ・ポルカ・ワルツ第1集 ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (輸入CD:Orfeo C107 101A STEREO) 1983 行進曲「カスタルド」(ノヴァーチェク)/マズルカ「エミーリア」(クラール)/行進曲「皇帝と祖国のために」(クラール)/ワルツ「我がバーデン」(コムツァーク)/アルプレヒト大公行進曲(コムツァーク)/ロココ・ポルカ「シルヴィア」(ラビツキ)/行進曲「前へ」(ビスクプ)/ポルカ「昔のボヘミアふう」(ヒルマル)/ポルカ「エスメラルダ」(ヒルマル)/行進曲「第35連隊の兵士たち」(ハシュレル)/ビューグルのためのロマンス(クモホ)/ギャロップ「モーターのそばで」(クモホ)/マズルカ「昔流儀で」(クモホ)/行進曲「ボヘミア音楽」(クモホ)/(全14曲) |
![]() |
K.u.K Festkonzert Vol.2〜ボヘミアのマーチ・ポルカ・ワルツ第2集 ヴァーツラフ・ノイマン指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (輸入CD:Orfeo C107 201A STEREO) 1983 行進曲「オリンピアード」(ラプスキー)/ワルツ「エルベ河の波」(カシュパル)/行進曲「起床の合図」(ヴァチュカールシュ)/ワルツ「海辺の夕」(ヴァチュカールシュ)/行進曲「求婚者」(ヴァチュカールシュ)/ワルツ「森の鐘」(ネドバル)/ポルカ「原始林」(ネドバル)/悲しきワルツ(ネドバル)/行進曲「センプレ・アヴァンティ」(フチーク)/行進曲「2人の陽気な村の鍛冶屋」(フチーク)/ワルツ「愛の炎」(フチーク)/演奏会用序曲「ミラマーレ」(フチーク)/フローレンス行進曲(フチーク)/(全13曲) |
| 20世紀の大指揮者ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)は手兵のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団とともに、“お国モノ”のドヴォルザーク、スメタナ、ヤナーチェクらを始め、多くのクラシックの名盤を世に出してきた。余談であるが、1967年にノイマンがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を振ったマーラーの交響曲第9番は個人的な愛聴盤である。 その一方、ノイマンはチェコのマーチ、ワルツ等の小品を、あたかも大交響曲に接するかのように、情熱的にレコーディングしていたのは意外であった。だが、単なる“通俗名曲”と捉えることなく、チェコの大衆が愛してやまない小品が、マエストロの手で第一級の管絃楽曲に昇華したのだ。もちろん、原曲自体が優れていたのだが、オーケストラ演奏によって新鮮な魅力が引き出されたと言うべきであろう。 フチークを始め、ヴァチュカールシュ、クモホ、コムツァーク。ボヘミアが誇るマーチ作曲家、軍楽隊長らの作品が欧州随一の名門オーケストラによって奏でられるコンサートは壮観である。この国のマーチならではのボヘミア的哀愁、明朗闊達、そして人懐っこい曲調が的確に表現されている。マーチ演奏に示すノイマンの“絶妙なテンポとリズム”も特筆すべきであろう。 |
|
![]() |
Czech Marches 〜チェコ名行進曲集 J・ブレイセック中佐指揮/チェコ・スロヴァキア陸軍中央軍楽隊 行進曲「勝利者に敬礼」(ウーリル)/行進曲「団結の力」(アウスト)/行進曲「提督の旗の下に」(フチーク)/行進曲「前進」(ビスクウプ)/行進曲「中隊前進」(ファドローンス)/楽天的なマーチ(ユヘルカ)/祭典行進曲(リドキー)/行進曲「幾年もどんどん」(ドビアーシュ)/祭典行進曲(ゲレズニー)/祝祭行進曲(ドヴォルザーク)/(全10曲)廃盤 |
| 輸入LP Supraphon 1113 2583 STEREO |
チェコ・スロヴァキア陸軍中央軍楽隊は、冷戦下の1950年に創設。社会主義時代の同国を代表するバンドだった。 フチーク、コムツァークらを輩出した土地柄だけに、バンドの実力も非常に優秀である。大交響吹奏楽団としてのハーモニーと、民族色が豊かな響きとの融合は格別。後掲の「ヴァチュカールシュ名行進曲集」とともに、スロヴァキアが分離独立(1993年)する前の、最盛期の演奏が聴ける。現在は、チェコ陸軍中央軍楽隊が“単体で”存続。 このアルバムはチェコの代表的なマーチを集めたものだが、ハプスブルク王朝期の名作から、社会主義時代の“新作”までをカバーしている。「提督の旗の下に」「前進」等を除けば、埋もれた傑作が聴けるのもありがたい。聴きどころは、ドヴォルザークの「祝典行進曲」だろう。これは皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と、皇妃エリーザベトの銀婚式を祝した管弦楽曲だが、当盤では吹奏楽のアレンジで演奏されている。(1978年録音。邦題は「最新吹奏楽講座第8巻・名曲とレコード/人名事典」の訳出に拠った) |