☆25万ヒットおめでとうイラスト☆
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国王はデルフィニアきっての射手だった。
常人が触れたのではびくともしない強力な弦を、静かに引き絞る。逞しい右腕に筋肉が隆起した。
慎重に狙いを定める。
無心に放った矢は空を裂いて飛び、見事に王妃の立つ塔の屋根に刺さったのである。
王妃は扉から離れ、それを振り仰いだ。
何か小さいものが矢柄にくくりつけられている。
(中略)
渾身の力を込めて屋根に飛びつき、矢を取った。
懐かしい指輪は、黒い糸のようなものでしっかり矢柄に結びつけられていた。
糸ではない。髪の毛だ。
誰の毛髪なのか、思考能力のなくなった頭でも、はっきりわかった。
矢に括られた状態のまま、右手の中指に通した。
とたん、頭の中に響いた声がある。
(飛ぶんだ、王様の所まで)
〜「遥かなる星の流れに」より
ぎをらむさん、すてきなイラストをどうもありがとうございました(アップが遅くなってしまってすみません)。
ウォルがすご〜く格好いいです(^^)(?と思った人は拡大版を見ましょう!)。
このあたりはデルフィニアのクライマックスですね。番外編はいつか出るのかなあ。
めぐみ
2001.6.11.
ぎをらむさんのサイト「碧い瞳の中の義憤」へ。
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