↓☆『スカーレットウィザード』1巻〜2巻より☆↓





スカーレットウィザードってこんな話

 宇宙一の大財閥の新総帥ジャスミンは、総帥の座を狙う重役達が消そうにも消せない強さと自分を見失わないプライドをもった夫を探していた。幸か不幸か、そんな彼女に白羽の矢を立てられた一匹狼の海賊ケリーは、ジャスミンが無事総帥の座を確定するまでの契約で、婚姻届にサインをするが……。

 まずは、登場人物が相変らずいかしています。歩く爆弾・ジャスミンとキュートなダイアンに霞んでしまったかもしれないけど、破天荒で格好いい海賊ケリーは実に好み(1巻ではジャスミンに振りまわされっぱなしでしたが、2巻ではいいところを見せてくれました!)。だって、可愛げがあるわ。あんな掟破りの人達って一体……という感じですが、変らずどきどきわくわくさせてもらいました(*^ ^*)。展開が早いのがまた嬉しいですね。
 そして、デルフィニア戦記ファンには嬉しい「ラー一族」の登場。5年に1度地球人達の前に姿を現す、不可解な種族として描かれています。いまのところリィやルーファのいた時代との関係はわかりません。でも、もっと絡んできそうですから、このあたりは続き待ちですね。今回思ったのは、デルフィニアとボンジュイを結ぶのはもしかして『門』だったのかなってこと。でも、時間の問題があったから確信持てないのですが。
 ちなみに、1巻の見返しにある作者の言葉で茅田さんは「ふつうの恋愛」を書きたいとおっしゃっていたのですが……。1巻の時点で、ふつうの恋愛ものについてはもう誰も期待していないでしょう(爆)。でも、そうね、同盟が恋愛に変わるところってのは見てみたい気はする。けれども、そうは問屋がおろしますでしょうか(笑)?

注)1巻の第1版はやたらと誤字脱字が多い上に、挿し絵の位置が入れ替わっています。要注意!

◇くれぐれも読了後にお読みください◇
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(c) めぐみ, 1999 禁転載 Modefied: March 3rd, 2000
茅田砂胡『スカーレットウィザード』(中央公論社/C★ノベルズファンタジア)