現代もの(ミステリ以外)
ハイテンション根性ERS(中村かなこ 小学館フラワーコミックス)全6巻
熱いハートと爽快なかっこよさを描かせたらこの人に優る人、いないと思う。男性も女性も「格好いい」が一番当てはまる人たちなんだもの。根性とか情熱とか最近は「ださい」って見る人も多いだろうけど。そのうえ、恋愛よりも深い友情の絆を見せてくれる。落ち目のアイドルやこちゃんが、お笑い芸人コンビと出会いがんばる話と言うすじ以上のものを見せてくれるよ。
この次の作品、新聞部で学園の報道に命を懸けるきららを主人公にした「ハイエナ小町」も(学園物なのに外の社会みたいな設定には無理があるような気がするけど)の人たちも格好良いよ! とかいいつつ、お兄ちゃんsの特別な(その人にだけリラックスできる関係)がつぼにはまっている私だった。
まだ読んだことのない人、良かったらお手にとって見てくださいね。
桐原家の人々(茅田砂胡 角川ルビー文庫または中央公論新社C☆ノベルファンタジア)
中央公論新社版の1巻が99年9月に発売されました。以下続刊予定。
デルフィニア戦記ファンでこのシリーズは読んだことないって人は、結構いるのではないかな? なにしろ、特に男性には手にとりづらい「ルビー文庫」収録作品だから。でも内容は全然ルビーじゃないです。個性的なキャラがぼけまくり飛ばしまくっていて、茅田調ともいえる笑いと怒涛の展開を気に入ってる人は、読んで損なしです。桐原家の三つ子達はある日出生の秘密をという一見シリアスな展開なのですが、キャラの口調と、実にマイペースな出生の明かされかたが、コメディと化していて面白いです。茅田先生流の現代もの・家族ものをお楽しみくださいな! (紹介協力: 連城颯姫)
ハーレムビート(西山優里子 講談社少年マガジンコミックス1〜29巻)
夢がありますか? どうしてもやり遂げたいこと、ありますか?
ある人はとても幸せです。
だけど、一つのことを頑張るのは大変だ。
面白いこと・楽しいことが沢山転がっている現代においては。根性なんて泥臭いと煙たがりたくなる。
バスケット部に入ったけれどもさえない自分に自信がなくなっている高校一年生の成瀬(なるちょ)は、昔のクラスメイト・みずきに再会したことをきっかけに、ストリートバスケで目覚めていく。
自分の才能に気がついていない冴えない主人公が努力により才能を開花させる。この漫画特有の展開はちょっと鼻につくかもしれない。「本当の自分」っていま流行よねって。そんなにうまいくいくわけないじゃなのよって。
でも、それを越える感動があるのは、きっと主人公も彼を取り巻く仲間たちも生き生きしているから。初心者だったのに練習を積んでついには全国大会までチームをひっぱっていった桜井、絶妙のフェイクでバスケのゲームらしさを見せていく澤村、口下手ながらも熱いバスケを見せる小林、ちょっと気が強いみずきをはじめとする活気あふれるストリートバスケの仲間達、そして、それぞれ魅力的なライバル達。その上作者が遊び心あって巻末漫画で2度美味しいです(^^)。(RPG調の「なるちょの大冒険」と戦隊物っぽい(?)「バスケットマンシュウ」というコミックかきおろしの連載が面白い。)
ちなみに、作者からのメッセージ(コミックス)も結構いいこと書いてるよ。
ハーレムビートのサイトを探しているのですが、どなたにでもお勧めできるようなサイトが見つかりません。どなたか知っていたら教えてくださいませ。
まるいち的風景(柳原 望 白泉社ららコミックス1〜3巻)以下続刊
「ロボットってなんですか?」
そう問うことは、人間とは何かを問うこと。
「まるいち」とは、持ち主の行動をトレースしてお手伝いしてくれるロボット。例えば、目玉焼きを作る、掃除をするといった家事をはじめ、泥棒する(塀を飛び越え、窓を割り…)なんてことまで。これは、題名の通り、まるいちと生活している人を取り上げたシリーズものです。
まるいちを開発した部署でバイトをしている青年と、まるいちの開発者でまるいちを猫かわいがりな美月さん、それから、やり手な(?)室長をはじめとする個性的なメンバーが繰り広げる、ハートフルなシリーズ。