Yokohama F-Marinos
河合竜二 ニュースクリップ
2007.05.08 updated

2007


●5/3 J's GOAL●

【J1:第9節 横浜FM vs 川崎F レポート】横浜FMが迷いのないサッカーで3連勝で本物の強さを証明。主力を欠きながらも接戦に持ち込んだ川崎Fは、7連戦では無念の初黒星を喫する

(省略)
しかし、横浜FMも簡単に主導権を渡さない。バイタルエリアへの侵入は許さず、早いプレスから奪っては、素早くダイレクトにつなぐ。「パスアンドゴーがしっかりできている」と、ボランチの河合竜二。強い当たりと献身的な潰しが身上の河合だが、チャンスと見れば自らも上がったり、開いたりしてチャンスを演出。相手のバックパスに、猛然とGKへプレスをかけるシーンも目に付いた。
(省略)

●5/2 スポーツ報知●

横浜M、12年ぶり3戦連続完封だ

横浜Mが12年ぶりのリーグ戦3試合連続完封勝利で神奈川ダービーを制す。前節の新潟戦で今季初のリーグ戦連勝を飾った横浜Mは1日、3日の川崎戦に向けて紅白戦などで調整。注目されるのは2試合で11得点という攻撃力だが、その陰で守備も奮闘。2戦連続で無失点に抑えている。「失点ゼロは自信になる」とMF河合はチーム状態に手応えを口にした。

川崎にはここ2年のリーグ戦で未勝利。4試合で1分け3敗、計7失点している。現在の好調の原因はチームでの積極的な守備。坂田、大島の2トップが先頭を切ってプレッシャーをかけ、高い位置でボールが取れればカウンター。逆に奪えなくても中沢、栗原らが最終ラインで粘り強い守備を見せる。「今は狙いがはっきりしている」と河合は言う。

リーグ戦3戦連続完封勝利となれば、95年5月以来。今は攻撃的な意識を植えつける中で守備面でも結果が出ている。「向こうはジュニーニョの存在が大きい」と中沢も気を引き締めており、真っ向勝負で強豪を倒しにいく。

●4/23 J's GOAL●

【J1:第7節 横浜FM vs 大分 レポート】 横浜FMが山瀬兄弟の活躍で大量5ゴール。大分はコミュニケーションを欠きミスから失点。

(省略)
後半も、横浜FMのゴールラッシュは止まらない。54分、吉田孝行からの右クロスが逆サイドにこぼれて、坂田が右足で落ち着いて決める。さらに、58分。山瀬幸が3列目から駆け上がった河合竜二にやわらかいパスを出す。河合は相手を2人かわして、対角線のシュートを左隅に叩き込んだ。
そして、極めつけは88分。山瀬兄弟のランデブーだ。幸宏が鋭い出足で相手から奪うと、そのまま左に流れ、中央の功治にパス。ワントラップの落ち際を左足ボレーで決めた。
(省略)

●4/12 カナロコ●

斎藤が同点ゴール

(省略)
0-1のまま、負けがちらつく後半38分。右サイドを深くえぐったMF河合の低く速いクロスに174センチの体を投げ出し、相手DFと交錯しながら右足先で押し込んだ。「頭が真っ白でした。泥臭いけど入って良かった」とほおを紅潮させた。
(省略)

●4/11 J's GOAL●

【ヤマザキナビスコカップ 大宮 vs 横浜FM レポート】 共にリーグ戦につなげたかった一戦は、1−1のドローに終わる。

(省略)
試合終了直前83分、中盤でのパス回しから右サイドをドリブルで上がった河合竜二のクロスをファーサイドにルーキーで出場2試合目の斎藤陽介が走りこみ右足で叩き込み同点に。試合後早野監督は「斎藤の得点は次につながる」と評価し、本人も「あたまが真っ白。夢見たい」と喜ぶナイスゴールではあった。だが、得点はここまで。試合は1−1に終わった。
(省略)

●3/10 スポニチ●

「踊らせない」中沢が徹底マーク

(省略)
≪河合愛車が受難≫ボランチ河合が愛車に黒いスプレーを吹きかけられる被害に遭った。9日朝に発覚し、練習終了後に被害届を出した。横浜ダービーについて「攻守の切り替えを速くしたい」と語っていたが「こっちも切り替えないと」と苦笑い。10万円近くかかる塗装費用は勝利給30万円で補てんできるだけに「それしかないですね」と必勝を誓った。

●2/7 J's GOAL●

【プレシーズンマッチ:清水 vs 横浜FM 】試合後の各選手コメント

●河合竜二選手(横浜FM):
「もっともっとみんなつなげると思うし、つないでさばいて次に出ていくという感じでやれたら良いと思う。今日はそれがやれたところとやれないところがあったので、まだまだできると思う」

●2/16 カナロコ●

名古屋と1-1の引き分け/横浜M

横浜F・マリノス 2007/02/16  Jリーグ1部(J1)の横浜Mは15日、横浜市西区のマリノスタウンでJ1名古屋と練習試合を行い、1-1の引き分けに終わった。
(省略)
攻撃への意欲を感じさせた。中盤の底に位置するMF河合がミドルシュートを放つなど、坂田の言葉を借りれば「去年まではあまりなかった形」。常にゴールを狙うという意識づけの段階は終えたようだ。
(省略)

2006


●12/9 J's GOAL●

【第86回天皇杯5回戦 大分 vs 横浜FM】試合終了後の各選手コメント

●河合竜二選手(横浜FM):
「(PK戦を最後に決めて)テツ(榎本哲選手)が止めてくれていたので、だいぶ楽に蹴ることができた。(2試合出場停止で久々の試合だが)リーグ戦をいい形で勝って終えたので、この勢いを壊したくなかった。自分が入って負けたと言われたくない。PK戦ですけど勝って良かった。
(4バックもだいぶ機能してきたが)毎回失敗を繰り返してきたので、その経験を力に変えられていると思う。ボランチの相棒であるコウジ(山瀬功治選手)は前でプレーしたほうが持ち味を出せるので、僕が下がり目でやったのが得策。タイトルに向けて次の試合も頑張っていきたい」

●12/9 J's GOAL●

【第86回天皇杯5回戦 大分 vs 横浜FM レポート】

(省略)
試合は、横浜FMの先制点で幕が切って落とされた。前半15分、坂田大輔。左サイドを起点にボランチ河合竜二にボールが渡る。河合はドリブルから右サイドを駆け上がる栗原勇蔵にパス。栗原のクロスを受けた坂田が大分DFをブロックしながら左足を一閃、ゴールネットを揺らした。「後半何度かあったチャンスに決められていたら、もっと楽だった」。FWとしてチャンスを確実に決めるのは最低限の仕事。それでも、坂田はチームとして結果が出たことに満足の笑顔を見せた。

●10/4 サンスポ●

未来の "超大物" がすくすく育っています。

横浜MのDF河合選手の長男、唯斗くんです。
父親の河合は1b83a 75`の巨漢。加えて同僚の中沢に「馬場ちゃん」と呼ばれる30aの大きな足の持ち主ですが、唯斗くんはその血をしっかり受け継いでいます。
今年8月16日に生まれたときの体重は3026cとやや大きい程度。
しかしその後の成長ぶりは周囲のお母さんたちも驚くほどで、「自分の小さいときのペースを超えています」と河合。特に足の大きさは父親以上のペースだとか。
末恐ろしい限りです。

●9/23 J's GOAL●

【J1:第24節 横浜FM vs 名古屋 レポート】田中隼磨の執念のゴールで、接戦をモノにした横浜FM。名古屋は前半につかみかけたリズムをゴールにできず。

(略)
先制点は電光石火。開始わずか34秒、左サイドで河合竜二が起点をつくり、奥大介のショートパスがドゥトラの絶妙のクロスを演出する。ファーサイドでフリーの大島秀夫が難なくヘッドをミートして、横浜FMが早くも1点をあげた。しかし、あまりに早過ぎる得点は、その後の展開を停滞させてしまう。前半、横浜FMの放ったシュートは、大島のゴールを含めてわずか3本。11分、奥のヘッド。14分、河合のヘッド。その後は中盤で組み立てるも、ラストパスに精度を欠いてフィニッシュまで持っていけない。
(略)
「後半はシュートで終われる場面が多かったのが、良かったと思う」と、山瀬功は振り返る。63分、大島に代わって入った坂田大輔だけでも3本、センターバックの栗原勇蔵も1本、ボランチの河合もカウンターのドリブルから惜しいシュートを見舞った。そして、75分、田中隼磨の大きな一発がゲームを制した。
(略)

●9/22 J's GOAL●

【J1:第24節 横浜FM vs 名古屋 プレビュー】気持ちを切り替えて、残り試合を全力で臨む横浜FM。速攻&遅攻の使い分けで好調の名古屋を封じ込めるか。

(略)
7月26日の大宮戦以降、3バックにシステム変更し、内容に結果がついてきた名古屋。第15節から18節まで4連勝。その後、4試合は勝ちに恵まれなかったが、前節の新潟戦は3-1と快勝した。ボランチの藤田俊哉、金正友が連係し、新潟のDFラインが下がりすぎたこともあり、空いたスペースを自由に支配した。フェルフォーセン監督が口にする「テンポの使い分け」―― 速攻、遅攻の組み合わせが、非常にうまくいっているのが、名古屋好調の要因だ。そのキーマンは、中盤の底で攻守の調整役を務めるベテラン・藤田の存在だろう。藤田と金がつくりだすスペースに、本田圭佑、ヨンセン、さらには成長著しい杉本恵太らが飛び出していく。横浜FMは上野良治、河合竜二のダブルボランチが、危険なスペースを潰していけるかが、勝負のカギとなるだろう。
(略)

●9/21 J's GOAL●

【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 鹿島 横浜FMレポート】アウェイゴールに決勝進出を阻まれた横浜FM。モチベーションを再構築し、残りのリーグに悔しさぶつける。

(略)
キックオフ直後から、横浜FMは攻撃的にゲームを進める。中盤で激しく奪って、サイドへフィード。ボランチの一角、河合竜二が積極的にサイドや前線に顔を出す。同じくボランチの上野は絶好調。中盤で相手をいなし、ボールを効果的に散らす。相棒の河合は思い切って攻撃に参加できた。1分、6分と獲得したコーナーキック。栗原勇蔵が、そして河合が高さと強さを活かしてヘッドを叩きつける。守っても、GK榎本哲也が鹿島・深井のドリブルシュートを右手で防いだり、嫌な裏への浮き球に飛び出してセーブする。そして、松田は左右のサイドに精度の高いフィードを送り、チャンスを広げていく。
(略)

●9/19 J's GOAL●

【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 鹿島 横浜FMプレビュー】タイトルへの渇望の強い方が勝つ。エースの悔恨を、全員で晴らしたい横浜FM。

(略)
水沼貴史新監督となってからの横浜FMはJ公式戦3勝2敗、11得点・4失点。一時の得点力不足は解消されたかのように見える。しかし3ゴール以上をあげた3勝は京都・甲府・福岡と下位チーム。真価が問われるのは、やはり上位との対戦だ。
この一戦、カギを握るのは上野良治ではないか。福岡戦の3点目、ドゥトラのクロスと山瀬功治のフィニッシュシーンに目がいきがちだが、実はドゥトラのアシストの前、上野の好パスがゴールへのプロセスのリズムを作っている。左足での何気ないパス。しかし、軽くカーブをかけてドゥトラの走るほんの一歩前にコントロール。これでドゥトラはクロスへすぐに移行することができた。ベテランのテクニシャンじゃないと、こういう‘ていねいさ’は出てこない。ダブルボランチのパートナーが献身・実直型の河合竜二だけに、職務の分担もスムーズにできる。
(略)

●9/17 J's GOAL●

【J1:第23節 福岡 vs 横浜FM レポート】長いトンネルの出口を見つけられない福岡。数的優位を生かせず、再び最下位へ転落。

(略)
10分を過ぎた辺りから河合竜二が高い位置へ顔を出すようになると、ここからは横浜FMのペース。そして14分、山瀬功治のスルーパスに久保が抜け出した時点で勝負あり。前に出てくるGK水谷雄一の動きを冷静に見極めた久保の鮮やかなループシュートがゴールネットを揺らした。その後もゲームをリードするのは横浜FM。ボールを縦に運べない福岡を尻目に自在にリズムを刻んでいく。ところが26分。久保と柳楽智和が交錯したところで久保に差し出されたのはレッドカード。これで流れが変わるかに思われた。
(略)

●9/10 J's GOAL●

【J1:第22節 横浜FM vs 川崎F レポート】前半のリズムをモノにできなかった横浜FM。わずかの時間帯で主導権を握った川崎F、4連勝で2位キープ。

(略)
しかし、横浜FMも簡単にあきらめるわけにはいかない。奥に代えて大島秀夫、那須に代えて吉田孝行、終了10分前にも、久保に代えてハーフナー・マイクを投入して、ゴールを奪いに行くが決定力を欠く。73分、相手陣内で川崎F・森が警告を受けて、もらったチャンスも活かすことができない。ようやく84分、コーナーキックから河合が体ごとぶつけていくヘッドを押し込んで1点を返したが、反撃もここまでだった。「中盤で奪ったボールを簡単に奪い返された」。試合後の河合からは、反省の弁ばかりが口を衝いて出た。那須とともに初めて組んだダブルボランチ。「彼らは前に飛び出す力はある」と水沼監督は弁護したが、川崎Fの攻撃を封じるには、中盤で落ち着かせるプレーヤーの存在もキーになることを改めて実感させた。具体的には、ベテラン上野良治の不在が大きかった。
(略)

●7/22 J's GOAL●

【J1:第14節 横浜FM vs 福岡 プレビュー】逆転優勝に生き残りをかける横浜FM。降格ラインから脱したい福岡。自分たちのサッカーを貫けるのはどちらだ?

2006FIFAワールドカップ ドイツによる長い中断期間が明け、いよいよJ1リーグ戦が再スタートを切った。この間、各チームは新たな補強、指揮官の交代など、それぞれに戦力を整えてきた。これから12月まで続く長丁場を乗り切って、最後に栄冠を手にするのは? あるいは、J1に生き残るのは、果たしてどのチームか? 興味の尽きないリーグ戦の行方を占うのに、再開初戦は目が離せないゲームだった。
9位で中断を迎えた横浜FMは、メンバー構成に変更はなし。ただ、中断前から久保竜彦とマルケスが復活し、4月以来戦列を離れていたドゥトラもキャンプで完全合流。再開初戦の清水戦では、ほぼ開幕時のベストメンバーが揃った。
だが、結果は0-1の惜敗。しかも、終了間際のロスタイムに決められるという、前半戦の問題点がリスタートの大事な一戦で、またしても顔を出してしまう。「また繰り返した。話にならない」と、ボランチで終始攻守に奮闘したMF河合竜二は唇を噛んだ。持ち前のパスワークも、『ほんの少しのズレ』から停滞を重ねる。その「ちょっとずつの積み重ねが大きかった」と、河合は振り返る。
(略)

●7/20 カナロコ●

またも終了間際に失点 コラム:コーナーキック

最悪のリスタート
最悪のリスタートだ。このところリーグ戦8戦負けなしの清水は、巻き返しの一歩目にはおあつらえ向きの相手だった。だが終了間際に失点。「また繰り返した。話にならない」。MF河合の口調はとげとげしい。
パスが流れず、特に前半はシュート1本に終わった。岡田監督は「相手の気迫に押された」とまずは精神面に触れ、「きれいに崩そうとしすぎ。開き直って前にけって、こぼれ球を拾うべきだった」と指摘した。
中断期間中にほぼベストメンバーに戻り、「ある程度コンパクトに守られても崩せる手応えがあった」と監督。だが2度の決定機で2トップのシュートは枠を外れ、何度となく迎えた速攻機もパスミスでつぶれた。
やろうとするサッカーと、チームの生命線であるパス回しのずれ。それは1点が入ってしまえば忘れ去られてしまうようなわずかなものだ。だが河合は言う。「ちょっとの積み重ねが、最後の結果につながる」。ロスタイムの失点だけに言及した言葉ではないだろう。
もちろん岡田監督は「これで戦い方を変えたりしない」と言う。ただ結果がついてこなければ、ずれは大きな亀裂となる。中断明け4試合後から完全失速した昨季のように。(佐藤 将人)

●7/18 日刊スポーツ●

横浜DF松田リベロの本領攻める!

横浜DF松田が攻め上がるリベロの本領を発揮する。代表監督に内定しているオシム監督は、DFにもリスクを冒しての攻撃参加を求めるが、それ以前から攻撃参加にはこだわりを持ってきた。「最後方なんで、攻撃しやすいスペースが空くのが一番見やすい。ボランチに守備力のある河合も入るし」。中断中の北海道キロロ合宿では、あらためて岡田監督から攻撃参加の指示も出た。後方から一気の攻め上がりで、上位を差し切っての優勝を目指すつもりでいる。

●7/17 J's GOAL●

【J1:第13節 清水 vs 横浜FM プレビュー】けが人が復帰するなど、お互いにメンバーが揃いつつある清水と横浜FMの対決。再開初戦の勝利で開幕当初の勢いを取り戻したい。

(略)
対する横浜FMは、エース久保が復帰し、ブラジル人トライアングルも久しぶりに復活したため、攻撃面で非常に大きなプラス要素がある。もちろん、松田、中澤、さらにボランチの河合らを軸にした守備は、高さ、強さ、安定感とあらゆる面でJ1有数だ。こちらも、強さを見せつけた開幕時に近い形に戻っている。
(略)

●5/6 J's GOAL●

【J1:第12節 横浜FM vs 千葉 レポート】横浜FMは、またマイクのヘッドからフィニッシュ!千葉の集中力、ラストで切れる

(略)
開始1分、横浜FMが早々にコーナーキックを獲得。これは千葉GK立石智紀のキャッチに遭うが、ゴールキックにプレッシャーをかけていったのは、何とボランチの河合竜二。
(略)

●3/19 スポニチ●

久保 630日ぶり首位奪取アシスト

(略)
【横浜3―1C大阪】残り3分となった後半42分、FWマルケスが途中出場でボランチに入った河合にボールを預けた。その瞬間、久保が近くにいたDFを置き去りにして左サイドへフリーで流れパスを受けた。自分自身でシュートする選択肢もあったが、エースはフリーのマルケスに迷わずパスを出した。「左足で持とうと思ったけど…(マルケスの)周りに誰もいなかったから」。久保の的確な判断でマルケスは右足で合わせるだけで良かった。
(略)
久保にパスを出した河合は「タツさんがボールをもらう動きをしてくれたから」と真っ先に動きだしたエースの姿がはっきり見えたという。普段はDFラインでプレーしている河合にとって、久保の動きは「DFからしたら、たまらなく嫌」という。そして「タツさんは、いったんボールから離れてDFを離して、ボールをもらう動きをする」とボールを受けるための工夫に感心する。

●3/18 J's GOAL●

【J1:第3節 横浜FM vs C大阪 レポート】絶好調のマグロンが2発!好調ブラジル人トリオで横浜FMが開幕3連勝を飾る [ J's GOAL ]

(略)
87分にも河合竜二、久保竜彦との流麗なパスワークからマルケスのダメ押しゴールを加えた横浜FMが3−1と試合をものにした。
(略)

【J1:第3節】横浜FM vs C大阪:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]

●河合竜二選手(横浜FM):
「(3点目のアシストを決めた久保選手へのパスについて)自分で打とうとは考えていなかった。最初にタツさん(久保選手)が見えたし、タツさんが動きなおしてくれたので、あずけたほうがいいかなと思った。タツさんのボールのもらい方は、ディフェンスからしたらたまんないですよ。ボールと離れるのがうまいし、離れてもボールが見える位置にいる(ボールとの間合いを保っている)から。あの動きはすごいと思った。(ハンドで取り消しになったゴールは)全然わかんない。(体ごとぶつけていったので)どこに当たったのかもわからなかった」

 

2005


●11/23 J's GOAL●

【J1:第32節】鹿島 vs 横浜FM:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]

●河合竜二(横浜FM)選手:
「強かった頃のマリノスが戻ってきた。いい流れで1つ1つやっていくだけです」

●10/23 神奈川新聞●

惜しいヘディング外す

 この日の横浜Mの最大のチャンスは前半21分、CKから河合が放ったヘディングシュートだった。
 DFと位置をうまくすり替えてフリーとなり、ドンピシャでとらえたシュートがゴールへ。3万人を超える新潟サポーターに悲鳴を上げさせたがカバーに入った相手にはね返され、「入ったと思ったけど…」と河合。
 得意のセットプレーでは持ち味を見せたが、課題としている攻撃の起点を作ることができず、「個人的にはミスが多かった。受けるのが難しいボールが多くて、攻撃にリズムをつけてあげられなかった」と、反省しきりだった。

●9/30 J's GOAL●

【J1:第26節 横浜FM vs 大分 プレビュー】ナビスコカップ準決勝へ向けて弾みをつけたい横浜FM。

(略)
「優勝や順位が、どうなったからといっても、やるべきことは全く変わらない。一戦、一戦、目の前の試合に全力で勝利をめざすことだ」
岡田監督は変わらない。ファイティングスピリットをたぎらせている。ただ、これが選手たちに100%伝導するか難しい。もちろん選手はサポーターのために完全燃焼しようとピッチに立つのだが、試合展開によってダウンしやすくなるもの。たとえば0−0で迎えた残り時間が少なくなってきたときなど、相手に向かっていく当たりが弱まったり、全力疾走が95%になったりしてしまうことがある。一番必要なのがリーダーシップ。この点、松田が出場停止で出ることができないので、ここは全員で引っ張らなければいけない。頼もしいプレーヤーがいる。河合竜二だ。彼の気迫がイレブンに伝わればテンションは高く保たれる。
(略)
(池田 博人)

●9/17 神奈川新聞●

◎コーナーキック/“遅咲き”河合に輝き

 点を取れずに引き分けたことは残念だが、一時の不振を考えれば2試合連続の完封を喜ぶべきだろう。守備的MFに入った河合が静かに貢献していた。
 岡田監督は河合を「抜群のことはしない。ただ最低限のことは常にしてくれる、うちにとって計算できるありがたい選手」と評する。言葉通り、活躍はとても地味だ。
 例えば後半開始早々の守備。スピードに乗り始めようとする相手MFを厳しい当たりで転ばす。当然ファウルとなるが、流れを切る意味でも、後半立ち上がりの相手の勢いをそぐ意味でも、価値のあるプレー。泥臭い役回りをいとわず、トレードマークでもある30センチ近い大きな足で終始相手をつぶし続ける。
 昨季まではDFでの起用が多かったが、今季は守備的MFでの出場も増えた。マルチプレーヤーとしての存在感を濃くし「色んなポジションをやっている内にプレーの幅が広がる」とどん欲だ。
 昨年12月、年間王者を決める浦和とのチャンピオンシップ第1戦で決勝弾を挙げ、きらびやかに輝いた27歳。「もう一回りも二回りもレベルアップしたい」。かつて戦力外通告も経験した遅咲きが輝きを増している。
(佐藤 将人)

●9/17 J's GOAL●

【J1:第24節】横浜FM vs F東京:岡田武史監督(横浜FM)記者会見コメント

●岡田武史監督(横浜FM):

「試合のことは、ちょっと忘れてしまった。まだ完璧ではないのだが、きょうはコンディションも上がってきていたので、アグレッシブに、攻撃的にいこうと話していた。後半ばてて足が止まってしまい、カウンターを受ける場面があったのは課題だと思う。

我々の責任ではないが、同じサッカー仲間のルーカスがああいうことになってしまって、心配だ。とても選手たちは、相手に攻めていける気持ちにはなれないから、あそこでゲームを終わらせたレフェリーの判断は正しい。

河合は、与えられたポジションがどこであろうとも必ず最低限のことをしてくれるうちのチームにとっては貴重な選手だ。」

以上

●9/16 J's GOAL●

J1:第24節 横浜FM vs F東京 プレビュー
横浜FMの上昇ムードに立ちはだかる関門。苦手・F東京のスピードにどう対応できるかがカギ。

(略)
 ボランチの連係とアウトサイドの加勢で止める手立て。しかし、その第一人者である那須が今回は、累積警告で出場停止。3−5−2のボランチは河合、上野、マグロンのうち2人の組み合わせとなるだろう。
 岡田監督の思案で、マグロンを使うかどうか? 長身のテクニシャンで、対人にも強いマグロンを高く評価していても、F東京のスピードと圧力に抗することが出来るか否か。プレースタイルやタイプの問題になる。計算しやすいのは河合のほう。身体を張って砦の役割を全うする魂ディフェンスに賭けてもよいのではないか。
(略)
2005.09.01 Reported by 池田博人(インサイド)

●9/2 J's GOAL●

J1:第22節 横浜FM vs 名古屋 プレビュー
横浜FM、トンネルを抜けられるか。ルイゾンの得点力が楽しみな名古屋

(略)
 4バックから3バックに移行しようとした横浜FM。もともとディフェンダーの選手層には定評がある。松田、中澤、中西、栗原、河合、那須。この中からの組み合わせは幾通りもできそうなのだが固定できない。ディフェンスを安定させるための試行錯誤。岡田監督の悩んでいる心境がうかがえる。こんなときはハートの強い選手の頑張りがチームを鼓舞してくれる。その点、栗原の得点力や中西のキャリアとマンツーマンの巧さも必要かもしれないが、ベンチにとって頼もしいのは河合だろう。前節のG大阪戦のようにボランチでの起用はディフェンス全体も機能しやすい。また彼のファイティングスピリッツは、チーム全体の士気を向上させてくれる。ひとつのきっかけさえつかめれば、本来のチーム力が戻ってくる可能性がある。
(略)
2005.09.01 Reported by 池田博人(インサイド)

●7/26 サカマガ●

いま代表へ奮い立つ 松田直樹インタビュー

(略)
松田
 そうかなあ。竜二(河合)や勇蔵(栗原)にしろ、ウチの選手だったら「楽しい」と思うんじゃないの?まあ、ウチの後ろの選手は特有というか、本当にいい選手ばっかりだからね。4人とも代表に入っておかしくないと思うし。俺だけじゃなく、1対1にはみんな自信を持ってるよね。
(略)
いまは悔しい
 でも、あと1年

松田 4は4ですごく面白いよね。3枚だとやっぱりサボれるところがあるけど、4枚はサボれない。まあ、ウチは誰が出てもいいんだけどね。後ろもそうだし、中盤も、フォワードもそう。俺はF・マリノスのみんなが代表レベルだと思っている。だから、一度でいいから、真剣勝負で代表と試合させてほしいね。佑二(中澤)は代表でもいいよ。まあ、ちょっと反則だけど、ドゥトラはいる(笑)。ウチの選手は、みんなそう思っているんじゃないかな。
(略)

●7/9 サンスポ●

横浜M・DF河合が出場停止ドゥトラに代わり大抜擢!

 3連勝を狙う4位・横浜Mは9日の名古屋戦(瑞穂陸)で、4バックの左サイドにDF河合を起用する。出場停止のDFドゥトラに代わって入る河合は「今までやったことがない。ドゥトラのような攻撃はできないのでまずは守備を」と苦笑い。当初の候補だったベテランDF中西を外しての策は、岡田監督によると「神のお告げがあった」という。身長1メートル83の大男がサイドを駆け上がれば、新たなパターンとなる。

●7/9 サンスポ●

横浜M・DF河合が出場停止ドゥトラに代わり大抜擢!

 3連勝を狙う4位・横浜Mは9日の名古屋戦(瑞穂陸)で、4バックの左サイドにDF河合を起用する。出場停止のDFドゥトラに代わって入る河合は「今までやったことがない。ドゥトラのような攻撃はできないのでまずは守備を」と苦笑い。当初の候補だったベテランDF中西を外しての策は、岡田監督によると「神のお告げがあった」という。身長1メートル83の大男がサイドを駆け上がれば、新たなパターンとなる。

●6/2 J's GOAL●

【 プレシーズンマッチ:横浜FM vs ユベントス 】
試合後の横浜FM選手コメント

●河合竜二選手(横浜FM):
「前半はボールの捕られ方が悪く、苦しい展開だった。やはり相手は日本人の選手とは違う。ゴールに直結するプレーがすごい。気が抜けなかった」

●6/2 神奈川新聞●

ユベントスに敗れる

 ◆横浜M0−1ユベントス
 サッカーJリーグ1部(J1)の横浜Mがユベントス(イタリア)と対戦した国際親善試合は1日、日産スタジアムで行われ、今季のイタリア1部リーグ(セリエA)を制したユベントスが1―0で勝った。
 元チェコ代表MFネドベドら有力選手をそろえたユベントスは前半42分、ペソットの左クロスからのこぼれ球を、イタリア代表のデルピエロが左足で決め、そのまま逃げ切った。
 横浜Mは腰痛からの復活を目指す元日本代表FW久保が先発したが、得点には絡めなかった。
◎コーナーキック/世界レベル体感
 親善試合は難しい。
 ユベントスは今季のイタリア・セリエA王者。各国代表で主力が抜けても、ペースダウンしたサッカーをしても、正確な技術と広い視野で簡単にシュートまで持っていってしまう。失点シーンこそ不運なものだったが、横浜Mの守備網は何度も破られた。
 だが格上相手とはいえ、そこはあくまで親善試合。厳しい当たりは嫌われる。後半16分、デルピエロに対する激しいマークでファウルを取られた河合は、直後にトレゼゲから顔面にひじ打ちを食らい、ピッチに倒れた。
 ファウル自体は悪質ではなかった。実際、河合は手を広げてミスジャッジをアピールした。当たりが激しいセリエAでは何でもないプレー。だが、日本の「無名選手」に食いつかれるのが気にくわないのか、仕返しはあまりにひどいものだった。
 代表経験のない河合にとって、貴重な世界レベルを体感できる試合。「体を当てても軸がぶれない。日本人と違う」と喜んでいた。それだけに無用な仕打ちにせつなさが募る。「ちょっと残念っす。あれは激しさとは違う」(河合)。腫れた鼻が痛々しかった。
(佐藤 将人)

●5/14 スポニチ●

浦和 横浜戦で「勝ち点3取る」

 浦和のブッフバルト監督が、15日に行われる因縁の横浜戦で「必ず勝ち点3を取る」と誓った。10位に低迷する原因の一つはトップ下の人材難。MF山瀬を引き抜かれたことについては「チームづくりをしている一番いい段階で持って行かれた」と今でも恨み節だ。幸い前日12日に右太腿の痛みを訴えたエメルソンは回復の兆しを見せており、「選手はそろっている」状況。昨年のチャンピオンシップでの借りをきっちりと返すつもりだ。
 <横浜も闘志>横浜は、浦和戦へ向け練習を再開した。ACL1次リーグ敗退の悔しさが残るままリーグ戦に臨むが、岡田監督は「ファイティングポーズの取れる選手を使いたい」と心身の充実した選手を起用するつもりだ。DF松田は「100%勝ちをもぎ取ってJリーグを獲りたい」と闘志を見せ、DF河合は「来年またACLにチャレンジしたい。そのためにリーグ戦に集中したい」と切り替えていた。

●5/12 スポーツ報知●

久保投入実らず横浜M1次Lで敗退 アジア・チャンピオンズリーグ

 【済南(中国)11日=佐藤岳】アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグが11日、当地などで行われ、F組2位の横浜Mは首位・山東魯能泰山(中国)にアウエーで1―2で逆転負けし、1次リーグ敗退が決まった。

 山東  2 − 1  横浜M
勝ち点 15       勝ち点 9
▽得点者[横]那須(前6分)[山]鄭智(前37分)[山]鄭智(後44分)

死闘の末に待っていたのは脱力感だった。終了の笛で横浜Mの選手たちはピッチに崩れ落ちた。相手の遅延行為に抗議したFW安が相手選手に殴られるなど、小競り合いが多発。ベンチにいたDF河合がレフェリーの不可解な判定に抗議して退席処分となり、その後、ディドGKコーチも同処分を科せられた。後半ロスタイムが7分間という展開が、荒れた試合内容を物語っていた。
(以下省略)

●4/9 神奈川新聞●

神戸戦控え軽い練習

◆豪華DFラインで連勝目指す/松田と中沢の「代表コンビ」
 神戸戦で松田と中沢が今季リーグで初めてDFラインを形成する。
 今季2人が組んだのは、1月29日の日本代表戦と3月16日の横浜M―PSMマカッサル(インドネシア)戦の2試合のみ。肉離れで離脱した松田と、ひざ痛と疲労で休養した中沢。なかなか顔がそろわなかった。
 組んだ2試合はともに無失点。松田は「佑二とは別に声をかけなくても役割が分かる」。個人としても日本最高峰の2人は、熟成された意思疎通でさらに互いを生かし合う。
 松田は「佑二に限ったことじゃない」と、仲間が誰であっても無失点を目指すことを強調。横浜Mで約1カ月ぶりの試合となる中沢にも余裕はなく、「連勝を止めるわけにはいかない。河合の方が良いとか言われたくない」と試合に臨む。代表コンビがチームを勢いづかせそうだ。

●4/3 スポーツ報知●

横浜M 開始3分で2発 J1第3節

 横浜Mが44日間で13戦という過酷日程の初戦を大勝で飾った。新潟と対戦した横浜Mは、開始40秒でFW大島が先制点を挙げるなど、4―1で圧勝し2勝目を挙げた。優勝候補の浦和は大分に0―1で敗れ、初勝利はまたもお預けとなった。F東京は神戸を2―1で振り切り、勝ち点7で暫定ながら首位を守った。鹿島はアレックス・ミネイロの2得点で柏に3―1で快勝、大宮はC大阪を1―0で下した。鹿島、大宮はF東京と勝ち点で並び、暫定の2、3位となった。
◆松田がっちり統率
 
電光掲示板に表示された時間は40秒。突風のような得点が横浜Mの勢いを象徴していた。DF河合がMFドゥトラを追い越し、攻撃参加。左からクロス。FW大島の強烈なヘッド。「(J2)山形の1年目で28秒で決めたことがある。そのときよりは遅いですね」と大島は照れた。新潟を圧倒するには十分な早業だ。
 攻守がかみ合った。オフ明けから続くけが人の多さは相変わらず。しかし、若手が王者を支えた。好調を維持するMF大橋が開始3分で2点目を挙げ、DF河合、MF田中隼が加点。昨季リーグ戦ではなかった1試合4点を達成した。連戦続きの日本代表DF中沢は休養したが、DFラインも大崩れせず、失点を最小限に抑えた。
 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を含め、新潟戦から44日間で13戦という過密日程に突入した。6週以上にわたり週2試合の連戦が続く。戦力的に不安も残るが、最高のスタートは切れた。大島はここ3戦で5発。Jリーグ4得点は現時点で得点王だ。
 DF松田の発奮も大きい。「タイトルを取りたい。いい方向にしかいっていない」W杯予選は出番がなかったが、代表から戻り必死に気持ちを切り替えた。抜群の統率力でチームを引っ張る。先月20日に第3子となる待望の長男が誕生。この日、ゴールするたびにチームメートも両手で揺りかごを揺らすパフォーマンスで祝福した。「(今季)松田が出た試合は負けてない。それくらい存在感のある選手」と岡田武史監督(48)は言う。
 3日にタイに渡り、6日のテロ・サーサナ戦に備える。Jリーグとアジアのタイトル奪取に向け、重要な1か月半。この勢いで13連戦を乗り切れば、確実に栄光に近づくはずだ。(佐藤 岳)

2004


●12/30 日刊スポーツ●

西武台王国復活だ!横浜DF河合先輩に続け

 初出場の西武台(埼玉)は、Jリーグ横浜の2年連続日本一に貢献した先輩DF河合竜二(26)の活躍に刺激を受け、埼玉県勢としては23年ぶりの優勝でサッカー王国復活を目指す。
 河合先輩に続け。初出場を決めた西武台イレブンも日本一を目指している。
 総体には4度出場。横浜DF河合、J2札幌DF田畑らが2年時に出場した95年には準優勝を飾ったが、選手権には縁がなかった。だが今年11月21日、名門市浦和を3−2で倒して初切符を得た。直後のJリーグ・チャンピオンシップ初戦で、先輩の河合が決勝点を決めた。横浜は第2戦のPK戦を制して浦和を撃破。河合の殊勲のゴールが2連覇を呼び込んだ。
 実は2年前、西武台イレブンは、母校で地道に練習を続ける河合を見ている。02年オフに浦和に戦力外通告を受けた直後だった。守屋監督は「先輩が後輩に行動で教えてくれる」と言う。MF黒岩主将も「先輩たちの戦う姿勢は参考になる。挑戦者魂を忘れず戦いたい」と闘志を燃やした。
 県大会では、戦後12度の優勝を誇るサッカー王国埼玉の常識を覆した。荒川の東になる浦和、大宮、蕨の強豪校が出場し続けてきたが、1917年(大正6)に選手権がスタートして初めて西のチームで県大会を突破した。守屋監督も選手権常連の帝京でDFとして国体を制し、総体に出場も選手権だけは出られなかった。2年時はメンバー落ちし、3年では修徳に敗れた。選手以上に選手権を渇望してきた。
 守屋監督は今回のチームを、守備で総体準Vチームに匹敵、攻撃面では上回ると分析する。その原動力がボランチの黒岩だ。守備だけでなく前線へ出てシュートを打つなど、ピッチをフルカバーする豊富な運動量で攻撃の起点となる。厳しいプレスでボールを奪い、ドリブルを生かしたサイド攻撃に加え、右ひざ半月板の損傷から復調したFW杉本のポストプレーもある。
 先輩たちからは、熱い思いのこめられた20個のボールが贈られた。埼玉の勢力図を覆した西武台が、選手権でも波乱を起こす。【村上幸将】

●12/11 サンスポ●

横浜M・河合「見返せた…岡田監督ありがとう!」
DF河合竜二・独占手記

 優勝がこんなにうれしいものだとは思わなかった。正直、うれしいという言葉以外にみつかりません。今はただ、いいチームに来たこと、そして岡田監督に感謝。それだけです。優勝争いをして、こんな気持ちを味わえるなんて考えてもみませんでした。
 夢と希望を持って浦和というチームでJリーガーになりました(97年入団)。でも、試合はおろか、トップチームの練習にも参加させてもらえない。一昨年、もう分かっていたけど、さすがに「来季の契約はしない」と書かれた戦力外の通知はがきを見たときはへこみました。
 ずっと応援してくれた方に報告してその晩、飲みに行ったことを覚えています。「辞めるな」って言われて、トライアウトを受けて、最初は全部ダメ。やっぱり辞めよう…とも。中国Cリーグに行こうと思っていたその前日、祖父が亡くなったんです。急きょ中国行きを止めたら、横浜Mから電話があったんです。祖父がボクを助けてくれたんだなって思った。
 以来、負けたくないチームのひとつとして浦和を見ていました。それがこんな形で対戦できて、しかも第1戦でゴールまで。親しくしてくれた浦和FW岡野さんから、翌日「よかったな」って電話をもらいました。うれしかった。だから2戦目も頑張ろうと。
 見返したい−。ただそれだけの気持ちだったけど、今は本当に楽しい。横浜Mでも試合に出られない時期はあったし、今もレギュラーって訳じゃない。でも、負けちゃいけないんだって感じた。偉そうなことはいえないけど、耐えて「いつかやってやる」って考えてました。ボクみたいな選手でも、信じていればチャンスは来ることを伝えられたらいい。
 優勝という感動を味わえたけど、自分はまだまだ。来年こそレギュラーを目指して、1年間通して監督に信頼される選手を目指します。そして、またこの栄誉を勝ち取りたいと思います。
★河合竜二(かわい・りゅうじ)
 1978(昭和53)年7月14日、東京都生まれ、26歳。西武台高から97年浦和入団。J初出場は00年5月22日のJ2大宮戦。02年に浦和から戦力外通告を受け、03年に横浜Mのトライアウトを受け入団。本来はボランチだがセンターバックもこなす。今季は9試合に出場。J通算34試合(J2・13試合含む)で0得点。5日のチャンピオンシップ第1戦では決勝点を挙げた。1メートル83、75キロ。

●12/9 スポーツ報知●

”エメキラー”中西、河合が強行出場へ
11日「2004サントリー・チャンピオンシップ」

“エメルソンキラー”が強行出場する覚悟を決めた。前日別メニュー調整した横浜MのDF中西永輔(31)と河合竜二(26)が8日、全体練習に合流。右内転筋などを痛めていた河合が「あと1試合死ぬ気でやりたい」と話せば、浦和のエース・エメルソン(23)との接触プレーで右わき腹を痛めていた中西も「使ってくれる限りやりたい」と決意を固めた。
 非公開練習のこの日、中西は「合流しました。つぶれてもいいつもりでやる」と強い決意を表した。中西は第1戦の前半8分にエメルソンと競り合い、ピッチに叩きつけられた。左足首に痛みが残るままでの出場でさらに右わき腹を痛めたが、「守備を求められていると思う」と連続完封に意欲を燃やした。
 岡田武史監督(48)は先発を決めていないが、第1戦で活躍した河合とともに先発の可能性も高い。得点が必要な浦和は試合開始から攻めてくることも考えられる。河合は「(相手の出方で)それなりの戦い方をしたい。守備はこの前くらいやれたらいいですけど」と連覇のために力を振り絞る気だ。浦和戦3試合260分間を完封している男は体を張ってプレーする。
(三宅 篤)
◆浦和 逆転へサイドから崩す
 サイドから崩せ―。11日のチャンピオンシップ(CS)第2戦で逆転勝利を狙う浦和が横浜M攻略に向けサイド攻撃を徹底する。5日の初戦では中央から真っ向勝負を仕掛け0―1で敗戦。今度は王者の堅守を豊富な運動量を使ったサイド攻撃から崩していく。
 非公開練習で集中力を研ぎ澄ませる浦和の逆転へのシナリオが徐々に姿を現し始めた。「両サイドからうまく突ければ。練習でもやりましたが、これをしつこくやれば、いずれ真ん中が空くと思う」とMF三都主アレサンドロ(27)。サイドを執ように突き、スペースのできた中央をエメルソンら快足FW陣が決める。この日も練習内容も詳しくは明らかにはされなかったが「相手対策というよりは自分たちの特徴を生かす練習ですね」とMF山田。これまで培ってきた基本こそが攻略の糸口となる。
 とはいえ、相手は百戦錬磨の横浜M。だからこそ「ウチはCSも初めてだし経験の差はどうしても出てしまう。だからとにかく動くんだ」とギド・ブッフバルト監督(43)も言葉に力を込めた。シンプル・イズ・ザ・ベスト。今度は横浜MのDF陣の少しのほころびも見逃さない。
(四野宮 秀和)

●12/6 J's GOAL●

【2004サントリーチャンピオンシップ第1戦 横浜FM vs 浦和 レポート】河合の決勝ゴールが炸裂!岡田F・マリノス、完璧な試合運びで初戦勝利

12月5日(日) 2004サントリーチャンピオンシップ第1戦
横浜FM 1 - 0 浦和 (19:05/横浜国/64,899人)
得点者:'66 河合竜二(横浜FM)
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「佑二さん(中澤)がおとりになってくれた。(来たボールを頭に)当てるだけだった」
 2年前、浦和から戦力外通告を受けた男・河合竜二の高く鋭いヘディングシュートがゴールネットを揺らした瞬間、スタジアムの半分以上を占めた真っ赤な浦和サポーターが声を失った。テクニカルエリア上のブッフバルト監督は何を思ったことだろう……。
岡田武史監督にとっていちばん悩ましいポジションだった左センターバックに抜擢された河合が高い集中力を発揮。ボランチ・中西永輔もセットプレー時にエメルソンを完封し、上野良治も体を張ったスライディングタックルで中盤を制圧した。日本サッカー界屈指の知将の選手起用が見事なまでに的中し、横浜FMが重要な第1戦をモノにした。
 2004年Jリーグの年間チャンピオンを決めるサントリーチャンピオンシップの初戦が5日19時から横浜国際総合競技場で行われ、ホームの横浜FMが1−0で勝利。95年以来、2度目のサントリーチャンピオンシップ獲得に向け、幸先のいいスタートを切った。
 93年から続いてきたサントリーチャンピオンシップも今回がラスト。JSL時代からの名門である横浜FMと日本一の人気クラブ・浦和の対戦とあって、この日の新横浜一帯は試合開始前から大いに盛り上がった。Jリーグ新記録となる6万4899人の大観衆も結集。真冬とは思えない陽気も彼らの熱気を後押しした。
 2003年は年間完全優勝を果たし、今季も1stステージを制覇した横浜FM。しかし今年の2ndステージは腰痛の久保竜彦、左足首骨折の安貞桓ら主力の相次ぐ戦線離脱と、勝利へのモチベーション低下などがあって、6位に甘んじてしまった。けれども岡田監督はリーグ戦終盤、サントリーチャンピオンシップに目標を切り替え、選手を次々とテスト。さらに先週1週間は非公開練習と関東近郊でのミニ合宿を行って、チームの意思統一を図ってきた。
「もうやるべきことはやった。あとは選手たちが個々の仕事を果たしてくれることを祈るしかない」と前日練習の後、話した指揮官が送り出したメンバーはこの11人だった。GK榎本達也、DF(右から)中澤佑二、松田直樹、河合、ボランチ・上野、中西、右サイド・田中隼磨、左サイド・ドゥトラ、トップ下・奥大介、FW坂田大輔、清水範久。最終ラインの左には那須大亮ではなく河合。ボランチもバランスを考えてエースキラーの中西と球出しのできる上野を配した。
 エメルソン、永井雄一郎、田中達也の超攻撃的3トップが強引にゴール前へ詰め寄り、それを横浜FM守備陣がガッチリ守ってカウンターを仕掛ける展開が予想されたが、実際には横浜FMがイニシアティブを握った。開始2分のビッグチャンスが浦和イレブンをひるませたのかもしれない。清水からのスルーパスを浦和守備陣の背後で受けた坂田がいきなり決定的なシュートを放ったのだ。2003年ワールドユース(UAE)得点王は「フリーだったし、ワクは外さないと思った」と自信を持って右足でニアに振りぬいたが、残念ながらボールは右ポストに当たって跳ね返った。それでも奇襲攻撃としては十分だった。
 ここからは横浜FMが作戦通りのサッカーを展開する。「ウチはもともと守備から入るチーム」と坂田が言うように、非常に意思統一された守りを見せる。横浜FMにとっていちばんのテーマはエメルソン、永井、田中達に仕事をさせないこと。松田、中澤、河合の3バックが的確なラインコントロールを見せつつ、ペナルティエリア内にガッチリ蓋をする。こうなると、さすがのエメルソンらも中盤に下がってボールを受けざるを得ない。「中盤に下がらせたらこっちのもの」と中西は不敵な笑みを浮かべた。困った浦和3トップはサイドを使おうと試みるが、ここでも田中、ドゥトラの両サイドとボランチが2人で挟みに行く形を徹底し続けた。岡田監督がデータから「浦和は前半に点を取らなければ勝てない」と選手たちに伝えていたことも、いいモチベーションになっていた。彼らのディフェンスはまさに「見事」という他なかった。
 攻撃もシンプルだった。松田ら最終ラインが坂田、清水の高速2トップにロングボールをフィード。浦和の最終ラインを下がらせて、その空いたスペースを使いながら1人、2人と絡んで攻める。坂田のスピードは相手DF陣を嫌がらせた。「ロングボールは出場停止のネネに代わって入った内舘秀樹のところを狙う」という約束事もうまく機能する。浦和は自分たちの長所を完全に消されてしまった。
 後半に入るや否や、ブッフバルト監督は内舘に代えて後半から平川忠亮を投入。まず守備を安定させ、さらに3トップのポジションを変えてきた。前半は右から永井、エメルソン、田中達という並びだったが、後半は右から田中達、永井、エメルソンという形になった。これで硬直した局面の打開を図るが、横浜FMのディフェンスは相変わらず固い。坂田、清水らが前線から走ってボールを追うなど、彼らは戦う姿勢を前面に押し出した。このあたりが「経験の差」なのかもしれない。横浜FMにはサントリーチャンピオンシップ出場経験のある松田、奥らがいるし、日本代表経験のある中澤、中西らもいる。坂田もワールドユースという世界舞台で結果を出した選手だ。いざというところで、彼らの経験値が出た。
 迎えた後半21分、ついに均衡が破れる。奥の右CKに合わせ、ニアに飛び込んだ河合が豪快なヘディングシュートをゴールネットに突き刺したのだ。マークについていた長谷部誠は完全に振り切られる形になった。2年前、浦和から戦力外通告を受け、岡田監督に拾われた苦労人がJリーグ初ゴールを挙げ、古巣にリベンジを果たしたのだ。
 過去のサントリーチャンピオンシップを見ると、第1戦に負けたチームがタイトルを取ったことはない。絶対に負けられない浦和は動きの悪い田中達に代えて岡野雅行を投入。巻き返しを試みた。が、横浜FMの運動量と勝利へのメンタリティは最後まで途切れず、1−0のまま試合終了。岡田監督は隣に座るディド・ハーフナーGKコーチらとガッチリ握手を交わし、足早にロッカールームへと引き上げた。
「この素晴らしい舞台で、相手を恐れず、勇敢に戦った選手たちを誇りに思う。今日は腰の引けた試合はしたくないと選手たちが意思表示をしてくれた」
 記者会見に姿を現した指揮官は満足そうな表情を浮かべた。河合、中西、上野と、自らがチャンスを与えた選手たちが期待以上の働きを見せ、坂田と清水という和製2トップも多くの見せ場を作った。百戦錬磨の<知将の采配>がことごとく冴え渡った第1戦だった。
以上
2004.12.6 Reported by 元川悦子
 

●12/6 サンケイスポーツ●

横浜Mの歓劇!2年前レッズ解雇の河合が値千金弾!

 2004サントリーチャンピオンシップ第1戦(5日、横浜国際総合競技場、観衆=6万4899)。2004年のJ王者を決める戦いは、J史上最多6万4899人の大観衆の中で幕開け。第1戦は横浜Mが1−0で浦和を下し、2年連続3度目の日本一に前進した。後半21分、浦和を一昨年クビになったDF河合竜二(26)が決勝ヘッド弾。浦和はFWエメルソン(23)を中心とした3トップが不発に終わった。第2戦は11日、浦和の本拠地・埼玉スタジアムに舞台を移して行われる。
 無意識のうちにサポーターに向かって駆け出していた。J公式戦史上最多6万4899人の観衆がうねる。河合は大声で叫んでいた。
 「どうだ、みんな見たか!」
 ドラマは後半21分、MF奥の右CKに頭から飛び込んだ。身長1メートル83の高さから弾かれたボールは、一直線にゴールに突き刺さる。J通算34試合でノーゴールの男が、大舞台で、因縁のチームを相手にド派手な仕事をやり遂げた。
 「何か不思議な感じです。見返してやろうと思っていたけど、今は浦和を出してもらって感謝してます。使ってもらった岡田監督にも恩返しがしたかったから」。実感がわかないが、あの屈辱は忘れられない。
 浦和時代の2年前、当時のオフト監督にはトップチームで練習させてもらえず、結局は戦力外を通告された。結婚したばかりで「このままでは終われない」と、この年に始まったトライアウトに挑戦。何とか横浜Mに拾われた。
 背の高さと「マジメな性格」(チーム関係者)で入団したが、最初は30キロのバーベルも持ち上げられない体たらく。岡田監督も「ダメかな?」と思いながらも1年間は体づくりをさせた。
 今季ようやくリーグ戦出場は9試合。昨季第2ステージ、今季第2ステージで浦和を無得点に抑え、チャンピオンシップの“切り札”に抜てきされた。河合は「絶対に負けたくないチームの1つ」と公言する浦和に、守備力も発揮して渾身の完封劇も演出した。
 「次に勝たないと意味がない。これで一発勝負になったから力の差は関係ない」
 岡田監督はまず“第2ステージを制したものが優位”といわれる流れを断ち切った。リストラ選手のリベンジ魂でもぎとった初戦。最後の戦いも制し“マリノス王朝”は完成する。

●12/6 スポニチ●

リストラ男・河合V弾!横浜先勝

 次はアウエーでとどめを刺す!Jリーグの年間王者を決める2004サントリーチャンピオンシップ第1戦は、横浜が後半21分にセットプレーからDF河合竜二(26)のヘッドで決勝点を奪い、1―0で浦和を下した。河合は02年に浦和を解雇になり、トライアウトで横浜に拾われた苦労人。その男が大舞台で、古巣に最高の“恩返し弾”を見舞った。今年がラストとなるチャンピオンシップは、11日に埼玉スタジアムで第2戦が行われる。
 歓声は耳に届かなかった。「不思議な感じ」。河合の声は戸惑っていた。2年前に解雇された古巣とチャンピオンシップで戦い、決勝点を決めた。伏兵がヒーローになった。「こんな大舞台に立てると思わなかった」。笑う姿はどこかぎごちなかった。
 無心。0―0で迎えた後半21分、右CK。いつもならニアに向かうはずの中沢がアルパイに髪をつかまれ、アイコンタクトで前にダッシュした。「ユージさん(中沢)がおとりになってくれた。当てるだけだった」。助走から闇夜に向かって跳びはねた。何も考えなかった。気が付けば6万4899人をのみこんだスタジアムが揺れていた。叫んでいた。
 02年の冬、浦和から戦力外通告を受けた。結婚を決めていただけに、幸せの絶頂から地獄に突き落とされた。トライアウトを受け、岡田監督と出会った。「拾ってもらった。ボクにとっては恩人」。練習に明け暮れ、節制を覚えた。体脂肪率を下げるために食事も制限した。体重は4キロ落ちた。「昔はなあなあでやってた部分があった。マリノスの意識の高さに刺激された」。軽くなった体だからこそ、高く跳べた。努力が値千金のJ初ゴールを生んだ。
 指揮官は、河合の起用を実は1週間前から決めていた。「左のストッパーは迷っていたけど、河合には高いボールに対する安定感があった。素晴らしい試合で幸せ。勇敢に戦ってくれた選手を誇りに思う」。那須を代えてまでの大抜てきがズバリと当たり、河合はその期待に応えるために全力をつくした。守備ではエメルソンを食い止めた。「後のことは考えなかった」。後半30分を過ぎると、もう足がつっていた。
 高校を卒業してレッズへの入団が決まって、当時現役だったブッフバルト監督からスパイクをもらったことがある。浦和に夢を見て、散った。「サッカーを続けられて幸せ。浦和に感謝の気持ちが強い。出してくれて、クビにしてくれて」。夢の続きは横浜で見ればいい。

●12/6 日刊スポーツ●

横浜先勝、浦和クビ男一発/JリーグCS

<チャンピオンシップ:横浜1−0浦和>◇第1戦◇5日◇横浜国際総合競技場
 横浜DF河合竜二(26)が男になった。02年オフに戦力外通告を受けた古巣の浦和を相手に先発出場。J屈指の破壊力を誇る攻撃陣を食い止め、後半21分にはセットプレーからヘッドで決勝点をたたき込んだ。移籍後、出場した浦和戦は3戦連続、計260分間無失点に封じ、浦和キラーぶりを発揮。1−0と初戦を制した横浜は、2年連続年間優勝のかかる11日の第2戦(埼玉スタジアム)に挑む。
 意地と感謝、そして優勝への思いが込められた河合の一発だった。後半21分の右CK。相手のマークは緩かった。DF中沢からの視線が突き刺さる。「おまえ、なめられてるぞ」(中沢)。河合は鋭く視線を返した。中沢のエリアであるニアサイドに飛び込むことを決断。MF奥のボールに体を投げ出し、古巣のゴールを打ち破った。青い波と化した横浜サポーターの前で、何度もユニホームの胸部分を右拳で握りしめた。「岡田監督に使ってもらった恩返し」。男になった。
 02年冬。苦難と悲しみが河合を変えた。6年間在籍した浦和からの戦力外通告。同年8月には恵子夫人(26)と結婚していた。サッカー選手としての道を閉ざされるわけにはいかない。合同トライアウトも受験。それでも声がかからず、中国のプロリーグ、Cリーグ挑戦ツアー参加も決めていた。だが出発前日、祖父の長吉さん(享年85)が心不全で死去。祖父に活躍する姿をもう見せられない。普段涙を見せない河合の目から大粒の涙がこぼれた。
 運命が変わった。岡田監督が井原氏(日刊スポーツ評論家)に聞いた。「チームのために汗のかける選手を知らないか」。元浦和の井原氏の口から出たのは河合の名前だった。横浜は獲得を決断した。恵子夫人は「あの時中国に行っていたら、運命が変わっていたかもしれない」と振り返る。
 183センチの恵まれた体格だが、浦和時代は努力を怠った。5年間で出場はわずか1試合だけ。再びつかんだチャンスに死に物狂いだった。節制し、鶏肉中心の食生活を送った。体重は4キロ落ち、ベンチプレスは35キロから65キロに増えた。「河合は努力の男」(池田フィジカルコーチ)。MFからDFに代わり、昨年第2Sからは努力を認めた岡田監督に抜てきされた。大逆転で年間総合優勝を遂げた磐田戦でも先発した。
 移籍後3度目の浦和戦。さらに成長の跡を見せた。前半30分。FWエメルソンの侵入に体を張る。右肩を入れ、はじき飛ばした。持久力はあるが、パワー不足のかつての姿はなかった。3戦で計260分間、古巣を完ぺきに封じた。昨年の天皇杯3回戦、対市船橋以来の公式戦2点目が、大きな勝利を呼び込んだ。
 「昔は浦和を見返したい気持ちが強かった。でも今は横浜に対する感謝の思いが強い」。リベンジより優勝への欲望が上回る。CS第2戦翌日の12日は亡き祖父の三回忌。横浜の2年連続年間優勝、そしてサッカー選手として成長した姿を報告する。【広重竜太郎】

●12/6 神奈川新聞●

河合、千金のヘッド一発

◆チャンピオンシップ第1戦
 サッカー・Jリーグ一部(J1)の年間王者を決めるチャンピオンシップ、横浜F・マリノス(横浜M、第1ステージ優勝)―浦和レッズ(第2ステージ優勝)の第1戦が五日、横浜Mのホーム横浜国際総合競技場(横浜市港北区)で行われ、横浜Mが1―0で浦和を下して先勝した。
 同競技場にはJリーグ史上最多となる6万4899人が詰め掛けた。大観衆に見守られた試合は横浜Mが後半21分、右CKから河合竜二のヘディングシュートで1点を先制。以降、相手の猛攻を堅守でしのぎ、1―0で勝利した。
 第2戦は埼玉スタジアムで午後七時半にキックオフ。横浜Mは一九九五、二〇〇三年に続く、二年連続三度目の年間王者を目指す。
 Jリーグは来季、現行の2ステージ制から1シーズン制に移行するため、チャンピオンシップは今回が最後となる。
評】横浜Mが狙い通りの試合運びで先勝した。堅い守りが光った。
 横浜Mは3バックと、上野、中西の守備的MFがうまく連係し、前線での浦和のパスのコースを消した。さらに厳しいマークで相手の速さを封じ、ボールを奪うと両サイドから速攻を仕掛けた。決勝点は後半21分、奥のけった右CKを河合が頭で合わせた。
 浦和は術中にはまった。田中達、永井が下がらざるを得ず、エメルソンが孤立する場面が目立った。サイド攻撃も鋭さを欠いた。
◎コーナーキック/古巣に大きな恩返し
 DF河合が両手を大きく広げて横浜Mサポーターの前で得意げな表情を見せたのは、後半21分だった。
 奥のCK。中沢が遠いサイドに走り、おとりとなる。「あの瞬間に目が合って、何をやるか分かった」(河合)。背番号35は誰にも邪魔されず、ヘディングゴールを突き刺した。
 大きなお返しをした。2002年まで、浦和にいた河合。だが出場はわずか。そして、オフに解雇された。「相手が浦和の、こんな舞台に自分が立つなんて思わなかった。何か不思議な感じ」
 トライアウトを経て、03年に横浜へ。出場が増えたわけではない。それでも「サッカーを続けられる幸せが大きかった。出られなくても、確実に1日1日成長している」。フル出場した第2ステージ第9節に続き、浦和を零封。今や横浜Mに欠かせない男となった。
 復讐(ふくしゅう)の気持ちは乗り越えた。「去年は浦和だと、やってやろうと思っていたけど、今は(横浜Mへの)感謝の方が大きい。拾ってもらって、こういう形で恩返しができてうれしい」。精神的成長は、落ち着きとなってプレーに表れている。
 次戦、2年連続王者を懸けたアウエーでの第2戦。「後は来週っすね」。古巣のホームで、憎たらしいほどの笑みを見せてくれるはずだ。(佐藤 将人)
◆光った「勇敢な守備」
 堅守から相手DF裏のスペースに送り、俊足2トップを走らせる。中盤をある程度省略した攻めを続ければ、浦和の速攻は必然的に受けない。
 エメルソンに放たれたシュートは前半ゼロ、後半も2本だけ。対浦和のプランを遂行し試合の主導権を握ったのは、攻めた浦和ではなく横浜Mだった。
 前半15分、加速しそうなエメルソンに河合が体を寄せ、背後から松田がボールをかっさらう。同30分、ゴール目の前でチャンスを得た田中達の前に、中沢が飛び込んでコースをふさぐ。
 指揮官の戦術的な指示はなかったという。「1年間やってきたことを出そう」。そう送り出された選手が岡田監督のもとで積み上げてきたものを出した結果だった。
 中沢が胸を張った。「相手に合わせてラインを下げるのではなく、コンパクトに守るのがマリノスのサッカー。選手同士で、エメルソンは1対1ではなく、挟んで遅らせて取ろうと話してきた」。指揮官はこれに賛辞で応じた。「恐れることなく勇敢に戦ってくれた。誇りに思う」。
 すでに気持ちはアウエーの第2戦に切り替わっている。「もっといい守備をやるよ」。中沢はそう締めくくった。(下屋鋪 聡)

●12/6 デイリースポーツ●

河合リベンジ弾 横浜M先勝

 Jリーグの年間王者を決めるサントリー・チャンピオンシップ第1戦、横浜F・マリノス(第1ステージ優勝)―浦和レッズ(第2ステージ優勝)は5日、横浜国際総合競技場で行われ、横浜M(第1S優勝)が1―0で浦和(第2S優勝)に先勝した。横浜Mは後半21分、MF奥大介(28)が蹴った右からのコーナーキックをDF河合竜二(26)が頭で合わせ決勝点とした。その後は手堅い守りで初の年間王座を狙う浦和の攻撃を封じた。横浜Mは第2戦(11日・埼玉スタジアム)で勝つか引き分ければ、2年連続3度目の年間優勝が決まる。観衆6万4899人はJリーグ新記録。
 赤い波が静まった次の瞬間、青い歓喜が爆発した。後半21分、“伏兵”DF河合がやった。「(中沢)佑二さんと目が合ってオトリになってくれた」。MF奥の右CKを狙い通りに頭で合わせ、浦和ゴールを揺らした男は「僕にとっては恩人」という岡田監督へ向けガッツポーズを決めた。
 不利という下馬評を覆す決勝点は古巣へのリベンジ弾だった。恵子夫人(26)との結婚直後の02年11月に浦和から戦力外通告を受け、12月の挙式時は無職。「あのときは地獄でした…」。精神的にも追いつめられた。だから、トライアウトで横浜M入りが決まると、親しい浦和の先輩GK本間(現・水戸)に「奇跡が起きました」と声を震わせ連絡を入れた。
 「今日は点を取るんじゃないかって友達から言われていた」。予感通りのゴールは努力の結実だった。不遇を囲った浦和時代は自然と酒量も増えたが、現在は毎日クラブハウスを最後に出るほど自己管理に徹底。食事面も恵子夫人がサポートし「サッカーを続けられる幸せが大きい」という気持ちを行動で表している。
 浦和時代の終盤には練習にも交ざれない“3軍”扱いも受けた。「浦和とこの舞台でできて不思議な感じだった」。そんなどん底を知る背番号「35」は両ふくらはぎにケイレンを起こしながら、FWエメルソンを中心とする浦和攻撃陣の完封にも貢献した。
 「1週間前に河合を使うと決めた」という岡田監督は、2人でエメルソンを挟む対策を含めさい配が的中した。第2戦にはMF柳と遠藤も復帰する予定。「とにかく次ですから」と河合。日替わりヒーローが飛び出した岡田マリノスが、2年連続リーグ制覇へ大前進した。

●12/6 スポーツ報知●

岡田さい配ズバッ 横浜M先勝
2004サントリーチャンピオンシップ 第1戦

 Jリーグ史上最多となる6万4899人の大観衆を集め第1戦が行われ、ホームの横浜Mが1―0で浦和に先勝、2年連続3度目の年間優勝に前進した。横浜Mは後半21分、かつて浦和に所属していたDF河合竜二(26)がCKからヘディングで先制。岡田武史監督(48)のさい配も的中し、FWエメルソンら浦和の強力攻撃陣を抑え、逃げ切った。第2戦は11日、埼玉スタジアムで行われる。
 熱くなった。両手を握り締めて、グルリと回した。浦和をクビになり、岡田監督自らが“採用”した河合が決めた。後半21分。右CK。奥からのボールに「背番号35」が頭で飛び込んだ。昨年は14点を取ったセットプレーは今季は8点にとどまった。非公開練習ではフェイントで相手をかわし飛び込む動きを選手に指示した。まさにそれが本番で発揮された。「セットプレーでしか点を取れるチャンスがなかった。まさか河合が取るとは思わなかったが」指揮官は苦笑いした。
 2年前のトライアウト。自らの判断で取ったのが河合だった。J2・札幌監督時代、浦和戦で「頑張るボランチ(守備的MF)」の印象があった。だが「使ってみたら全然ダメ。バーベル持っても30キロも上がらないし」。岡田監督はDFにコンバートし「1年間コンディション崩してもいいから、体をつくれ」と指示した。体重を落としシャープになった男は第2ステージの浦和戦で相手FW陣を止めて見せた。そしてこの日、ゴール前に鋭く飛び込み「恩返ししたかった」と指揮官へ感謝の思いを表した。
 今季9試合だけ先発の河合を使うことは1週間前に決めていた。「高いボールへの安定感ある選手がほしかった」。那須が負傷気味でなくても松田、中沢と組ませるのは河合だった。ボランチにも第2ステージで2試合しかボランチの経験のないDFの中西を起用した。エメルソンらのドリブルを中盤で食い止める役割だ。「自分のやってきたことを出すだけだった」中西もしっかり仕事をしてみせた。
 帰り際には札幌時代の“まな弟子”エメルソンに会い「頑張れよ、いや頑張っちゃだめなんだ」と冗談混じりに声をかけた。エースFW久保が腰痛でダウン、韓国代表FW安貞桓の骨折とまさかの悲報続きで劣勢に立った。だが、非公開練習で行った守備とセットプレーの練習が結果をもたらした。「一発勝負だから力の差があってもなんとかなるかなと思った。でも次、負ければ終わりだからね」完全に読みきった予想通りの勝利。第2戦。連覇へ向けてもう一声、選手を奮い立たせる。(三宅 篤)
◆どうだレッズ 河合弾!
 浦和をクビになった男が、最高の舞台で大仕事をやってのけた。「フリーだったので(前へ)出ただけ。本当にうれしい」素直に喜びを爆発させた。後半21分、奥のCKにタイミングよく走り込みヘディングで決勝ゴールを決めた。
 スタンドに向かってガッツポーズを作る。その先には恵子夫人(26)がいた。「今までで最高にうれしい」泣いていた。浦和を解雇された02年末、入籍する予定だった。「私が働けばいいんだ」恵子さんはそう覚悟したという。入団テストで岡田監督の目に留まり、横浜に拾われた。昨季は故障で戦列を離れた松田の穴を埋めて完全優勝に大きく貢献。
 足のサイズが30センチもあり愛称が「馬場ちゃん」。靴は29センチを無理やり、広げてはき、靴下は夫人が海外から取り寄せている。食事管理も徹底し、体重を4キロ絞った。年俸600万円(推定)で恵子夫人に苦労をかけながら、できる限りのことをしてきた。
 「レッズはもうオフト監督じゃないから恨みはない。今は横浜に恩返しがしたいだけ」あと1試合。地獄を見た男が、一気に日本一に駆け上がる。(阿諏訪 努)
 ◆河合 竜二(かわい・りゅうじ)1978年7月14日、東京都生まれ。26歳。埼玉・西武台高で1995年高校総体準優勝。97年に浦和に入団したが、2002年に解雇。翌年、横浜Mへテスト入団。今季は9試合に出場。家族は恵子夫人(26)。183センチ、75キロ。血液型AB。

●12/6 読売新聞●

河合が値千金の一撃、古巣へ鮮烈な恩返し
 横浜M1―0浦和(Jチャンピオンシップ第1戦・横浜=5日)――古巣の浦和を相手に、横浜Mの河合が鮮烈な一撃を加えた。66分、右CKから近いサイドに飛び込み、得意のヘッド。敵地での第2戦へ向け、価値ある1勝を呼び込む先制ゴールが、ネットを揺らした。
 2年前に浦和を戦力外になり、トライアウトで横浜Mに入って2年目。もともとは守備的MFだが、1メートル83の高さを買われてDFにコンバートされ頭角を現した。アジアチャンピオンズリーグの城南一和(韓国)戦で決勝ゴールを決めるなど勝負強さも見せ、今や不可欠な存在だ。
 古巣との一戦に、「この大舞台にまさか自分が立てるとは思っていなかった。なんか不思議な感じ」と話していた。だが、「負けたくないという気持ちはあった」とも。
 6万5000人近い大観衆、しかもその半数は浦和サポーターという中で“恩返し弾”を決め、「素直にうれしい」と会心の笑みを浮かべた。
 守備でも、相手のエース・エメルソンを松田、中沢の日本代表DFとともに完封。常に数的優位をつくることを心がけ、全く仕事をさせなかった。「みんなの守備の意識が高かった。エメルソンはすごいので、フリーにさせないようにと」
 ただ、これで終わりではない。「第2戦はきょう以上に厳しい試合になると思う。集中して、いいコンディションで臨みたい」。どん底を経験している26歳は、第1戦に勝っただけで浮かれることはない。(野崎 尉)

●12/5 デイリースポーツ●

横浜Mが1―0で第1戦勝利

 Jリーグの年間王者を決めるサントリー・チャンピオンシップ第1戦、横浜F・マリノス(第1ステージ優勝)―浦和レッズ(第2ステージ優勝)は五日、横浜国際総合競技場にJリーグ史上最多となる6万4899人の観衆を集めて行われ、横浜Mが1―0で先勝、2年連続3度目の年間優勝に前進した。
 横浜Mは後半21分に河合竜二が決勝点を決め、エメルソンら浦和の強力攻撃陣を抑えた。第2戦は十一日、さいたま市の埼玉スタジアムで行われる。Jリーグは来季、現行の2ステージ制から1シーズン制に移行するため、チャンピオンシップは今回が最後となる

●12/5 日刊スポーツ●

横浜河合、恩返しヘッド/JリーグCS
<チャンピオンシップ:横浜1−0浦和>◇第1戦◇5日◇横浜国際総合競技場

 この試合に懸ける思いは人一倍だった。その気合がシュートに乗り移った。横浜のDF河合竜二(26)は「フリーだったので出ただけ」と言う。後半21分、右CKで近いサイドに走り込み、合わせたヘディングは鋭くゴールネットに突き刺さった。これが決勝点となった。
 02年限りで浦和から戦力外通知を受け、入団テストの末に加入。「このチームに入って、レベルと意識の高さに刺激された」と話す。さらに守備的MFからDFにコンバートされて力を発揮できるようになった。
 昨季は故障で戦列を離れた松田の穴を埋めて完全優勝に大きく貢献。リーグ戦1試合出場にとどまった浦和時代の面影はなくなった。
 古巣との対戦は相性がいい。今年10月17日の浦和戦では第2ステージで初先発し、スピードのあるエメルソンを封じた。この日もエメルソンをしっかりとマークして仕事をさせなかった。 

●12/5 時事通信●

横浜Mの河合が決勝ゴール=Jリーグチャンピオンシップ・横浜M−浦和

 横浜Mがセットプレーを生かして決勝点を奪った。後半21分、奥の右CKを、うまく飛び込んだDF河合が頭で合わせて均衡を破った。開始2分に坂田のシュートが右ポストに阻まれた後は、決定的チャンスをつかめなかったが、浦和の一瞬のすきを見逃さなかった。その後は、エメルソンを軸とした浦和の反撃を、狙い通りの堅い守りでしのいだ。
 浦和は持ち味のスピードに乗った攻撃を繰り出せず、永井、三都主の突破も相手ゴールを脅かすに至らなかった。 

●12/5 共同通信●

古巣にヘッドでお返し――DF河合が攻守に活躍

 この試合に懸ける思いは人一倍だった。その気合がシュートに乗り移った。横浜MのDF河合は「フリーだったので出ただけ」と言う。後半21分、右CKで近いサイドに走り込んだ。合わせたヘディングは鋭くゴールネットに突き刺さり、これが決勝点となった。
 2002年限りで浦和から戦力外通知を受け、入団テストの末に加入。結婚したばかりで解雇された自分を拾ってくれたチームには感謝をしてもし足りない。「恩返しできたことを素直に喜びたい」と感激に浸った。
 「このチームに入って、レベルと意識の高さに刺激された」と話す。さらに守備的MFからDFにコンバートされて力を発揮できるようになった。昨季は故障で戦列を離れた松田の穴を埋めて完全優勝に大きく貢献。リーグ戦1試合出場にとどまった浦和時代の面影はなくなった。
 古巣との対戦は相性がいい。ことし10月17日の浦和戦では第2ステージで初先発し、スピードのあるエメルソンを封じた。この日もエメルソンをしっかりとマークして仕事をさせなかった。
 今大会に向けて「浦和は負けたくないチームの一つ。やってやるぞという気持ちを起こさせてくれる」と力強く話していた。その言葉を実践する活躍だった。(伊藤慎)

●12/4 スポーツ報知●

横浜M河合がリベンジだ
 チャンピオンシップ第1戦ホームの横浜Mは3日、横浜市内で非公開練習を敢行。“浦和キラー”のDF河合竜二(26)が先発の可能性が浮上した。2年前に浦和を解雇され横浜Mで復活した河合は、浦和戦に出場した過去2試合を完封。体を張ったプレーで浦和の猛攻を止める。一方、浦和の第2戦(11日)は、埼玉スタジアム中ほとんどの広告がメーンスポンサーの三菱自動車となることが分かった。
一昨年浦和解雇
 浦和を止めるためにうってつけの男が先発する可能性が浮上した。河合は「相手はすごいんで、負けたくはないですけど、出られたら抑える自信はある」と話した。DF那須が左太ももを負傷し合流したばかり。岡田武史監督(48)は先発を「試合の日の朝考える」と話したが、今季9試合先発の河合を大舞台に送り込む可能性は高い。
 “リベンジ”の舞台ともなる。河合は2年前に浦和を戦力外。当時のオフト監督からは大原のトップの練習にも参加させてもらえず他の場所で練習したときもあった。「去年はやり返してやろうという気持ちはあったけど今年は楽しみという気持ちもある」昨年から2試合の浦和戦ではいずれも完封勝ち。相手の決定機も体を投げ出しエメルソンら相手攻撃陣をシャットアウトした。「誰が出てもいい連係ができると思う」“浦和キラー”として再び体を張り完封に貢献する。

●12/4 デイリースポーツ●

横浜M那須の出場は微妙

 2004サントリーチャンピオンシップに向けて横浜Mは3日、横浜国際総合競技場で非公開練習を行ったが、主力DF那須大亮(23)が左大腿(たい)部打撲により第1戦の出場が微妙であることが判明。最後の最後まで故障者に悩まされる状況に陥った。また、浦和も同日夜に駒場スタジアムで2日連続となる非公開練習を行った。
 決戦間近となっても悩みの種は故障者だった。この日は完全非公開で紅白戦を行ったが、ある選手は「那須はレギュラー組には入ってなかった」と証言。理由は28日の東京V戦で左大腿部打撲を負ったため、まだ体調が万全でないからだった。
 那須はDFと守備的MFもこなす守備の職人で、岡田監督が就任してから定位置を確保した、いわば指揮官の“秘蔵っ子”。本人も「体調?大丈夫ですよ。出るかどうかは分からないですけど」と微妙な言い回しに終始している。
 代役を任されることが濃厚なのはDF河合だ。02年シーズン終了後に浦和を解雇され、トライアウトを経て横浜Mに加入。今季第2Sのアウエーの浦和戦では完封に貢献するなど“古巣”にはめっぽう強く、その実力を岡田監督も評価している。
 この日は左大腿部裏肉離れで離脱していたMF柳が控え組で紅白戦に出場し、急速な回復をアピールした。だが、CS直前で、さらに故障者が出たことは今季の横浜Mを象徴する事態。岡田監督が「CSはウチのチーム全体の力を試される」と話したように、総合力で栄冠を勝ち取るしかない。

●12/4 サンケイスポーツ●

サントリ−チャンピオンシップ、5日キックオフ
★横浜M・河合、うらみ晴らす!!
Jリーグ年間王者を決める2004サントリーチャンピオンシップは5日、第1戦。2年連続の年間優勝を狙う横浜Mは、最終ラインの先発メンバーとしてDF河合竜二(26)の起用案が浮上した。一昨年に浦和を解雇され、トライアウトで拾われた新天地で与えられた復讐の舞台。ひと回り成長した姿で浦和の攻撃陣を封じ、敵を後悔させてみせる。
★浦和を一昨年クビになった男
 牙を研ぐ男が横浜Mにいる。前浦和の河合だ。岡田監督は、左ふともも打撲で直前合宿の全体練習に合流できなかったアテネ五輪代表DF那須に代えて、この男の闘魂にかける。河合は言った。「とにかく勝ちたい」。
 97年に浦和に入団。トップチームでのリーグ戦出場は計14試合にとどまり、02年に解雇。横浜Mのトライアウトに受かりJリーグでのプレーを続けることができた。03年は横浜Mでリーグ戦11試合出場。「去年は見返してやろうという気持ちだけだった」。今年の出場は9試合と少ないものの、チャンピオンシップを経験できるまでになった。「楽しみです」。これが今の心境だ。
 かつて同僚だった敵将のブッフバルト監督とはくつのサイズが同じ30センチで、入手困難な大きさのためスパイクなどを譲り受けたこともある。同期のFW永井や先輩の岡野とは今でも電話連絡しあう間柄だ。が、試合では怨念の鬼と化す。
 今季の浦和戦では10月17日に先発し、0−0。浦和の得点源であるFWエメルソンを完璧に封じた。昨季の9月3日にも80分間の出場で3−0。浦和には計170分ゴールを許していないキラーぶりを発揮している。
 この日の非公開練習の中で行われた紅白戦では先発組のDFで出場。控え組に0−1で敗れたが、河合は「誰とでも連係できる」と手応えを感じた。「浦和には凄い選手がいるけど、抑える自信はあります」。チャンピオンシップの舞台で、屈辱を倍返ししてみせる。

●12/4 神奈川新聞●

横浜M、非公開で紅白戦
◆古巣相手に燃える
 先発の可能性が出てきたDF河合が、古巣相手の1戦に燃えている。「負けられないチーム。やらなきゃいけない」と力を込めた。
 2年前に浦和から戦力外通告を受け、トライアウトを経て入団。岡田監督のもと、昨季は第2ステージから11試合に出場し、今季はレギュラーをうかがう存在にまで成長した。「マリノスにきて周りのレベルの高さ、意識の高さを感じた」と話し、日本代表の中沢などから刺激を受けて変わったという。
 第2ステージの浦和戦ではエメルソン封じに体を張り、無得点に封じた。30センチという大きな足から「(ジャイアント)馬場ちゃん」とのあだ名で親しまれる。「抑える自信はある」と不敵に言った。

●12/3 東京スポーツ●

横浜に対エメルソンの秘密兵器
02年まで浦和に在籍のDF河合
 圧倒的な攻撃力を誇る浦和に対し、今季の横浜Mの”売り”は高い守備力だ。リーグ戦30試合で失点は30点。1試合平均1失点はリーグトップの数字。浦和の年間失点が39点というのを見ても、横浜Mの堅守は照明されている。(中略)
日本代表のDFの柱となった中沢佑二、松田直樹を中心とした守備陣はまさに鉄壁。
 さらに、横浜Mには対浦和の秘密兵器もいる。それが河合竜二。97〜02年まで6年間浦和に在籍し、J2時代の00年には13試合に出場した。昨季横浜Mに移籍し、埼玉スタジアムでの浦和戦に先発するといきなりエメルソンを完封。さらに、今季第2ステージの浦和戦でも先発し、再び浦和攻撃陣を完封してみせた。河合は埼玉スタジアムで180分間、浦和に1点も取られていない。
 浦和にとってはイヤな材料が増えた。さらに浦和を悩ますのがCSにおける「経験値」の差。イレブンは「関係ない」を連発するが・・・。

●10/18 浦和戦終了後のYahoo!掲示板より●

●河合
いいですね。安心して見ていられた。マツとは違い、闘志を内に秘めてる感じですかね?本当に間に合ってよかった。怪我がちでなければ十分レギュラーとしてやっていけるでしょう。マツには悪いがCBは中澤と河合で決まり!? 
●同感です。
今日はイエローこそもらってしまいましたが、違った意味でマツより安心して見ていられます。
今日間に合ったのは、相手がレッズだったから?去年もとても闘志を燃やしていたような・・・ 
●浦和戦
今日は河合、中澤、勇蔵の3人のDFにつきます。特に河合。古巣相手に気合が入っていたのもあるでしょう、ファウルを冒しながらも、前半はエメルソン、サントス後半は永井を押さえ込んでいました。粘り強く間合を計って、早いエメルソンの足下からボールを奪取していた術は見事。河合、勇蔵が前後半を通して、エメルソンにほとんど仕事させていませんでした。中澤もコンディションの悪さは想像に難くないですが、いいパフォーマンスでした
素晴らしい。
●久しぶり!
河合の気持ちの入ったプレーが見られて良かった!復帰戦が古巣のレッズ相手だからよけい張り切ったんでしょう。復帰おめでとう! 
●決戦後
個人的には、河合の奮闘振り、安の根性に驚き、賞賛に値すると思います。河合選手:よく間に合った・・・途中でエメルソンを自分のサイドから追い出しました。その後は、永井の徹底マーク。作戦大成功です。以下、採点。河合:8.0
●はじめましてXXXXXさん!
確かに河合もよかったですね。気合十分のトップフォームでした。彼のプレーにはひたむきさとか執念とか不言実行とかそういう熱さを常に感じさせてくれる。追っかけっこになるとあまり足は速いとは言えないが、一対一であまり遅れをとることがない。これは予測に基づいた守備ができるというインテリジェンスに由来していると考えるべきだろう。彼は不遇の浦和時代、ゲームに出ずとも頭の中で何度もシミュレーションをしていたのではないか?それを浦和では遂に発揮することができなかった。確かに浦和戦に期するものはあったろうが、毎回そう言われるのも本意ではないだろう。なぜなら彼はハートで闘うと同時に冷静に計算することができるDFでもあるからだ。スライディングの後立ち上がって、サムアップしながらニヤッと笑うとき、私もニヤッと笑った。
●>浦和戦
>粘り強く間合を計って、早いエメルソンの足下からボールを奪取していた術は見事。
はい。私はもう少し間合いをとるかと思っていましたが、かなりタイトでしたね。今年、あるJ1チームのDFがエメルソンにディレイをかけるとき2m近く間合いをとっているのを見たことがあります。スピードに自信が無いDFはかわされるのが怖いのでそうなっちゃうんですよね。でも2mも間合いがあるんじゃフリーと同じ。それではいいようにボールを出されてしまいます。河合は相当エメルソンのフェイントパターンを研究してるんじゃないですかね。
●ついに!
復帰しましたね。待ってました!怪我をした時はレッズ戦には間に合わないと思っていたので嬉しいです。古巣相手に期待通り(以上?!)のプレーで本当に頼りになるなと思いました。結果は引き分けで残念だったけど、無失点に抑えられたのは素晴らしいですよね。他のスレッドでも河合が褒められててなんだか嬉しいです(笑)

●10/18 神奈川新聞●

横浜M、浦和と分ける
◆敵将をうならせる好守備
 8月初旬の合宿で左ひざ靱帯(じんたい)を損傷し全治4週間の診断を受けた横浜MのDF河合が、7月24日のナビスコ杯C大阪戦以来となる先発出場。浦和・エメルソンに仕事をさせなかった。
 快足FWに対し河合は「足を出すと怖い。飛び込まないように最後の最後まで意識していた」。言葉通り後半39分、ゴール前で加速するエメルソンに振り切られずについていき、シュートと同時に体を投げ出しコースを限定。榎本達のセーブにつなげた。
 「河合のマークはファウルぎりぎりのハードなものだったが、素晴らしかった。エメルソンにとって非常に難しいものだった」と、浦和・ブッフバルト監督。敵将もうならせる好守備だった。

●9/18 横浜F・マリノス オフィシャルニュース●

社長からの手紙 「サポーター」
(省略)
 大分行きの夜行で自販機を前に小銭を貸してくれたマリサポさん、あなたの笑顔を忘れません。新潟駅で最後の一つのいくら丼を譲ってくれたマリサポさん、先に手をのばそうとした私が恥ずかしいです。花見宴会に笑顔で手招きしてくれたアルビサポの皆さん、きっと幸せな時間を送られてると信じてます。トレセン入り口を通るたび、思いっきりの笑顔で「お疲れさまー」って言ってもらえると本当に疲れ、吹っ飛ぶんです。浦和の一杯飲み屋で知り合ったレッズサポさん達。私がマリノスの関係者だとわかると、「竜二を宜しくお願いします」って何度も何度も頭を下げていましたね。
 はっきり言ってみんな気の遠くなるくらい優しいです。日銭を追いかけるような殺伐とした日常になった時なんか、損得や肩書きなしで優しさのある集団にむちゃむちゃ憧れるんですよ。
(省略)
 サポーター…優しくて優しくて激しい戦友…みなさんは私をどう思われているかわかりませんが、私はみなさんをはっきり言って大好きですから。
横浜マリノス株式会社
代表取締役 左伴 繁雄

●7/18 神奈川新聞●

横浜M、東京Vに完敗 ◆Jリーグ・ナビスコ杯
◎コーナーキック/8強入りに黄信号
 後半14分、奥のFKを右の遠いサイドで合わせようとした河合が勢い余ってポストに体ごと激突した。ただ、果敢なプレーを呼び起こしたのが劣勢のゲーム展開だったことは、何とも皮肉だ。横浜Mが3月の市原戦以来の3失点で完敗した。
(以下、省略)

●7/1 神奈川新聞●

思わぬ副産物
◆マリノス連載・王者君臨(3)
 1996年から02年までの7年間、リーグ年間王者を分け合い、2強時代を築いた2チームの指揮官から出てきた言葉は実に的確だ。
 目の前で優勝を決められた鹿島監督のトニーニョ・セレーゾ。「岡田監督は素晴らしい指導者だが、幸せ者だ。なぜならベンチには中西、奥、佐藤由、久保が座っているからだ」
 昨季第2ステージと同じく逆転で優勝をさらわれた磐田監督の桑原隆。「うちの29人の中で先発できるのは12、13人。課題は全体の底上げ。若手を育てないと」
 5月2日、東京・味の素スタジアムで行われたFC東京戦。横浜Mが層の厚さを見せた象徴的な試合の一つだ。
 この日、ドゥトラ、松田直樹が出場停止。さらに日本代表の東欧遠征に参加した久保竜彦は休養で外れ、中沢佑二は右肩故障で戦えなかった。
 3バックは那須大亮、中西永輔、河合竜二。FC東京の攻勢にさらされながらも、この急造守備陣は体を張り、無失点勝利を挙げる原動力となった。河合が胸を張る。「誰が出ても力が変わらない自信がある」
 過密日程の思わぬ副産物≠セった。「先のことなんて考えられない。常に次の1試合だった」(那須)という状況は、全体のモチベーションを上げた。スタメンが固定されない状況も、拍車をかけた。試合当日のポジション発表。誰もが準備を怠らなかった。
 栗原勇蔵という20歳のDFがいる。彼もまた厚い選手層の中で競り、成長を遂げている1人だ。彼はここまで、広島のチアゴ、東京Vのエムボマら強靱(きょうじん)なFWとのつばぜり合いを演じる中で、ある思いを一層強くしている。
 「もっとトレーニングして強くならなきゃ」。この若いDFが口にするレギュラー獲得への気持ちこそ横浜Mと、かつての2強を分かつものになった。

●6/27 読売新聞●

横浜M、過密日程乗り切る

Jリーグ王者の前に今季、立ちふさがったのは過密日程だった。4、5月は、磐田とともに参戦したアジアチャンピオンズリーグが並行して行われたため、中2、3日の連戦が続いた。選手は常に疲労困ぱいしていた。GK榎本達が振り返る。「本当に1試合、1試合としか考えられなかったよ。でも、その集中力が(調子の)波の少なさにつながった」
 また、疲労やけが人でベストメンバーがそろわない中、出番をもらった選手が使命感に燃えた。FW坂田、DF河合らが、立派な戦力となった。岡田監督は鹿島戦後、「選手層の厚さで勝った」と話した。
 指揮官の采配(さいはい)も見事だった。日本代表選手がチームに戻った際や、主力選手に疲労が目立った時には順次、休養を与えた。また、連戦を見越し、3人の交代枠をフルに使うなど、体調管理に細心の注意を払った。
 3バックに安定感が出てくると、定番だった4バックから果敢に切り替えた。那須をMFとDFで併用し、中盤では遠藤を臨機応変に配してバランスを保った。司令塔・奥が欠けた際には守備的MF上野を抜てき。その上野が2試合連続得点を決めるなど、調子や適性を見極めた選手起用、勝負勘は特にシーズン中盤以降、さえわたった。
 岡田監督は決戦前日の25日、報道陣の前で選手をたたえた。「よくここまで持ち直してくれた」
 実は一度、選手に謝罪している。守備的MFを2人から1人に減らし、相手を圧倒するサッカーを目指したが、開幕後は1敗1分け。昨年から公言してきた「常勝チーム」を目指し、進化ばかりを追い求めていた。
 非常事態に指揮官と選手はまず目の前の試合を「戦う」ことで意思統一した。11連勝(2分け挟む)が、直後の第3節から始まったのは偶然ではないだろう。「常勝チーム」だった合言葉は、いつしか「1試合、1試合ベストを尽くす」に変わった。
 過密日程にスタートダッシュ失敗。しかし、逆境のなかで、団結力をはぐくみながらの優勝。このVは価値がある。(斎藤 明徳)

●6/16 神奈川新聞●

◎コーナーキック/ドラマは3度起こるか
 横浜Mが主力を欠きながら広島を2―0で一蹴(いっしゅう)した。磐田に肉薄する勝利に底力を感じる。
 故障のMF奥の代役、トップ下のMF上野が前半9分、2試合連続となる先制ゴール。強行ベンチ入りしたFW久保の力は借りないとばかりに、FW安も同31分、追加点となる同じく2試合連続弾を右足で決めた。
 守備ラインには松田、中西が不在。だが、誰が出ても同様の力をキープする。岡田監督は「シーズン当初はまだまだだったが、計算できるようになってきた」。
 過酷な日程は無駄ではなかったということだ。アジアCL出場のため、4、5月はほぼ中3日で試合をこなし、計15試合。けがという代償も支払った。しかし、この日守備で体を張った河合らの奮闘に底上げを見る。
 昨季は13節を終えた時点で第1ステージが勝ち点差なしの2位、第2ステージが勝ち点2差の6位だった。そして今季、磐田を1差で追う2位に位置する。
 ラスト16分、我慢を重ねた背番号9の投入は逆転Vへの執念の表れだ。逆転の横浜M。指揮官は「残りでベストを尽くす。あとは神様が何かしてくれるかどうか」。ドラマは3度起こるか。(下屋鋪 聡)
◆2試合連続の無失点勝利
 横浜Mは今季リーグ戦初の2試合連続無失点勝利。首位磐田との得失点差を1に縮めた。
 パスがつながらない広島の拙攻にも助けられたが、中沢、那須、河合の3バックが安定していた。後半7分には、河合が相手シュートに何とか足を伸ばしてコースを変えるなど、懸命にゴールを守った。
 「だれが出ても勝てるチームになった」と誇りを持って戦ったという河合。松田不在の2試合を支えた中沢は「ゲームをコントロールできた。強いときの磐田と似ている? そうだね」と手応えを口にした。

●5/3 朝日新聞●

〈横〉2−0〈FC〉《ピッチの主役》横浜・河合竜二 元「戦力外」の意地
◇味スタ=35,680人
横浜2  1−0 0東京
     1−0
前2分〈横〉安貞桓(2)、後16分〈横〉奥(3)

 岡田監督が「ハングリーな選手」をフロントに求めたのは02年の冬。どこか気取ったところがある横浜には、どん底を知る人間が必要だった。そこで、解雇された選手たちのテストの場である合同トライアウトでとったのが、河合だった。この年、リーグ出場機会がなく、浦和を戦力外とされていた。
 横浜で昨年はリーグ11試合に出場。DFに故障者や出場停止が出るたび、力強く、しつこいプレーで穴を埋めた。「最後のチャンスという危機感を持ち、練習も集中していた」と強化担当者。
 この日、チームは正念場だった。松田、中沢、ドゥトラのDF3人が出場停止。急造3バックの右に入った河合は、相手のスルーパスやシュート際に183センチの長身を何度も投げ出し、止めた。「失点ゼロは納得している」というのは当然だ。
 今年もレギュラーではない。「試合に出られる喜びのため、日頃からのアピールを大切にしている」。こう言える選手の存在に、横浜の強さの本質がある。(中小路徹)

●城南一和戦終了後の2ちゃんねる「横浜F・マリノス」スレッドより●