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(2月某日)
東大柔道部。春は朝9時からと午後のトレーニング2時間を週六でやっている。さすがに午前のみ参加。上智の諸君も来ている。
寝技を四本ほど。打ち込みは100ほど、スピード打ち込みも。
そのまま池袋へ。長らく編集してきた、大道塾の審査改定案を塾長にお示しできることとなった。私は支部長会議には参加できないが、入念に仕上げる。慎二さん、朝岡さん、飯村さん、山崎さんからもらった素案が、この時点ではよくまとまったものと思う。もちろん足りないところもあるが、それには2年後の再改訂を待つという条項を入れた。うまくいくことを願っている。
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改訂案は支部長会議で承認されるが、各氏から出していただいた素案を級別に構成し直し、塾長と私とで詰めたのは、次のようなもの。
(T.移動)
手技
1.ステップインジャブ、ステップバックジャブ
2.ステップインワンツー、ステップバックワンツー
3.ステップインワンツーフック、ステップバック(ワン)ツーフック
4.ステップインワンツーアッパー
足技
5.前屈立ち後ろ足からの下段蹴り。
6.前屈立ち横蹴り
7.組手立ち前足中段前蹴り
8.組手立ち上段回し蹴り:振り抜いて半回転
9.組手立ち前足スイッチ上段回し蹴り:振り抜いて半回転
10.組手立ち後ろ蹴り
11.組手立ち上段後ろ回し蹴り
12.組手立ち膝蹴り
※黄帯以上は、パンチとの連携で蹴る
(U.約手)
◇ねらい:審査の対象は、攻撃側と防御側の双方。
対人で距離感とフォームを修得する。防御の基本を学ぶ
(1本目)先手はジャブを放つ。後手はそれに対するディフェンスとして、
1回目=規定内容
・ジャブを右手でパリー
2回目=自由。推奨例としては、右サイドへのヘッドスリップ→右ストレートなどでの反撃、右手でパリー後、ジャブや右ローを返す等
(2本目)先手はワンツーを放つ。後手はそれに対するディフェンスとしてジャブを右手でパリーした後、
1回目=規定内容・右ストレートを左手でパリー
2回目=自由。推奨例:右ストレートの出端に、前蹴りでストッピング、右ストレートに対し、左ヘッドスリップ→左ボディアッパー、右ストレートの出端に、左インローを合わせる
(3本目)先手はワンツーフックを放つ。後手はそれに対しジャブを右手でパリー、右ストレートを左手でパリーした後、
1回目=規定内容:左フックを右前腕でブロッキング
2回目=自由。推奨例:左フックをウィービングで空振りさせ相手のサイドを取り、右ストレート等を返す
(4本目)先手は左ロー(前足へのインロー)を放つ。後手はそれに対して
1回目=規定内容:左脚を内向きに絞り、左スネでブロック
2回目=自由。推奨例:左足を後方に引いて相手の蹴りを空振りさせて、右ローを返す
(5本目)先手は右ロー(前足へのアウトロー)を放つ。後手はそれに対して
1回目=規定内容:左脚を外向きに開き、左太腿前面(もしくは左スネ)でブロック
2回目=自由。推奨例:左足を後方に引いて相手の右ローを空振りさせて、左ローを返す、右ローに合わせて、右ストレートを返す
(6本目)先手は左ミドルを放つ。後手はそれに対して
1回目=規定内容:左ミドルに対し、両腕でのブロッキング
2回目=自由。推奨例:左ミドルに対し左フックを合わせる、右スネでブロック
(7本目)先手は右ミドルを放つ。後手はそれに対するディフェンスを自由に行う。
1回目=規定内容:右ミドルに対し、両腕でのブロッキング
2回目=自由。推奨例:右ミドルをキャッチし、各種の投げに繋ぐか、リリースして右ストレートなどを返す、右ミドルに対し左スネでブロック
(8本目)先手は左ハイを放つ。後手はそれに対するディフェンスを自由に行う。
1回目=規定内容:両腕でのブロッキング
2回目=自由。推奨例:スウェイ→右ロー、両腕でのブロッキングをした後、回し受けで蹴り足を流して右ローを返す
(9本目)先手は右ハイを放つ。後手はそれに対するディフェンスを自由に行う。
1回目=規定内容:両腕でのブロッキング
2回目=自由。推奨例:スウェイ→左ロー、両腕でのブロッキングをした後、蹴り足を流して左ロー
(10本目)先手は左中段前蹴りを放つ。後手はそれに対するディフェンスを自由に行う。
1回目=規定内容:下段払い
2回目=自由。推奨例:下段払い→右ロー、左腕で下から蹴り足を掬い、パンチに繋ぐ
(11本目)(攻撃側が左構えになって)左ストレート・右フックを打つ。後手はそれに対して
1回目=規定内容:右手でパリー、左腕でブロック
2回目=自由。推奨例:右外にヘッドスリップ→左にウィービング、両腕でブロックをしながら右前蹴り
(12本目)(左構えで)先手は左ミドルを放つ。後手はそれに対して
1回目=規定内容:両腕でのブロッキング
2回目=自由。推奨例:ブロッキング→ボディに右ストレート、右スネ受け→右ミドル
(V.ミット)
◇ねらい:審査の対象は、攻撃側とミットの持ち手の双方:ミット持ちの指示に対し、正確かつ強く攻撃する。それでもフォームを崩さない。いつ何が来るか分からない反撃に対し、的確に反応する。
ミット持ちは、自ら攻撃の指示を出す。正確にミットを構え、的確に反撃する。
◇ポイント:ミット持ちは、第三者の号令を受けて構えたりサンドバッグの代わりに打撃を受けるのではない。ミット持ちは、スパーの相手をしている感覚にする。互いが上達すれば、激しいスパーの一部に代替でき、怪我をする危険が減る。
◇出来る限り近い段級でミットを持ち合う(白帯は例外)
(白帯):1分間。
ストレート、ジャブ、ワンツー、左右ミドル、前蹴りのみ
反撃はなし、ただし白帯に限りミットを持つのは色帯以上。
*ハイ、ローは、ミドルの蹴り方の応用であるので、青帯以上とする。
*ミット持ちは、「構え」で攻撃の指示を行う。左手を顔の横に出したらジャブ、右手でストレート、両方ならワンツー等。攻撃側は「言われて攻撃する」のではなく、「相手の構えに反応して攻撃する」ことを心がける。
(青帯):1分間。
ストレート、ジャブ、ワンツー、左右ミドル、前蹴りのみ
ロー、ミドル、ハイ、パンチによる反撃あり。蹴りに対してスネ受け、パンチにはブロック等の防御
(黄帯):1.5分間。
フック、ロー、ハイ、膝を追加。連打もあり
(ワンツー・ミドル、ジャブ・ロー、ワンツーフック等)。
ロー、ミドル、ハイ、パンチによる反撃あり。蹴りに対してスネ受け、パンチにはブロック等の防御
(緑以上):2分
パンチにアッパー、肘も追加。コンビネーションも複雑化する。
防御は、そのまま攻撃につなげても良い。(中段前蹴りでの反撃に対し、踵をつかみ流してフック等)。
(W.組技)
◇ねらい:護身として、また打撃においても転倒した場合に必須である受け身は、白帯から確実に修得。投げ技は、現時点では連携なしで緑帯が打ち込み、茶帯以上が移動しての投げ込みを修得。寝技は、基本の攻撃を緑帯で修得、下からの体捌きもしくは攻撃を茶帯で修得する。自由乱取りは、昇段審査で行う。
1.受け身(全員)
前方回転受け身 (正しい足・手の形で受け身が取れているか)
後ろ受け身 (自分の勢いで行う/他の人間に押してもらって勢いを付けて取る)
組み手が出来ても受け身が満足にできていない者に対しては不合格にする等、高配点の審査項目とする。
2.投げ技:以下は、投げられる側の受け身も審査の対象となる。
a.技の打ち込み(緑帯)
任意の投げ技2種類 (その場にて打ち込み:大外刈、大内刈、内股、払い腰等の柔道技、タックル等)
b.下がりながら(移動しながら)相手の前に出る力を利用する投げ技(茶帯以上)
1種類 (首投げ、背負い投げ、体落とし、小内刈等)
3.寝技
a.
基本技(緑帯)
・エビの動作。
・上対下の正対の状態から、上が足を捌いて横につく動作を一種(股を肘で割る、膝を揃えて横に流す)
・関節技を一種(腕ひしぎ系十字固等、腕絡、アキレス腱固から監督者がその場で選択)
・絞め技を一種(送り襟絞、裸絞、十字絞、三角絞から監督者がその場で選択)
※投げ技からの流れで極める(例:ミドルを抱え、大内刈りからアキレス腱固へ)。それぞれの極めへの流れは、DVDで示す。
b.応用技(茶帯)
下からの攻めの習得度を見るために、
・緩く横四方で抑えられた状態からエビで正対に戻す
・下からの三角・十字・絞め・スイープから一種を選択
c.実戦(昇段)
上からと下から、各45秒のスパー/
効果(マウントパンチ)および一本で勝敗を決する。
※審判の恣意性をなくすため、効果以上のみを勝ちとする。
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それと、以前から私が塾長に申し入れていた改革についても、大幅に承認していただけた。嬉しい。これで活気づいてくれればよいのだが。
1.「35歳以下は全員が一般部で受験する」という塾長案につき、それならば「北斗旗をめざす選手/一般部(35歳以下)/ビジネスマン(35歳以上)」に分けて欲しいと申し入れた。
→最終的に「一般部/ビジネスマン」という区分は変えず、35歳以下には双方とも体力チェックを行う、という変更に止めることとなった。
2.一般部のうち、世界大会選手だけが開催年に合宿を行っているが、関東圏では各支部の黒帯・選手を集めて定期的にスパーを行って欲しい。
→二月から実施。
3.大学生のうち、週に五回稽古する者には月謝免除と休暇中のウラジオストック合宿を
→「週に五回稽古する者はいない」ので、却下。情けない。東大柔道部は春休みの現在、週に六回・一日二部練を行っているが。
4.外部団体から強豪を積極的に空道大会に招いてもらいたい。
→吉田道場の中村和浩選手を塾長に紹介した。春の大会にも出場していただくことになった。
5.空道普及や選手育成、社会貢献に努力された支部長を顕彰し、表彰してもらいたい。
→今回の支部長会議から、年間表彰を行うこととなった。
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