| (12月某日) 東大七徳堂にて、東大vs防衛大の柔道部対抗戦。防大は30人以上で打ち込みをしている。紅白の垂れ幕に包まれて、厳かな雰囲気。 試合そのものは、5−1で完敗。有効以上が判定基準なので、勝負に徹するなら「かけ逃げ」をしたりすればよいのだが、正直過ぎる印象。強豪揃いだった四年生の抜けた穴は大きいのかもしれない。 そのまま池袋に直行。ビジネスマンクラス。 肌寒い気候だが、25人ほども集まり、熱気が籠もる。何年ぶりかに今野さん、高山さん、児島さんの50台トリオが参加して下さる。年上の方が来られると心強い。ついついきつくてもスパーを続けてしまうきらいがあるので、「降り役」をお願いする。パンチ中心の週。 1.ストレッチ 寝技は、相手の胸ベースを切る技術を二つ。両手で上に切るのと、右に流すのと。さらに相手の「かつぎ」に対して逆の足で背中に負荷をかけつつ襟を引き、オモプラッタ。相手と平行になるまで移動する。相手が立とうとすると無理をしないでそれに任せ、反動で元に戻す。でんぐり返りされないように帯を取る。スパー、2分で4本。 懇親会は再会を祝してさくらに集合。事務局長が差し入れをお持ち下さる。 |
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| (12月某日) 朝八時出で、ガオラの解説収録へ。三田のスタジオ、元格通編集長の朝岡さんと。 とくにベスト8以上の試合はなかなか面白かった。試合場では見られなかった細かい技術を、みんな結構やっている。 打撃だけとか、個別格闘技の技術としてはそんなには高くないにしても、たとえば投げたらすぐサイドを取れる位置になるように工夫しているというふうに、総合武道としての空道についての意識は5人はなかなか高い。清水の気迫と、出足払いに関心した。 話の内容については、8日深夜24時からを乞うご期待。 |
| (12月某日) 日中、ゴング格闘技の「教えて!先生」インタビュー。「いじめと武道」で一席。 高木道場。東大の楠監督が、論文で関節技で痛める部分がどこかを究明するために知恵を借りたいとおっしゃるので、井澤先生をご紹介、ついでに稽古もつけていただく。 私は子どもたちと5本ほど、打ち込み、大人は白帯が外人二人(男女)と高校生。黒帯が高校生の主将と井澤先生。最後に坪川先生。 ゴング記者の藁谷さんも飛び入りで、混成軍で居酒屋「かみや」へ。名物「溢れる鍋」とサンボの起源で舌鼓。 |
| (12月某日) スネークのプロ練。年初の全日本キックのタイトルマッチへ向け、望月選手はハードな稽古。 あまり内容について書いたらまずいかといままで遠慮していたが、なんのことはない、『フルコンタクト空手』誌にスネークのプロ練特集が「稽古内容」「望月選手インタビュー」「大江先生インタビュー」と計8頁も出ていて、全部書いてある。この記事は、自分にとっても記念になる。私がやらせていただいているのは、まさにこれであります。 自分はサンドバッグを45分ほど。ミドルを左右20を5セットずつ。シャドー スパーは大江先生、望月選手、ティグレ・タイソン両選手と、12ラウンド、40分。 腿上げ300,負荷をかけてのパンチ、前後ステップ沢山。蹴り合い。首相撲を4分3ラウンド。首・腹筋力。ローを左右15ずつ膝30ずつ、2ラウンド。なぜかついていけた。 大江先生とのスパーは、いつもゆったりした動きからカウンターの取り合いとなり、最初は打たせてもらえるがそのうち「ゆっくり」と「素早い」が電光石火で入れ替わる先生の技でボコボコにされるという、コントのような内容。終わってから談笑していると、「このやり方がタイ人の正当なスパーなんです」と教えていただく。「合気道みたいでしょ?間合いを読んで、体幹の動きで腕や足を振って」と。 たしかに飯村さんがテーワリットノーイとやった試合で、飯村さんの構えは藤松達人と似て、相手のパンチを手で押さえてカウンターをとるような不思議なものだった。ノーモーションで相手の動きに併せてカウンターをとったり先行したりするのなら、フォームこそ異なれ藤松と変わらないことになる。「松原さんも、読み合いしてるじゃないですか」と指摘していただく。そういえば、「力」はともかく、何をいつ打ってくるかという「技術」については、北斗旗の打撃はおおよそ自分でも理解できるものだった。しかし、飯村さんや大江先生の入る間合いは分からなのだ。要は、ムエタイでじゃれるように当てっこするのが、打撃の根本ということのようだ。 |
| (12月某日)
ビジネスマンクラス。ひどく寒い。空気の入れ換えに窓を開けると、冷たい風が入ってきた。二十名強で稽古。組み技の週。 |
| (12月某日) 東大柔道部。寒くて風邪気味、しかも遅く昼飯を食べたために、打ち込みの段階ですでに気持ち悪い。 寝技乱取り、二年のK君にいきなり取られる。二ヶ月前より彼はずいぶん進歩している。入学後に白帯から始めただけなのに、大したものだ。男女それぞれとあと4本。 柏崎先生から、寝技で相手にがっちり持たれたら、切ってリセットしてから始めるべきだ、との指摘をいただく。そのまま先生、監督とともに会食。 「もっと考える柔道を」と、飲み会では意見が一致。しびれる。 とはいえ私はただ感想を述べているだけ。現場で判断されるのは、監督である。 |
| (12月某日)
ビジネスマクラス。審査一週間前ということで、移動を行う。当初は20人ほどだったが次第に増え、30人弱で押し合いへし合いしながら行う。新宿の佐野選手が出稽古に来てくれる。 そのまま七徳堂に。柔道部の納会である。車座になって飲んでいる。のたうちまわって互いの腹をもんだりしているのが、笑えた。二時過ぎに七人ほどを引き連れて、上野でラーメン。そのまま帰宅。 |
| (12月某日) 超、寒い一日。 スネークでプロ練。縄跳び・踏み段昇降のあと、サンドバッグを30分ほど。ミドルを左右20を3セットずつ。シャドー スパーは大江先生、望月選手、ティグレ・タイソン両選手、それに巨漢の某プロレスラー(サウスポー)。6人なので、余りがなく休むことができない。10ラウンドまでで40分。そのあとプロレスラーの方が抜けたので、さらにもう一周。計50分である。ひー。「松原さん、青息吐息ですね〜」とみんなに笑われる。そりゃその通りだが、でも一ラウンド休んだら、ずいぶん元気になって、最後の一周ができた。 腿上げ300,負荷をかけてのパンチ240、前後ステップ沢山。蹴り合いでカットの稽古。首相撲を4分3ラウンド。首相撲では若手には投げ勝ったが、望月さんから「膝を入れなくちゃ・・」指摘していただく。そりゃそうだ、と納得。首・腹筋。ローを左右15ずつ膝30ずつ。まさに、へろへろである。 ところでこのところ私の好きな漫画に「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(『スピリッツ』掲載)というのがある。前作がデビュー作だったようで、それも面白かったのだが、こっちはさらに身も蓋もなく情けない青春ものである。それに今、「桜田ジム」なるボクシングのジムが出てきて、会長さんが主人公と喋ったりしている。 これ・・・どう見ても、西武練馬駅前の「斎田ジム」でしょう!! 小生がそのジムにお世話になっていた(といってもサンドバッグを叩いて腹打ちをしてもらっていただけだが)のは90年代の前半で、渡辺雄二選手が世界戦をしたり堀内稔選手が日本王座に挑戦したりしていた。ランカーが10人ほどという、大盛況であった。私はここで、現在は八王子にある中屋ジムの会長さんである中屋さんが、トレーナーをしていて知り合った。斎田会長、「ボーズ」と主人公に連呼していて、お歳を召したようだか変わらないなあ、と懐かしく思っている次第。 |
| (12月某日) パラエストラに、寝技スパーの出稽古。いつも通り、中井先生がにこやかに迎えて下さる。 壁際に立っていると、青帯の方が誘って下さる。しっかし、強い、強い。スパイダーであしらわれたので、アキレスにはいるが決まらず。ちょっと本気になられたようで、それからは七分で三回も取られるハメに。ニー・オン・ザ・ベリーからの襟締めが面白かったので、ご教示いただく。 続く方も青帯だがやはり強く、もぐられては返される。この方の守りで、どうやら袖は直接には握らず間に足を入れて支点にしていると分かる。その点を尋ねると、「力が弱い方なんで、必ずそうしたいます」と親切に教えて下さる。みなさん、ただ者でない詳しさ。 白帯の方にはアキレスが決まるが三角の逆襲を受け、白目に出血するハメに。しかし、技術の攻防は楽しい。 ミッドナイト教室では、レオジーニョの基本パスについて中井先生の説明を受ける。充実した稽古だなあ。 |
| (12月某日) 夏に石川良一・稲城市長を東塾長から紹介され、対談した本が出版されたというので記念パーティーに行ってきた。稲城市振興センター。 行ってびっくり、大広間の前列ではおばさんたち20人ほどが大正琴の演奏をしている。私は最前列にずらり30は並べられた椅子のそのまた一番前に座らされる。胸に付けるようもらった花もひとりだけ違う色。二列の長テーブルを取り囲む人は200人はいるだろうか? 司会の挨拶で判明したのだが、これは市長が来春に四選を目指して出馬する、決起集会だったのだ。本はそれに合わせて出版されたらしい。私の周囲におられた衆議院議員お二人、埼玉などの市長5人ほど、10名ほどの都議、稲城市議などが次々に挨拶。その最後に私に番が回ってきた。 私は政治にはかかわらないことにしているが、しかし本で行った対談は、「青年よ、空手着ひとつで海外に」「景観を守れ」と、テーマがともに私のライフワークであって、異存はない。その旨を述べてみた。 完敗すると次々に名刺交換されるが、驚いたのが、増田章・三和純という、極真の大先生が来られたこと。とくに増田師範は、「いつも朝日で記事を読んでいます。東先輩のところのビジネスマンクラスの師範代とは存じませんでした・・・」と挨拶して下さったこと。いや、腰の低さにこちらが恐縮する。増田師範は、私が空手を始めた90年代前半には、押しも押されもせぬ極真の大看板であった。その師範に記事を読んでいただいていたとは。恐縮。 |
| (12月某日) 日曜であるが年内最終審査。当初は我々の女子部が顔面で初参加するということだったので危険がないようにと緊張していたが、二号が首の事情で受験しなくなり、気楽に朝から浅草の会場へ。 いつものように移動に長い時間を取る。後ろ足からの蹴りはすべて前屈、ということになったらしいので、審査前にはこれは徹底しよう。だがこれまでの基本にも移動にも、攻撃しか入っていない。これでは事故が起きた際には責任問題になるだろう。今後は体力のない人が主体になっていくので、 私としては、ふだんの稽古では基本に防御を入れていくつもり。 組み手は、一般塾生にとっては唯一の晴れの試合になるので、なるべく充実したものとしたい。だが現状では、運営側は大半の関心を移動稽古と昇段審査に割いてしまっている。私は「強い選手を中心に育てる」という運営側の意見とは異なり、草の根からケアしないと空道は普及しないと考えるので、このあたりどう手当すべきか、悩ましい。 それなりに気をつかっているつもりではあるが、今回は約束組み手もあまりやったことのない(らしいと後で聞いた)女子白帯が、女子全日本王者の相手になっていて、非常に危険だった。またどういう経緯か私の気づかぬうちに宮崎さんも連続組み手の寝技の相手になっていたが、私は押さえ込みやマウントの攻防という部分限定でしかスパーさせてこなかった。案の定、相手の素面をかかとで蹴り上げてしまった。空道ルールのままだと思っていたのだろう。彼女が昇段の寝技の相手をできないことは私しか了解していないのだから、審査の相手を決める段階で私が関与していなければならなかった、と思う。 こういったことがあり、雷門の和民の飲み会ではいろいろな意見をもらった。だが改革は支部長会議を通さないと難しいと思われるので、基本的には現場で修正していくしかない。どうしたらよいのだろうか? 今回は、「三本組み手」を要望すべき該当者に、男性と女性がひとりずついた。そうした旨を、支部長が依頼書として受験票に添えるという案はどうだろうか。また、ビジネスマン幹部から出た、白帯は当日参加の黒帯が相手をする、というのも良いと思う。 夜、酒井さんを連れて阿佐ヶ谷スターダストへ。自分が招聘した川下直広トリオの演奏。30人あまりでぎゅうぎゅう詰め。私はシンバルの前30センチに座る。演奏は、最高も最高、今年日本中で行われた音楽のベストと 断言したくなる出来だった。ジャズなのに魂はロック。感動した。さすが、渋さの不破と私が買っているドラムの岡村である。年初1月18日には新宿ピットイン夜にも初見参とのこと。来年はジャズ界の台風の目となるだろう。 |
| (12月某日) 年末であちこちが閉まっていることもあり、このところ謎を多く抱えていることもあって、パラエストラに出稽古。そうしたところ、何か様子がおかしい。常連のMさんは、普段着のまま、道衣に着替えていない。 「今日は稽古納めなので、お祭りで試合ですよ〜」あちゃー、通常指導があるのかと思っていた。 そのMさんが盛んに勧めて下さるので、つい道場内試合にエントリーしてみることに。中井さん、若林さんの仕切りで、和気藹々。 私は最後に呼ばれて、五分の試合。柔術では初だ。相手は長身の方。 スタミナやら何やらに自信がないので、ゆっくりと組むことに。三分くらいからラッシュしてみることに。ところが相手の方は力を入れてくる。上になったものの相当に力が強く、一発を狙っていたアキレスは入ってもスタミナロスすると思い、早々に諦める。そうすると、巴でスイープされるはめに。そのままバックを取られ、カメで防いだあと上になるものの、再びスイープを食う。そのままマウントになられ、そうとは気づかぬうちに十字絞めを食ってタップ。早めに気づいていたらTKもやってみたのだが。このあたりの判断が遅い。完敗。 よくルールが分かっていないのだが、思い返すと、最初に組んだ段階ですぐ煽りを入れて引き込ませないようにしつつ投げに入るべきだった。今後の課題だ。パスなどの技術は、まだまだ分からないことだらけ。 突然だったが、年末最終試合になった。あと一回、青帯の方とスパーさせていただく。パスからの送り襟絞めとアキレスが有効だった。もう少し、展開ができるといいのだが。 10分でも休憩時間があると、あちこちでゴロゴロスパーを始めている。この気安さが中井柔術のすばらしさだ。ビジネスマンもそうならないものかな?
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| (12月某日) スネークのプロ練。年初の大試合まで一週間の望月選手は、たんたんといつもの稽古をこなしている。 サンドバッグ、ミドル左右100,前蹴り、パンチなど。シャドー。 スパーは大江先生、望月・ヨースケ・タイソン各選手。奇数なので休みがあって、うれしい。今回のテーマはパックスピンの蹴りとパンチをまぜて目先を変えて予測を裏切ることと、ガードを完全にしてみること。前蹴り・ロー・ミドル・左構えからのミドル・足払い・バックハンドといろいろ散らしてみた。面白い。 腿上げ300,前後ステップたくさん、負荷かけてのパンチ左右60、ラッシュ、防御、首相撲3ラウンド。最近首相撲は調子よい。コカし方が分かったようだ。このままサイドからでなくまっすぐ膝を入れるには、相手の頭を制したときに自分も頭を下げる必要がある。要チェック。ロー連打で計三時間。 今年は大変お世話になりました。毎日練習しているプロの姿勢を見るだけでも、精神的に引き締まる思いがする。指導いただいている選手たちに結果が出ることを、祈っている。来年も、よろしく!! |