| (2月某日) パラエストラ東京に出稽古。 初めて、講義の方のクラスから。あまり寝てないので、反復練習はちょうどいい。 裸絞めの各種パターンを教えていただく。最近の技術があるそうで、「グー」にすると絞まりやすい、というもの。若い二人の方と反復。 顎を引かれたときの「顎絞め」「鼻絞め」「顔を横に向けての絞め」など。パスからのニー・オン・ザ・ベリーへの連携、膝をもう一方のにつないで体を反転させる体裁きが面白い。寝ての後ろ回しの要領。反復練習。 スパー、四本。軽い白帯の方は決めることができたが、青帯の方には軽くひねられる。 帰宅(一体何時?)してからぶらぶら、寝ようかと思ったら、飯村さんから電話あり。そ〜っと、抜け出して、二時間ほど飲む。ライター大御所の布施さん、キックジム主催の浜川憲一先生(よか男!)らと。 |
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| (2月某日) ビジネスマンクラス、いつも通り三十人オーバー、三階を埋め尽して稽古。一年半ぶりに槇山さんが稽古に戻ってこられる。世界三位の新宿の佐野選手も出稽古に来てくれる。選手に稽古をつけてもらえる。うれしい。 組み技の週。来週は全国選抜大会があるので、選手の伊東さん、松並さん、畠さんに合わせ、スパーを1.5分で7本。来週は元の本数に戻すつもり、というと、「いやこれでいい」との答えもあり。僕は最後 2本は疲れてたなあ。 |
| (2月某日) 朝方(というか七時過ぎ)に脱稿。この半年書いてた原稿。120枚にはなってしまった。共和主義の思想が経済思想史に与えた影響を、ヒューム・スミスからケインズまで論じる、というもの(「両義性の哲学」)。 メール送信したので、サバサバ。昼に大学へ、ちょこっと仕事してから体を動かしたくなったので、吉祥寺支部へ。飯村さんの指導を受けるのは久しぶり。 このところスパーばかりしているので、技術指導がすんなり頭に入る。ああ、あのせっぱ詰まったとき、こうすれば良かったのか、と。自分は最近は右のパンチを振ってから左膝蹴り、というのを使っているが、右ストレート・左フックなら右膝もつなげる、というものなど。 ううーむ。フックのガードは縦肘、ストレートを肘でパリーするなら横肘、なども、スパーで使えるなあ。 普段はスネーク・ピットでスパーをしていて、やられて工夫しているのだが、その工夫が正しいのか、他に解決策がないのか、ときどき来て、チューニングしなきゃいけない な。 スパーはプロのキックで試合する末廣選手、修闘世界チャンプ、こないだヨアキム・ハンセンを絞め落とした青木真也選手らと、グローブ。光栄である。 吉祥寺支部の方とは面で。ミドルと膝の行き交うスパーであった。 |
| (2月某日) スネークへ、プロ練。驚いたことに、試合後数日なのに、井上選手が稽古している。先日前田吉朗選手に負けて、翌日からやっているとか。プロはほんと、凄いです。 サンドバッグ、シャドー。スパーはまずいことに、六人。大江先生、望月・歌川・ティグレ選手。それに、某有名プロレス団体のS選手。4分10ラウンド、2分5ラウンドの計15ラウンド50分なり。 もうよれよれで、ボディをきかされて何度もタップ。しかし望月選手も「大江流」の間合いの取りっこをしてくれて、潰しにかかるスパーではなかったので、体そのものにはダメージはない。ただ、あれは頭が疲れます。高速で裏・裏と取られるから。S選手には、パンチではどうしようもないので、遠くからの前蹴りから間を潰して首相撲、を繰り返す。最後に投げ飛ばされて、第二ロープからリング外へ回転しつつ落下。東大で教員してて、プロレスのチャンピオンにロープから放り出される人は珍しいんではなかろうか。 もも上げ300,前後ステップ、ダンベルパンチ、首押し、腹筋。げっそりして帰路。 |
| (2月某日)
ビジネスマンクラス。午後に支部長会議があったせいで、19〜21時にシフト。選手は翌日に備えてお休み。それでも20人台後半という人数で賑わう。蹴り中心の週です。 ・ストレッチ ・基本、ダック・スリップ ・遠いミドルの基本 ・腿上げ・腰ひねり ・打ち込み ・対人で、遠いミドル・近いミドル、取り方・取られて逃げ方、押し返し方、空かし(スウェー) ・ミット ミドルの単発・連打、左ミドル・ワンツー・右ロー・左フック・右膝 ・スパー 2.5分1本、1分5本 ・ストレッチ 支部長会議は、もっぱら空道の体協加盟の話。それはそれで良いのかもしれないが、私は公務員なのでそので、「公的」であることの大変さは身に染みている。正直なところ、現在の運営体制で公的にやっていけるとは想像もつかない。東大の事務部なんか、「冷たい機械」を思わせるほど、完璧に効率的である。どんな行事も、すみやかに行うし、反省点はすぐさま翌年に改正される。そうなれればよいことではあるが・・ ただ、正直なところ、社団法人化では入門者は増えないと思う。というか、増える理由がない。せいぜい、すでに体協に加盟している日本拳法と同じ人数になればよいところだろう。塾長は、必ず増える、と仰っているが、これは消費社会分析をしている私の専門家としての確信だ。 それよりも、塾生個々人にとって空道の修行が充実につながるような体制にしなければならない。修行がそれぞれの人の人生の役に立つならば、おのずから入門者は増える。私はそのつもりで暮らす運営をしてきたし、クラスへの出席者をみれば結果には決着がついていると思う。 そこで今後、日々の稽古内容に加え、 ・試合ルール ・審査の内容 も、改革しなければならない。試合ルールについては、とりあえず今回は提案させていただいたビジネスマン身体指数が採用され、かなりすっきりした大会になった。これは満足いただけていると思う。次は、審査の改革だ。 翌日、大会。運営は二時間の延長で、のびのび。これで本当に公務がこなせるのか、気が遠くなってしまう。
試合そのものとしては、今回分かったこととして、普段3分でスパーしていると、1.5分の試合には対応できなくなる、ということがあるようだ。吉祥寺勢は一回戦で姿を消したのだが、3分の一般部対応・キック対応で稽古をしていると、このルールは難しいのかもしれない。試合前には1.5分のラッシュに慣れる稽古が必要だと思う。我々は通常1分でやっているのですが、1.5分にしてもよいのかもしれない。技を伸ばすのには3分とかのスパーも良いので、混ぜてやっていこう。 |
| (2月某日) 風邪をひいたのか、手足の末端が妙に冷たい。一年で一番忙しい週ということもあり前半は休んだが、ようやくスネークへ、プロ練。 サンドバッグ、シャドー。スパー久しぶりに五人。ありがたい、休める。大江先生、望月・歌川・タイソン選手。4分8ラウンド、2分4ラウンドの計15ラウンド 40分。 休みの一ラウンドがあると、こうも違うか。きっちり回復するので、次の出番でもかなり動ける。 もも上げ300,前後ステップ、ダンベルパンチ、腹筋。軽快に帰宅。オイルでリンパをマッサージする。楽ちん。 |
| (2月某日) 肌寒い気候で途中から小雨模様。20人ほどが集まる。 |
| (2月某日) 東大柔道部。七徳堂へ。柏崎先生、楠監督も来ておられる。 寝技研究、腕取り、足がらみの攻防、寝技乱取り、立ち技乱取り。途中、柏崎先生からハーフでの攻めについて、ズボンの持ち方が甘いこと、「足を抱かせる」ように、との指示がある。知らないことばかりで勉強になる。 終了後、風呂に入って道場に戻ったら、全日本選手権を二度制覇(決勝進出は四度)された今野潤・日大監督が来られた。吉田秀彦に脇がためをかけ肘を脱臼させた試合があまりにも有名。学生にアンケート を配布したいとのご用である。 今野先生は、いろいろあって現在院生であられる由。その研究の一環でアンケートを取っておられる。柏崎先生曰く、「人生、旅だよ」。今野先生返して、「ならば先輩、たまに駅弁をご馳走して下さい」 。この洒落たやりとりがあったとかで、お茶の水の居酒屋で一献。 先般の『近代柔道』、日大のウェイト・トレは丸太を使ったりして目を見張った。 柔道に収まりきらないお二人の知見に、痺れる。90年代前半、北斗旗に挑戦を表明した葉山充選手の実情なども伺う。 |
| (2月某日) 再び東大柔道部。週末に試合するので、稽古である。 腕取り、足がらみ、寝技、打ち込み、乱取り。2/3ほどだか、自分にはみっちりと出来た。組み手争いにせよ寝技でのポジショニングにせよ、まだまだ知らないことが多い。良い稽古ができた。 しかし、自分が疲れて帰ろうとすると、河野主将言うに、「これから講道館で出稽古です」。これから実業団とやるのだそうな。強くなるはずだよ、彼らは。モチベーションが上がって、良い雰囲気である。 |
| (2月某日) 東大柔道部の卒業試合があり、その後の幹部会で指名を受け、柔道部長をお引き受けすることとなった。本業は空道だが、東大に空道部はない。他の部からも話がなくはなかったが、日頃出稽古でお世話になっており、昨年来、内々に丁重な依頼を頂いてきた柔道部のお世話を優先することとした。 東大柔道は高専柔道の流れを汲む七帝戦と、都大会の国際ルールを主な目標としていて、昨年は決勝進出などの躍進を遂げた。前部長の法学部・落合先生は柔道はたしなまれないが、しかし武道精神については本質的な部分でご理解しておられる方である。東大は一時七帝戦を出場停止していたのだが、武道界全体を見ればもったいないことこの上ない。それを復帰させたのである。また、法学者らしくデュー・プロセスにもとづいてコンセンサスを取り付ける運営をしてこられた。そうした前任者の偉業を引き継げるか不安はあるが、出稽古先が職場であるというのは趣味ではなく公務として稽古できるということだ。技術的にも勉強になるし、伝統ある柔道界で異端の位置にあり、武道界全体としては柔道本流よりも近年は高い評価を受けている高専柔道の末席にかかわれるのも何かの縁だと思う。 とはいえ単にお引き受けするだけでは面白くないので、試合に出していただくようお願いしたら、卒業試合でOB側の一番手で出していただくことに。しかし、相手が悪い。女子で都大会三位という黒川である。 三分間の試合だったが、完敗。あ〜、女の子に負けるとは思わなんだ。最初から息が上がっていたのを見て、しめしめ2分過ぎくらいから攻めようと思ったら、なんのことはない、逆に息が上がり、そこで奇襲の左大外を食う。彼女、最初から最後までゼーゼーいいながら何分でも攻め続けるタイプらしいのだ。勝ち残って次の方とも引き分けたのだから、大したものではある。 部の卒業式では、四年生の実績を監督が個別に紹介。九大戦での逆転勝ちに貢献した選手の紹介など、結構感動的だった。 学生たちの答辞にも驚愕。週に六日の稽古だけでもすごいと思っていたら、同学年七人で励まし合って、週四で朝練をやっていたらしい。なんと、週に十度の稽古である。それも出稽古では、実業団などの上位選手とも乱取りしている。大道塾でこれだけ稽古している選手は、世界大会出場者にもほとんどいないのではないか。それでいて、七人中五人が大学院進学。勉強もきっちりと優秀なのだ。それでも、柔道界の全体から見たら目立たない成績である。柔道界というのは、それほどに層が厚い世界なのだ。空道で日本選手がロシアに勝つには、これくらいが当たり前にならないとどうしようもないのだろう。私としては、東大の学生たちが格闘技界でも一流選手なみの稽古をこなしていることに対して、意義を感じてもらえるような環境作りをするのが仕事なのだろうと思う。 |
| (2月某日) スネークプロ練。いつものように縄跳び、サンドバッグ、シャドー小一時間。 スパーは五人。大江先生望月・歌川プロ、それにアマでアイルランドの人。奇数なので休みが入るから気楽である。 4分で12ラウンド。大江先生の動きは顔面で極真のようにすかさず受け返しをし、パンチもカウンター狙いである。目をこらして見ているが、どうなっているのかよく分からない。あれができれば高齢でもある程度体力を使わずに対応できるのではないかと思う。しかし元世界チャンプの技である。難しいのは先刻承知だが、ちょっとでもなんとかならないものか。 アイルランド人がパカパカ蹴って殴ってくるのでなんとか流したが、歌川選手のやり方を見ていたら容赦なく潰していた。やっぱ、プロ魂は凄いわ。 |