|
|
| (7月某日) 格闘技漬けの一日。 早朝から講道館にて、「全国国立大学柔道優勝大会」。東大は東北大・鹿屋体育大のブロック。東北は今年の七大戦にて準優勝。先方は四年生が抜けているだけに、差をつけてもやっと均等である。ここで5−0とし、ほっとする。次の鹿屋は柔道の専門家である。圧倒的に強いが、荒いところもあり、秒殺されはしない(1−6負け)。当方の河野主将が戦略通り、得意の体落としで有効、焦ってつっこんできた相手に朽ち木倒しで一本勝ち。七大戦のうっぷんを見事に晴らしてくれた。国際ルールでは強いなあ、主将は。 昼過ぎ、中野サンプラザにて高木志行先生の八段昇段祝賀会。眺めの良い15階にて。90人からの柔道家・門弟が集まる。人が集まるのは人徳だなあ。 夜、石毛慎也さんがムエタイでタイに相手がいなくなってしまった「究極戦士」センチャイと対戦するので、後楽園ホールへ。体重差は8キロ、身長差は10センチはあるが、いきなり足払いのようにして投げられてしまう。パンチ・蹴りはことごとくかわされ、ハイの連打を受ける。ブロックするものの効きそうだ。逆さに持ち上げられ、パイルドライバーの態勢にもされる。遠くからの前蹴り、側転ハイ、ダッコちゃん垂直肘とやりたい放題である。それでも根性を見せ、石毛選手は四回・最終回と追っかけて見せた。気迫が伝わり、観客からは暖かい拍手が送られた。 終了後、感想会を大月・飯村・山本元気・大野・中野・マモル・加藤(清)といった日本キック・MMA界の最高峰チームが開いているところにお邪魔する。「よくやったよなぁ」と一同つぶやく。ご自分ならどうするか、と考えてのことだろう。「もし自分の前蹴りで尻餅をついてくれたら、その場で正座して礼をして、帰っちゃいます」と飯村さん。なんともならぬ達人、という意見で一致する。 |
| (7月某日) GONKAKUの取材で、なんとセンチャイにインタビュー。中野駅近くのセンチャイ・ジムにて、会長に通訳してもらう。ヨーユット選手がミットを持っていて、アットホームなジムである。子供が前蹴りからの膝を繰り返していて、ほとんどタイの子供のように良いフォーム。大道塾でこれだけのフォームができる選手はあまりいないかも。 インタビュー内容は、雑誌をお楽しみに。感慨深いものがあった。 |
| (7月某日) 朝日新聞の取材で、格闘家とつきあいのあるシーンの写真を撮りたいとのこと。ビル・ロビンソン先生も紹介してほしいとのことで、スネーク・ピットへ。 自分は写真を撮られながら、サンドバッグとシャドー。気にしてもしようがないのでいつものペース。大江先生がプロと一緒にラッシュをしましょうと仰るので、一分のサンドバッグを6回。左右左右、前蹴り連打、パンチ連打を二周。記者さんは結構あきれていたが、このあとスパー。大江先生、望月・歌川両選手。みなさん、花を持たせてくれて、止めは刺されない。体調がなぜか良く、最後まで結構自分から行けた。9ラウンド、半時間動き続けた。記者さんは唖然としていた模様。 しかしきつかったのはその後。腿上げ300、前後ステップ、重りでのパンチ400、腹筋。よれよれである。望月選手もミットを蹴っていて突然目つきが変わったりしていた。脳内にいろいろ出ているのだろうか。 |
| (7月某日) 東大柔道部で研究会。柏崎先生から、詳細に七大戦の反省点をうかがう。細かく聞くとよく分かるものだ。しかし、そのアドバイスが実際に試合時に動きとして生かされなければ成果とはならない。どうすればよいものか、電話で監督と相談。 |
| (7月某日) 7/16の大会へ向け、参加選手の名前が送られてきたので櫓を作る。方針としては、 ・最大8名を基本とする。1.5分、最大三試合が適切と考えるからだ。それでも延長はありうる。 今年は45名ほどがエントリーしている。これも、昨年から選手の要望(と私が考えること)を反映する組み合わせを作成していた成果だと、自負している。また、昨年の支部対抗戦で試合を体験した方もエントリーしている。このようなケアすれば、空道はまだまだ楽しめる競技だということが示されたと自負している。 しかし問題は女子部だ。昨年は、私が事前に組み合わせを見せてもらえなかったので、要望を入れてもらえなかった。そのせいで、ふつうの稽古をして試合に出てみた方が、全日本王者クラス二人に三分を置いて連続で当たるという組み合わせになってしまった。当然、試合は過酷なものとなった。そのせいか、今年はエントリーが激減。二人だけとなった(うち一人は棄権)。 今年は女子もデータを見せてもらう。一級の方が参加されていたので、私のクラスで対戦相手を探して試合に出てもらえるようにお願いしたところ、快諾をもらった。ワンマッチの試合だが、双方が希望から離れない試合を出来ることとなったので、私としては大変うれしい。今後は女子もこのように試合の組み方でケアをして、参加者の満足を上げるようにしていきたい。空道は、本来はみんなが楽しめる競技のはずだから。 |
| (7月某日) ビジネスマンクラス。えらく蒸し暑い。なんだか体に力が入らぬ。最初は十人くらいだが次第に増え、二十人を越える。蹴り中心の日。 ・ストレッチ、ワンツー連打 終了後、私が部長を務めている東大柔道部の楠監督が寝技のスパーをしに行きたいというので、来てもらう。上野君、寮生の堀越君にも加わってもらい、立て続けに三分5本ほどやったが、みなことごとく関節を取られた。私も最後に二本とられてしまった。やはり柔道家の引きつける力は強い。近々、正規のクラス内で柔道の基本原理についてセミナーをやっていただくことにした。 懇親会はさくら。監督にもきてもらう。山家君よりも監督が若いというのが判明。太田さん(2)ができちゃった結婚されたというので、乾杯。奥様は身長176センチという。お幸せに。といいつつ、深夜まで引き留めて飲む。 監督とは、ペーパームーンに移動して、さらに飲む。 |
| (7月某日) 城西地区柔道大会というのに二週間後に出るので、国際ルールの稽古をするのに講道館へ。久しぶりだ。 着替えていると、何回か講道館で会い、月次で試合もしたことのあるTさんと再会。私がぼやぼやしている間に四段になられたそうだ。 大道場へ行くと、高木道場の松本先生とカナダ人のフィリップが形をやっている。熱心だなあ。 フィリップ・Tさんと乱取り。 |
| (7月某日) 高木道場。えらく混んでいる。東亜の高校生が多いからか? 立ったところからの十字、同じく引き込みからのたぐりをやってみる。面白い。 |
| (7月某日) 高木道場。山崎正和『装飾とデザイン』書評に手間取り、十五分ほど遅れてしまった。 背負いでうまく入れないので分解して、接近と回転を分けてみる。フィリップがやってきて、それは足裁きでやるべきことだ、と左右に体をひねりながら近づいてみせる。腕をつっぱって遠くに固定する柔道が多い、とのこと。なるほどな。 |
| (7月某日) 朝から息子とともに学芸大へ。また今年も公開講座「わくわく柔道」だ。 とはいえ息子の塾の講義が早くからあったので、遅刻。いきなり乱取りとなった。息子と打ち込みをし、自分は女性と一本願う。柔らかな組み手で、楽しかった。 いったん帰宅してから、ビジネスマンクラスへ。二十人弱、明後日の大会へ向けて選手は半数が休んでいる。組み技の日。 これまで稽古時間が二時間半になっていたが、それはいちいち技の説明をしていたため。しかし黒帯・茶帯が増えてきて、説明を十分にできる態勢になったので、まず私が要点を十ほど続けて説明、項目は大書して壁に貼り、二人ずつ練習してもらった。サクサク進み、六時十分前にはスパーに入れた。このやり方が気に入ったので、今後は続けていきたい。 先週、東大柔道部監督から立ち技からの十字を習ったので、その応用として首相撲・膝蹴りから十字への展開を思いつく。使えそうな気がして一応説明しておいた。今後、寝技の中で取るのは難しくなるだろから、こうした「際」の技が注目されるだろう。これがやれるのは藤松あたりしかいないのだが。 ・ストレッチ・四股 終了後、寝技は乱取り三本。懇親会はさくらにて。チーズが美味しゅうございました。 |
| (7月某日) 高木道場。珍しく三回連続して稽古に出ている。試合に向け、自分のやりかたことがうまく決まらない。片襟から立ったままでたぐりから引き込んで抑えるのをやっている、とフィリップから「柔術か」と聞かれる。寝てやるのは得意なので、その応用にすぎないが、相手が軽量ならかかることを確認。反時計回りで引きつけなけりゃいかんようだ。酒も飲まず帰宅して息子の勉強の相手。 |
| (7月某日) 高木道場。夏期休暇前最後の開館日。背負いについて、東大監督から習った「釣り手側に回して崩す」のがうまく行かなかったが、吉鷹選手の背負いを「技の大百科」で見て、脇に肘をさすのでなく肘に肘をさすというやり方があることを知る。試したら、巨漢がくるりと一回転した。これはいけそうだ。それと首相撲の腕の外し方でシュラッグするのがあるが、それをやったら喧嘩四つの上手がはずれた。これも収穫だ。この辺りを成果に、試合してみよう。 かみやにて、久々井澤先生、高田先生と飲む。弟子・寺川を連れて、二軒目の「路地」にも。共著『共和主義ルネッサンス』出版に、自分で祝杯。 |
| (7月某日) ビジネスマンクラス。明日試合なので、指導だけにする。といっても、前には立つので基本や前後ステップ、ミドルの蹴りや打ち込みはやる。グローブでは佐野選手とスパー。 ・基本、防御の動き 終了後、寝技スパーをつきあってもらう。帯取り脇差しからの返し、下からの十字など試す。 懇親会は出ず、早帰り。土曜に八時半に帰宅するなど、半年ぶりか。 |
| (7月某日) 高田先生に誘われた城西地区柔道高段者大会。昼からなのがありがたい。えらく蒸すが、とりあえず十分に眠れた。 相手が右ならこう、左ならこうと思い描く。何もさせないよう、煽ることにする。一方的に攻めるつもり。 幡ヶ谷の渋谷区スポーツセンター、十代から七十代まで出ている。私の相手は、なんと七十一才。ありゃー。二十歳下とやったことは何回もあるが、上は初めてだ。「勝ち方が問われますねえ、負けたら一生言われるし」と、講道館で会ったTさん。そうだなあ。 さくさく進んで、自分の番。釣り手を引いて左小内に入ると転んだので絞めに入るが場外。続けて煽り大内で倒れたところを左で絞めに入る。そのまま縦四方。落ちるかと思ったが、無事「参った」してくれた。 東大柔道部OBの方だというので、試合後挨拶に行くと、「技が出せなかった、腹が立つ」と仰る。Tさんは「投げればよかったのに」。当方としても、気は遣ったのよ。一本勝ちだったので、賞状をもらった。 汗もかかなかったが気疲れして、帰りに阿佐ヶ谷「おこしやす」で自分で祝杯。ぐじの乾きものがあって、美味。小学校で盆踊りをやっているので息子と落ち合う。浴衣の女の子がかわいい。 |
| (7月某日) スネークピット。えらく蒸し暑い。望月選手が次の日曜にタイ人と試合なので、軽く上がるという。きつい稽古は昨日までで、ほっとした様子。代わりに八月末に試合のある歌川選手がしごかれている。 自分はサンドバッグを150ほど蹴り、シャドーをしていると、大江先生に「サンドバッグを一緒にやりませんか」と誘われる。両選手とともに、連打7ラウンド。膝の連打だけで50はいった。もう、蒸し暑くてフラフラ。 スパーは10ラウンド。ここまで暑いとどうにもならないが、なんとか動く。大江先生から、距離を潰されないよう指示を受ける。しかし、スタミナがなく、生かせない。 腿上げ300、ステップパンチ一通り、重りパンチ3ラウンド、腹筋、ロー30。Tシャツ三枚がびしょびしょに。 |
| (7月某日) ビジネスマンクラス。やはり蒸し暑い。最初は10人だったが次第に増え、最後は20人強に。寝技の日。 9月9日に、支部対抗戦を企画、その旨を知らせて選手を募る。 寝技では、上位者が個別に下位者を指導するように、項目を壁に貼る。ニー・オン・ザ・ベリーで襟を持ち替えて二度キメを入れるのが新技かな。稽古中、横須賀に転勤になった下村さんがひょっこり来訪。 ・ストレッチ、四股など 懇親会はさくらにて。松浪さんの酒井さんいじりが冴える。 |
| (7月某日) 望月選手の試合を見に、後楽園ホールへ。クンタップvs大輝がダブルのセミ。こちらは背の低いクンタップが、ジャブで突進をとめて飛び上がってミドルを蹴っていたのに関心する。ジャブの必要性を感じた。 肝心の望月選手の試合は、一・二ラウンドとローをきかせ、ストレートも当てた。三ラウンド、さすがムエタイは戦法を組みに変えてくる。ここで膝に意識を散らした瞬間、立て肘がアッパーで一閃!!望月選手は大の字になってしまった。 パンチからの肘ならば、避けられたと思う。ここで膝を絡めるのが、ムエタイの怖さ。奥が深い。 そのまま阿佐ヶ谷へ直帰。「スターダスト」で私が仲介している川下直広トリオ。二曲目から聞けた。不破君が、「朝の新聞見た」という。選挙について朝日で喋ったものだが、本当に彼は読書家だ。8/8渋さに招待される。渋谷クアトロだ。久しぶり、楽しみ。 |