| (1月某日) 新年、明けましておめでとうございます。 二日、恒例の高木道場初稽古。朝十時から、動かない身体を引きずって高円寺へ。寒い、寒い。このところ一番の寒さだ。 壁際にはぐるりと門人が並ぶ。盛況である。 子ども相手に数本。元立ちに指名されると、高校卒業したばかりの若手が三人、次々に当たってくる。動き回るので、さっそく息が切れる。組み手を切られて引き回される。息も絶え絶えとなる。組み立てもなにもない。 終了後、皆で風呂へ。熱くて季節感があり、毎年これが楽しみ。そのまま道場にて新年会。今年もよろしくお願いします。 |
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| (1月某日) 四日、全日本キック後楽園ホール大会。70キロ級のトーナメント準決勝・決勝戦である。 70キロにはK−1Maxがあるため、体重を調整してきてそれぞれの興業から強豪が集まっている。魔裟斗・佐藤・小比類巻・武田・TATSUJI、その他 にも今年の日本トーナメントに出るだけで八人。彼らに匹敵するのが山内裕太郎選手だが、彼を巡って八人を揃えたのがこのトーナメントだった。もっともルールはムエタイなので、ヒジあり、膝も攻防が許される。 曲者はスイス人のブルボーだったが、前回の興業で台風の目となった白虎が一瞬の勝機にラッシュして潰した。勝負は怖いものだ。 私はいつもスパーに加えていただいている(といっても、本当にお邪魔しているだけだが)望月竜介選手の応援。前回、これも注目選手だった石毛慎也を破ったレイ・スターリンと準決勝だ。スターリンはインのスピードが速く、そのまま数歩突っ込んできてヒジまで立ててくる。ヨーロッパでばドラゴにも勝っている厄介な強豪だ。大江先生は、稽古では、パンチの防御に念を入れていた。 そのスターリン戦、望月選手は腕はガード主体。パンチは交錯しないよう注意しつつガードしながらプレスをかける。相手のパンチにはすべてインローを合わせている。そうしたところ、2ラウンドにインローでいきなりスターリンがダウン。実は稽古の際、大江先生が「実際やってみたらなんてことなく勝ったりしてねー」と仰っていたが、まったくその通りに。この相手は前進さえ封じれば、攻撃力は半減するらしい。しかもK−1的なボクシング・キックの広い歩幅のスタンスなので、股間ががら空き。そこにインローをたたき込んだのだ。 そのまま左足でローの乱れ打ち。最後は骨で骨を削るような連射で蹴り潰す。臑を骨折して二年のつらい日々を送った望月選手であるだけに、復帰後はローは恐る恐る蹴っていたが、恐怖感は吹っ切れたようだ。それにしてもスターリン、この敗戦のビデオがヨーロッパに出回ったら大変だろうな。これだけ弱点があからさまになってしまったのだから。 山内vs白虎戦は、なぜか山内がパンチに付き合い、ほとんど蹴らない。白虎が顔面のみを狙うのに比してボディやアッパー・肘と散らすので、それで対処できると考えたのだろうか?私はスネークで勉強させていただいて、パンチを当てるためには蹴りから崩すのが鉄則と思い知った。それも、ローではなく、ミドルと前蹴りが主体にである。パンチにパンチで応戦するのは、リスクが高すぎる。二戦をこなして絶対優勝することが目標のはずなのに、クレバーな山内選手とは思えぬ戦略だ。興業のメーンイベンターとして、魔裟斗並みに王者の勝ち方を目指したのかもしれないが・・ 結局、本戦でも延長でも白虎が押して、勝ち上がる。ブルボー戦といい、プロらしい気っ風の良い選手だ。途中から合い席していた新日本の大野信一朗選手、全日本の大月晴明選手、大道塾の飯村健一支部長も途中まで隠れて野次を飛ばしていたが、結果にはやんやの拍手。 望月vs白虎の決勝も意外な結果に。望月選手がパンチをすべてガードで防ぎ、右ローを連打したら、一ラウンドから白虎の足が流れ始めた。あのローは確かにきくからなあ。私も滅多にローはきかされないのだが、 厚いサポーターを着けていたのに何発かもらったただけで足を引きずったことがある。エッジが立っているからだ。そのまま2ラウンドに蹴り潰す。左はやはり足首が腫れていて使えなかったようだが、右が蹴れたのが勝因だ。ここでもパンチの打ち合いは避けて、相手が応じられなくなってから右をかぶせるという大江先生の指針がドンピシャで当たった。堂々の優勝である。毎日の過酷な稽古に耐え、苦行僧のごとく修行してここまでたどり着いた選手だけに、本当に自分のことのようにうれしい。 望月選手は、登場の際にも四方にしっかり礼をし、さらにレフェリーにも礼をする。注意を聞く際にも相手選手の肩に手をやり、善戦を誓い合う。そうした武道家的な姿勢が、実に好ましい。また倒せる右パンチを持ちながらも戦術としては大江先生の声を聞きながら毎回攻め口を変えてくる。相手にしてみれば、背後の大江先生も気になって実にやりにくいだろう。新タイプのファイターの誕生だ。その過程を稽古で目の当たりにできたことは、幸運だった。 試合後、ジムの稽古生の方々が外に残り、メールでやりとりして祝勝会の準備。私も加えていただいて、高円寺のタイ料理屋へ。十人超でいっぱいの店に、37人が集まった。これも望月選手の人柄だろう。アマの二号選手らが今回はミットなどで手助けして下さったらしい。私は役に立てていないので、実にありがたいことだ。選手と背後をささえる稽古生の暖かい関係は、大道塾でも見習うべきだと感じた。
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| (1月某日) 本郷・七徳堂にて東大柔道部。かなり身体がなまっているのと寒さがきついので、ぼちぼち。打ち込みをやってから、寝技。上からは持ち手をすべて切って攻めるのと、バックについてから腕を処理して絞めを狙うのを反復。 終了後、風呂に入り、四年生K君と二年生S君を誘って加賀屋へ。鍋を食べているとぞろぞろとOB連がやってきた。 |
| (1月某日) 新年初スネーク。歌川・ヨースケ両選手の試合が決まり一月を切ったので、ミットで追い込んでいる。いつも通り、きつさは目をそむけるほど。10連打を数ラウンド連続といった具合。 自分はサンドバッグを200、シャドーをしてから選手とともにサンドバッグの連打を3ラウンド。1−2−ロー−フック、といったもの。 スパーは大江先生、歌川・ヨースケ各選手と。休みなしに9ラウンド、いつもの通りよれよれになるが、パンチと蹴りを交互に出すのに慣れてきた。よれよれでボディにもらうと、きく。 腿上げ300、前後ステップパンチ沢山、重りでの連打120、腹筋。 疲れた。 |
| (1月某日) 午後二時から、東大柔道部が防衛大との定期戦。横須賀近くの馬堀海岸にある防衛大学校の武道場に着くと、制服姿で「柔道」の紙を持ち、部員が出迎えてくれる。いつも防大は気持ちが良い。 試合の結果は、七人制では2−1で東大の勝ち、総力戦では3−7で防衛大の勝ち。 この大会では近年は防大の優勢が続いており、東大に軍配が上がる場合は僅差となっている。今年は主力の七人戦では東大が制したものの、五分間の終了間際には防大選手が追い込んでいた。スタミナの差は明らか。防大生は柔道の道場稽古以外の訓練で、大いにスタミナを養成しているように見受けられた。いろいろと修正すべき点が見つかり、ありがたい。この結果を、どれだけ主将を中心として部員が理解し、対応するかということになろう。
試合に関して特筆したいのは、この大会が武道の親善試合らしい雰囲気に包まれていたことだ。両校は粛々と試合を進め、内心では意にそぐわぬだろう判定にも異を唱えず、実にすがすがしい大会だった。 そのまま車で送ってもらい、お茶の水へ。まだ時間があったので、池袋に出て懇親会中のビジネスマンクラスへ。新年会の段取りで、一人浮かない顔の酒井さんを励ましつつ、盛り上がる。
翌日、昼間は仕事をして、夜は昨年同様の格闘家新年会。在京の打撃系著名選手が大勢集まる。その中でも加藤清尚支部長は「カミサマ」と呼ばれて、乾杯の音頭を取っておられた。現役のキックや総合の選手はみな、加藤さんの伝説を聞いて育ったのだから、さもありなん(それでも誰に対しても腰が常に低いのが素晴らしい)。塾内では序列でいまだに最高位ではないので、正座を崩せない立場でおられるが。どんちゃんで、世が更けた。いろいろな選手と話し、ディープな参与観察をさせていただいた。 |
| (1月某日) 東大柔道部、本郷。寒い、寒い。しかしOBも多数、中村和浩選手も出稽古に来られて、正副主将とくんずほぐれつ。ありがたいことだ。自分は酒が抜けないので(仕事は平気なのだが、組み合うのはきつい)、6本ほど、体重の軽い選手寝技と乱取り。組み手争いが面白くなってきた。 終了後、剣道部に追い立てられないので、部員はずっと柏崎師範に質問を続けている。 私はOB会長・監督・夫人らと会食。早々に引き上げる。 |
| (1月某日) スネーク・プロ練。歌川・ヨースケ両選手は相変わらず大江先生にミットで追い込まれている。 自分はサンドバッグを200、シャドー。 スパーは望月・歌川・ヨースケ各選手と。休みなしに9ラウンドだが、二回目とあってなんとかついていけた。膝から入ったりしてみる。望月選手は構えごとに何手も選択肢があり、何が来るのか分からない。頭がついていかず、ボディを何発も食らう。 腿上げ300、前後ステップパンチ20×10、重りを持っての連打120、腹筋。すがすがしい。 |
| (1月某日) 今年初のビジネスマンクラス。寒さもこの冬一番。最初は10人ほどたったが、徐々に増えて最後は24人。不思議なことに、そのうち20人が茶帯以上。高齢化時代の到来か? ・ストレッチ 終了後、二階で寝技スパー、二分四本。グローブスパー、三分四本。よく動けた。週三回くらいの稽古量だと、身体が動くな。 懇親会は久々、「わさび」にて。来週の新年会に向け、段取りの相談。また、どんな無茶なものになるのか、期待大。 高野さん、太田さんと野球談義など。話題としては珍しい。 |
| (1月某日) 東大柔道部。寒い寒い。しかし調子良く、寝技は四分で五本やる。久々、キャプテン・副キャプテンとも。しかし力の差が歴然。柔道家は、寝技でもかいな力が強い。圧倒的な圧力でねじ伏せられる。 きっと現在、七帝戦では、上位は四校ほどが横一線にあるに違いない。これからどこが抜け出すかだが、防大戦での反省点を埋めることができれば東大はのびしろがある、と確信した。 |
| (1月某日) スネークピット。やはり、寒いし、雪まで降っている。 サンドバッグを200、膝を折り曲げてのミドルを中心に。シャドー。 スパーは望月・歌川・ヨースケ各選手と、9ラウンド。調子はよい。 腿上げ300、前後ステップパンチ20×10、重りを持っての連打120、腹筋。いつもの通り。 翌日、飯村さんから連絡をもらい、吉祥寺支部に見学に。遅かったので、自分は稽古はなし。 末廣君が、山本元気選手とガチスパーをやる。三ラウンドだが、もの凄い圧力とボディを含めた四連打、ミドルまでつなぐ迫力に緊張が走る。さすが「右の殺し屋」、プロでも数少ない、客の呼べる選手だ。末廣君は、最初はパンチでつい打ち合っていたが、支部長から指示を受け、蹴りを散らすようになってからはなんとか凌げるようになる。このスパーは、カネが取れるな。 |
| (1月某日) 寒い、寒い一日。当初は八人。次第に増えて、20人ほどで終わる。パンチ中心の週。 ・ストレッチ ・基本 ・ステップ。前進、後退、ジャブを突きながら前進、サークリングなど ・シャドー、拳立て、腹筋、足持ちケンケン、前蹴りで押してケンケン、ミドルで押してケンケン ・大きなグローブを着けて、「ジャブ・フック・アッパー」を左だけで20回、右だけで20回、2セット ◇二人組みになって ・相手にストレートを出してもらってヘッドスリップ、フックでダッキング、ウィービング ・ミドルを相手の腹に当てて、元の姿勢に戻る ・打ち込み20本 ◇サンドバッグ(4×5) ・必修は膝蹴り20 ◇グローブ ・相手の前蹴りを腹を引いて空かし、パンチで反撃 ・ローにカウンターのストレートを合わせる ・相手のフックに、フック・アッパーのカウンター ◇スパー ・グローブ2分 ・面1分×4
終了後、池袋西口パセラに移動。恒例の大新年会、「紳士淑女の社交場」としてのビジネスマンクラス、年初の大一番である。宮さん、高橋さん、身重の一号志田夫人というOB、半年ご無沙汰の髭・槇山さん、さくらママ等、大勢が駆けつけてくれ、パーティールームで大変な盛り上がりとなる。
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| (1月某日) スネークプロ練。行ってみると新人プロ志望の外人Dさんが来ている。初日だそう。皆さん、大事にしてあげている。 サンドバッグ200、シャドー。スパーは、望月・歌川・ヨースケ各選手にDさん、大江先生。なんと、私を入れると6人で、三周だと15ラウンドの抜ける休憩なしではないか。皆、大人しい出だし、途中で先生が指導のため抜けられたので、13ラウンドでなんとか終わりに。ぐにゃぐにゃである。シャツ二枚、汗でジャーとなっている。 腿上げ300、前後ステップパンチたくさん、重りパンチ360。腹筋、サンドバッグ。ふひー。 |
| (1月某日) ビジネスマンクラス。行く途中、新日本キックのフェザー級チャンピオン、大野信一朗選手に電話。ゲストとしてにご指導をお願いしたところ、2/16の稽古に来て下さるとのこと。ラッキー。 夜半に雪が降るというだけあり、日中から大変寒い一日。16人ほどで稽古する。 |