| (6月某日) 東大柔道部。柏崎師範、楠監督、OBも沢山来られて盛況。UFCの中村和浩さんもお見えになる。試合は残念だった。ローがきいてしまった、とのこと。パンチは全部見きったというだけに、残念さが表情に滲んでいた。 自分は女子と一本、男子に二本。打ち込みを沢山やる。 三年生を8人連れて湯島の中華へ。気合い入れて食事するが、単品を先に頼んだら、三時間後になって飯類がどかんと来た。勘定書を見てびっくり・・満腹です。 |
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| (6月某日) 歯医者のある神保町をぶらぶらしていたら、監督から電話。その流れで東大へ。 調子が良くなってきたので、四本ほど乱取り。風呂に入り、二年生をまたまた湯島の中華へ連れて行く。今度は半額だった。面白し。 |
| (6月某日) ビジネスマンクラス。審査前なので、別メニュー。かなり暑くなってきた。怪我をしていた藤澤さんが復帰されました! ・アップ、ストレッチ 二階にて自主トレ、グローブスパー2分4本 体力別で優勝した堀越君の祝勝会を「和さび」で行いました。帰京していつの間にか他流派(極真会増田道場)に属していた川口さんに来ていただきました。深夜まで、しみじみしました・・ |
| (6月某日) 東大柔道部。いよいよ七大戦の週である。仕上がりは上々。二年生と乱取り。自分も体調は良い。 監督とまたまた湯島のIへ。主人も呆れているのではないか。 落雷で電車が止まっており帰宅が大変だった。 |
| (6月某日) スネークピット。日中は暑かったが夕方は涼しくなってきた。試合のある歌川選手は気が遠くなるほどミットを蹴らされていた。 サンドバッグでミドル200にシャドー。 望月・歌川・ヨースケ・各選手、大江先生と10ラウンドのスパー。休みがないときつい。 腿上げ300、前後ステップのパンチ、重りパンチ、腹筋。 |
| (6月某日) 前日、駒場で東大柔道部の稽古を見に行く。全員、顔色が変わっている。打ち込みと息上げ。かなり軽快かつ効率よく身体が使えている。行ける予感がしてきた。 翌朝、七時起き。八時過ぎに東京駅で待ち合わせ、部員と合流する。自分も柔道部Tシャツ姿である。 仙台着、東北大の試合場へ直行。畳はふかふか、足の指でつかめるような素材だ。部員はアップしている。自分は学食で食事をして、いったん「ホテル太陽」へ。主将会議のため戻る。二時間ほど打ち合わせ。抽選があり、一回戦は北大、二回戦は京大と名大の勝者というブロックに入った。 夜はみなと食事した後、柏崎先生とともに近所の牛タン屋へ。やたらとかん高い声で騒ぐ女性がおり、親父が「水をかけてやりたい」と言うのがおかしかった。夜半、マルクス系の本を読む。 以下、「ゴンカク」に書く。出版された後に、掲載することにしたい。 |
| (6月某日) 東北大学・七度目の優勝、女子は東大三連覇−−6月14、15日、東北大学川内キャンパス体育館で、第 57回全国七大学柔道優勝大会(七大戦・七帝戦)が開かれた。男子の東北大は実にこの十年で八度の決勝進出。準優勝には東大が輝いた。14日の午前9時には体育館が岩手・宮城震災で震度5の激震に見舞われたが、アップ中の各校選手は何ごともなかったかのように調整を続行。それほどの緊張が館内には漲っていた。団体の勝利に全員が全身全霊を掛けるためだ。 七大戦は、明治末期に始まり大正時代に全盛期を迎え、第二次大戦の終戦とともに学制の変更をもって消滅した「高専柔道」の伝統を受け継ぐとされている。「高専柔道」では、三角絞めや膝十字固めといった現代のMMAでも使われる基本技が次々に開発された。いわば、寝技の源流がかいま見られる大会なのだ。「東京オリンピックまでの柔道は引き込みあり、一本勝負という試合が多かったから、若い頃を思い出すよ」という老愛好家もいる。 上になった選手が下の選手を持ち上げたり、持ち手と足を切り離した時以外は寝技時間に制限がない点では、ブラジリアン柔術と共通点が多い。だが、押さえ込みでの一本が認められるために力技が多く、防御一辺倒でも警告を受けないルールである点は異なる。「分け役」「取り役」という役割分担が明確で、「分け役」がポイントゲッターと引き分ければ歓声が湧く。抑え込みに移行するための横三角が多用されるなどの特徴も柔術とは異なる。亀になった相手の腹に腕を通して前襟を握り、帯をつかんだもう一方の肘と膝で背中にプレッシャーを与え、引きずって仰向けに返すSRT(スーパー・ローリング・サンダー)は、この大会に特有の技だ。 帯より上を両手でつかんだら引き込んで良いとされるこのルールで、立ち技は極めて不利。相手が立ち技につきあって来るか引き込み際の足技でないと、投げは決まらないからだ。そのうえ立ち技でもズボンをつかんで良いため、相手が立っていても攻撃側は技を掛けづらい。寝技が主体となるゆえんだ。ちなみに京大が滋賀大と対戦した5月17日の交流試合では、国際ルールの非勝ち抜き団体戦では滋賀大が3−2で勝ち、13人による七大ルール戦では8人残しで京大が圧勝している。慣れなければ勝てないルールであることは明らかだ。取り役が一人抜いても分け役が抜かれればイーブンになってしまうため、上級生は自分の稽古に励むだけではなく、下級生を育てなければならない。したがって、団体としてのまとまりが勝利の鍵でもある。東大で指導している国際武道大学の柏崎克彦師範はこの大会について、「一般の学制柔道の団体戦よりも、嘉納先生の仰った『教育としての柔道』の原点に忠実なのかもしれませんね」と言う。国際ルールの有力大学では、代表になるには部内での競争が熾烈で、仲間意識にも限界がある。利己的になりがちなエリート大学で仲間意識を育むルールが採用されたというのは、先人の知恵なのだろう。 それだけに、チームごとに特色がある。東北大学は、分け役がつないで絶対的な大砲でポイントを取るスタイル。とくに高橋実は、三人・三人・四人・二人と計十二人を抜いた、本大会のMVPとも言える存在。七大史上最強の寝技師の一人である。伊藤透は背中から脇と首にたすき掛けに腕を回し、立った位置からスープレックスのように投げる技で三人抜きで北大からの逆転勝利を演出したが、新技を常に工夫し開発しているのが常勝軍団たるゆえんだろう。 東大も同様の特徴を持つが、堤ひろゆき・本田賢二の取り役以外は体力的に非力な選手が引き込みに徹し、ミスを最小限に抑えて取り役につなぐチーム。名古屋大学は、いきなり三人抜きでデビューした一年生の中ノ森崇と東北大から四人を抜いた中川謙次という大砲を擁するが、二年生以下が十人という若さが特徴的。阪大は松波弘貴らの大砲を擁するが、負けもあるという攻撃性が目立つ。北海道大学は三十人という最大の部員数を背景に、引き込みにこだわらず立ち技も寝技も出来るという印象。九州大学は藤俊史という絶対的な取り役を擁するものの部員不足が深刻化し、今回は医学部系柔道部との混成チーム。その七大学が年に一度の大勝負に挑んだのだ。
初日、京大が名大を三人差から追い上げ一人残しで逆転勝ち、東大も大将が踏ん張って試合をひっくり返して北大に一人残しで逆転勝ち。阪大は九大に二人残し勝ち。準決勝に進む三校が出揃った。主管校として敗復ブロックに入った東北大が名大に一人残し勝ち、北大が九大に六人残し勝ち。そして東北大が北大を二人残しで破って二日目に残る最後の一校に名乗りを上げたのである。女子は、九大が北大を代表戦で破り、東大が敗者復活ブロックから勝ち上がって決勝に残った。 二日目。東北大対阪大は、東北大・石丸淳一の一勝、伊藤雅成の一勝、高橋実の四勝、阪大・松波の二勝という取り役同士の星取り合戦となり、東北が四人残しで余裕を見せつつ決勝に進んだ。 東大対京大は、西沢威人の一勝の後、京大の取り役をことごとく東大が引き込んで引き分け、副将の本田が勝った時点で東大の勝ち(二人残し)。ノーミスで取り役に託すというチームが理想とする勝利を飾った。京大の主砲・安藤雄一郎の脇を掬っての返しに腕が背中まで危険な角度まで曲がっても耐えた境大寛、七大で最も足が利くと評される寝技師・萱谷敏の猛攻に耐えた新田栄作の粘りが光った。 女子決勝は塩苅恵が引き分け、黒川瞳と熊王乃恵美が勝つという展開で東大が九大に勝利。堂々の三連覇を飾った。
そしていよいよ男子、東北大と東大の決勝。ここまで最小のミスで来た東大に思わぬ落とし穴が待ち受けていた。東北・石丸が一勝で先行したのに対し東大・菊池が取って同点に追いついた直後、呼吸を整える間に一瞬集中力を欠いた菊池に対し東北・茂村が足払いを一閃、見事なタイミングで横倒しにして一勝リードを取り戻したのだ。高橋実がさらに二勝でリードを広げる。亀を波状攻撃で裏返す技の威力は、爆発的としか言いようがない。 流れが東大に傾いたのは小宮山の一勝。副将・堤がさらに一勝を重ねると、一人差ではあるものの勝敗のゆくえは分からなくなった。東北側の大将が白帯であるため、東北の副将・伊藤透と東大の大将・本田の一戦で伊藤が引き分けを死守しなければ東大が一気に優勢となるためだ。この一戦は立ち技勝負となった。本田は奥襟を強引に叩くが、伊藤は片手でズボンをつかみ、容易に技をかけさせない。本田は内股を連発し、大内も狙うが伊藤はなんとかこらえる。時間が刻々と経ち、一分を切ったところで内股を掛けた本田の膝がおかしな方向に曲がり、勝敗が決した。痛みをこらえて最後の内股を放つも引き分けのブザーが鳴る。終わってみれば、分け役の防御を突破する力の差が出た一戦だった。
地元・東北大側は歓喜に包まれ、東大は全員が涙を流す結末となった。実は筆者は東大の部長でもあるのだが、必勝を期して臨んだ大会の決勝で敗れ、失恋でもしたかのように胸が痛んでいる。これほど大量の涙が流れる大会は他に例がない。七大戦は、感情をむき出しにさせられる武道大会でもあるのだ。
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| (6月某日) 七大戦で一週休んでビジネスマンクラス。先週に昇段した村上・杉本両君が参加。拍手で迎える。かなり蒸し暑い。パンチ中心の週。 ・ストレッチ |
| (6月某日) お茶の水で会合があるので、一時間だけと、久しぶりに講道館。しかし実業団が大勢来る日で、ごった返している。 しかたなく、初老の方にお願いして、打ち込み。「力があるねえ、腰がいかれてしまう」と仰るのだが、それは腰で完全に跳ね返そうとされるからだ。そこまで力を入れなくてもいいんじゃないかしら。まあ当方はお願いしているので、何も言わず進める。 また年長の方に乱取りをお願いする。8分はやったか、息が切れた。次は、文京一中の中学生。組み手争いなどしてきて、なかなか技術がある。先日、大泉さんから教わったケンカ四つの組み手のコツをいろいろ確認してみる。組み勝ってから高井洋平のやる大内→内股というのは、なるほど言われた通りに相手がこけるな。 風呂に入り、会合へ。組み技は週に一度はやらないと血液が循環しない気がする。 |
| (6月某日) スネークピット。涼しいが蒸し暑い。大量に汗をかく。 ミドル200にシャドー。 ヨースケ選手は、日曜に試合したばっかりなのに稽古に参加している。気迫溢れる試合でプロとして十分に面白かったが、セコンドの声に従わなかったのがマイナスか。 望月・歌川・ヨースケ・各選手7ラウンドのスパー。 歌川選手は試合直前なので二回で抜ける。望月選手に弄ばれる。 腿上げ300、前後ステップのパンチ、重りパンチ、腹筋。
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| (6月某日) 7月6日にビジネスマンクラスの試合があるため、稽古が熱気を帯びてきた。組み技中心の週。
今回から、組み技は初級・中級・上級と分けてルーティーンの技研を行うことにする。初級は杉本君が説明してくれた。 二階で二分のスパーを五本。ミットも持つ。 懇親会はさくら。まったりする。 阿佐谷に深夜帰ってきたら、駅で見かけたことのある八王子のキックジム会長と出くわす。飯村さん、大野さんがタイ料理屋で飲んでいるとのこと。顔を出す。大野さんはアメリカでの試合は僅差で判定負けとのこと。アウェーは難しいものだ。 |