| (7月某日) 朝八時に家を出る。武道大会のはしごである。
まずは講道館へ。全国国公立大会。七人の三チーム予選、それに勝ち抜くとベスト16となる。優勝はほぼ決まっていて、筑波大学。飛車格落ちで優勝するのがいつものことらしい。準優勝も指定席で、ほぼ埼玉大学。あとを秋田大・鹿屋体育大・東京教育大・茨城大などが争うのである。

東大は、まずは神戸大と。なかなか強い相手だったが、立ち技が互角でも寝技で取れたのが大きかった。これも七大戦準優勝の成果か。4−1で勝ち。西沢・堤の取り役がしっかり抜く。大将の本田は、横三角への入りが本当に早くなった。
ただし、神戸大の前田という選手はえらく背負いのキレがいい。余裕しゃくしゃくで出てきたが、立ち姿勢で東大生を一回転半させた。感心して、次の神戸大・福島大の試合は携帯でビデオ撮影。ちゃんと背負いで一本勝ちしてくれるところがまた良い。
次戦は福島大と。先鋒がなかなか強く、取られる。次鋒の相手は60キロくらいだったが肩車の入りが鋭く、当方の一年生がしっかり抱え上げられて一本負け。
堤が抜き返したのに続き新主将の渡辺直人がバックからの十字を決めたのに、参ったしない。どうも関節がずれていたらしい。残念。ここで技ありだったため、本田が取ったが三対三、内容差負け。「勝てた試合だったのになぁ」とは柏崎師範。
ところが天は見捨てないもので、神戸大が福島大と二対二、内容差勝ち。三チームが一勝一敗となり、星の差で東大が決勝トーナメントに進出。
ここで酒井さんに電話したところ、もうビジネスマン大会の開会式が終わったというではないか。あちゃー、ルール説明をするはずだったのに、一時くらいまでは少年部が続くと思っていたのが甘かった。さっそくにタクシーで移動。後で聞いたら埼玉大との準々決勝は0−7だった由。
第三試合で荒川スポーツセンター着。えらく蒸し暑い。糸井さんが、試合を終わって次ぎは棄権すると仰っている。この暑さで面を着けるのだから、それも仕方ない。
廣井支部長と相談して、10試合が終わったところで急遽マイクを持ち、「今後の試合は1.5分の本戦決着、延長なしでいかがですか?」と選手に問いかける。挙手を求めたところ、延長なしで構わないとのことだったので、副主審に決着をお願いする。選手は力がはいって息を止め打ち合っている。試合終了と同時に酸欠のようになる方もおられたので、納得いただけたのではないか。
私のクラスからは成績は芳しくなかった。しかし負傷のままの出場だったり、初めての顔面だったり、試合そのものが初めての割には、よくやってくれたと思う。
総本部の応援組も含め、タクシーで町屋に移動。蕎麦屋で飲む。
五時過ぎに、今度は池袋に移動。東大柔道部の打ち上げだ。モーモーハウスにて、しゃぶしゃぶ。津沢師範もお見えになる。学生を連れて、もう一軒。深夜に帰宅。 |