(8月某日)

 合宿のため本部が閉鎖になり、ビジネスマンクラスが休み。しかし家内がカフェを開いたために息子の世話をしなければならず、さりとて息子は合宿には行きたがらず、仕方なく吉祥寺支部に出稽古に。

 行ってみると、六人全員が茶帯以上という強豪揃い。私は吉祥寺のビジネスマンクラスの運営の勉強ということで、宇佐見さんの号令を楽しんだ。驚いたのは、ストレッチ。私はこのところ、インナーマッスルのストレッチの方が年配者が激しい運動をするには重要と考え、大道塾のこれまでのやり方を変えている。また、ミドルを蹴るためには腸陽筋がひどく疲れるので、重点的にストレッチを行っている。そこにさらにPNFをかけるというのを思いついて自分でやってきたのでが、それを吉祥寺でもやっているではないか。飯村支部長と自分の考えが発展的な方向で一致していることに、いささか感動した。さらにはミドルは「脇腹で蹴る」ということから、二人で組んでの脇腹のストレッチ。これはタイ人がやるものをアレンジしたのだろう。その当たりの問題意識が明確なことに、感銘を受けた。

 稽古としては、ボールをつかって背筋・腹筋をやった後、ミット3分3ラウンド。これはなかなかきつい。続いて、パンチをロープにもたれて捌く。腹当てをつけた相手に蹴りで防御。最後がスパー、3分4ラウンド。面で3分は久しぶりなので、かなりバテた。そのまま帰宅する。帰りに飲み会がないのも久しぶりだ。

 

 

(8月某日)

 高木道場の朝練は一週間続いているが、六時半となると夜型ゆえにどうしようもない。それでも先輩方がメールでいろいろお誘い下さり、最終日に出た。四時間しか眠れない。子供の相手をし、大人とも三本。終了後、子供たちに修了証授与、大人は道場にてビールを飲み、カレーをいただく。えらく暑い日だった。十時過ぎにお開き。

 

(8月某日)

 スネーク。大江先生がタイ・ツアーで不在。プロには骨休めかな?サンドバッグが終わった後、スパー。8.27の全日本キックに出場する望月選手、ボクサーでキックはデビュー戦のティグレ選手、それから歌川選手という顔ぶれで、いずれも半ガチ勢。四分六ラウンドなり。結構つかれた。腿上げ300,腹筋、パンチの前後ステップ 、ダンベルのパンチなどこなす。涼しいので助かる。

 

(8月某日)

  本来はお盆で休館日だったが、塾長にお願いして我々の時間に稽古させていただく。しかし午後二時頃から都心で落雷があり、山手線が二時間も止まって、最初は六人。掲示板でのみ告知したこともあったかな?しかし次第に人数が増え、最後は16人だかに。

 蹴り中心の週。ミドルの蹴り方と、パンチに対する蹴りによる防御を細かくやる。

・インナー系のストレッチ
・基本
・シャドー
・スロトレの腕立て/腹筋手叩き/腿上げ100/
・二人で組んで、首押し/ミドルを捕まれて片足バランス
・ミドルの基本。その場で奥足から20、前足から20。
・対人で。なるべく遠くにミドルを届かせる。左右10。前蹴り、ストッピング、左右10。前蹴り。
・ミドルの蹴り合い、一分二本。
・ミット。2分3本
・スパー。4本
 

 

(8月某日)

 スネークのプロ練。プロは27日に全日本キックで試合があるために、過酷そのもののミット&サンドバッグ。自分はサンドバッグとシャドーで汗をかく。

 スパーは大江先生、望月・ティグレ選手。4分6ラウンド、2分3ラウンド。なぜか調子がよく、一周目ではステップから攻撃してもあまり息が切れない。いつもは10ラウンドを超えるので、なんとか立っていてスタミナを持たせるのが精一杯だが、本日は行けそうなので自分から攻撃を組み立ててみる。三周目で前に出続けたら、大江先生になぎ倒されて、やっぱり最後はダウン状態にて終わり。

 腿上げ300,ミット膝30を3セット、ステップからのパンチ、アレイを持ってのパンチ、ここで首相撲。

 一気にスタミナが枯渇。立っていられなくなり、ばかばか投げられる。二ラウンドでギブアップ。久しぷりに気持ち悪くなって仰向けになる。このあと腹筋、サンドバッグでロー・膝。

 疲労困憊して帰り、体重計に乗ったら、一回の稽古だけで−2.8キロ。稽古後に相当に水分は飲んだのにこれだ。日頃太っているせいもあるかもしれないが、空道の中量級には減量もいらないなー。 

 

(8月某日)

 19日に塾長のご子息・正哲君の七回忌が清立寺にて挙行され、多くの支部長さん方が集まられた。本日をもって、正哲君はあの世にて立派なホトケとなられたそうで、大勢集まったことに塾長も感無量の面持ち。私も午後一時からそちらに出席させていただいた後、稽古に向かう。

 暑い暑い一日、稽古には三十人が参加。寝技の週です。

 基本を一通り終えたあと、ミドルの復習から。


・軸足を前に倒すミドル。空蹴り左右20
・ミットにてミドル。階段蹴り・フリーの二ラウンド。
・後ろ受け身、膝車による横受け身。前方回転受け身。えび・わに・足回し・蹴り上げ
・下からの防御と攻めの基本、流れを説明。
・黒帯は技研で、「自分から投げられた反動で上(マウント)をとる」稽古
・寝技スパー、三本。初心者は「パスの攻防」「横四方の攻防」「マウントの攻防」
・対人打撃。四級は防御と足を止めての面の触りあい。三級以上はミドルを下からつかんで足払いまで。
・グローブ・スパー二分。マス一分二本。

 さくらにて懇親会、ビールがうまい〜。来週は家族旅行のためお休みさせていただく。酒井さんにメニューを託す。

 

(8月某日)

  稲城市の石川良一市長は大道塾・東孝塾長の早大極真時代の後輩(第十回全日本にも出場された強豪)にあたるが、景観に配慮したまち作りに邁進しておられる。

http://www.city.inagi.tokyo.jp/

 このたび本を上梓されるということで、景観・まち作りにあたる部分と、武道にあたる部分について対談を申し込まれた。

 ちょうど『諸君!』で『大山倍達正伝』評を書いたあと、新宿から三十分、稲城市の市長宅へ。自宅下を小川が流れ、クーラーなしにも風が心地よいログハウスである。まず市長みずからが運転して下さり、景観規制について実例で紹介いただく。小中学校はすべて地元の素材と色を生かした作りで、かなりシックである。住宅地は電線地中化、高さ・色も制限があり、 デンバーの街並み思い出す。旧市街は規制がうまくかからない由だが、美しい。

 対談では、欧米の倫理が「頭」と唯一の「神」から合理的にできているのに対し、日本では「身体」の上で「人に見られる」といった感覚を基礎として倫理が成り立っている、それゆえに武道は、たんなる身体運動としてのスポーツに倫理が加わったものとなっている、日本では、保守が率先して景観を破壊したのに欧米では保守に守るべきものがあった、という話をした。

 塾長も交えて、自然の風だけで涼しい市長宅で奥様の手料理とビールを楽しんだのだった。

 

(8月某日)

 日頃、武道三昧にしているので年に一度家族旅行をすることにしている。というわけで、ビジネスマンクラスの稽古指導は一回お休みをいただいた。旅行のテーマは家族のルーツ。自分は父方の親族の系譜やいまどうなっているのかを知らないので、祖父系の播州と祖母系の山口(鋳銭司)に実家を探しに行く。

 初日、実家のある神戸で情報収集。私と父親が疎遠なせいで息子は自分の祖父を知らないのだが、せっかくのルーツ探しの機会なので実家に行き、息子にピンポンダッシュさせる。玄関口で「初めまして、あのー、あなたの孫ですが、お土産を持ってきました」、と言わせる。

 夜は極真の拳友である宮崎君と武道談義。どうやら古武術系では技量に三段階あるようで、@軸足を前掲させることで圧力を前方に加える、A膝を瞬間に抜重することでパンチや引き上げる力を倍加させる、B相手との心理関係を利用して相手の闘争心を無力化する、となっているという。ムエタイ風の前蹴りやミドルは@、「大地の力を利用する」空道チャンプ藤松のパンチはA(小川や藤松が前後にステップするのでなく足を揃えて跳ぶのはそのせいか?)、「合気」というのはBなのだろう。まあ、心理戦などというのは対談や口喧嘩などでやっているので、分からないでもない。抜重は相手の投げを切るときやダッキングでしか使っていないが、持ち上げる力が得られるなら面白い。背負いを膝着きにしないのにも使えるのではないか、と思うが、いかがなものか。

 

(8月某日)

 一週間ルーツ探しと感傷の旅にふけり、酒が抜けなかった。旅先にて、望月竜介選手が全日本キックの試合で一ラウンドに蹴りからのパンチで完全KOを果たしたと知る。あら、うれしや。

 リハビリに、息子とともに吉祥寺支部へ。

 9/23に大道塾支部対抗・ビジネスマン戦を企画している。本部の私のクラスは、吉祥寺から試合を申し込まれている。塾長からは、「関東一円に情報を回すべし」とのお達しをいただいたので、その延長線上で企画書を各支部にメールした。

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・「審査以上、大会以下」という感じで安全に試合を行う

・各人それぞれワンマッチ

・支部チーム対抗にして、まとまりを持たせる

・ワンマッチのルール、対戦相手については、所属チームの支部長が相談して、安全な(拮抗した)組み合わせになるように工夫する。

・いわゆる「団体戦」であればたとえば「一チーム5人の精鋭」で「四回戦のトーナメント」となるわけですが、ここではそのような「正式の試合」ということよりも「安全に試合を体験する」ことに主眼をおきたいので、勝ち負けにはこだわらない(将来は別の形に発展するかもしれないが)。

・前回のビジネスマン大会では親睦会ができなかったので、それも行う

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といった趣旨である。

 これにもとづき、飯村支部長とマッチングについて相談。ついでにサンドバッグを蹴り、ミット二ラウンド持っていただく。

 やっぱり心臓を動かす運動はいいもんだ。