山中牧場(赤井川)の
ソフトクリームです


コクはあるけれど、あと味はさっぱり』牛乳ソフトタイプです。


 「安定剤」と呼ばれる粘り(とろみ)成分を、極力少なくしているので、あと味がさっぱりしています。

 たっぷり入れたほうが、気泡がしっかりした、ふんわり「ソフト」になります。
 口当たりがよろしい。
 ただし、泡だらけのビールのように、味がぼやけるから、砂糖と水飴など増やします。
 すると、凍りにくくなって、さらに、なめらかな「ソフト」クリームになる。

 その粘り成分を『コク』と勘違いする人が多いのです。

 粘り気(とろみ)があると、舌の上に滞留する時間が長くなり、味は濃く感じられます。

 また、気泡をしっかり保つから、溶けにくく、保型性も良くなります。
 いつ誰が絞っても良い状態ででてくるとか、持ち帰りにも溶けにくいとか、少ない材料でボリュームたっぷりになるとか、冷凍庫で固めておけるとか…、「安定剤」のメリットはいろいろあります。

 けれど、あと味が、いつまでも、くどく残るのは弱点です。

 多少、取り扱いにくくても、ナチュラルな、自然な味を提供したいというのは、当店のポリシー。
 店側にとってだけでなく、お客様に不便があっても、多少のことは我慢していただこうと。


 「安定剤」をゼロにしてしまうと、すごくあっけなく、サッと溶けてしまいます。味も薄く感じる。

 非常に溶けやすくて、手や服を汚したりすることにもなる。
 空気が少なすぎて、重たい感じ、冷たすぎるということもあります。

 だから、あと味が悪くならない程度に、ごくわずか入れています。


 寒くなるとあまり売れません。
 毎日、殺菌をかけるので、風味が落ちていきます。

 ソフトクリームの原料にもいろいろあって (^^)、脱脂粉乳と無味無臭の植物油に香料でしっかり風味付けしたような安物のほうが、味は変化しないのです。
 べったりした香料のおかげで、微妙な風味の変化なんて感じない。
 良いような、悪いような話です。

 ちゃんと牛乳の風味を、となると、とっても変化しやすくて難しい。

 いっそのこと、冬の間は休みにしようということにしました。
 だから、食べれるのは、4月中旬から、11月の秋分の日ころまで
 お店の前の、ソフトクリームのアンドンを目印にしてください。

   「昔作ったケーキ」の
    山中牧場のソフトクリームもご覧ください。

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