CRUSH3をしっていますか?
エリック・クラプトンがNYのデザイナーのCRUSHにNYの案内を頼んだのがきっかけで生まれ、
CRUSHCASTERと呼ばれるようになったギターの3号機を作ってみました。
非常に奇抜なデザインで、初めてこれで全塗装に挑戦するなってものですが、
ギターの塗装の参考にしていただけたらと思います。

 

ESPで買ってきたアッシュ2ピースのストラトボディです。
モノがよすぎて初めての塗装に使って良いのかと、少々ビビってしまいました。
アッシュは導管(木には水を運んだりする小さな穴が多くあり、塗料を吸ってしまうし、デコボコしています)が深く、それを埋めないと塗装をすってしまい、汚い、またはとんでもなく分厚い塗装が必要になります。それをこのとの粉を水に溶いてボディに塗って埋めていきます。 塗っては乾かし、たまにペーパーでならしながら目止めをしていきます。
導管が埋まり、結構つるつるしてきました 逆光ですいません。左下の木部用プライマーで、さらに導管やヤニが出てくるのを防ぐために噴いていきます。透明のクリアーのようなもので、表面のデコボコを埋めていきます。乾かしては噴き、乾かしては噴き、垂れない様に新調にあわてず噴きます。多少垂れてもペーパーで磨くのであまり気にすることは無いのかもしれません ちょっとイメージの確認。
木部用プライマーを噴いて、ペーパーの#500番ぐらいで磨きます。今回、多色のカラーを噴きます。で、白ベースもありますし、赤の発色や、黄色の発色をよくするために白のギターを作っちゃいます。で、木部プライマーで、だいぶデコボコもとれ、つるつるになっています。さらに白のサーフェーサーをふいて、また耐水ペーパーで#800ぐらいでちゃんとペーパー用のあて板(堅いスポンジ)を使って磨いていきます。ピックガードも黒は1プライのつや消しの保護膜の上に大体の線を引いて、アクリルカッターなどでカットしていきます。で、今回作るクラプトンのcrush3はこの黒の無塗装のピックガードより分厚いピックガードが残りの部分になっているので、3プライのものに黒ピックガードを重ね、線を引き、カット。ついでにピックガードの取り付け穴をドリルで開けます。
サーフェーサーのざらざらした感じを落とし、すべすべにしたあと、さらに白のスプレーを噴いていきます。
つるしながら噴いていきます。靴紐が強かったので、古い使わないようなのを使いました。あとで磨くのと、ほとんど隠れる部分なので少々の跡はOKです。もうここでやめれば白いストラトの出来上がり。斜め上の白いサーフェサーの状態と白さが違うのがわかるかな?
で、一気に飛びます(^^;
1色づつマスキングをして塗装していきます。
@ホーン左の先が色が濃いので、ベースの白にマスキングをしてHの灰色を塗りました。Aその上からさらに乾いてからマスキングをして@ごと赤を塗装。するとベースの灰色のところだけ濃くなります。Bマスキングをしてピンクを塗ります。乾いたらCの部分に赤をいれます。ジャックの右側のあたりはピンクの上にフリーハンドでかるく赤のスプレーをして混ぜてしまい境界がはっきりしないようにします。ジャックの左は赤とピンクの境界がはっきりしています。Dを赤の境界をきっちりマスキングしながら軽く調整しながら水色を噴いていきます。白が残るように。右のホーンの先も水色を多く噴きます。次にEの黄色を噴きます。かなり何度も噴かないと隠ぺい力が少なくムラや発色が悪くなるので、垂れないように何度も乾かし、噴いて、乾かし。よーく乾かして上からマスキングテープで覆います。Fフリーハンドで鉛筆なんかで元のギターを見ながらマスキングテープの上に書いていきます。それをデザインナイフで切り取ります。そこにオレンジを噴きます。同系色なので、垂れないように多く噴きます。Gこれは困った。道具が無い。整然と大きさもそろい並んだ〇。そんなときにルーズリーフのパンチをみて、それをつなげて貼り付けマスキング。Hを塗るためにGのオレンジが少し頭が出るのがミソ。灰色を塗ります。Iの黒を慎重に塗る。ピックの周辺だけをグラデーションをさせなから黒を噴く。隠蔽力が強いので、失敗すると大変なので、慎重に。成功してよかった・・・。Jで、さらに乾かしてから半分をマスキング。裏も柄があるので、裏に回るものも考え、直線ではなくギザギザした線で模様をマスキングテープに書く。またそれをデザインナイフで切り抜き、黒で塗る。乾かしてマスキングをはがす。あとはピックガードから少し見える点を書き、ふちを書く。色塗りは完成。
上からカー用のポリウレタンのクリアー塗装をします。一般的にラッカーの方が音色もよく、柔らかいため鳴りを阻害しないといいますが、ゴムに弱い、柔らかいので傷がつきやすい。一般的に売られているエレキギターはポリウレタンで塗装されていて、厚塗りされていて、まるでプラスチックのようなぶ厚い塗装賀されています。ただ、2液の溶剤を使い、今までは専門の機材なども必要でした。それが最近缶スプレーで出来るようになりまして、薄く塗るより厚く堅い塗装の方がよかったのでそれを使いました。それでも市販よりは相当薄い塗装で、生鳴りが非常によいです。
で、本当はブースター等は組まないでいいかと思ってましたが、予想以上にいいものが出来たので、ミッドブースターも組むことにしました。
ルーターが無いので、ドリルと彫刻刀でブースターのザグリを開けました。
導電塗料、ドータイト(noise hell)ってモノですが、ザグリの中を塗っていきます。これはここにアースを一度落として、シールドケーブルのアースに流れるようにするもので、ノイズをかなり減らすことが出来ます。
汚く見えますね。
で、とりあえず組んでみる。本当はピックアップは黒いピックアップで、ビンテージ・ノイズレスピックアップなのですが、市販されていません。で、なにかシングルピックアップをつけるまでこのレースセンサーで我慢。
ネックと部品はFender Japanの57−95LSというギターのものを移植します。crush1と並べてみる。
今回使った塗料やコンパウンド。さらにマジックやマスキングテープ。電気ドリルに、アタッチメントをつけてポリッシャーに。他にもサンドペーパーや半田ごてなどたくさん使いました。

とうとう完成しました。ピックアップはフロントのみFENDER USAの57/62PICK UP(ポールピースは面取りされているタイプ)ですが、センターとリヤはFENDERビンテージ・ノイズレスを入れました。黒いピックアップカバーがないので、これも塗装しました。
おかげてnoiseressって文字が消えていますけど。
一番上のシマが太い以外、よく出来ていると思います。
鳴りも塗装が薄いのでなかなか良いですよ。
こんだけ塗ってると塗装が厚そうですが、市販のポリウレタンの塊よりは1/10以下の厚みです

現在CRASH2製作中・・・。



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