著書の訂正(バレエ関係)
このページでは、北村正裕の著書のうち、バレエと関係の深い「オデット姫とジークフリート王子のほんとうの物語」と「夜汽車の憧れ」の記述の中の間違いを訂正したいと思います。
「オデット姫とジークフリート王子のほんとうの物語」の中の<解説>の内容の訂正
●83ページと85ページ:メッセレルによるハッピーエンド演出の年号「1923年」は間違いで、正しくは、「1937年」です。
「オデット・・・」の解説執筆時は、小倉重夫著「白鳥の湖の美学」(春秋社)を情報源としていたため、同書の間違いをそのまま引き継いでしまっていました。
●83ページ:オデットを村娘とする設定は、清水哲太郎版ではなく、同じ松山バレエ団の松山樹子版(1960年版)でした。さらに、現在では、清水哲太郎版は二種類あって、1979年版はD型、1994年版はC型(いづれも、「オデット・・・」82ページの分類法)ということになります。
●102ページ:現在では、「白鳥騎士伝説」は「白鳥処女伝説」からから派生したものである可能性が強いと思っています。詳しくは、「夜汽車の憧れ」の中のエッセイ「ブリュンヒルデは白鳥だった!?」をご覧下さい。
「夜汽車の憧れ」の付録「北村正裕のバレエ・オペラ鑑賞ノート」の内容の訂正
●76ページ:プティパ台本での妖精と贈り物の内容が間違いで、正しくは、次の通り:
<台本に登場する順に書くと>・・・純真の精、極上の小麦粉の精、激しさの精、カナリアの精、パンくずの精、リラの精
<楽譜(音楽)上の順序では>・・・純真、極上の小麦粉、パンくず、カナリア、激しさ、リラの精
「夜汽車の憧れ」執筆時は、小倉重夫著「チャイコフスキーのバレエ音楽」(共同通信社)の解説を情報源としていたため、同書の間違いをそのまま引き継いでしまっていました。
参考文献
●森田稔「永遠の白鳥の湖」(新書館、1999年)
●Wiley"Tchaikovsky's Ballets"(Oxford University Press,1985)
●パリオペラ座のプログラム(1990)
●東京バレエ団のプログラム
●松山バレエ団のプログラム