Back Number 1999.10


19991001 女性ヴォーカル

僕は女性ヴォーカルの曲をあまり聴かない。
理由は自分でもよくわからないけれど、
僕が持っているCDの97%は男性ヴォーカルだ。
でも、数は少ないけれど、
本気でハマった女性ヴォーカルも存在する。
そして、いったんハマると毎日聴いてしまうくらい、
男性ヴォーカル以上に深くハマる傾向があるようだ。
僕が過去にハマったことのある女性ヴォーカルを紹介しよう。

@シンディ・ローパー
 エキセントリックなキャラクターで
 POPな曲を歌う人というイメージが強いけれど、
 実はスローな曲も結構しみるのだ。
 一番好きな曲は「Change Of Heart」。
 緊張感と悲しさに満ちたヴォーカルはぐっとくる。

A野宮真貴(ピチカート・ファイヴ)
 それほど個性的なヴォーカルスタイルではないけれど、
 歯切れの良さで気持ち良く聴ける。
 奇をてらったところのない、完成度の高い歌だと思う。
 音程が少し怪しいところもあるけど。

B早瀬優香子
 細く弱く舌足らずな歌い方で、
 好き嫌いがはっきり分かれるタイプ。
 ヘッドフォンで聴くとぞくっと来る。

C白崎映美(上々颱風)
 エスニック風味を持つバンドなので、
 民謡調や沖縄調の歌い方をしたりして、
 イロモノ扱いされることも多いけれど、
 よく伸びる声で、実はとても歌の上手い人だと思う。
 もうひとりのヴォーカル西川郷子とのハーモニーには
 すいこまれるような力がある。

D宇多田ヒカル
 久しぶりにハマった女性ヴォーカルだ。
 太い低音とかすれ気味の高音のコントラストや、
 息遣いまで音楽にしてしまっているところなど、
 思わず聴き入ってしまうライブ感がある。
 強弱のつけ方など、かなりのテクニックの持ち主だと思う。
 ただ、独特のビブラートは違和感があってあまり好きではない。
 「あのビブラートが好き」という人も多いようだけど。

なんと5人中4人が日本人である。
僕は英国ロックが大好きなのだけれど、
女性ヴォーカルに関しては日本人が好きなようだ。
宇多田ヒカルにしても、黒人風と言われるけれど、
やっぱり根本のところは日本人だなあと思うし、
その日本人的なところが僕としては気に入っている。
歌詞がストレートに聞き取れるところと、
声質が太すぎないところがいいのだな。
黒人ソウルやR&B系の女性ヴォーカリストは
腹から太い声を出す人が多いので、
可愛さが感じられないことが多い。
やっぱり耳元で可愛く囁かれる方が、
男心をくすぐるのだね。



19991002 継続は力なりとは思わないけれど

個人HPを作り始めてから1ヶ月が経過。
その間、アップしなかったのは、
深夜に帰宅した1日だけで、
まあよく続いたものだと自分に感心するよ。

毎日アップする義務はないけれど、
いつまで続くかやってみようと思って、
酒を飲んで帰った夜も、
まとまらない頭で文章を考えたものだ。

読みなおしてみると、イマイチの日もあるな。
体調が悪いときは何故か文章にもキレがないようだ。

すぐにネタ切れするかと思ったら、
意外と毎日書きたいことがあって、
ネタ探しには苦労していない。
常にいくつか書きたいことのストックがある状態だ。

開始当初に考えていた
「個人HPの意義」については、
まだ明確にできていない。
あいかわらず気恥ずかしさはあるし、
無意味なことをしているのでは と
弱気になってしまうこともある。
でも、世の多くの人がHPを作る気持ちが
なんとなくわかったような気はする。
HP作りって結構楽しいものなんだね。

だから、とりあえず続けてみるよ。



19991003 ありがとうNTT

近頃、毎日見に行くHPが増え、
メールの送受信数も多くなってきたので、
そろそろテレホーダイに加入しようかと思いつつ、
つい手続きするのを忘れて延び延びになっていた。

さて、今日の昼頃、
NTTから電話があった。
タイムプラスの加入勧誘であった。
「タイムプラスよりテレホーダイに入りたい」と言うと、
その場で手続きをしてくれた。
その人にとっては、タイムプラスの勧誘が仕事であって、
テレホーダイの加入者を取っても何の得にもならないだろうけど、
快く手続きをしてくれたのが嬉しい。
迷惑な客で申し訳ない。感謝しています。

ところで、116番は土日でも営業するようになったそうだ。
今日の電話で聞いて初めて知った。
NTTもユーザー本位になってきているなあ。



19991004 MusicVideo:YARDBIRDS

近所のレンタルビデオショップに、
なぜか「ヤードバーズ」のビデオが新入荷した。
ヤードバーズといえばロックの基本の一つだけれど、
今まであまり聴いたことがなかったので、
このビデオを借りて観た。

ヤードバーズを知らない方へ解説。
1960年代に活動したイギリスのバンド。
後にロック3大ギタリストと呼ばれた、
 エリック・クラプトン(後にクリームを結成)
 ジェフ・ベック(後にジェフ・ベック・グループを結成)
 ジミー・ペイジ(後にレッド・ツェッペリンを結成)
が在籍したグループとして有名。
そういう意味ではとてもメジャーなバンドのはずだが、
「ヤードバーズが一番好き」という人には会ったことがない。

このビデオは、ライブ映像や旧メンバーへのインタビューで
ヤードバーズの歴史(といっても5年程度)を辿るものである。

クラプトン在籍時は、R&Bのカバーひとすじという感じ。
ジェフ・ベック在籍時は、R&Bをモッズ風にアレンジして
ローリング・ストーンズとフーの中間的存在という感じ。
ジミー・ペイジが加入した頃からサイケ色が強くなり、
ジェフ・ベック脱退後は、もはや別のバンドのようだ。
すでにジミー・ペイジのギターはツェッペリン的である。

意外だったのは、彼らの使っていたギター。
クラプトンとジェフ・ベックは「ストラトキャスター」、
ジミー・ペイジは「レスポール」のイメージが強いけど、
当時は3人とも「テレキャスター」をメインに使っていたようだ。

もう一つ意外だったのは、
「ジミー・ペイジが美形だ」ということ。
中世風の服を着て、前髪を垂らし、
男の僕でもぽおっとなりそうなくらい綺麗だ。
どうしてあんなにでぶになっちゃったんだろう。

それにしても、
1960年代のイギリスのバンドはライブがカッコイイ。
ピッタリ合わせる演奏ではなく、
メンバー各自が自分のノリで演奏し、
それがとんでもないスピード感を生み出す。

あの時代をリアルタイムで経験したかった。
あと20年早く生まれていたら....
タイムマシンが発明されたら、
僕は絶対に1960年代のイギリスに行くつもりだ。



19991005 500円玉

財布が小銭で重い重い。
それというのも、
自販機で500円玉が使えないからだあ!

偽造500円玉が問題になって久しい。
対策が進むどころか、
500円玉が使えない自販機は増える一方。
僕がいつも利用している煙草の自販機も
最近500円玉が使えなくなった。

ここだけの話、
僕は偽造500円玉を持っていたことがある。
500円玉と同じ大きさの韓国の硬貨に
ドリルで穴をあけて重さを合わせたものだ。
家の近所の自販機で缶ドリンクを買ったとき、
おつりで出てきたのだ。
正しい市民としては警察に届けるべきだけれど、
正しくない市民の僕としては、
面白いのでそのまま持ちかえり、
人に見せびらかしていた。

が、ある日、気が付くと偽造500円玉がない。
いつのまにか、500円玉と間違えて使っていたらしい。
しかも、出張で行った名古屋で使ったようだ。
図らずも広域犯罪に発展させてしまったかもしれない。

悪気はなかったんです。許してください。
目撃者がいないことを祈る日々だ。



19991006 酔う

酔ってまあす。

今日は、毎月定例で開催している飲み会の日。
だけれど、直前にキャンセルを申し出た野郎がいたので、
彼を「呪いのメール送信の刑」に処すことに満場一致で決定。
酒の恨みは恐ろしいぜ、覚悟しな。



19991007 PET SOUNDS / The Beach Boys

「ロック不滅の100曲」という本がある。
イギリスの音楽雑誌が企画したもので、
ミュージシャン、作曲家、プロデューサー、音楽評論家などにアンケートを取って、
ロックのシングル・アルバムのベスト100を選出した本だ。

第1位に選ばれたのは、
 ・アルバム部門 : PET SOUNDS / The Beach Boys
 ・シングル部門 : GOOD VIBRATIONS / The Beach Boys

何とビーチ・ボーイズが2冠である。
そして、どちらも同じ1966年の作品である。
意外に思う人も多いかもしれないけれど、
このシングルとアルバムは、確かに名作なのだ。

ビーチ・ボーイズというと、海・太陽・サーフィンのイメージが強い。
だけれど、このアルバムからは、夏の香りは一切しない。
むしろ、冬の冷たい空気が感じられる。

ビーチ・ボーイズのアルバムではあるけれど、
実質的には、ブライアン・ウィルソンがほとんど一人で作り上げた作品である。
コンサートツアーに参加せず、スタジオにこもって、
オーケストラを駆使して作り上げたもの。
そのため、ツアーから戻ってきたメンバーは、
自分達を無視して製作したことを非難し、ブライアンと対立することになった。
加えて、それまでのビーチ・ボーイズのイメージと
あまりにかけ離れすぎていたので、
レコード会社も「これは売れない」と判断し、
直後にベストアルバムを発売して売上を稼ごうとしたため、
このアルバムはその影に隠れてしまうことになった。
この一件が、後にブライアンが精神を病むきっかけになったといわれる。

というふうに、可哀想な運命を辿ったアルバムではあるけれど、
名作であることは確かだ。
ビーチ・ボーイズのイメージにとらわれずに聴いて欲しいアルバムである。



19991008 u16オリジナルテープ

同僚のu16氏が開設しているホームページの
アクセスカウンター333番を僕がゲットしたので、
「フィーバーだ。何かくれ。」と言ったら、
彼が選曲したオリジナルテープをくれた。
酔っ払いながら夜中に録音したらしい。
ご苦労様です。

すると今度は、u16氏がこのホームページの400番をゲットした。
僕も何かあげようと思う。
そうだな、マンションでも買ってあげようか。
または肩たたき券とか。

これを読んでいる方、
キリのいい番号をゲットしたら一報下さい。
つまらないものをさしあげますよ。



19991009 電車でGo!

いつも同じ釣り場に通っていると、不安になるときがある。
「釣れるのは通いなれた場所だからで、他では通用しないのではないか?」ということだ。
だけど、やっぱり確実に釣りたいので、いつもの場所に通ってしまう。

いまクルマが修理中ということもあって、電車でいつもと違う場所に行くことにした。
JR土浦駅から徒歩5分。
霞ヶ浦の土浦港へ。
有名ポイントにはあまり行きたくなかったけど、背に腹は変えられない。

はじめはワームでじっくり狙っていたが、
反応がないので、スピナーベイトに変えたところヒット。
結局この一匹だけだったけれど、読みが当たったので満足とする。

ところで、この土浦港はかなり大きな港であり、漁船やヨットが多く停泊している。
その船と船の間の狭いところを狙う釣り人が多い。
確かに「バスは障害物につく」と言うのが基本であり、
船の下は絶好のポイントになるので、狙いとしては正しいのだけれど、
ロープにルアーを引っ掛けるなど、持ち主に迷惑をかけることになるので、
釣りのマナーには反すると思う。
不法放流・生態系破壊・釣り場に散乱するごみの問題など、
ただでさえバスフィッシングは問題視されがちなのだから、
せめてマナー位はきちんと守らなきゃ。

きわどいところにキャストしなければならないためストレスがたまるし、
釣っている姿もちまちましていてあまりカッコイイものではない。
「投げる」というのも、ルアーフィッシングの楽しみの一つだし、
スタイリッシュに釣らなきゃね と思う。



19991010 Comic:新ゴーマニズム宣言7/小林よしのり

本をしこたま買ってしまった。
また今月も本代の予算はオーバーすることが確実だ。

新ゴーマニズム宣言の最新刊が出ていたので購入。
ゴーマニズム宣言は初期の頃から読んでいるが、
「従軍慰安婦問題」「南京虐殺問題」に関係するようになって
若干の不安を感じながらも読みつづけている。

「従軍慰安婦に軍の強制や人狩りはなかった」
「南京大虐殺は捏造されたものである」というように、
現代の日本では「常識」とされていることに異を唱え、
大東亜戦争の意義を認めようとする。
ヤバイ思想にはまったか? と思ったものだ。

一応断っておくが、僕は政治的思想を全く持っていない。
愛国者というわけでもない。むしろ英国かぶれだ。
それでもやはり、自分が生まれ育った国なのだから、
あまり日本が悪者扱いされるのは不愉快に思っていた。

「従軍慰安婦問題」「南京大虐殺問題」が
歴史的事実と認められているわけではないということを
僕はゴーマニズム宣言で初めて知った。
どちらの説が正しいのかはわからないが、
少なくとも「歴史は利用される」ことと、
「そのために変えられることもある」ことはわかった。

7巻は、先に出版された「戦争論」に関する言論界との論争が中心。
「戦争論」は、「戦争は悪」「日本は悪」一辺倒の世論に対して
僕がなんとなく感じていた違和感を解消できる本であった。

小林よしのりの説を100%信じているということもないが、
新聞やマスコミの言うことを100%信じてはいけないということも
ゴーマニズム宣言からは学んだ。
結局は「自分の頭で考えて判断する」ことが必要なのだな。
(できていないけどね)



19991011 Nonfiction:結婚しないかもしれない症候群 男性編/谷村志穂

僕は30代にして独身である。
そういう人を、「結婚できない人」ととらえる人がいる。
「女にもてないんじゃないの?」とか
「もーほーじゃないの?」とか
「体に欠陥があるんじゃないの?」とか。
「結婚できない」のではなく「結婚しない」のだということを
理解できない人がいるらしい。

この本は、独身の30代・40代男性に
その生活と、結婚しない理由・結婚観をインタビューしたもの。
文庫化されていたので読んでみた。
文章がエッセイ的であり、深い心理分析まで突っ込んではいないので
楽しく簡単に読める。
この手の本にありがちな、
原因を子供の頃のトラウマに求めたり、
現代社会の病理として捉えたり、
そういったことがないのも好感が持てる。

なお、僕は結婚を否定しているわけではない。
ただ、必要性を感じていないのと、
今の生活から得られる楽しみを制限されたくないということ。
それがクリアされる結婚ならしても良いと思っている。

この本には20人の独身男性が登場するが、
結婚しない理由は人それぞれである。
人は結婚しなければならないのだ と思っている人にこそ
この本を読んでいただきたい と思う。
特に僕の実家の親など(笑)。



19991012 Comic:カイジ/福本伸行

この3連休に本をたくさん読んだので、「I read」が続くぞ。

福本伸行の漫画は面白い!
絵にクセがあるので敬遠する人もいるようだけど、
ストーリーの面白さは保証する。

麻雀物が多い作家だけれど、
「カイジ」はヤングマガジン連載ということもあって、
麻雀ではなく自作のギャンブルを題材にしている。
それも、一晩で数百万・数千万の金と命をかけるほどの
壮絶なギャンブルだ。
そこに「勝つこと」「生きること」の意味を求めようとする。

最近はゲームとしての面白さが薄くなってきたけれど、
初期の「限定ジャンケン」は最高だった。
「ジャンケン」にいくつかのルールを付け加えることで、
心理を読みあう奥深いギャンブルになることが驚きだったし、
予想を裏切る展開がとてもスリリングだった。
こまかいルールを説明すると長くなるので、
興味のある方は1巻から順に読んでみて。

主人公「カイジ」は、福本伸行の他の漫画の主人公と比べて弱い。
精神力の弱さと詰めの甘さが目立つ。
つまりそれは、普通の人が命がけのギャンブルで揉まれて
強くなって行く姿を描こうとしているのだろう。
「アカギ」や「金と銀」のような勝ちつづける快感は薄いけれど、
その分、深い感動を味わえる。

「カイジ」を読んで「面白い」と思った方は、
次に「金と銀」を呼んでみることをオススメする。
心理戦の面白さはこちらが断然上。
ただしクセの強さも数段上なのでご注意。



19991013 FROM HERE TO ETERNITY / THE CLASH

クラッシュといえば、セックス・ピストルズと並んでパンクの代表的バンドであるが、
ピストルズの活動がスマートで、一瞬の花火のような派手なものであったのに対して、
クラッシュの活動にはどこかダサいところがあって、それが逆に魅力だった。

クラッシュは当初「典型的なパンク・スタイル」だったが、
ピストルズがロックを破壊し尽くしたままで崩壊したため、
パンクの後始末をクラッシュが担うことになったともいえる。
パンクの精神を保ったままで音楽の幅を広げて行くという、
困難な道を選んだクラッシュは、
ロック史に残る名作といわれる「LONDON CALLING」や、
壮大な失敗作といわれる「SANDINISTA」を生み出して行く。
(僕は「SANDINISTA」は結構好きなのだけど...)

このアルバムは本日発売されたクラッシュ初のライブアルバム。
1978〜82年のライブ音源から選曲されたもので、
こんな音源があるのなら早く出して欲しかったよ。

いかにもパンクな曲もカッコイイけれど、
パンクのスタイルを脱却した時期の曲が凄い。
圧倒的な音の迫力である。

バンドのページで「history」を見ていただくとわかるが、
permanentsは、大学当時クラッシュの曲をたくさん演奏していた。
今でもクラッシュを聴くと血が騒ぐ。
今日も、最初は寝転んで聴いていたが、
思わずベースを手にとって、
曲に合わせて弾きまくってしまった。



19991014 インターナショナルなひるめし

僕は小食でジャンクフード・グルメなので、
昼食はいつもカップ麺+コンビニおにぎり。
体に良くないかなと思うけど、
長生きしたいわけでもないので気にしない。

昨日の昼食は「カレーラーメン+あら挽きソーセージおにぎり」。
インドと中国とドイツと日本が融合したひるめし。
インターナショナルだなあ。



19991015 祝祭日

今週は月曜日が休日だったというのに長く感じた。
やっと一週間が終わったよ って感じ。
月曜日が休みだとかえって疲れる気がする。

今日、会社の来年度の休日表が配布された。
そういえば祝祭日を土日にくっつけて、
3連休を増やすとかニュースで言ってたなあと、
休日表を見て思い出した。

確かに3連休が多くなると遊ぶには便利だけれど、
今週みたいに休み明けの疲れる一週間も増えるかと思うと
良し悪しだなあと思う。
「3連休が増えると、おとーさんは大変なんだよ」と
妻子持ちの人が寂しくつぶやいた。

水曜日とか木曜日とか
週の真ん中に休みがある気持ち良さも捨てがたいんだけどなあ。

でも考えてみたら、この10年位の間に
休日が3日も増えているんだよな。
いい時代になったもんだね。



19991016 MINI退院

愛車MINIが修理を終えて戻ってきた。
クラッチを踏んだ感触もなめらかで気持ちいい。

故障の原因は、クラッチのパーツがサビて固着したためとのこと。
まあ、駐車中に動かなくなったのだから予想はついていた。
パーツ交換すると10万円以上かかるところだったが、
サビ落とし&グリス注入で済んだため、25,000円だった。
派手な故障の割には安上がりでよかった。

製造されて10年近くたつので、サビが出るのも仕方ないところ。
ドアの下なんかサビてぼろぼろだ。
そろそろあちこちでトラブルが発生し出す頃なのかもしれない。

とはいっても、買い替える気はさらさらない。
このまま乗り続け、臨終を見守る覚悟である。



19991017 クルマについて

今日、往年の名車ロータス・ヨーロッパが走っているのを見た。
この間はマツダのコスモ・スポーツが走っているのを見たし、
秋は古い車が走り出す季節だ。

ロータス・ヨーロッパといえば「サーキットの狼」。
僕が小学生の頃に「スーパーカー・ブーム」が起こり、
その後の僕のクルマ趣味に大きな影響を与えたものだ。
「普通のクルマじゃつまらない」という考えを植え付けられたという点で。

東京モーターショーが開催されるので
見に行きたいなあとは思うのだけれど、
人ごみが嫌いなのでいつも敬遠している。
とりあえず「東京モーターショーガイド」という雑誌を読んでみた。

一昔前は、日本のクルマは個性がないと言われていたけれど、
なんのなんの、結構ぶっとんだデザインのクルマが出展されるではないか。
でもよく見てみると、面白いのは参考出品やコンセプトカーで、
発売予定があるものは、現行車の延長線上にあるものが多い。
その点では欧米のクルマの方が面白い。

つまり、日本の自動車メーカーは無難なデザインしかできないのではなく、
売るためにあえて無難なデザインを選択しているのだろう。
要するに「無難なものしか買わない消費者」が問題。
SOTECのときにも書いたけど、
消費者もコンセプトを持つべきだと思う。



19991018 Novel:アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス

だいぶ前に読んで大感動した本。
最近文庫版が出版されたので、ぜひオススメしたいと思う。

タイトルからはわかりにくいけど、いちおうSFである。
大まかなストーリーは次の通り。

 ある知能障害の男が、手術で知能をアップさせる実験台になる。
 彼の知能は徐々に上がって行き、常人以上の知能を身につけるが、
 その結果、彼の周囲の人々の偽善と蔑みに気付いてしまう。
 知らなければ良かったことを知ってしまった彼は深く傷つく。
 しかし、いったん上がった知能はすぐに元に戻ってしまうことが判明。
 そして彼は徐々に元の知能障害に戻っていく。

「それのどこが面白いの?」と思うかもしれない。
実は、ストーリーを書き出しただけではこの小説の面白さは伝わらない。

小説全体が、彼の書く「経過報告」という日記形式の報告書で成り立っていて、
ストーリーの語り部は存在しない。
初めのうちは誤字・脱字だらけで、句読点がなく、文法のおかしい、ひらがなだけの文章が、
徐々に論理的で高度な文章になっていく。
そして、知能が低下するにしたがって元のような文章に戻っていく。
文章の変化に、知能が崩れていく恐怖が表現される。
この実験性がスリリングで驚異的なのだ。

作者ダニエル・キイスもすごいけれど、翻訳した人もすごいよなあ。

なお、この小説を映画化した「まごころを君に」という作品があるけれど、
これはツマラナイのでオススメしない。



19991019 こぎゃる

ちょうど気持ちいい程度に酔っている今日。

会社の近くの店で飲んでいたら、
ママの娘さん(高校3年生!)が店に顔を出したので、
少しお話をした。

おぢさんからすると、その口調や話の内容が
「ああ、イマドキの高校生だなあ」と思うのだけれど、
彼女自身は自分をこぎゃるだとは思っていなくて、
むしろこぎゃるを嫌っている様子。

考えてみると、自分が高校生だった頃、
クラスメイトを、ワル・ややワル・普通・ややマジメ・マジメ に分けると、
大人が「普通」と思っているタイプは実は「マジメ」の人たちだけで、
それ以外はみんな「ワル」っぽかった。
「ややマジメ」の連中だってヨーランを着ていたし、
煙草ぐらい吸っていたよ。
(一応これでも地元では有名な進学校。)

つまり、大人が「ワル」と思う位が実は普通だってこと。
このへんは昔も今も変わらないんだなあ。

ニュースや新聞で今の若者を批判する声がどこか空虚なのは、
自分が若者だった頃を忘れているか、
5分の1にすぎない「マジメ」タイプの人だったか、
建前だけで喋っているか だからなのだろう。

彼女によると、
1年生がいちばん派手で下品なのだそうだ。
若干18歳のコから
「いまどきの若いモンはまったく」みたいな話が出て、
なんか妙に可笑しかったよ。



19991020 HOMESPUN / XTC

ポール・マッカートニーの新作を買おうとCDショップに行ったら、
発売が1週間延期になっていた。
何か他にないかと探したところ、
XTCが変なのを出していることに気が付いた。

このアルバムは、以前紹介した「Apple Venus Vol.1」制作の前に、
アンディ・パートリッジとコリン・ムールディングが自宅で作った
デモテープを収録したもの。
試作品を売るとはなかなかアコギだのう。

それより「Apple Venus Vol.2」はどーなったんだよう。
制作が進まないからつなぎで出したのかな?

コリンの曲はいかにもデモ・バージョンといった感じで、
細部は本番で詰めて行ったことがわかるけれど、
アンディの曲はデモの段階でほぼ完成している。
自宅のスタジオにコンピュータとDATを導入したとのことで、
クリアな音でデモとは思えない仕上がり。
さすがはパートリッジ先生、凝り性ですな。
逆にいえば、デモ・バージョンらしい臨場感には乏しいかな。

このCDには、初回限定盤のみの特典として、
アンディとコリンが「曲ができるまで」を語ったCDが付いている。
本編よりこっちの方が面白かった。
XTCファンは初回限定盤が売り切れる前にゲットすべし!



19991021 MAGIC

僕の会社に、手品が趣味の役員がいる。
今日はその人が手品を披露する飲み会に参加。

素人芸なのだけれど結構楽しめました。
所々でタネがモロバレだったり、
手つきがおぼつかなかったりしたけれど、
「おおおっ!」と歓声が上がるような鮮やかなものもあって。

ただ、市販の手品道具を使ったものが多くて、
僕はどちらかというと仕掛けのないトランプなどをつかった
テーブルマジックの方が好きなんだけどね。

僕は基本的に不器用なので、
すり替えなどのテクニックを要する手品は苦手。
観客の心理の隙をつくようなのが好きだな。

プロのマジシャンの逸話に次のようなものがある。

プライベートの飲み会や食事のときに、
「何か手品をやってよ」と言われる事がたまにあるので、
その場ですぐにできるよう、常にタネを仕込んでおいたそうだ。
見る方はまさか既に仕込んであるとは思わないので、
心底驚くとのこと。

相手から「手品をやってよ」と言われるのを待つのもポイント。
自分から「手品を見せようか」と言い出すと、
「何か仕込んでやがるな」と疑われるので効果が薄くなる。
ビアホールで飲んでいるあいだじゅうずっと、
上着の中にビールの入ったジョッキを隠し持っていたこともあるそうだ。

感動的な話じゃないかい?



19991022 444

>キリのいい番号をゲットしたら一報下さい。
>つまらないものをさしあげますよ。

なあんてことを書いておきながら、
自分でアクセスカウント444番をゲットした。
嬉しいような寂しいような。

自分に何をさしあげようか?



19991023 MINI再入院

先週クラッチの修理を終えて戻ってきたばかりだというのに、
愛車MINIがまた修理工場行きとなった。
今度はオーバーヒートだ。

久しぶりにいつもの釣り場に行こうと
うきうきしながら出かけたところ、
走行中にエンジンが停止。

ラジエーターに穴があいていて
冷却水が漏れたとのこと。
これも老朽化によるものらしい。

さすがにこう立て続けに故障されると、
臨終を見守る覚悟がぐらついてしまうよ。

半年間で3箇所が故障。
点火系・駆動系・冷却系と、まんべんなくだ。
次はどこだろう?
ブレーキだけは壊れてほしくないなあ。



19991024 フォール・ターンオーバー

昨日はクルマが故障したので釣りに行けなかった。
けれど、いったん火がついた釣り欲を抑えることができず、
今日は電車で先日と同じ霞ヶ浦の土浦港へ。

ところで、「フォール・ターンオーバー」という現象がある。
秋が深まり、気温が下がってくると、
湖面の水温も下がってくる。
しかし、湖底の水温はあまり変わらないので、
湖底の水温より湖面の水温が低くなる。
すると、湖面と湖底の水が入れ替わる対流が起こる。
これが「フォール・ターンオーバー」だ。

水が入れ替わる際に、
湖底の泥や、プランクトンの死骸など、
堆積物も一緒に巻き上げられるため、
水質が悪化し、魚は元気をなくしてしまう。

秋は基本的にバスが釣れる季節なのだが、
フォール・ターンオーバーが起こっている時期は
「何をやっても無駄」な状態になってしまうのだ。

で、何故こんな説明をしているかというと、
今日はそれだった ということにしたいわけで...



19991029 入院してました

このHPを数日間更新していなかったのは、
十二指腸潰瘍で入院していたため。
関係各位、ご迷惑をおかけしました。

十二指腸潰瘍という病気はいかにもサラリーマンで、
ロックっぽくなくて嫌なんだけどなあ。

潰瘍といえば「ストレス」が原因といわれる。
僕は過去にも潰瘍を患ったことがあり、
そのときは確かにストレスになることがあった。
けれど、今回、特にストレスのもとが見当たらないので、
発症したときは「何で?」と驚いたよ。
多分、食生活と酒が原因なんだろうな。
だとすると、いつも夕食を共にしている
u16&hushもヤバいんじゃないかい?

ところで、ガンや白血病の闘病記はよくあるけど、
十二指腸潰瘍の闘病記ってないよなあ と思ったので、
書いてみました。→Go
とっても身近な病気なので、参考にはなるかと思うよ。



19991030 MINIも退院

MINIの修理が終わったとの連絡があり、引き取りに行った。
ラジエーターの穴補修その他で、38,230円也。
早速釣りに行きたいところだけれど、
病み上がりで療養中の身なので我慢する。

飼い主と同時期に入院・退院するとは、
一心同体ってやつだね。(←親バカ?)

前回のクラッチ故障にしても、
派手なわりに意外と安上がりである。
MINIは特にパーツが豊富だし、
長年生産されているので技術も確立されているからだろう。
「お金がかかりそう」と敬遠する人も多いけれど、
ちょっとした故障なら国産車より安上がりなことも多い。

続くとつらいけどねえ。
あ、もしかしたらストレスの原因はコイツかもしれない。



19991031 GOLDEN GREATS / IAN BROWN

ストーン・ローゼズというバンドがあった。
1989年にデビューアルバムを発表。
その後5年近く活動停止。
1994年にセカンドアルバムを発表。
1996年に空中分解。

綺麗なメロディラインとハーモニーに、ハードなリズムとギターを複雑に絡ませた、
圧倒的なグルーヴを持つバンドであった。
その中で、Voのイアン・ブラウンは歌が下手(音痴)であるにもかかわらず、
特徴的な声とステージの存在感で、バンドをカリスマ的な存在に高めていた。

これは、そのイアン・ブラウンのソロ2作目。
元ローゼズメンバーのソロについては過剰に反応してしまう人が多い。
それほどローゼズの存在は大きかったわけで、実は僕もその一人である。

様々な音楽スタイルを融合させたようなローゼズの中で、
イアンはファンクの役割だったこともあって、
ソロは2作ともファンクとブレイクビーツ色が強い。
2作目は1作目に比べてしっかりした作りで、
リズムやSEが非常に刺激的である。
存在感も相変わらずで、引き込まれる魅力に満ちている。

が、明確なメロディラインを持っていない曲が多いため、
1曲1曲が印象に残らない というのが正直なところ。
作詞とサウンドメイクの才能は素晴らしいのだろうけれど、
メロディについては、元ローゼズのG:ジョン・スクワイアにかなわないようだ。

そのジョン・スクワイアは、ローゼズ脱退後SEAHORSESというバンドを結成し、
1997年にアルバムを発表したものの、凡庸なロックバンドでしかなかった。
結局、先日解散したらしい。今後彼はどうなるのだろう。

いまさらこんなことを言っても仕方がないが、
イアンとジョンの才能が融合し、互いの不足点を補い合って、
他のメンバーが抜群の演奏力でバックアップしたことが、
ストーン・ローゼズの音を凄いものにしていたことがよくわかる。
惜しいバンドをなくしたものだ。

なお、元ローゼズのB:マニは、現在プライマル・スクリームというバンドにいる。
マニの加入によってプライマルの音は格段にパワーアップした。
今後いちばん楽しみなのはマニかもしれない。






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