Back Number 1999.11
19991101 酒がなくても大丈夫
いつものヤツらが快気祝をしてくれることになり、
会社近くの居酒屋へ。
とはいっても、僕はまだ完全に治癒したわけではないので、
ウーロン茶やトマトジュースで我慢。
なのに酔っ払ったようなこの感じは何?
いつも楽しく飲んでいる連中となら、
酒を飲まなくても盛り上がれるものなんだな。
19991102 RUN DEVIL RUN / PAUL McCARTNEY
ポール・マッカートニーというと「メロディ」の人と思われがちだけど、
根底にはロックンロールの衝動を持った人である。
このアルバムは、ポールが若い頃ハマって聴いていたような
オールディーズ・ロックンロールのカバーが中心で、
「年寄りになってもガンガンいくぜ」といったところか。
ドラムが元ディープ・パープルのイアン・ペイス。
ギターが元ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアと聞いて、
「何だそりゃあ」と思ったものだけれど、
実際聴いてみると、分厚くドライブする演奏は迫力満点である。
ごく短期間で、あまり考えずレコーディングを済ませたとのこと。
メンバー全員、「趣味の延長」でやった仕事のようで、
楽しいセッションだったことが伺える、伸びやかな演奏である。
ポールのベースはやはりカッコイイなあ。
19991103 ギター・フェティシズム
ギターという楽器は不思議なもので、
弾いて楽しいのはもちろんのこと、
ずっと眺めていても楽しいデザインをしている。
いわゆるエレキ・ギターは、1950年代始めに発売された
フェンダー・エスクワイア(テレキャスターの前身)が最初。
他にストラトキャスターやギブソン・レスポールなど、
現在でも主流となっているモデルの大部分は、
1950年代に発売されたものである。
初期の段階で既に完成されていたということだ。
もちろん技術革新は進んでいるのだろうけれど、
ギタリストという人種は、ハイテクを使ったものより
見た目の美しさにこだわる傾向があるようだ。
ギターを大きく分けるとフェンダー系・ギブソン系になる。
フェンダーの「合理性のカタマリ」みたいな作りも良いけど、
僕はギブソンの伝統工芸品的な作りが大好き。
多少使いにくくても、フェティシズムをくすぐるものがあるのだね。
19991104 胃カメラ
胃カメラなんて二度と飲みたくないもんだ。
喉を通るときに「おげっ」とくるのもイヤだし、
腹の中で動くのがわかるのもとてもイヤ。
検査中ずっと頭の中で歌を歌ったりして、
なんとかお腹と喉から気をそらそうとしたけれど、
腰のあたりに置かれた看護婦さんの手に意識を集中するのが
一番効果的だった。
苦しいときには人の暖かさにすがるものなんだな。
19991105 リハビリと称して
昨日の胃カメラ検査で、
潰瘍がほとんど治癒していることが判明したので、
今日は「リハビリ」と称して軽く中生3杯。
久しぶりのビールは効くのう!
たまたま入った店の、
たまたまウェイターに案内された席なのに、
隣のテーブルは偶然同じ会社の人。
最初は各テーブルで飲んでいたのだけど、
最後はひとつのグループとなって盛り上がる。
その中の一人はオイラと面識のない人で、
でもとても愉快な人で、
テンションいきなり急上昇。
オイラは中途入社で、
まだ1年半しか経っていなくて、
しかも積極的な人付き合いが苦手なので、
人脈なんて無いに等しい。
なので、こういうふうに、偶然、
愉快な人と知り合えるというのはとても楽しいね。
19991106 コイ釣りおやじとでかバスと
クルマも戻ったので、久しぶりにいつもの釣り場へ。
でも故障続きがちょっとしたトラウマになっていて、
つい水温計を何度も見たり、
ちょっとした感触の違いにびくっとしたり。
釣り場に着いてみると、oh!なんてこったぃ!
コイ釣りおやじが良い場所に陣取っている。
コイ釣りの人は、竿を何本も置き竿にするので、
一人で何人分ものスペースをとる。
おかげで、おいしいエリアがまったく狙えない。
このおやじが気さくなヤツで、
「どうだ、釣れるかい?」なんて話しかけてくる。
てめえがそこにいるから釣れないんだってえの!
それでもなんとか1匹。40cmクラス。
この湖のアベレージは30cmちょいなので、
喜んでいいサイズなんだけど、
素直に喜べない事情があって...。
近くで釣っていた人が、
「すいません、メジャー持ってますか?」と聞いてきたので、
見ると、手にはどでかいバスが!
なんと50cmだった。
50cmクラスのバスなんてそう釣れるもんじゃない。
おかげで、オイラの釣った40cmがちっちゃく思えてしまったよ。
釣れなかった人もいる中、
ぜいたくを言ってはいけないとは思うんだけどね。
釣り人ってのは強欲なもんだ。
19991107 Newプリシェ
オイラの愛用PCは「富士通プリシェ」。
現行機の2代前のモデルだ。
コンパクトなボディに
可動式の液晶モニターが付いた一体型で、
当時としてはちょっと個性的なデザインだった。
オイラが気に入ったのは「床に置ける」こと。
デスクトップのおおげさ感がなく、
カジュアルなPCライフを提唱したところに、
プリシェの魅力を感じたのだ。
今日、PC小物を買いにPCショップに行き、
新型プリシェの現物を初めて見た。
「完売。予約受付中。」の札が出ていた。
結構売れているようだ。
とうとう液晶モニターを固定式にしてしまったんだね。
これじゃただのデスクトップだよ。
薄型iMacって感じ。
オイラが一番魅力に感じていた点がなくなっているってことは、
オイラの生活スタイルが一般的じゃないってことか?
19991108 歯を漂白
前歯に1本だけ、やや黒ずんだ歯があって、
ずっと気になっていた。
昔、虫歯の治療時に神経を抜いた歯だ。
神経を抜くと黒っぽく変色することがあるらしい。
光の加減によっては歯が1本無いように見えて、
コントの「間抜け面」みたいでねえ。
その黒っぽい歯がまた虫歯になっていたので、
歯医者で「漂白してから詰めましょうか」と言われた。
今は黒ずんだ歯を漂白する技術があるとのこと。
薬を使い、3〜4回かけて徐々に白くしていくのだけど、
僕は薬の効きが良かったようで、
2回で驚きの白さになった。
そして今日、詰めるのも完了し、
さわやかな笑顔がよみがえったというわけさ。
男前もアップしただろ?
保険はきかないけど、1回5,000円程度。
黒ずんだ歯がある方は一度お試しあれ。
19991109 はらがいたい
はらがいたいよ。
晩飯に牛丼を食べたのは時期尚早であったか?
まさか再発したってことは?
とか思っていたら、いつのまにか痛みもひいていた。
?????
19991110 会社のイベント
今日は会社のイベントで、
東京湾遊覧船で仏料理。
良い具合に酔っています。
こういった会社のイベントは結構好き。
でも、会社のイベントが嫌いな人も多いようで、
そういう人の決まり文句は
「休日やアフターファイブまで会社に束縛されたくない」とか
「会社を離れてまで会社の人と一緒にいたくない」というもの。
そんなに会社や会社の人が嫌いなのかな?
だったら会社員なんかやめればいいのにね。
でも無理矢理にでも参加させると、
実は結構楽しんでいたりする。
素直じゃないというか、
被害者意識が強いというか。
普段仕事で関係しない人とお近づきになったり、
仕事でしか関係しない人の意外な顔が見えたり、
会社というものを楽しむには絶好の機会で、
これからの人生の大部分を過ごす会社だからこそ、
楽しく過ごせたほうがいいよね。
幹事の皆さんはお疲れ様でした。
最後はu16氏がみんなのオモチャになっていた。
悪いけど大爆笑。
19991112 Novel:全日本じゃんけんトーナメント/清涼院流水
おとといの会社のイベントで、じゃんけん大会があった。
参加者全員が100円ずつ出して優勝者の総取り。
100人以上いたと思うので、結構な金額になる。
優勝したのは近々結婚を控えた人で、
ノッてるときは運も付くもんだな。
この本は、偶然このイベントの前日に読んだ。
この作家のことはまったく知らなかったけど、
たまたまコンビニで見つけて、
タイトルとペンネームが「変な内容を予感させる」ものがあった。
年1回開催される「全日本じゃんけんトーナメント」は、延べ3,000万人が参加し、
TV放映されてギャンブルの対象にもなる人気ゲームという設定。
主人公は気の弱い中学生で、運の無い人生を歩んできたにもかかわらず、
そして、プレッシャーから「早く負けたい」と思っているにもかかわらず、
どんどん勝ち進んでしまう。
この主人公の独白と、このゲームを管理するコンピュータの視点から、
物語は進んで行く。
物語は爽快な感じで終わるけれど、
最後にどんでん返しがあるところが面白い。
(どんなどんでん返しかはあえて書かない。)
で、おとといのじゃんけんトーナメント。
オイラはどうだったか?
ビールを取りに行っている間に1回戦が終わってやんの。
運が良いとか悪いとかいう以前の問題だな。
19991113 秋の終わり?
今日の関東地方は暖かくてとても良い天気。
だけど水温は徐々に下がっているようで、
ルアーへの反応が鈍い鈍い。
アタリは2回あったけれど、
ばくっと食いついてくれないようで、
うまくフックアップできない。
結局、釣果は0であった。
いつもの釣り場は夏場によく釣れる分、
寒い時期には食いが悪くなる。
今年のシーズンはもう終わりかな?
バスは冬には釣りにくくなるけれど、
まったく釣れないというわけでもない。
だから、冬でも釣りをやろうと思えばやれるけれど、
「寒い思いをしてまで釣りにくい魚を釣るなんて」とは思う。
苦労してまで遊ぶというのはオイラの主義に反する!
なんて、単なる根性無しなんだけどね。
19991114 Nonfiction:だから、潰れた!/山本ちず
名のある大企業でも倒産するご時世。
会社の倒産というのは、当事者にとっては大事件であり、
悲喜交々のドラマが展開することだろう。
この本は、会社の倒産を経験したOLが自分の体験を綴ったもの。
舞台は中規模のアパレルメーカー。
大企業の倒産は政治や企業犯罪も含めた複雑な事情が絡み合うが、
小さな会社の倒産は実にシンプルであり、人間の愚かさが浮き彫りになる。
倒産を扱っているが深刻なことはなく、実に笑える本ではある。
当事者にとっては笑い事じゃなかっただろうが、
作者は入社1年目で責任が少なかったからか、
全編に乾いた諦めの笑いに満ちている。
ワンマンのオーナー社長と、その愛人である女性取締役が倒産の張本人で、
愚策を繰り返して企業体力が徐々に弱っていく様はスリリングだ。
笑えるながらも、時折ぞっとするエピソードもある。
恐ろしいエピソードを2つ。
・支払いが滞ったため仕入先との取引が停止し、
原料の生地が入庫しない。
それでも商品開発はストップしなかったため、
企画室は商品化するあての無い服をデザインし続ける。
・債権者に在庫を差し押さえられ、
商品を動かすことができなくなったにもかかわらず、
社長は営業に「注文を取って来い」と命令する。
営業は仕方なく今まで通りの営業活動を続けるが、
受注しても当然出荷できるはずがなく、
クレームとなって得意先からの信頼が失墜して行く。
これらのエピソードから、当事者ではない人は
「何故社長に反論しないのだ?」と思うだろう。
「注文を取っても納品できないことはわかりきっているではないか?」と。
だけど、ワンマン企業というのはそういうもので、
社員には「社長に反論する」という選択肢はないのだ。
ワンマン企業はうまくいっているときはとても強いが、
いったん不況や販売不振に陥るととても弱い。
経営者が正常な判断力を失うと一巻の終わり。
かといって、指導力の無い社長というのも問題があるし、
そのバランスが難しいところだろう。
どの会社も何らかの問題を抱えているものだし、
完璧な経営者というのもそうはいないようだ。
ちなみにオイラは転職経験者。
以前の会社は強烈なワンマン経営で、
経営者は才能あふれる凄い人ではあったのだけど、
その「反論が許されない雰囲気」に嫌気がさしたのと、
「彼が死去したらどうなるのか」という不安があったので、
「転職が可能な年齢のうちに」と転職を決意。
簡単に転職するのはどうかと思うけど、
「ヤバイ」と感じ取る嗅覚は持っておくべきだね。
19991115 Fireman rushes in from the pouring rain, Very strange !
雨の夕方。
喫煙室でまったりと一服。
A24氏・H氏・N課長も一緒。
どこかでベルの音がしていることに気が付いた。
「火災報知器の故障か?」
「本当に火事だったりして」
などと話をしながら、何気なく上を見ると、
天井のセンサーが点灯している。
え? ここ?
運悪くビルの管理人が不在で、
ベルを止めることができない。
そうこうしているうちに、
外には消防車のサイレンが。
フロアの管理担当であるK課長が、
消防士や総務に状況を説明。
彼は煙草を吸わない人なので、
とばっちりとしか言いようがない。
多大なる迷惑をおかけして誠に申し訳無い。
でもね、ちょっと言い訳させて!
喫煙所の換気扇は回っていたし、
窓は開いていたし、
空気清浄機も動いていた。
6人入って煙草を吸っても大丈夫だったのに、
どうしてたった4人で鳴っちゃうの?
これを機会に「喫煙所廃止・全社禁煙」なんて、
恐ろしいことにならないよう祈るのみだ。
ちなみに今回のタイトルは、
BEATLESの曲「PENNY LANE」の一節。
状況があまりにもぴったりだったのでね。
19991116 Nonfiction:ベンチャーわれ倒産す/板倉雄一郎
倒産に関する本をもう1冊。
ベンチャー企業の社長だった著者が、その成功と倒産を綴ったもの。
通信関係の会社を設立し経営していた著者は、1995年、インターネットに目をつける。
インターネットを利用してOne to One マーケティングを実現しようというもので、
当時としては画期的なアイデアである。
ある大手都銀が融資に乗りだし、
続いて他の銀行・ベンチャーキャピタル・リース会社なども積極的に融資を申し出てくる。
こうして巨額の資金を得た同社は、システムの開発を進めるとともに、
株式公開の準備を進める。
ニュービジネスメッセにて「ニュービジネス大賞」と「通産大臣賞」を受賞。
ビル・ゲイツと面談し、「システムをIEでのみ稼動するようにする」ことを提案する など、
成功は確実と見えた。
が、「マイクロソフト社が自社で同じことをしようとしている」との情報が流れ、
メインバンクが手を引いたのをきっかけに、金融機関は一斉に貸出資金の回収に走る。
その結果資金繰りが悪化し、
会社は37億の負債を抱えてあっという間に破産。
著者自身も借入金の個人保証で26億円の負債を抱えて自己破産。
受賞よりわずか1年10ヶ月後である。
印象に残るのは「銀行の冷淡さ」である。
が、それは銀行が悪いということではなく、
銀行はそもそも「ローリスク・ローリターン」の「融資」を主とするもので、
「ハイリスク・ハイリターン」の「投資」を求めてはならない。
ベンチャー・ビジネスの資金調達先には向かない金融機関であるのに、
銀行からの借入れを主な資金源にしていたところに失敗の原因がある と結論付けている。
それにしても、ベンチャー企業を興すような人はエネルギッシュだなあ と思う。
オイラみたいなぐうたら者にはとても無理な話だ。
著者は当時、家賃50万円の白金の一軒家に住み、フェラーリに乗っていたという。
おそらく、オイラの人生、そんな生活をすることは不可能だろう。
家賃6万円のアパートで、ミニに乗るのが関の山。
だけど、個人で26億円の負債を抱えて破産することもまずない。
どっちが幸せなんだろうね?
19991118 プロカリテ・パワー
昨夜は飲んで帰宅。
シャワーを浴びて、
パンツをはいた所までは憶えている。
目がさめると夜中で、
電灯もエアコンもつけっぱなしで、
でもパジャマは着ていて、
ちゃんと布団に入って眠っていた。
布団に入った記憶がまったくない。
更新していないのはそうゆうワケだ。
オイラの髪は強烈な癖毛で、
洗髪後、すぐにドライヤーで乾かさないと、
翌朝大バクハツになる。
昨夜も濡れたまま寝たので、
今朝起きると大バクハツしていた。
でも大丈夫。
オイラには「プロカリテ」という強い味方がある。
TVでビビアン・スーが宣伝している整髪料だ。
過去にも「癖毛をまっすぐにする」という整髪料はいくつかあったけど、
オイラの強烈な癖毛には大した効果は無かった。
が、プロカリテはスゴイ。
スプレーしてブローするだけで、あっという間にまっすぐになる。
癖毛に悩むオイラには夢のような商品だ。
ウテナさんに感謝。
19991119 接待ロック
今日は仕事絡みの飲み会。
とても深い関係にある会社と打ち合わせ後、
偉いさんを交えての会食(けど酒がメイン)。
最初はビールを飲んでいたけど、
途中から全体的に日本酒モードになった。
オイラ日本酒は得意じゃなくて、
悪酔いするので普段は敬遠するのだけど、
今日はそんな雰囲気じゃなかったし、
下っ端ということもあって、
頑張って日本酒を飲んだ。
おかげで今、入力もおぼつかないほど酔っている。
仕事絡みの飲み会は、
普段の飲み会とは違った面白さがある。
和気あいあいと飲んでいるように見えて、
仕事に関係する話題になると、
途端にお互いすーっと冷静になって、
計算し始めたり、駆け引きを始めたりして。
このHPは「ミュージシャンMatsuo」のページの筈だけど、
まるっきりサラリーマンの話題である。
なので、こういうことを書くと、
「ロックじゃない」なんてことを言い出す馬鹿がいるんだな。
そういうステレオタイプの観点しか持てない人は逆にロックじゃないぜ。
サラリーマンがいかに日々戦っているか、
馬鹿な自称ロッカーは知るよしもあるまい。
酔っていても駆け引きを忘れないサラリーマン。
クールでかっこいいと思うぞ。
19991120 最新宇宙論と天文学を楽しむ本/佐藤勝彦
誰でも子供の頃は、
「宇宙はどうなっているのだろう」とか、
「宇宙の果てはあるのかな」なんてことを
考えたことがあるだろう。
やがて大人になり、
星空を見上げることもなくなったかもしれない。
オイラは大人になっても宇宙への興味を持ちつづけ、
子供の頃とは違った観点から宇宙を楽しんでいる。
天文学・宇宙論の本は数多く読んできたけど、
この本はとてもわかりやすく、入門書としては最適だろう。
ちなみに、オイラの「BIG BANG」という曲の歌詞は、
恋愛の始まりを、宇宙の始まりである「ビッグバン」に例えたもの。
金融ビッグバンのことじゃないぞ。
「常識外れの力で光を追い越して」という一節は、
「光のスピードを超えることはできないという相対性理論の常識を
俺とおまえの愛はくつがえすのだ」という意味。
わかる人は少ないと思うので自分で解説してみました。
宇宙論に興味を持ち出すと、
その前提となっている「相対性理論」や「量子論」への興味も出てくる。
けど、これがまた難しい。
普通の常識から大きくかけはなれたことが多いので、
意味はわかってもまったく想像がつかない。
頭の中がぐるぐる回る感じも楽しいけれど。
天文学や宇宙論は、人々の実生活にはほとんど役に立たない。
純粋に知的好奇心のための学問だろう。
しかしそのためにロケットを飛ばし、
巨大な天文台をつくり、
何年もかかって歪みのない反射鏡を作る。
素晴らしいことだと思う。
19991121 ADDICTED TO YOU / 宇多田ヒカル
遅れ馳せながら本日CDを購入。
超メガ・ヒットとなったアルバム後の作品として
世間からの注目度はとても高いはずで、
だからこそ、ここでコケたら大きなダメージとなる。
オイラは普段シングルはあまり買わないのだけど、
久々にハマった女性ヴォーカルということで、
その行く末が気になったのでね。
CMで流れているのを聴いたときは、
「ちょっとサビが弱いかな」という印象を受けた。
以下、通して聴いてみた印象と分析。
・アルバム「FIRST LOVE」の曲は、
すべて「Aメロ・Bメロ・サビ」の構成だったが、
この曲は「Aメロ・Bメロ・Cメロ・サビ」の構成になっている。
ソングライターとして新しいスタイルに挑戦したのかな?
・とはいえ、Aメロ・Bメロがイマイチかも。
うまくメロディとリズムに言葉が乗っていない。
個人的には出だしからキャッチーな方が好きなんだけど。
「迷惑してるんだ」の部分がちょっとミスチルっぽいぞ。
・Cメロに入ると、流麗な感じにうまく乗っている。
この中の「君にaddictedかも」の部分は「おおっ!」って感じ。
・前述のように、サビ自体はそれほどキャッチーでもなく、
「ちょっと弱いかな」と思ったのだけれど、
Cメロからの流れで聴くと印象が変わる。
一気にサビへと駆け上って行くスリリングな展開で、
ちょっと鳥肌モノだったりする。
サビの最後に「君にaddictedかも」がもう一度出てきて、
いかにもな終止形じゃないのも歌謡曲的じゃなくて良い。
結論:弱点はあるけどそれをカバーする魅力があるので合格!
「Aメロ・Bメロが弱い」というと小室哲哉のようだけど、
きちんとした流れでサビに持っていくところなど、
小室式の手抜き作曲とは一線を画する。
CDには2種類のミックスが収録されているが、
はっきりいって「どっちでもいい」。
聴き終わって結局残るのは「宇多田ヒカルの歌」で、
ミックスに左右されない声の存在感はやっぱりスゴイぞ。
19991122 FREEDOM
肉体・頭脳ともに酔っ払いの今夜。
休日に挟まれた月曜。
今日飲まずしていつ飲むというのだ?
今夜はいつもの奴ら+1。
+1の彼は仕事中の我々しか知らないので、
ちょっと驚いていた様子。
たりめーだ!
独身30代が普通の人であるもんかい!
それぞれに歪みを抱えて、
それを笑いに転換した上で、
自由を満喫しているんだぜっ。
19991123 MIDNITE VULTURES / BECK
ベックは好きなのだけど理解できていない。
うまく自分の中で消化できていないといってもいい。
難解な表現が多い某音楽雑誌でも、
ベックの評は特に難解な表現が多いので、
よけいにわからなくなってしまう。
1曲目、いきなりモータウンなホーンが鳴り響き、
「何じゃこりゃあ?」とずっこけたけど、
よく聴くと確かにベックなリズム・スタイル。
R&B、ファンク、テクノ、ラップ、ブレイク・ビーツなどの
色々なスタイルがまぜこぜになっていて、
複雑に重ねられた音の凝りようは尋常じゃない。
肉体より頭脳が、感覚より知性が勝っているような音であり、
ベックのヴォーカルも、もごもごとつぶやくようなスタイルなので、
どっかんという爆発力に乏しいところが、今一つハマれない理由。
だけど、じっくり聴くと心地よく入りこんでしまう習慣性がある。
ダウナー系のドラッグのようだ。
19991124 THE KINKS
酔っている。
どれくらい酔っているかというと、
「4,600円オール」の精算に、
2,100円出して平然としているくらい酔っている。
なので、以下の語りは、
酔っ払いのタワゴトとして聞いてもらってもいいし、
本気で聞いてもらってもいい。
今日飲んでいたメンツにバンドをやっている人がいて、
「今後ボクのバンドはどうしていったらいいんでしょうね?」と聞いてきた。
そこでオイラは言いきったね。
「キンクスの"YOU REALLY GOT ME"を演ってみな」 と。
キンクスというと知らない人も多いようだ。
あのローリング・ストーンズと同じ位のキャリアを持ち、
欧米では一目置かれる存在なのに、
来日公演では五反田ゆうぽうとや、
川崎クラブチッタといった中規模の会場でしかできない。
でも、オイラの音楽人生に多大な影響を与えた、
いずれはこの場で語っておくべきバンドのひとつだ。
何故「YOU REALLY GOT MEを演れ」と言ったか?
この曲は単純である。
ギターを始めて3日で弾ける位の簡単なフレーズでできた曲だ。
だけど、この曲を完璧に演奏できるバンドはキンクス以外に知らない。
楽譜通りのリズム割りで弾いても決してカッコ良い演奏にはならない。
タメやツッコミといった楽譜に表せないニュアンスを把握して、
バンドの全員が高いテンションで一丸となって演奏しなければ、
キンクスのようなカッコイイ演奏はできない。
テクニックを超越したものがこの曲にはある。
音楽に対する考え方は人それぞれで、
「上手く演奏することが大事」という人もいるだろう。
だけれど、この曲のように、
簡単だけれど難しい、
テクニックは要らないけれど
シビアなリズム認識を要求される、
そういう部分がロックの骨格なのだと思う。
骨格がしっかりしてこそ、一歩先へ進めるのだ。
さあ、プレッシャーをかけておいたぜ。
今後の彼の活躍に乞うご期待だね。
19991125 チキンラーメンの正しくない食べ方
入院中、絶食・点滴状態の間、
日清チキンラーメンを食べたいと思っていた。
なので、退院して以来、
日清チキンラーメンがマイブームになっている。
そこで、matsuo流のチキンラーメン調理法を伝授しよう。
@麺を手で約3cm角に割る。
Aカップ麺タイプのものには乾燥溶き卵がついているが、これは使わない。
B麺を丼に入れ、お湯を少なめに(規定量の半分くらい)注ぐ。
麺がぜんぶお湯に浸っていなくてもかまわない。
C3分待たず、すぐに食べ始める。
お湯に浸っていない部分はまだ固いが、ばりばりかじるように食べる。
Dこまぎれになった麺が丼の底に残るので、スープと一緒に流しこむ。
世間一般的な味覚からすると、決して「美味」ではない。
けど「珍味」とはいえるかもしれない。
もともとチープな味のチキンラーメンが、さらにチープな味わいになって、
ジャンクフード・グルメにはたまらないものがあるのだよ。
だまされることを覚悟でお試しあれ。
19991126 Single-Thirties Paradise
先日、人事異動があって、
オイラのフロアでも何人か出入りがあった。
で、入ってくる人をみると、
独身30代仲間が2人も!
結果、フロアで独身30代男性は7人。
30代の男性社員が13人いるので、
何と独身率が50%を超えているではないか。
会社の中でも、世間一般でも、
ちょっと異常な高率だろう。
これは人事部の陰謀か?
といっても何のメリットもない陰謀だけどね。
19991127 アウトドア
釣りをするからだろうけど、
オイラは「アウトドアが好きな人」だと思われているフシがある。
だけど、実際は「筋金入りのインドア人」である。
日帰りのバーベキューくらいはするけれど、
キャンプなんか、子供の頃に1回行ったことがあるだけだ。
そんなオイラが、来週キャンプに行くことになった。
さてどうしよう。道具を何も持っていないぞ。
というわけで、今日はキャンプ道具を買いに行った。
一緒に行く人がひととおりの道具を持っているので、
オイラが買ったものは、自分が使う寝袋とマットのみ。
家に帰って、箱から出して広げてみた。
入ってみるとなかなか心地よい。
いまはアウトドアも快適になっているんだなあ。
で、たたんで付属の袋に収納しようとしたが、
うまくたためなくて袋に入らない。
空気を上手に抜くのがポイントなのだろうけど、
きっちりたたむにはとても力が必要だ。
なんとか無理矢理袋に詰め込んだけど、
ぜえぜえ息切れしてしまった。
こんなんでオイラ大丈夫なのか?
来週、野外でこれをやるのかと思うと、
ちょっとブルーになる。
何かコツのようなものがあるのかなあ。
19991128 A DAY IN THE LIFE
AM4:00 就寝。
AM9:30 起床。
TV「遅く起きた朝は」〜「笑っていいとも増刊号」〜「ウチくる?」を観ようと思うが、
そのまま二度寝。
PM2:00 再び起床。しばらくぼーっとする。
パンと牛乳で、朝食だか昼食だかおやつだかわからない食事をとる。
PM3:00 クリーニング屋へ
PM4:00 自転車で近所へお出かけ。
釣具屋にてルアー、ワーム、フックを購入。
その後、本屋と洋服屋を数件ハシゴするが、買いたいものは見つからず。
PM5:00 帰宅途中コンビニに寄る。
セブン・イレブンのペペロンティーニを食べたかったが置いていなかったため、
近所のセブン・イレブンを3件ハシゴし、やっと見つける。
PM6:00 帰宅。ペペロンティーニを食べる。
今日の行動はこんな感じ。
何もすることのない休日の典型みたいな一日であった。
何もすることがなくても、いちおう外には出てみる。
部屋で夕暮れを迎えたくないから。
徐々に暗くなっていく時間帯に一人で部屋にいると、
わけもなく寂しく哀しくなってしまう。
クールで醒めたキャラクターを自認するオイラだけれど、
まだこんなセンチメンタルな感情が残っていたとは驚きだ。
何もすることがなかったというのに、
持ちかえった仕事は手付かずのまま。
ま、なんとかなるだろ。
19991129 今日の芸術/岡本太郎
オイラ子供の頃、絵を描くのが好きだった。
自分で言うのもなんだけど、上手だったと思う。
コンクールに入選したことも何度かある。
高校生のとき、国語の教科書に岡本太郎の文章が載っていた。
「でたらめはなぜ描けないか」というタイトルの芸術論で、
「でたらめな絵を描くということは、自分の力だけで創造することであり、
自由な精神がなければなければできることではない。
この自由な精神こそが芸術である」といった要旨だったように思う。
この文章を読んで、オイラはとてもショックを受けた。
オイラが今まで得意になって描いていた絵は芸術なんてもんじゃなくて、
思想も個性も情熱もなく、ただ綺麗なだけのものだったんだと。
そしてオイラは絵を描かなくなった。
自分の絵にまったく自信が持てなくなったんだ。
ここで紹介する本は、岡本太郎が1954年に書いた芸術論。
最近文庫判で復刻されたものだ。
先に挙げた「でたらめはなぜ描けないか」も含まれている。
岡本太郎というと、
「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」のCMや、
ビートたけしがモノマネをしたことなどで、
「変な言動をするおじさん」という印象を持っている人が多い。
だけど、この本は論理的で、
とてもわかりやすく「芸術とは何か」を語りかけてくる。
精神の自由を失わず、記号化された表現にとらわれず、生の自分を表現すること。
けなされても、理解されなくても、情熱を持って描きつづけること。
その姿勢こそが芸術なのだと。
オイラも高校生の頃、自信を失わず、描きつづけていればよかったかもしれない。
「岡本太郎の文章を読んで絵をやめる」というのは、氏の本意に反することだから。
だけど、「でたらめはなぜ描けないか」で学んだ芸術についての考え方は、
オイラの音楽に対する考え方の根幹を成すものになった。
そういう意味では、形は違えど、岡本太郎はオイラの先生だった。
19991130 すぽーんと爽快
まる二日間考えつづけ、
悩みまくった仕事が、
ふとひらめいたアイデアで、
あっという間に片付いた。
気分爽快!
便秘がすぽーんと治った感じ。
こういうときはビールが美味そうだけど、
歯を治療して麻酔が効いているので、
酒は我慢してまっすぐ帰った。
今日はノッているので、
きっといいことがあるだろうと、
年末ジャンボ宝くじを購入。
年明けには大金持ちだ。
やったね。